6~8月に太平洋からの冷たい風が吹き付け、朝夕の寒暖の差が激しくなるヤマセ(冷湿な偏東風)という生産地域特有の気候と、恵まれた土壌を利用して、野辺地で栽培されている「葉つきこかぶ」は、とても糖度が高くジューシーな野菜。また、皮が薄く茎や葉っぱまで柔らかく甘いので、手で皮をむくことができ、皮ごと、葉っぱごと生で丸ごと食べられる。ガブッと丸かじりやサラダなど、生でそのまま食べるのが美味しい食べ方。甘いりんごのような食感の身からジュワッと瑞々しく梨のような香りと甘さの汁が口中に溢れ出す。浅漬けなどにしても早く良く漬かる。収穫作業は、朝露の付いた夜明け前の午前3時前から収穫を始め、太陽が出る前に収穫を終え、午前中には梱包し、集積場に集められ、午後から夕方には県内外に出荷されている。そのため、新鮮な状態で野辺地葉つきこかぶを食べることができる。
旬 6月 7月 8月 9月 10月