脂肪が少なく、乾物にすることで旨味が増す
トビウオの身は白く、やわらかな食感と淡泊な味わいが特徴です。脂肪分が約1%と少ない一方、タンパク質を20%以上含むとされ、あっさりとした魚を好む方にも親しみやすい食材です。
脂肪が少ないため、干物や乾物に加工しても脂肪の酸化による風味の劣化が起こりにくいとされています。さらに、乾燥や加工の過程でタンパク質が分解され、旨味成分が生まれることで、だしの材料として優れた持ち味を発揮します。
また、内臓が比較的小さく、食べたものを速やかに排泄する性質があることも、鮮度が落ちにくい特徴として挙げられています。こうした性質も、トビウオが食材として活用されてきた理由のひとつです。
旬は6月から8月、夏の味覚として楽しむ
鳥取県産のあごの旬は、6月から8月です。初夏から夏にかけては、季節の魚として注目したい時期です。新鮮なものを料理で味わうほか、乾物に加工されたあごは、だしを通じてさまざまな料理のおいしさを引き立てます。
倉吉・三朝の観光とともに鳥取の食文化を楽しむ
鳥取県の倉吉・三朝エリアには、歴史情緒あふれる倉吉白壁土蔵群や、山陰を代表する温泉地の三朝温泉、雄大な自然に囲まれた三徳山三佛寺など、多彩な観光スポットがあります。
町並みの散策や温泉めぐりを楽しみながら、鳥取の海の恵みを生かした料理にも目を向けてみてはいかがでしょうか。あごのだしが使われた料理に出会えれば、魚の旨味を引き出す地域の食文化をより深く味わえます。