秋田県には八坂神社、御嶽山、鳥海山などの観光スポット、花輪ばやし、七夕、竿燈まつりなどの観光イベント、稲庭うどん、きりたんぽ、いぶりがっこなどのご当地グルメがあります。
ユネスコ無形文化遺産となっている民俗芸能の舞楽の大日堂舞楽や男鹿市、三種町、潟上市の一部で行われるなまはげ、雪で作った雪洞のかまくらなど、秋田県は民俗芸能やお祭りがよく知られている土地です。秋田県は民話や伝説が多い土地でもあり、ずるい猿と親を殺された蟹が猿に仕返しをする「さるかに合戦」などは多くの人に知られている話でしょう。
秋田県は遺跡から石器などいくつも出土しており、旧石器時代から人が住んでいたことがわかっています。古学研究の発掘調査が国によって行われたこともあり、古代に興味がある人は訪れてみたい土地として知られています。
秋田県は明治で廃藩になるまでは出羽国と陸奥国の一部であった土地であり、それ以前は奥州藤原氏の支配下にあった土地でもあって歴史好きの人には興味が尽きない土地です。
世界自然遺産として登録されている白神山地は、秋田県北西部に位置して原生的なブナが世界ででも最大といえる規模で分布しています。世界遺産登録地域への立ち入りは、自然保護のために禁止されていて立ち入ることはできませんが、世界遺産登録地域付近の小岳への登山道と二ツ森の登山道があるため、白神山地の景色を楽しむことができます。
秋田県では白神山地のほかに日本一の深さと高い透明度の田沢湖など豊かな自然があり、自然の静けさを味わうことができる観光スポットです。
秋田県には大館・鹿角八幡平、能代・白神山地、秋田市、男鹿半島、由利本荘・仁賀保、大曲・仙北、田沢湖・乳頭・玉川、横手市周辺、湯沢市・小安・秋の宮など数多くの温泉があり、自然の絶景を見ながら、ゆっくりと体を休めることができます。
観光の醍醐味はその土地の食べ物を味わうことでもありますが、その点でも秋田県は十二分に楽しむことができます。かために炊いたお米をつぶしてちくわのようにして野菜や鶏肉などと一緒に煮込むきりたんぽ、日本三大地鶏といわれる比内地鶏、秋田県の県魚であるはたはた、やきそばに目玉焼きを乗せた「横手焼きそば」は、B級グルメのチャンピオンとして有名です。
そして讃岐うどん、きしめんとともに日本三銘うどんといわれる稲庭うどんなど、秋田県の食の楽しみは尽きません。
武家屋敷通りは、秋田県仙北市角館町にある、江戸時代の城下町の面影を色濃く残す歴史ある街並みです。古城山の山麓から南へ延びる約720メートルの通りには、重厚な黒板塀や武家屋敷が並び、まるで江戸時代へタイムスリップしたかのような風景が広がっています。その美しい景観から「みちのくの小京都」と称され、日本を代表する歴史的な町並みとして国内外から多くの観光客が訪れています。 この地区は国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されているほか、「日本の道100選」や「日本さくら名所100選」にも選ばれるなど、歴史的・文化的価値の高い観光地です。江戸時代の町割りや武家屋敷が現在まで良好に保存されており、日本の城...»
秋田県仙北市にある秘湯 玉川温泉は、秋田県仙北市の山深い場所に湧く、日本を代表する湯治場のひとつです。十和田八幡平国立公園の一角、標高約740mの自然豊かな環境に位置し、周囲にはブナ林や山々が広がっています。都会の喧騒から離れた静かな環境と、地球の活動を間近に感じられる独特の景観が、玉川温泉ならではの魅力です。 玉川温泉が一般的な温泉地と大きく異なるのは、温泉そのものの規模と泉質です。源泉となる「大噴(おおぶき)」からは、毎分約9,000リットルもの温泉が湧き出しており、単一の湧出口として日本一の湧出量を誇ります。さらに、源泉温度は約98℃、pHは約1.2という極めて強い酸性を示します。 ...»
男鹿真山伝承館は、秋田県男鹿市の真山神社参道沿いにある、男鹿地方に古くから伝わる伝統行事「男鹿のナマハゲ」を体感できる文化施設です。隣接するなまはげ館とともに、男鹿の歴史や民俗文化を学べる代表的な観光スポットとして、多くの観光客が訪れています。 この施設の最大の魅力は、普段は大晦日にしか見ることのできない本物のナマハゲ行事を、年間を通して間近で体験できることです。単なる観光ショーではなく、真山地区に古くから伝わる伝統や作法を忠実に再現した「ナマハゲ習俗学習講座」が開催され、男鹿に息づく文化を深く理解できます。 また、2018年には「男鹿のナマハゲ」がユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装...»
秋田県鹿角市にある1300年の歴史を持つ鉱山跡を利用したテーマパークです。史跡 尾去沢鉱山は日本最大級の鉱山跡として知られ、全長800kmにも及ぶ坑道内見学や、当時の作業員の様子を再現した展示など見どころ満載です。2007年には近代化産業遺産に認定されました。...»
きりたんぽ(切蒲英、切短穂)は、大館・北鹿地方で古くから食卓に欠かせない「おふくろの味」として親しまれています。冠婚葬祭の際には、必ずといっていいほど出されるごちそうでもあります。 きりたんぽは、硬めに炊いたうるち米のご飯をすりつぶし、秋田杉の棒に竹輪のように巻きつけて囲炉裏でこんがり焼き上げたのが「たんぽ餅」です。その形が槍の稽古に使う「短穂槍(たんぽやり)」に似ていることから、名前がつけられました。 焼いたたんぽ餅を棒から外し、食べやすく切ったものが「きりたんぽ」です。秋田県の郷土料理であり、鶏(比内地鶏)がらのだし汁に入れて煮込んだり(きりたんぽ鍋)、味噌を付けて焼いたりして食べられ...»
田沢湖は、秋田県仙北市に位置する、日本を代表する景勝地です。最大水深は423.4メートルに達し、日本一の深さを誇る湖として知られています。湖面の標高は約249メートル、周囲は約20キロメートル、ほぼ円形の美しい姿をしており、湖全域が田沢湖抱返り県立自然公園に指定されています。 「日本百景」にも選ばれている田沢湖は、深い青色から瑠璃色、コバルトブルーまで、天候や時間帯によって変化する湖面が大きな魅力です。さらに2022年には、月と湖が織りなす美しい景観が評価され、「日本百名月」にも認定されました。 雄大な自然だけでなく、辰子姫伝説に代表される神秘的な伝承、歴史ある神社、クニマスをめぐる環境の...»
なまはげ館は、秋田県男鹿市にある「男鹿のナマハゲ」の歴史や文化、信仰を総合的に学べる資料館です。1999年に開館し、2013年には展示内容をさらに充実させるリニューアルが行われました。男鹿半島を代表する観光スポットとして知られ、年間を通して多くの観光客が訪れています。 館内では、国の重要無形民俗文化財に指定され、さらにユネスコ無形文化遺産「来訪神:仮面・仮装の神々」の一つとして登録された「男鹿のナマハゲ」について、映像や展示資料、体験コーナーなどを通して分かりやすく紹介しています。 なまはげ館は、単なる展示施設ではなく、男鹿地方で今なお受け継がれる伝統文化を未来へ伝える文化発信拠点でもあり...»
鶴の湯温泉は、秋田県仙北市の乳頭温泉郷を代表する秘湯であり、温泉郷の中でも最も古い歴史を持つ温泉宿として知られています。乳頭山の麓、ブナの原生林に囲まれた静かな山あいにたたずみ、昔ながらの湯治場の風景を今に残しています。 茅葺き屋根の建物や木造の湯小屋、渓流沿いに点在する宿泊棟など、日本の原風景を思わせる景観が広がり、全国の温泉ファンから「一度は訪れたい秘湯」として高い人気を集めています。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、四季折々の自然が温泉の魅力をさらに引き立てています。 四百年近い歴史を受け継ぐ名湯 秋田藩主も湯治に訪れた由緒ある温泉 鶴の湯温泉は江戸時代には「田沢の湯」...»
皆瀬川の急流によって形成された、60メートルにも及ぶV字型の美しい渓谷です。全長は約8kmで、栗駒国定公園にも含まれています。 この渓谷には、不動滝や薬師滝など、大小無数の滝があります。春は新緑、秋は紅葉、冬は峡谷に下がる大きなつらら「しがっこ」を楽しむことができます。 岩づたいの階段を降りると遊歩道も整備されており、四季折々の美しい景色が見られます。 小安峡の上流には小安峡温泉があり、観光地としても人気です。 また、大地の息吹のように絶壁の岩間からは98度もの蒸気が噴出する大噴湯もあり、小安峡のハイライトの一つ。紅葉した渓谷と白い湯けむりをあげる大噴湯のコントラストは圧巻です。 紅...»
乳頭温泉郷は、秋田県仙北市の乳頭山麓、十和田八幡平国立公園内に広がる日本屈指の秘湯として知られる温泉郷です。標高約600〜800メートルの深いブナ林や渓谷に囲まれた自然豊かな場所にあり、四季折々の美しい景色を楽しみながら温泉に浸かることができます。 温泉郷には、それぞれ異なる源泉を持つ7つの一軒宿が点在しており、「鶴の湯」「妙乃湯」「大釜温泉」「蟹場温泉」「孫六温泉」「黒湯温泉」「休暇村乳頭温泉郷」で構成されています。宿ごとに泉質や風情が異なるため、一度の旅行でさまざまな温泉を楽しめることが大きな魅力です。 1967年には国民保養温泉地にも指定され、古くから湯治場として親しまれてきました。...»
寒風山回転展望台は、秋田県男鹿市にある標高355メートルの寒風山山頂に建つ人気の観光施設です。寒風山は山全体が芝生に覆われた珍しい火山で、山頂には視界を遮るものがほとんどなく、四方へ広がる壮大な景色を一望できます。その美しい眺望から「眺望の山 世界三景 寒風山」とも称され、男鹿半島を代表する景勝地として多くの観光客に親しまれています。 展望台最大の魅力は、約13分かけてゆっくりと一周する回転展望室です。座ったまま360度の大パノラマを楽しめる全国でも珍しい施設で、四季折々に表情を変える男鹿半島や日本海、八郎潟干拓地などの雄大な景観をゆったりと満喫できます。 360度に広がる圧巻の大パノラマ...»
久保田城は、秋田県秋田市の中心部、現在の千秋公園一帯に築かれていた城です。江戸時代には秋田藩主・佐竹氏の居城として、約270年にわたって秋田の政治や文化の中心となりました。現在、城郭そのものは失われていますが、本丸や二の丸の跡地は千秋公園(久保田城跡)として整備され、復元された表門や御隅櫓、現存する御物頭御番所などから、往時の姿を感じることができます。 久保田城は、2006年に日本100名城の第9番に選定されています。また、城跡を含む千秋公園は2008年に秋田市指定名勝となっており、歴史的価値だけでなく、桜やツツジ、ハス、紅葉など四季折々の自然を楽しめる秋田市を代表する観光スポットです。 ...»
秋田国際ダリア園は、秋田市雄和地区にある国内有数のダリア園で、世界14カ国から集められた約700品種・約7,000株ものダリアを楽しめる人気の観光スポットです。秋田空港から車で約10分、JR秋田駅から約30分というアクセスの良さも魅力で、毎年8月中旬から11月初旬まで開園し、多くの観光客や写真愛好家が訪れます。 このダリア園は、単なる観賞用の花園ではなく、新品種の育成や試験栽培を行う育種園としても高く評価されています。ここで誕生した品種は全国各地で栽培・販売され、日本のダリア文化の発展にも大きく貢献しています。 世界有数のダリアが咲き誇る花の楽園 約700品種・7,000株の華やかな景観...»
秋田県鹿角郡小坂町にある「小坂鉱山事務所」は、明治時代の日本の近代化と鉱山産業の発展を今に伝える貴重な歴史的建造物です。正式名称は「旧小坂鉱山事務所」で、国の重要文化財に指定されています。 明治38年(1905年)、当時日本有数の鉱山として栄えていた小坂鉱山の本部事務所として建設されました。ルネッサンス様式を基調とした優雅な外観と、天然秋田杉をふんだんに使用した美しい木造建築は、100年以上を経た現在でも訪れる人々を魅了し続けています。 小坂鉱山事務所は単なる歴史的建造物ではありません。館内には小坂鉱山の歴史を学べる展示施設をはじめ、レストランや土産店、明治時代の華やかな衣装を体験できるモ...»
男鹿水族館GAOは、秋田県男鹿市の男鹿半島西海岸に位置する、秋田県唯一の水族館です。目の前には雄大な日本海が広がり、館内からも四季折々に表情を変える海の景色を楽しめる絶好のロケーションにあります。海と一体となった開放感あふれる環境は全国でも珍しく、「夕日が見える水族館」としても親しまれています。 館内では、秋田県の県魚であるハタハタをはじめ、男鹿半島周辺の海に生息する魚類や、世界各地の海や川で暮らす生きものまで、約400種類・1万点もの生きものを展示しています。子どもから大人まで楽しみながら海や自然について学べる施設として、多くの観光客が訪れる男鹿半島を代表する人気スポットです。 男鹿の海...»
康楽館は、秋田県鹿角郡小坂町にある、和洋折衷の木造芝居小屋で、現存する最古の建物です。1910年に小坂鉱山の厚生施設として開館しました。建物は木造2階建て、切妻造妻入りで、外観は洋館風ですが、内部には花道、スッポン、回り舞台など、和風芝居小屋の特徴が残されています。 4月中旬から11月下旬まで、スーパー大衆演劇下町かぶき組の劇団が1日2~3回の公演を行っています。特に、7月5日から7日にかけては松竹歌舞伎大芝居が上演され、当代きっての歌舞伎役者による演技を楽しむことができます。...»
角館歴史村 青柳家は、通常の武家屋敷の3~4軒分に相当する3000坪の広大な敷地を持っています。薬医門を入ると、井戸屋形、米蔵、文書蔵、正玄関、脇玄関などがあり、角館の武家屋敷の建築様式を現在に伝えています。 さらに、草花あふれる敷地内には、秘蔵品を公開する武器庫、秋田郷土館、武器道具館、解体新書記念館、ハイカラ館(アンティークギャラリー喫茶)、幕末写真館、時代体験庵の6つの資料館があります。これらの施設では、貴重な品々約3万点が公開されています。 刀の実触体験や鎧の着用体験、角館の伝統工芸である樺細工の実演販売も楽しめます。柳家の清水「神明水」で淹れた『南蛮茶(コーヒー)』をゆっくりと味...»
秋田市大森山動物園は、秋田県秋田市の大森山公園内にある市立動物園で、1973年(昭和48年)に現在の場所へ移転・開園しました。愛称は「ミルヴェ」で、「動物と語らう森」をコンセプトに、動物たちが本来の行動を見せる姿を間近で観察できる展示が大きな魅力となっています。 園内には約90~110種類、約500~660点の動物が暮らしており、広大な自然環境を生かした展示施設の中で、それぞれの動物が生き生きと生活しています。子どもから大人まで楽しめる動物園として、秋田県内はもちろん県外からも多くの来園者が訪れています。 また、長年にわたるリニューアルや展示方法の工夫により、現在では累計入園者数1,000...»
赤れんが郷土館は、秋田県秋田市大町にある郷土史料館・美術館で、明治時代を代表する洋風建築と秋田の歴史・文化・芸術を一度に楽しめる人気の観光スポットです。館のシンボルである赤れんが館は、1912年(明治45年)に旧秋田銀行本店として建設された歴史的建造物で、1994年(平成6年)には国の重要文化財に指定されました。 館内では建物そのものが持つ建築美を鑑賞できるだけでなく、秋田の伝統工芸や郷土文化、人間国宝の作品、郷土ゆかりの芸術家の作品などが数多く展示されています。また、分館である「ねぶり流し館」や「旧金子家住宅」も公開されており、秋田市の歴史や文化を総合的に学べる施設となっています。 明治...»
千秋公園は、秋田県秋田市の中心部に位置する、秋田市を代表する歴史公園です。公園は秋田藩20万石を治めた佐竹氏の居城である久保田城跡に整備されており、歴史と自然が美しく調和した憩いの空間として多くの市民や観光客に親しまれています。約16ヘクタールを超える広大な園内には、城跡ならではの土塁や堀、復元された歴史的建造物が点在し、四季折々の花や樹木が彩りを添えています。現在では「日本100名城」や「さくら名所100選」、「日本の歴史公園100選」などにも選ばれ、秋田を代表する観光名所となっています。 久保田城の歴史 久保田城は、慶長7年(1602年)の関ヶ原の戦い後、常陸国から秋田へ国替えとなった...»
文化と観光を楽しめる複合施設の横手市ふれあいセンターでは、横手市で受け継がれてきた伝統行事である「かまくら」の歴史について学ぶことができます。 「ファンタジックギャラリー」では、横手の四季を紹介する映像が上映され、かまくらの歴史をパネル展示などで紹介しています。 館内には「かまくら室」があり、いつでも本物のかまくらに触れることができます。入り口には寒さ対策として「どんぶく」(丹前)が用意されています。 かまくら室は常に氷点下10℃以下の低温を維持しており、1年中横手の雪で作られた本物のかまくらを見ることができます。 さらに、サンルームでは伝統行事「横手のぼんでん」のぼんでんが展示されて...»
独特の手延べ製法で作られた干しうどん。細めの麺はゆで上がりが早く、なめらかな舌触りとツルツルとした喉越しが特徴。寛文五年(1665年)に、稲庭吉左ヱ門がその独特な製法を確立したとされる。 生産量に限りがあったこともあり、古くは秋田藩の名品として各藩への贈答品に用いられており、高級品として知られていた。 現在では家庭や飲食店にて寒い時期には温麺で、暑い時期には冷やし麺で、1年に渡り食されている。秋田県の代表的な名産品として知られており、お土産としての人気も高い。 稲庭うどん 秋田県湯沢市稲庭町が発祥の、手延べ製法による干しうどんです。日本三大うどんの一つとして有名であり、同じ製法で作られ...»
ストレートな太い麺を使い、キャベツや豚ひき肉、お店によってはホルモンを具にして、比較的甘いソースで作る焼きそば。目玉焼きをのせ、福神漬を添えるのが大きな特徴。 昭和25年頃、横手市内の焼きそば屋の店主と地元の製麺所が協力して作り上げたのが発祥とされ、手ごろな価格と美味しさで人気を集めた。 平成13年7月に「横手やきそば暖簾会」を発足。横手やきそばを活用したまちおこしが始まり、各種イベントに登場、全国的に人気を集めるご当地グルメとなった。2012年より「横手やきそばサンライ’S」と名前を変え、更なる躍進を目指す。 横手焼きそば(よこてやきそば)は、秋田県横手市周辺で販売されているご当地グル...»
花ずしは、ナスと菊の花をもち米でつなぎ合わせて作られる秋田県の郷土料理です。名前に「ずし」と付いていますが、実際には漬物です。もち米は、ナスと菊の花を付けるために使われます。 「すし」と呼ばれるのは、米を使用することからその名が付けられました。花ずしを作るには、夏に収穫したナスを2ヶ月間塩で下漬けし、もち米と菊の花、そして彩りと風味を加える唐辛子の輪切りをのせます。その後、塩ではなく砂糖を使って1ヶ月ほど漬け込んで完成させます。 甘さとしょっぱさが絶妙に調和する花ずしは、お酒の肴としても、食事の一品としてもよく合う絶品の漬物です。...»
田県十文字町で愛され続けるご当地ラーメンが「十文字ラーメン」です。その最大の特徴は、スープとの絡みを徹底的に追求したコシがあって舌触りの良い細めの縮れ麺です。小麦本来の味と自然な色を大切にするため無着色の麺にこだわり、奥羽山系の天然ミネラルが豊富な湧き水を使って打たれています。 スープは、カツオ、煮干し、昆布など和風系の出汁に秋田の芳醇な醤油を合わせて、あっさりと仕上げた魚介系しょうゆ味です。具材には、メンマ、ナルトといった一般的なものに加え、揚げふをのせるのも特徴のひとつです。...»
とんぶりは、そのプチプチとした歯触りから「畑のキャビア」や「陸のカズノコ」とも呼ばれています。草丈1mほどのアカザ科のホウキギ(ほうき草)の実で、直径1~2mmの丸く小さな緑色の実です。 その食感と淡白な味わいから、トッピングや料理のアクセントとして幅広く利用されます。例えば、長芋と和えたり、酢の物にするのも美味しいです。旬は9月下旬から10月上旬で、昔は漢方にも用いられた天然の健康食品です。 概要 とんぶりという食品の由来は、近世の日本で箒の材料として広く栽培されていたホウキギの果実を、飢饉に苦しむ出羽国の米代川流域(現在の秋田県比内地方)の民が工夫して食べることに始まります。これが地...»
秋田県仙北市にある、神代(じんだい)地区は、有機米あきたこまちの生産が盛んな稲作地域。ここで生産されるおいしいお米と、昔ながらの製法で作られたカレーが出会い、「あいがけ神代カレー」が生まれた。 小麦粉とカレー粉を炒めて作る、懐かし家庭の味を復活させた「昔風カレールー」と、デミグラスソースベースの「欧風カレールー」を合い掛けにしてあるのが特徴。 トッピングには温泉卵をのせ、つけあわせには大根を燻製にした秋田名物の漬物「いぶりがっこ」を添えればできあがりだ。 カレーの発展 1950年代後半以降、秋田などの東北地方の田舎にもカレー粉が普及しました。特に神代地区(当時は神代村)でも家庭料理とし...»
“がっこ”は、秋田の方言で漬物のこと。「いぶり=炙り(燻製)」にした漬物として、古くから保存食として珍重されているのが”いぶりがっこ”。 山々に囲まれ日照時間が少ない上に積雪の多い秋田県では、天日で大根などを十分に干すことは難しい。 そのため、大根などを囲炉裏の上につるしていぶし、燻製にしたものを米糠と塩で漬け込むという方法が考案されたようだ。 漬物にうつった木が燃える香ばしく甘い香りと、米糠の素朴な味わいに、自然とご飯がすすむ。 いぶり漬け 秋田県の内陸南部地方で伝統的に作られる漬物です。主に大根を燻煙乾燥させて作ります。一般的には「いぶりがっこ」と呼ばれることが多いですが、元々は...»
しょっつる鍋は、秋田の名物調味料「しょっつる」を使ったご当地鍋料理です。しょっつるは、ハタハタなどの小魚に塩や麹を加えて発酵させて作る魚醤です。このしょっつるを使い、ハタハタやタラをメインの具材にして、豆腐や長ねぎなどの野菜と一緒に鍋で煮込みます。 しょっつるの独特の風味が鍋になるとまろやかになり、旨みとコクが堪能できる一品です。秋田の冬の定番鍋としても知名度が高く、県内各地の郷土料理店などで味わうことができます。 旬: 1月, 2月, 12月...»
つぶしたご飯をピンポン玉ほどの大きさに丸めた「だまこもち」を使った鍋料理が「だまこ鍋」です。鶏がらの出汁にしょうゆや味噌で味をつけ、だまこもちと一緒に鶏肉、ねぎ、セリ、ごぼう、きのこなどを煮込みます。 この料理は八郎潟周辺の農家の家庭料理として始まったと言われています。だまこもちを作る際には、軽く塩をしたり、丸めた後に網の上で少し焼いたりするのが一般的です。秋田の名物「きりたんぽ鍋」のルーツだという説もある、昔ながらの郷土料理です。 歴史 秋田の冬には欠かせない家庭料理、だまこ鍋は鶏ガラベースの汁に鶏肉や野菜、すり鉢で突いたご飯の団子が入った、美味しい地域の料理です。 八郎潟周辺の南秋...»
暖かくなってくる頃から県内あちこちの国道添いに見かけるパラソルが目印です。アイスともかき氷とも違うさっぱりした口当たりとしつこくない甘さが特徴のアイス。おばちゃん(ババ)が金属のヘラで盛りつけてくれます。 旬 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 ピンクと黄色のハーモニー ババヘラ・アイスといえば、秋田では日常的に見られる風景です。道端やイベント会場にカラフルなパラソルを広げ、のんびりとしたおばちゃんがお客さんを待っています。彼女たちの存在は、安心感と勇気づけ感を与えてくれる存在です。 秋田のご当地アイス、ババヘラは、ピンク(いちご味)と黄色(バナナ味)のシャリシャリと...»
初夏に収穫されるじゅんさいと、お好みの食材で作られる秋田県の郷土料理です。じゅんさいは、豊富な食物繊維とつるつるぷりぷりの食感が特徴で、鍋料理はもちろん、三杯酢や吸い物、麺類など様々な料理に活用できます。 歴史・由来じゅんさいは、秋田県では夏の風物詩として親しまれている食材です。もともとは沼に自生していましたが、今では転作水田を利用した沼で栽培され、全国生産量一位を誇っています。古事記や万葉集にも記載があり、古くから食べられていたことが伝わっています。 食べ方鍋料理以外にも、三杯酢の酢の物やお吸い物にしたり、そばやそうめんに入れて一緒に食べたりすることがあります。加工されたものもあり、通年...»
秋田県・男鹿半島の名物「石焼き」は、漁師の街らしい、シンプルで豪快な郷土料理。杉製の桶に、地元の魚、海藻、野菜を入れてだし汁を張り、そこに焼いて真赤になった石を放り込むと汁はまもなくぐつぐつと沸騰し、湧き立つ湯気とともにあっという間に食べ頃となる。石の温度は800~1000度というから驚きだ。使用する石は火成岩の一つ「金石(かないし)」で、高温にも割れずに耐え真っ赤になることからこの名がついた。料理において美味さの秘訣の一つは火力と言われるが、この石焼料理を食せば誰もが納得。...»
男鹿半島は秋田県の日本海に突き出た半島で、日本百景にも選定された景勝地で、大晦日には伝統行事「なまはげ」が行われることで知られる地域だ。そこの地元商工会が、秋田の地魚ハタハタで作った魚醤”しょっつる”を気軽に食べてもらいたいと考案した新名物が”男鹿焼きそば”。粉末ワカメと昆布ダシ入りの麺、しょっつるベースの塩、しょうゆ味のタレを使用するという決まりはあるが、それ以外の盛り付けやトッピングは自由。あんかけ焼きそばや、「なまはげ」を模した盛り付けなど、各店が工夫をこらしたオリジナル焼きそばが楽しめる。...»
三方を日本海に囲まれた男鹿半島は、ウニの好漁場。蕩ける甘みの馬糞ウニや、ムラサキウニが採れることで有名だ。殻を割って豪快に、どんぶりなどで贅沢に食べられるのは水揚げ地ならでは。 夏場には地域の宿泊施設などでウニやカニをメインにした特別プランが組まれる。県内唯一のウニ加工業者もこの地にあり、秋田県内のお店で食べられる県内産のウニはほぼ男鹿産だ。戸賀地域などでは、素潜り漁師によって採られる光景を目にする事もできる。...»
豚肉100%のプレスハムをサクッとフライにした、秋田県由利本荘市のご当地グルメ。素朴なフライなので、おかずとしてだけでなく、子供のおやつや給食でも食べられている。ハムフライはもともと昭和40年代に旧本荘市(現由利本荘市)でおやつとして食べられていたものが、昨今のB級グルメブームに乗り、再度待望の復活を果たした。...»
かやきは、主に秋田県など日本海側の東北地方で食べられる鍋料理の一種です。「かやき」とは「貝焼き」が訛った言葉で、漁師が大きなホタテの貝殻を一人分の鍋代わりに使って魚を料理したのが始まりです。そのため「貝焼き」とも呼ばれることもあります。 現在のかやきは、肉や魚、季節の野菜や山菜などを味噌、塩、醤油、魚汁などで煮込む一人用の秋田特有の鍋料理です。 近年、「秋田かやき」はご当地B級グルメとして全国に知られるようになりました。季節や地域、好みによって様々なバリエーションが楽しめるのが特徴です。春は山菜、夏は鯨やナス、秋は舞茸、冬はハタハタや鱈など、地元の旬の具材を使って作られます。 作り方 ...»
どんな調理法にも合う万能の鶏と称されるこの比内地鶏は、「鹿児島の薩摩鶏」「名古屋コーチン」と並ぶ日本三大美味鶏のひとつ。秋田県北部が主な生産地で北秋田・鹿角地方がその中心。比内地鶏のおいしさの秘密の一つは、その飼育環境にある。ストレスのない自然な環境を整え、たくさん運動をさせて育てるため、余分な脂肪がないうえにゼラチン質に富んだ濃厚な脂の旨みが適度な歯ごたえと深い肉の味わいとなる。噛めば噛むほど、コクと香りが楽しめる。きりたんぽ鍋にも欠かせない食材である。 秋田名産の「比内地鶏」は、鹿児島の「薩摩鶏」と愛知の「名古屋コーチン」と共に、日本三大美味鶏のひとつとして有名です。この地鶏は弾力のある...»
秋田で育まれた旨味たっぷりの鶏肉と濃厚な卵が絶妙に調和する、比内地鶏の親子丼。鶏肉と野菜を出汁で煮込み、卵でとじたものをアツアツのご飯の上にのせた一品です。旨味たっぷりの比内地鶏と濃厚な卵のハーモニーがたまらない絶品グルメとして多くの人々に愛されています。 歴史・由来比内地鶏は、天然記念物である比内鶏を食肉用に改良した秋田比内地鶏とロードアイランドレッドを掛け合わせて生まれた地鶏です。 この鶏は脂ののりと歯ごたえが特徴で、親子丼をはじめ、きりたんぽ鍋や焼鳥など様々な料理に使われています。その味の良さは、江戸時代に年貢として納められていたという逸話があるほどです。 比内地鶏は主にきりたんぽ...»
豆腐カステラは、秋田県の南部ではごく一般的に知られる、珍しいスイーツです。水気を切った豆腐を生地として使用し、砂糖や卵を加えてカステラのように焼き上げます。 秋田県南部では、米作りや畑作が盛んであり、たんぱく源として大豆は貴重な作物でした。そのため、豆腐は特別な料理としてお盆や正月などの行事や来客時に提供されました。 その後、豆腐をお菓子として加工し、カステラ風に焼くことで、郷土の味として親しまれるようになりました。 秋田県外では「甘い豆腐」を食べる習慣がほとんどないため、豆腐カステラは珍しい食文化として有名です。 主な伝承地域 大仙市 横手市 主な使用食材 豆腐 ...»
秋田県鳥海山の伏流水が注がれている象潟・由利海岸は、長い年月をかけて森の栄養分を吸収したミネラルたっぷりの伏流水が流れ込み、エサとなるプランクトンを繁殖させることから、古くから”岩ガキ”の好漁場となっている。この伏流水には海水温度をほどよく調節する役割もあり、カキの成熟スピードをゆるやかにするため、ここで育ったカキは味が詰まった濃厚さが楽しめるという。塩釜焼からカキフライなど、食べ方はいろいろだが、素材の味を楽しむのであれば、冷やしたカキにレモン汁をかけてツルッと食べるのがおすすめだ。 旬 7月 8月 ...»
秋田県大館市を代表する名物グルメとして、多くの人々に親しまれているのが「花善の鶏めし」です。大館駅前に本店を構える花善が製造する鶏めしは、発売から七十年以上にわたり変わらぬ味を守り続けてきた伝統の駅弁であり、大館観光ではぜひ味わいたい郷土料理の一つです。 秘伝のスープで炊き上げたご飯の上に、甘辛く煮込んだ鶏肉をのせた素朴な見た目のお弁当ですが、その味わいは実に奥深く、一度食べると忘れられないおいしさとして知られています。地元の人々はもちろん、全国の駅弁ファンからも高い評価を受けており、大館を訪れる観光客にとって欠かせない名物となっています。 戦後の知恵から生まれた鶏めしの歴史 花善の鶏め...»
秋田県県北部の三種町(みたね:旧山本町)森岳地区には、天然のじゅんさい沼があり、古くからじゅんさいの産地として知られてきたが、現在は田んぼを利用したじゅんさい栽培も盛んに行われており、日本トップクラスのじゅんさい産地として知られる。じゅんさいの別名「ぬなわ」は、夏の季語として昔の貴族が歌詠みにも使っていたという、歴史を感じさせる食材。寒天質で覆われた若芽の独特のつるんとさわやかな触感は、日本料理でも珍重されている。三倍酢などの和え物や汁物にして。また鍋にしても美味しい。 「じゅんさい」とは、スイレン科の水草で、根が水中を這い、水面に葉を浮かべる植物のことです。かつては「沼縄(ぬなわ)」とも呼...»
きりたんぽ鍋は、うるち米を潰して木の棒に巻きつけ、ちくわ状に焼きあげた「きりたんぽ」を、地鶏、ごぼう、きのこ、ねぎなどと一緒に鶏ガラのだし汁で煮込む鍋料理です。きりたんぽは、冬に狩猟を行う猟師(マタギ)が保存食として持ち歩いたのが起源とされています。 秋田県北部の大館や鹿角地域周辺では、新米の収穫後にきりたんぽ鍋を囲み、農作業の労をねぎらう習慣が今も続いています。秋田県内の学校では、冬季の給食メニューにきりたんぽが出されることがあり、人気があります。 鶏(比内地鶏)のガラでとった出汁をベースに濃口醤油、日本酒と砂糖(または味醂)で醤油味のスープを作ります。 ゴボウ、マイタケ(金茸、銀茸)...»
老舗醤油醸造店「安藤醸造」と「お菓子のくらた」のコラボから生まれた新角館名物。うす塩の醤油を使用しているという薄い茶色のソフトクリームは香ばしく甘じょっぱく、ほんのりキャラメル風味のくせになる味わいだ。安藤醸造 北浦本館の内にある「お菓子のくらた」で販売される。 嘉永六年創業の安藤醸造は、味噌醤油を150年以上製造する老舗。無添加・天然醸造にこだわり、機械に頼らず熟練の杜氏が味と品質を管理する。 一年以上をかけて醸造される醤油の旨味を手軽にスイーツで楽しめると評判。ほかにもカップタイプの『醤油あいす』や、同じく醤油を使ったケーキ『醤油ろうる』、『醤油ろうる』、『醤油ばうむ』なども販売される...»
秋田県産チョロギは、縁起の良い食材として地元農家に愛されてきた味です。チョロギはシソ科の植物で、中国から伝来しました。明治から大正の初め頃まで、農家の畑の一角に必ずといっていいほど植えられており、各家庭で摘み取り、洗って地下茎の太い部分を切り取って漬物にして食べていました。 正月料理などにも使われる保存食で、古くから「長老木」という字が当てられ、長老を呼ぶ縁起の良い食材とされてきました。水から茹でた後、梅酢漬け、塩漬け、粕漬け、みそ漬けにして保存します。チョロギの原産は中国南部で、日本では延宝三年(1636年)の最古の記録が見つかっています。 旬 10月、11月 チョロギ(チョウロギ、玉...»
世界で最も歴史と権威のある国際ワイン&酒類競技会(IWSC)において、金賞の中から卓越した知識者の評価であり、満場一致の場合のみ与えられる最高金賞を受賞。 また、一般・業務店・審査委員の総合評価で決定される全国酒類コンクールで、全国第一位を獲得するなど、輝かしい受賞歴を持つ酒。 伝統の蔵で3年間低温長期熟成され、深くて穏やかな芳香・淡く華やかな風味に魅了される。 季節を問わず楽しめる両関を代表する純米大吟醸酒。酒造好適米の秋田酒こまちを40%まで精米し、両関独自の低温度長期醸造で醸し、やわらかな香りと滑らかなのどごしが特徴です。...»
「あきたこまち」は、1984年に秋田県の奨励品種に採用された秋田を代表する銘柄米です。きりたんぽの材料としても使われています。もちもちとした粘りが美味しさの秘密であり、もち米の澱粉に100%含まれている「アミロペクチン」の割合が高いことがその理由です。 また、あきたこまちは「冷めても美味しく、おにぎりやお弁当に最適」と評されています。時間が経った後の美味しさを評価する「セットバック値」でも、他の種類の米に比べて非常に高い数値を示しています。「冷めても美味しい」という評価は折り紙つきです。 旬 9月 10月 11月 「あきたこまち」は、日本の秋田県が開発したイネの栽培品種の一つです。198...»
秋田の麺といえば、「稲庭うどん」が有名であるが、米農家が開発した「こまち麺」をご存じだろうか。それは、銘柄米のあきたこまちで作った文字通りお米の麺。米で作る麺といえば中国の春雨や、ベトナムのフォーがイメージされるが、そのいずれにも似ていない。こまち麺は、うどん顔負けの強いコシ、半生のソフト麺、上品な甘さが特徴。地元産の酒米「酒こまち」を使い、蒸練という、蒸気で米粉を練り上げる工程で、餅のようなコシの強さを実現している。パスタのように、さまざまな味付けで楽しめる食材である。...»
秋田県南部では、毎年秋の収穫時期に仲間が集まっていものこ汁を作って食べる『いものこ会』や『いものこ遠足』という風習があります。これは秋田の冬の風物詩であり、地域のアウトドア行事の一つです。 「いものこ」とは里芋のことで、いものこ汁は里芋を主役に、地鶏、しいたけ、山菜、野菜など秋の味覚がたっぷり入った具沢山の汁物です。 いものこ汁は、秋の収穫に感謝し、喜びを祝い合う郷土料理で、刈り上げの節句の儀式のような意味合いも持っています。即席のかまどで作った熱々のいものこ汁の鍋を囲み、互いに今年の労をねぎらいながら酒を酌み交わす、賑やかな集いとなります。 主な伝承地域: 県南地域 主な使用食材: ...»
秋田の黒毛和牛「三梨牛(みつなしぎゅう)」は、肉の品質評価でもA-5等級などの最高級レベルを張れる、最高級品。飼料は独自の「三梨配合」を用い、飼育用の水としては栗駒山系の湧水を利用している。飼育環境を最高の状態に保つため、生産者の妥協を許さない姿勢が肉の高いクオリティを守りつづけている。ただし現在は秋田県湯沢市の三梨地区で、十数軒の農家で飼育されているのみである。ほとんどが秋田県内で消費されてしまうため、県外まで出回ることはほとんどないという。...»
「秋田由利牛」は秋田県由利本荘・にかほ地域という、鳥海山麓や出羽丘陵、日本海といった、変化に富む豊かな自然環境を活かし育てられている。恵まれた自然環境の下、夏冬の寒暖の差が大きい風土から、引き締まった肉質ときめ細やかな霜降りを実現。市場では高級黒毛和牛として取引きされている。旨味保持力の高い肉質に仕上がっている理由として、肉の味を統一するために、地域の酒造メーカーと連携して「あきた酒こまち」などの米粉を餌に与えるなどが挙げられる。生産者の努力が実を結び、高い評価へとつながっている。...»
秋田県はフグが水揚げされる国内北限の地。山口など南で獲れるふぐとは異なり、低水温の海で育つため、水温の低さが身を引き締め、ゆっくりとした成長が味わい深い身を作る。フグの産地で知られる下関のフグの旬が冬であるのに対し、秋田のフグが旬を迎えるのは初夏と秋。とくに5月~6月に獲れるフグは産卵期にあたるため、絶品の白子が楽しめる。また、フグの種類が多いことでも知られ、トラフグをはじめ、ゴマフグ、ショウサイフグ、マフグ、シマフグ、サバフグなどが水揚げされる。秋田市土崎では年に2回「ふくまつり」を開催するなど、ふぐのまちとして町おこし活動を行っている。ふぐ刺し、から揚げ、ふぐ鍋など、秋田沖で獲れる新鮮なふ...»
秋田県雄勝郡羽後町西馬音内一帯で食されている手打ちそばで、つなぎに布海苔を使い、独特の風味とコシに特徴がある。冬でも冷たいかけそば「冷やがけ」を食べるのが地元では定番だという。海苔を練り込むことから栄養価も高く、忙しい仕事の合間に手っ取り早く口に入れることができる、地元の暮らしの知恵が生んだ料理である。羽後町といえば「西馬音内盆踊り」が有名だが、秋田県内ではこの西馬音内盆踊りと並んで西馬音内そばが有名で、この地域一帯には何軒ものそば屋が軒を連ねている。 羽後町には古くから多くのそば屋があり、特に「冷やがけそば」が代表的です。地元の人々だけでなく、観光客にも「西馬音内そば」として愛されています...»
ホンダワラ科の海藻。粘りが強く、フコイダン等の食物繊維が豊富な男鹿の荒波で育まれた磯の香のする海藻。味噌汁に入れたり、ご飯にかけたり、そのままポン酢をかけて食べます。 アカモク アカモクは海藻の一種で、褐藻綱ヒバマタ目ホンダワラ科に属します。北海道から日本列島全土の浅海域に広く分布しており、朝鮮半島、中国、ベトナム北部にも見られます。成長期は秋から冬で、最大で4-7メートルに成長します。雌雄異株であることが一般的ですが、まれに雌雄同株の個体も見られます。 秋田県では「ギバサ」、山形県では「銀葉藻(ギンバソウ)」、新潟県では「長藻(ナガモ)」と呼ばれ、食用として利用されています。収穫したア...»
ヒロッコとはアサツキの一種で、湯沢市相川地区周辺の特産品。風味は「ねぎ」に似ているが、薬味などとしての脇役ではなく、お惣菜の主役を張れる食材で、ほんのり甘い地下茎の白い部分に特徴がある。毎年12月~4月頃、雪の積った春先に高く降り積もった雪を掘り起こして収穫する。雪のおかげで土は凍らないまま滋養たっぷりに育つのだそう。ぬたなどの合え物や酢味噌のほか、「ヒロッコのカド貝焼き(かやき)」という汁物も人気。にしんや豆腐と一緒にヒロッコをたっぷり入れ、味噌、醤油、塩魚汁(しょっつる)などで仕立てる。 旬 1月 2月 3月 4月 12月 ...»
比内地鶏は、日本有数の美味鶏です。古くから秋田県の県北周辺で飼育されており、全国的にも知られています。特に秋田の味覚を代表する「きりたんぽ鍋」には欠かせない材料とされています。 比内地鶏の肉は、キジやヤマドリのような風味と香りを持ち、噛むほどに味とコクが際立ちます。和食での調理が多く、焼き鳥や刺身、鍋料理などが主な料理法ですが、地元では「竹の子挟み焼き」「笹身大根醤油じめ」「とりの焼霜」「笹身ゆば巻き」「笹身わさび揚げ」「明太揚げ」なども楽しむことができます。...»
西明寺栗は、秋田県仙北市西木町を代表する特産品です。日本一の大きさを誇る栗として全国的に知られており、大きなものでは赤ちゃんの握りこぶしほどに成長します。幅5~6cm、重さ60~70gを超えるものもあり、一般的な栗と比べても、その大きさは圧倒的です。 しかし、西明寺栗の魅力は大きさだけではありません。大粒の実には栗本来の豊かな香りと上品な甘みがあり、ホクホクとした食感も楽しめます。焼き栗や栗ご飯、渋皮煮などの料理をはじめ、和菓子や洋菓子の材料としても幅広く利用されています。 名前の由来は、現在の仙北市西木町にある西明寺地区です。かつてこの地域が「西明寺村」と呼ばれていたことから、そこで栽培...»
『鹿角ホルモン』は豚の腸・ハツに牛ミノ・センマイ等を加え、秘伝のたれを揉み込んで味付けしたもの。独特の甘さをもったたれはホルモンの旨みを存分に惹きたて、焼けば焼くほどにその美味しさが増すのである。調理の特徴はこの甘辛く味付けされたホルモンが見えなくなる位にキャベツを乗せ、旨さを包み込むようにしてジンギスカン鍋で焼き上げる食べ方にある。他には網焼きやフライパン・バーベキューや煮込み鍋などいろいろな食べ方がある。野菜や豆腐などお好みの材料と一緒に焼くと、よりいっそうの美味さに。...»
秋田県の食文化と深い関わりを持つ「ハタハタ」は、戦国時代には年貢の対象とされた記録があるほど歴史があります。ハタハタは塩焼きや田楽、ハタハタ汁、ハタハタ寿司、塩蔵、味噌漬けなど、さまざまな郷土料理に使われ、厳しい冬の貴重なタンパク源として重宝されてきました。 また、ハタハタを塩漬けにして発酵させた「しょっつる」と呼ばれる魚醤も有名です。しょっつるは独特の風味を持ち、万人に受け入れられるとは言い難いですが、好きな人にはその香りと濃厚なコクが忘れられない味となります。 旬: 10月、11月、12月 ハタハタは、冬の荒れた海で大量に獲れることから、「雷」を意味する「鱩(ハタハタ)」と呼ばれてい...»
ハタハタ寿司は、秋田県の伝統料理で、ハタハタ(鰰)を使った発酵ずしの一種です。ご飯と麹などを混ぜたものに、酢漬けしたハタハタを交互に敷き詰め、人参や海苔を間にまぶし、笹の葉で覆って発酵させた保存食です。 江戸時代には貴族にはあまり好まれなかったものの、一般の人々には人気がありました。秋田全体で食べられており、海産物が少ない地域でも年末には塩ハタハタを寿司にして楽しんでいました。 歴史・由来 秋田県では、江戸時代からハタハタの美味しさを活かす「馴れずし」が伝えられています。日本海で獲れるハタハタは、秋田音頭の歌詞にも登場するなど、秋田を代表する食材の一つです。 家庭ごとにレシピが異なり、...»
日本海に突き出た男鹿半島は奇岩、断崖絶壁が続く荒々しい景観が広がる。このワイルドさが感じられる景観にふさわしい豪快な郷土料理が”石焼鍋”。木製の桶に魚介類、野菜を入れて、真っ赤に焼いた石を放り込むと、ジュワーという音とともに湯気が立ちのぼり、潮と味噌の芳醇な香りが周囲に広がる。汁が一気に沸騰するため、魚介類の身が引き締まり、野菜類も味を損なうことなく煮上がり、素材本来の味がいきた鍋が楽しめるという。石焼鍋の原型は男鹿地方の猟師料理。味も調理過程も楽しめる豪快料理を楽しんで欲しい。 石焼き鍋(いしやきなべ)は、秋田県男鹿市を中心に作られる鍋料理です。魚介を中心とした具材と味噌を使用しています。...»
発酵の際に使った酵母を一切濾過しないため、いきた酵母の味わい深さが楽しめる本格派の生ビールだ。原料選びにこだわり、仕込み水には日本一のブナの巨木が育つ和賀山塊の伏流水、モルトはドイツ産の上質なものや秋田県産の自社製モルト、ホップには世界的に知られるザーツザーツを使われている。毎年開催される「インターナショナル・ビア・コンペティション」で数々の受賞経験があり、2011年には“田沢湖ビール「アルト」”が世界一に輝いた。さわやかなホップの苦み、なめらかな口当たりで地元のビール通も自慢するほどの味だ。...»
大自然に抱かれた田沢湖畔にあるブルワリー発の地ビール。「日本人の口にあうビール造り」をモットーに、日本人のビールの元になったといわれるチェコ生まれのピルスナー種に特化して研究を続けている。麦芽と麦汁にこだわったビールの原料は、すべて醸造師が口に入れて甘さを確認。低温で活性化する酵母を使い、寝かせる期間を長くすることで、ナチュラルテイストのラガービールが誕生した。湖畔の杜ビールの原点ともいうべきピルスナーは、オールモルトのコクとキレのバランスが絶妙と、地元だけでなく、周辺地域での人気も高い。...»
「白神山うど」は天然のノンカロリー食材である。うどに含まれる酸「ポリフェノール」は生活習慣病や老化の基となる活性酸素を消去するといった、“抗酸化作用”があり、美容と健康を促進すると言われている。その点で、うどに含まれる植物性ポリフェノールは特に美容健康の評価が高いという。食べ方は、切った後に酢水や塩水にさらしアクを抜いた後、湯通しして和え物などに。うど自体の味にはあまりくせがなく、また味がよくしみこむので、おひとしにするとうどの持ち味を存分に味わえる。 旬 3月 4月 5月 山うどは赤系と白系の2品種に分かれます。白神産の山うどは、サクサクした食感とほろ苦さが魅力で、春の香りをそ...»
秋田県北部沿岸にある能代市は豊かな自然に恵まれた地で、多くの農作物が出荷されている。中でも県内トップクラスの出荷量を誇るのが、この“あきた白神ねぎ”。秋田名物のきりたんぽ、しょっつるにも欠かせない食材で、ボリュームたっぷりの太さに、軟らかさ、煮込むと広がる深い甘みが特徴だ。8月~9月に収穫する「夏ねぎ」10月からの「秋冬ねぎ」。「秋冬ねぎ」を独自の方法で貯蔵して1月~3月に出荷する「越冬(雪ん娘)ねぎ」、5~6月出荷の「さつき(分けつ)ねぎ」等がある。 「白神ねぎ」は、白神山地の恵みを受けた能代市のブランドねぎです。能代市は、県内最大のネギの産地で、夏ネギ、秋冬ネギ、雪中ネギと年間を通して、...»
秋田県平良地区で栽培される”平良かぶ”は、手のひらにのるほどのサイズで、見た目はミニ大根のような細長い形状をしていますが、味は本物のかぶそのものです。 明治時代から栽培されており、かつては焼畑で育てられていたこともあるそうです。パリッとした食感に少し辛味があり、さっと湯がいて塩漬けにすると、さらに辛味が増します。このため、こうじ漬けなどの漬物に最適です。 また、葉をつけたまま汁に入れると辛さが和らぎ、かぶ本来の甘みが感じられる上品なかぶ汁としても楽しめます。 旬は11月から2月です。...»
曲がりねぎは、東北圏各地で生産されているが、秋田では大仙市太田町横沢地区で古くから自家用として栽培されてきた、在来種のねぎが知られている。緑色の葉の部分も柔らかく、細めで独特の香りがあり辛みが強いにもかかわらず、煮るととても甘くなる。ただその柔らかさから日持ちがしないため、地元のスーパーでも売られていることが少ないそう。さらに栽培にも手間がかかることから、その栽培面積は減り続けている。地元の人でもなかなか食する機会がないという、まさに幻の食材だ。 旬 9月 10月 ...»
田沢湖町で昭和55年に誕生したご当地グルメが「山のいも鍋」です。じゃがいものような外見をした田沢湖町名物の山のいもをすりおろし、しょうゆや味噌などで味をつけたものを団子状にして鍋に入れた料理です。 山のいも特有のねばり気のおかげで、つなぎを使わなくても団子が煮崩れせず、団子に味がよく染み込み、独特の出汁が出て非常に美味しいことから、町の名物料理になりました。 「山のいも鍋」は、現在でも秋田の三大鍋のひとつとして地域に親しまれており、観光客の舌も楽しませています。...»
小阿仁村で有名な薄皮まんじゅうです。とにかくやわらかい皮と適度な甘さのあんこのバランスが絶妙で、食べた後に口に残る甘さもちょうど良いです。黒餡と白餡の両方があり、甘さも控えめです。 以前は上小阿仁村でしか手に入らなかったですが、最近では空港や山形市の売店でも買うことができるようになって、そのおいしさを知る人が増えています。...»
「いぶりがっこ」とは、大根を囲炉裏の上でいぶして燻製にし、米糠と塩に漬けこんで作る漬物です。「いぶりの里 ちーずがっこ」は、この秋田名物をチーズで包むという斬新な手法で、新たな味わいに仕上げました。 いぶりがっことチーズの相性は抜群で、オードブルとしてはもちろん、お酒のつまみやおかず、お茶のお供としても楽しまれています。雑誌でも取り上げられ、新しいお取り寄せみやげとしても話題の商品です。...»
昭和28年から変わらぬ味で秋田を代表する名菓、金萬。ほんのりと上品な甘さが特長的なカステラまんじゅうです。一口サイズの食べやすい大きさで、素材そのものの甘みが際立ち、ほんのり上品な甘さの風味豊かな焼き菓子です。 卵の入った白あんを、蜂蜜と卵を贅沢に使ったカステラ状の皮で包み、ふっくらと丁寧に焼き上げています。秋田の銘菓として多くの人が挙げるでしょう。飽きのこない優しい味と、ふんわりとした食感をお楽しみいただけます。 また、「生」タイプと日持ちする真空パックタイプがあり、お土産に便利です。一部の新幹線で車内販売も行っています。 昔、秋田の駅前には「金座街」と呼ばれる商店街があり、食堂を営ん...»
やわらかで食べ心地の軽さが魅力のシフォンケーキ。秋田県大潟村にはシフォンケーキ専門店があり、ひと味もふた味も違う様々なシフォンケーキを販売している。そのお店の看板メニュー“野の花シフォンケーキ”は、シフォンケーキのしっとりふわふわにとことんこだわり、信じられないほどの軽い食感と、味わいがまた格別。定番のプレーンから、大潟村で採れた新鮮な野菜や果物を入れたものまで、多彩なテイストが用意されている。ひとつひとつ丁寧に手作りしているため、毎日数量限定での販売になっているとのことだ。...»
秋田の干し餅は、長い冬の風にさらして作るこの土地ならではの産物です。寒さが厳しいほどサクサクとした食感が増し、美味しく仕上がります。 紫芋、カボチャ、小豆、シソ、ゴマなどを練り込んで作った切り餅を、山で採ってきた“スゲ”で屋外に吊るして乾燥させて作ります。そのままでも食べられますが、フライパンやストーブの上で焼いたり、油で揚げると一層風味が増し、美味です。 干し餅は、餅に多量の水分を含ませて凍らせ、その後寒気に晒して乾燥させた伝統的な保存食です。地域によっては、「凍り餅」(こおりもち)、「凍み餅」(しみもち)、または「凍み氷」(しみごおり)とも呼ばれます。 干し餅の特徴 干し餅は冬の寒...»
しょっつるは、秋田県を代表する伝統的な魚醤(ぎょしょう)であり、日本の発酵文化を象徴する調味料の一つです。漢字では「塩魚汁」や「塩汁」と書かれ、古くから秋田県沿岸地域を中心に受け継がれてきました。主な原料は秋田県の県魚であるハタハタと塩だけという非常にシンプルなものですが、長い時間をかけて熟成・発酵させることで、深いうま味とまろやかな風味が生み出されます。 しょっつるは「日本三大魚醤」の一つとして知られ、石川県の「いしる」、香川県の「いかなご醤油」と並び、日本を代表する発酵調味料として高く評価されています。魚独特の香りを持ちながらも、良質なしょっつるは臭みが少なく、素材の味を引き立てる上品な...»
小豆あんを口溶けのよい生地でくるんだ、一口サイズのやわらかいもろこしです。甘さも控えめでクセになります。 もろこし もろこし(諸越)は、秋田県地方で作られている小豆粉を使用した銘菓であり、落雁の一種です。 伝統的には、小豆粉を木などで作った枠に入れ、乾燥させて固めたものに焼きを入れて作られます。このお菓子は300年以上の歴史がありますが、現代では伝統的な製法から機械化への移行が進んでおり、材料には小豆粉に砂糖や和三盆を混ぜたものが多く使われています。また、抹茶や黒糖を加えて色をつけたり、さまざまな形や模様をつけたりすることもあります。なまはげや秋田犬、秋田蕗など秋田の特徴的なモチーフが入...»
秋田諸越(もろこし)は、もち米の粉に砂糖と少量の水あめを加え、木型で抜き乾燥させて作る和菓子「落雁」の一種で、秋田銘菓の一つです。もち米ではなく小豆の粉を使っているのが特徴で、小豆の皮を除いて作るため、色は白っぽいです。 名前の由来は「とうもろこし」とは関係がなく、その昔、秋田藩主・佐竹公が「もろもろの菓子を越えて風味よし」とその味を評価したことから来ています。口の中で滑らかに溶ける上品な甘さは、お茶受けにぴったりです。 もろこし もろこし(諸越)は、秋田県地方で作られている小豆粉を使用した銘菓であり、落雁の一種です。 伝統的には、小豆粉を木などで作った枠に入れ、乾燥させて固めたものに...»
秋田県能代市産のみょうがは世界遺産白神山地のふもとに広がる、日本有数の露地栽培地。一つ一つの工程を全て手作業で、丁寧に育てている。 一年の半分が雪に覆われているという白神山地から流れ出るミネラル豊富な水がこの地の農業を支えているという。 白神みょうがの特徴はその「旨味の濃さとやわらかさ」。一般的に知られている薬味としての利用の他、バター炒め、おひたし、漬け物、天ぷらなどがおいしい。地元の料理店などでも食することができる。...»
秋扇湖は、秋田県仙北市にある鎧畑ダム(よろいはたダム)によって誕生した人造湖です。玉川温泉や宝仙湖へ向かう国道341号沿いに広がり、コバルトブルーやエメラルドグリーンに輝く美しい湖面で知られています。春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、一年を通して異なる表情を見せることから、多くの観光客や写真愛好家が訪れる人気の景勝地となっています。 鎧畑ダムは1957年に完成した歴史ある多目的ダムで、洪水調節や水力発電を担い、長年にわたり地域の暮らしを支えてきました。現在も秋田県を代表するダムの一つとして重要な役割を果たす一方、豊かな自然と調和した観光スポットとしても親しまれています。 神秘的...»
秋田県横手市にある秋田ふるさと村は、秋田県の魅力を五感で楽しめるテーマパークです。広大な敷地に様々な施設が立ち並び、家族連れはもちろん、カップルや一人旅でも楽しめる場所となっています。 秋田の伝統文化に触れる 秋田ふるさと村では、秋田の伝統文化を様々な形で体験することができます。 工芸展示館: 南部鉄器、曲げわっぱ、刺し子など、秋田を代表する伝統工芸品を展示しています。繊細な技法で作られた作品を間近で鑑賞することができます。 工芸工房: 伝統工芸品の制作実演を見学することができます。実際に職人さんが作業する様子を見ることができます。南部鉄器の鋳込みや、曲げわっぱの曲げ工程など、普段は見...»
秋田県立近代美術館は、秋田県横手市にある、秋田の歴史と文化を肌で感じられる美術館です。1994年の開館以来、秋田ゆかりの作家を中心とした作品を収集・展示し、秋田の芸術文化の発展に大きく貢献してきました。 秋田の美を再発見:多彩なコレクション 館内には、江戸時代中期から現代までの秋田ゆかりの作家作品が約2,800点収蔵されています。時代を超えて秋田の芸術を網羅したコレクションは、まさに秋田の芸術史そのものと言えるでしょう。 秋田蘭画:江戸時代の美意識 江戸時代中期から後期にかけて、秋田藩主や家臣によって描かれた洋風画「秋田蘭画」は、秋田県立近代美術館の目玉の一つです。当時の西洋文化への関...»
鹿角市は、秋田県の北東端に位置し、青森県や岩手県と県境を接する北東北の要所にある市です。 古くは「上津野」と表記された歴史を持ち、縄文時代から人々が暮らしてきた痕跡が残る、非常に長い歴史を有する地域です。 豊かな自然環境と温泉、そして独自の文化や伝統芸能が調和し、四季を通じて多くの観光客が訪れる魅力的な観光地となっています。 地理と自然環境が生み出す多彩な観光資源 花輪盆地と米代川流域の風景 鹿角市の中心部に広がる花輪盆地は、米代川とその支流が育む肥沃な土地であり、古くから稲作や果樹栽培が盛んに行われてきました。 市街地である花輪・十和田地区はこの盆地に形成され、生活と産業の中心地となっ...»
八幡平温泉郷は、秋田県と岩手県にまたがる火山地帯に広がる温泉の総称です。国立公園として知られる八幡平山域の周辺に点在し、雄大な自然と豊富な湧出量を誇る温泉群として、多くの観光客に親しまれています。 広義には複数の温泉地を含むエリア全体を指しますが、厳密には国民保養温泉地として指定された地域を中心に構成されています。周辺の自然環境と一体となった癒しの空間として、四季を通じて異なる表情を楽しめるのが大きな魅力です。 国民保養温泉地としての八幡平温泉郷 この温泉郷の歴史は、昭和34年に厚生省(当時)によって国民保養温泉地に指定されたことに始まります。対象となったのは、秋田県側の玉川温泉・後生掛...»
後生掛温泉は、秋田県鹿角市の八幡平国立公園内、標高約1,000メートルの山間に位置する歴史ある温泉です。岩手県との県境にも近く、八幡平アスピーテライン沿いに佇む一軒宿として、多くの温泉愛好家や観光客、湯治客に親しまれてきました。 周囲には八幡平の雄大な自然が広がり、火山活動によって生み出された噴気や泥火山、温泉地帯ならではの独特な景観を見ることができます。山深い場所にありながら、豊かな自然と温泉を一度に楽しめるのが後生掛温泉の大きな魅力です。 古くから「馬で来て、足駄で帰る」と伝えられるほど、湯治場として高い人気を集めてきました。これは、温泉でゆっくりと療養することによって身体が軽くなり、...»
蒸ノ湯温泉は、秋田県鹿角市八幡平の標高約1100mに位置する、八幡平温泉郷の中でも特に歴史の古い温泉地です。 四季を通じて豊かな自然に囲まれ、春から秋にかけてのみ訪れることができる期間限定の秘湯として知られています。 周囲はブナやダケカンバ、アオモリトドマツなどの原生林に囲まれ、湯けむりが立ち上る景観はまさに大自然そのものです。 都会の喧騒から離れ、静寂と自然の息づかいを感じられる特別な環境が広がっています。 泉質と湯の特徴 多彩な源泉が生み出す湯の個性 蒸ノ湯温泉には3本の源泉があり、それぞれ異なる泉質を持っています。 主に「酸性泉」と「単純温泉」があり、源泉かけ流しで提供されていま...»
大湯環状列石は、秋田県鹿角市十和田大湯に位置する縄文時代後期の代表的な配石遺跡です。現在は国の特別史跡に指定されており、さらに2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成資産として世界遺産にも登録されました。 この遺跡は、大小の川原石を用いて円形や楕円形に配置した「ストーンサークル」で構成されており、縄文時代の人々が行っていた祭祀や葬送儀礼の場であったと考えられています。日本国内でも特に規模が大きく、縄文文化の精神性を理解するうえで極めて重要な遺跡です。 立地と自然環境 大湯環状列石は、米代川支流・大湯川沿いの標高約180メートルの台地に広がっています。周囲は豊かな落葉広葉樹林に囲...»
大湯ストーンサークル館は、特別史跡である大湯環状列石のガイダンス施設として整備されており、縄文時代の歴史や精神文化を学び、体験しながら理解できる拠点となっています。館内では出土品の展示や映像資料、体験工房などが充実しており、訪れる人々が縄文の世界へと自然に入り込める工夫が施されています。 施設の概要と役割 大湯ストーンサークル館は、大湯環状列石の理解を深めるための総合的な学習施設です。展示ホールでは、発掘調査によって見つかった土器や石器などの遺物が公開され、縄文時代後期の生活や信仰について知ることができます。また、パネル展示によって遺跡の構造や発見の歴史も分かりやすく紹介されています。 ...»
秋田焼山は、秋田県北東部の鹿角市と仙北市の境に位置する活火山であり、標高1,366mを誇る自然豊かな山です。火山活動によって形成されたダイナミックな地形と、周辺に広がる温泉群が特徴で、「日本一の温泉を育む山」としても知られています。登山や観光を通じて、火山の迫力と自然の恵みの両方を体感できる貴重なスポットです。 火山としての特徴 秋田焼山は直径約7kmの成層火山で、山頂部には直径約600mの火口が広がっています。火口内部には溶岩ドームが形成され、湯沼や空沼といった火口湖が点在しています。これらの湖は白濁し、常に噴気活動が見られるなど、現在も活動を続ける活火山としての姿を間近に感じることがで...»
秋田県鹿角市にある「道の駅かづの(あんとらあ)」は、国道282号沿いに位置する観光拠点施設です。十和田湖と八幡平を結ぶルート上にあり、秋田県・青森県・岩手県の三県を巡る旅の中継地として多くの観光客に親しまれています。 施設内には、鹿角市の伝統文化や歴史、郷土料理、特産品を紹介するさまざまなコーナーが設けられており、訪れるだけで鹿角の魅力を一度に体感できます。世界文化遺産の大湯環状列石や史跡尾去沢鉱山、ユネスコ無形文化遺産に登録された花輪ばやしなど、歴史と文化に彩られた鹿角地域を知る入口としても最適な場所です。 鹿角観光の情報発信基地 道の駅かづのは、単なる休憩施設ではありません。鹿角市や...»
秋田県鹿角市にある花輪ばやし祭り展示館は、道の駅かづの「あんとらあ」に併設された文化施設です。毎年8月に開催される鹿角市最大の伝統行事「花輪ばやし」の魅力を、季節を問わず体感できる貴重なスポットとして多くの観光客に親しまれています。 館内には、実際の祭りで使用される豪華絢爛な屋台が展示されており、まるで祭り当日の熱気と興奮がそのまま再現されているかのような空間が広がっています。祭り期間以外でも本物の屋台を間近で見学できるため、鹿角市を訪れる観光客にとって欠かせない観光名所のひとつとなっています。 日本三大ばやしの一つ「花輪ばやし」とは 花輪ばやしは、秋田県鹿角市花輪地区で毎年8月19日・...»
秋田県鹿角市八幡平地区に位置する湯瀬温泉は、米代川沿いに広がる風情豊かな温泉地です。豊かな自然に囲まれたこの温泉郷は、四季折々の美しい景観と肌にやさしい泉質で知られ、多くの観光客や湯治客に親しまれてきました。 温泉名の由来は、「川の瀬から温泉が湧き出していた」ことにあります。古くから人々に利用されてきた歴史ある温泉であり、現在では鹿角市を代表する観光地の一つとして人気を集めています。 日本三大美人の湯として知られる名湯 湯瀬温泉は、和歌山県の龍神温泉、群馬県の川中温泉と並び、「日本三大美人の湯」の一つとして紹介されることがあります。泉質はアルカリ性単純温泉で、無色透明かつ無臭のやさしいお...»
花輪スキー場は、秋田県鹿角市花輪に位置する歴史あるスキー場で、1954年(昭和29年)に開業しました。鹿角市中心部からアクセスしやすい立地にありながら、本格的な競技施設を備えた東北有数のスキー場として知られています。 アルペンスキー、クロスカントリースキー、スキージャンプの3競技を同一エリア内で実施できる全国でも数少ない施設であり、これまで数多くの全国大会や公式競技会の会場として利用されてきました。初心者や家族連れが気軽に楽しめるゲレンデから、上級者向けの本格コースまで整備されており、幅広い世代に親しまれています。 全国大会も開催される本格的なスキー場 花輪スキー場の最大の魅力は、競技ス...»
花輪ばやしは、秋田県鹿角市花輪地区で毎年8月19日と20日に開催される、鹿角地方を代表する伝統的な祭礼行事です。鹿角市の総鎮守として人々から厚く信仰されてきた幸稲荷神社の祭礼として受け継がれ、豪華絢爛な屋台と勇壮な囃子が花輪の町を彩ります。 夏の鹿角を締めくくる風物詩として広く親しまれている花輪ばやしは、市民にとって大切な郷土の誇りであるとともに、毎年多くの観光客を魅了する鹿角市最大級の祭りです。総漆塗りや金箔で美しく装飾された屋台が町を進み、太鼓、笛、鉦が奏でる華やかで力強い囃子が夜の市街地に響き渡ります。 その歴史的価値と芸術性は国内外から高く評価されており、2014年には「花輪祭の屋...»
大日堂舞楽は、秋田県鹿角市八幡平地区の大日霊貴神社(通称・大日堂)に伝わる伝統芸能で、毎年1月2日に奉納される新春の神事です。約1300年という長い歴史を持ち、地域の人々によって大切に継承されてきた日本を代表する民俗芸能のひとつとして知られています。 1976年(昭和51年)には国の重要無形民俗文化財に指定され、さらに2009年(平成21年)にはユネスコ無形文化遺産に登録されました。華やかな舞と荘厳な儀式が織りなす神聖な世界は、多くの観光客や文化研究者を魅了しています。 地元では「舞楽」という名称よりも、「ザイドウ」という呼び名で親しまれています。この名称の由来には「祭堂」「在堂」「歳頭」...»
毛馬内の盆踊りは、秋田県鹿角市十和田毛馬内地区に伝わる伝統的な盆踊りで、毎年8月21日から23日までの3日間にわたり開催されます。秋田県を代表する民俗芸能として知られ、西馬音内の盆踊り、一日市の盆踊りとともに「秋田県三大盆踊り」の一つに数えられています。 その優雅で幻想的な踊りは高く評価され、平成10年(1998年)には国の重要無形民俗文化財に指定されました。さらに令和4年(2022年)には、世界的にも価値ある文化遺産としてユネスコ無形文化遺産に登録され、多くの人々を魅了し続けています。 かがり火に浮かび上がる幻想的な踊り 毛馬内の盆踊り最大の魅力は、夜の街並みに灯されるかがり火の中で行...»
秋田県鹿角市にある大湯温泉は、開湯から約800年の歴史を持つ東北屈指の温泉地です。十和田湖の南玄関口に位置することから「十和田大湯温泉」とも呼ばれ、古くから湯治客や旅人、観光客に親しまれてきました。 豊かな自然に囲まれた温泉街には、今もなお湯けむりが立ち上り、大湯川沿いには趣のある旅館や共同浴場が点在しています。歴史ある温泉文化と豊かな自然、さらには世界文化遺産をはじめとする観光資源にも恵まれた大湯温泉は、鹿角市を代表する観光地のひとつとなっています。 800年以上受け継がれる歴史ある温泉郷 大湯温泉の歴史は約800年前にさかのぼると伝えられています。大湯川沿いに自然湧出した温泉は、その...»
道の駅おおゆは、秋田県鹿角市十和田大湯に位置する人気の観光施設です。2018年4月に秋田県で32番目の道の駅としてオープンし、開湯800年を誇る大湯温泉郷の新たな観光交流拠点として誕生しました。 世界的建築家として知られる隈研吾氏が設計を手掛けたことでも知られ、秋田杉をふんだんに使用した建物は周囲の自然景観と美しく調和しています。温泉地ならではの落ち着いた雰囲気の中で、観光、グルメ、ショッピング、休憩を楽しむことができる施設として、多くの観光客や地域住民に親しまれています。 大湯温泉郷の未来を担う観光交流施設 大湯温泉は約800年前に開湯したと伝えられる歴史ある温泉地です。豊富な湯量と優...»
秋田県鹿角市十和田毛馬内の豊かな自然に囲まれた場所に鎮座する月山神社は、1200年以上の歴史を誇る由緒ある神社です。古くから地域の人々の信仰を集め、毛馬内地区の総鎮守として親しまれてきました。 神社の境内は静寂に包まれ、長い歴史を感じさせる杉木立や苔むした石段が訪れる人々を迎えてくれます。歴史的価値の高い社殿や伝説、伝統的な祭礼など、見どころも多く、鹿角市を代表する歴史文化スポットの一つとなっています。 坂上田村麻呂ゆかりの伝説 月山神社の創建には、平安時代初期の名将として知られる坂上田村麻呂にまつわる伝説が残されています。 今から約1200年前、東北地方には蝦夷と呼ばれる人々が暮らし...»
秋田県鹿角市には、代々語り継がれてきた一つの感動的な伝説があります。それが、名高いマタギであった左多六(さたろく)と、忠実な愛犬シロの物語です。 人と犬との深い絆を描いたこの物語は、鹿角地方のみならず秋田県を代表する民話として知られ、多くの人々の心を打ち続けています。その伝説を後世へ伝えるために建立されたのが左多六神社です。 現在、左多六神社は鹿角市十和田大湯の道の駅おおゆ内に設けられており、観光客や愛犬家、歴史愛好家が訪れる新たな名所となっています。また、左多六ゆかりの地である下草木地区にも神社や顕彰施設が整備されており、地域の人々によって大切に守られています。 名マタギ・左多六とは ...»
大湯こけし館は、秋田県鹿角市の歴史ある大湯温泉郷にある文化施設で、東北地方に伝わるこけし文化や大湯温泉の歴史を学ぶことができる魅力的なスポットです。大湯温泉総合振興プラザの2階にあり、入館料無料で気軽に見学することができます。 建物は鹿角市の花であるベニヤマザクラをモチーフにした特徴的なデザインが採用されており、地域の観光や情報発信の拠点として親しまれています。1階には観光案内や物産情報コーナーがあり、2階のこけし館では大湯こけしをはじめ、東北各地の伝統こけしが展示されています。さらに3階には大湯太鼓に関する展示コーナーも設けられています。 大湯こけしの歴史 大湯こけしの歴史は、大正時代...»