山梨県南都留郡道志村にある道志の湯は、道志村が運営する村営の日帰り温泉施設です。豊かな自然に囲まれた静かな環境の中で、源泉を使用した良質な温泉を楽しむことができる施設として、多くの観光客や登山・ハイキング客に親しまれています。
温泉は道志川の支流である室久保川の渓流沿いに位置しており、川のせせらぎや四季折々の自然を感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。道志村の自然の魅力と温泉の癒しを同時に楽しめる、道志村を代表する観光施設の一つです。
道志の湯の源泉は、カルシウム・ナトリウムを含む硫酸塩泉で、低張性アルカリ性冷鉱泉に分類されます。源泉は平成3年に湧出し、泉温は約19℃前後、pH値は8前後のアルカリ性の温泉です。アルカリ性の温泉は肌にやさしく、「美肌の湯」とも呼ばれ、入浴後は肌がなめらかになるといわれています。
また、この温泉は湯冷めしにくい特徴があり、体の芯まで温まるため、登山やハイキング、ドライブの疲れを癒すのに最適です。施設では薪ボイラーを使用して湯を温めており、お湯がやわらかく感じられるのも特徴の一つです。
■泉質:カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(低張性アルカリ性冷鉱泉)
■効能:神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進、動脈硬化症、切り傷、やけど、慢性皮膚病
このように幅広い効能が期待できる温泉で、健康増進や疲労回復を目的として訪れる人も多くいます。
施設内には男女それぞれに内風呂と露天風呂があり、どちらの浴場からも自然の景色を楽しむことができます。内風呂はゆったりとした造りで、静かな空間の中で落ち着いて入浴することができます。
露天風呂は開放感があり、室久保川の渓流や周囲の山々を感じながら入浴できるのが魅力です。春は新緑、夏は深い緑、秋は紅葉、冬は静かな山の景色と、四季それぞれの風景を楽しみながら温泉に入ることができます。
露天風呂は2016年にリニューアルされ、より快適で開放的な空間となりました。自然の中で入る温泉は、日常の疲れを忘れさせてくれる特別な時間になります。
道志の湯の魅力は温泉だけではありません。館内には食事処や休憩室、売店などの施設も整っており、一日のんびりと過ごすことができます。
休憩室は広々としており、入浴後に横になって休んだり、家族や友人とゆっくり過ごしたりすることができます。また、暖炉を囲む休憩コーナーもあり、冬の季節には温かい雰囲気の中でくつろぐことができます。
食事処では、定食や麺類などの食事メニューを楽しむことができ、入浴後の食事もゆっくり楽しめます。売店では地元の特産品やお土産なども販売されており、観光の立ち寄りスポットとしても人気があります。
道志村周辺には登山やハイキングコース、キャンプ場、釣り場など自然を楽しめる場所が多くあります。そのため、アウトドアや観光を楽しんだ後に、道志の湯で汗を流して帰るという利用者も多く見られます。
また、ドライブコースとして人気の道志みち(国道413号)からもアクセスしやすく、日帰り温泉として気軽に立ち寄ることができます。貸しタオルや貸し浴衣なども用意されているため、手ぶらでも温泉を楽しむことができます。
■車の場合
中央自動車道 都留ICから約30分
中央自動車道 相模湖ICから約50分
■電車の場合
富士急行線 都留市駅からタクシーで約30分
自然豊かな道志村の風景の中にある道志の湯は、旅の疲れを癒し、心も体もリフレッシュできる温泉施設です。川のせせらぎを聞きながら、ゆっくりと温泉につかり、くつろぎの時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。