富士山の北麓に点在する富士五湖の中で最も西にある、最大水深が122メートルあり、最も深い湖。
湖水の透明度は季節変動があるが、本州で実質的に透明度が最も高い湖。
深いコバルト色の湖水は不思議な落ちついた雰囲気がある。
北岸は富士の好展望地で、1000円札の裏に採用されている「逆さ富士」の撮影地。
観光船による遊覧や、ブラウントラウトやニジマスなどを狙うフィッシングも盛ん。ヒメマスの釣り場としても知られる。
他にも鯉、オイカワ、ウナギ、ワカサギなどが棲息している。
富士五湖の西湖と精進湖、本栖湖の3湖は1つの湖だった。
800年の富士山の噴火による溶岩流で本栖湖が分かれ、864年の大噴火で残った部分が西湖と精進湖に分断された。
本栖湖と西湖の間で、溶岩流の上に森林が形成されて、青木が原樹海となった。