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大間崎

(おおまざき)

朝日と夕日が両方とも見られる日本本土の最北端の地

本州最北端に位置する岬。晴れた日は津軽海峡をはさんで函館山から恵山岬にかけての北海道の海岸が目前に広がる。

岬には「ここ本州最北端の地」の石碑が建ち、一帯は公園として大規模に整備され、土産店や食堂が立ち並ぶ。

大間崎の概要

大間崎は、青森県下北半島の最北端に位置する岬で、日本本土の最北端の地として知られています。津軽海峡を挟んで北海道を望むことができるこの岬は、美しい海景と新鮮な海産物で多くの観光客を魅了します。大間崎は、特にマグロ漁で有名で、大間のマグロは国内外で高く評価されています。

地理と特徴

大間崎は、北緯41度33分に位置し、日本本土最北端の地として観光名所となっています。岬の先端には「本州最北端の地」の碑が立っており、多くの観光客が記念撮影を行うスポットです。晴れた日には、津軽海峡を挟んで約18キロメートル先の北海道・函館を望むことができます。

この地域は、厳しい気候条件と荒波が特徴で、特に冬季には強風と雪が吹き荒れることがあります。しかし、その過酷な環境が育む海産物は非常に質が高く、特に大間のマグロはその代表例です。

大間のマグロ

大間崎は、世界でも有数のマグロ漁の拠点として知られています。特に、大間のマグロは「黒マグロ」として知られ、その脂の乗りと美味しさで高い評価を受けています。大間の漁師たちは、一本釣りという伝統的な漁法を用いて、慎重にマグロを釣り上げます。この手法は、マグロの品質を保持するために非常に重要です。

毎年1月には、大間港で「大間のマグロ祭り」が開催され、新鮮なマグロの解体ショーや試食会が行われます。この祭りは、多くの観光客を引き寄せ、大間のマグロの美味しさを堪能する絶好の機会となっています。

観光スポットとしての魅力

大間崎は、その美しい自然景観と新鮮な海産物で観光客に人気があります。岬の周辺には、多くの観光スポットが点在しており、訪れる人々に多彩な体験を提供します。例えば、「大間崎展望台」からは、津軽海峡と北海道を一望でき、その壮大な景色は一見の価値があります。

また、「大間崎海産物センター」では、新鮮な海産物を購入することができ、特に大間のマグロやウニ、ホタテなどが人気です。地元のレストランでは、これらの新鮮な海の幸を使った料理を楽しむことができ、観光客にとって忘れられない味覚体験となります。

アクセスと利用情報

大間崎へのアクセスは、公共交通機関と車の両方が利用可能です。最寄りの鉄道駅はJR大湊線の「下北駅」で、駅からはバスで約2時間の距離にあります。また、車を利用する場合は、東北自動車道の「青森IC」から約4時間のドライブで到着します。大間崎周辺には駐車場も完備されており、観光シーズンでも利用しやすい環境が整っています。

訪れる際には、天候に注意することが重要です。特に冬季は厳しい気候条件となるため、防寒対策をしっかり行いましょう。また、観光施設やレストランの営業時間は季節によって変動することがあるため、事前に確認して訪れると良いでしょう。

訪問の際の注意点

大間崎を訪れる際には、自然環境を尊重し、ゴミを持ち帰るなどのマナーを守ることが大切です。また、岬の周辺は風が強いため、帽子や持ち物が飛ばされないように注意しましょう。海辺の散策時には、足元に注意し、滑りにくい靴を履いて安全に楽しんでください。

まとめ

大間崎は、美しい自然景観と新鮮な海産物が楽しめる魅力的な観光スポットです。日本本土最北端の地であるこの岬は、多くの観光客にとって特別な場所となっています。ぜひ一度、大間崎を訪れて、その壮大な景色と美味しい海の幸を体感してみてください。

マグロ一本釣り

岬南方には大間町の市街地及び大間漁港がある。
潮流の速い地域であり、周辺は良好な漁場で、マグロの一本釣りの名所として知られる。

大間埼灯台

潮流の速い水道の「クキド瀬戸」で隔てられた沖合600メートルの弁天島に大間埼灯台が設置されている。

Information

名称
大間崎
(おおまざき)
Omazaki
リンク
公式サイト
住所
青森県下北郡大間町大字大間字大間平
電話番号
0175-37-2111
アクセス

大畑駅からバスで60分

エリア
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