塩漬けにして保存する昔ながらの知恵
鶴岡市では、どんごえを塩漬けにして保存する方法が受け継がれています。食べるときには、たっぷりの水に浸して塩抜きをしてから、さまざまな料理に利用します。
塩漬けにすると表面はあめ色になりますが、炒めると鮮やかな緑色に戻るのも興味深い特徴です。保存食として加工することで、旬の時期以外にも楽しめるよう工夫されてきました。
さっと炒めて歯ごたえを楽しむ
どんごえは炒め物にすると、独特の食感と酸味を生かすことができます。調理のポイントは、炒めすぎず、短時間でさっと火を通すこと。加熱しすぎると、せっかくの歯ごたえが失われてしまいます。
シャキシャキとした食感を残しながら炒めることで、どんごえならではの風味を楽しめます。素朴な味わいながら、ご飯のおかずにもよく合う一品です。
鶴岡の学校給食にも受け継がれる味
どんごえは、鶴岡の学校給食の歴史とも深い関わりがあります。鶴岡市は学校給食発祥の地として知られており、当時の給食にもどんごえが使われていたとされています。
学校給食記念日に昔の献立を再現
現在でも12月24日の学校給食記念日には、当時の給食を再現した献立が用意されています。おにぎりや塩引き、そしてどんごえの炒め物などが提供され、地域の食文化と学校給食の歴史を伝えています。
旬は春から初夏
どんごえの旬は4月から6月頃。春から初夏にかけて山の恵みとして味わわれる、鶴岡ならではの伝統食材です。
鶴岡を訪れた際には、ぜひどんごえを使った料理を味わい、独特の歯ごたえと酸味、そして地域に受け継がれてきた食の知恵に触れてみてはいかがでしょうか。
別名
いたどり、どんごい、どんぐり
旬
4月・5月・6月