山下公園

(やましたこうえん)

横浜港に隣接する、ベイブリッジや港を行き交う船の眺めがロマンチックな公園。海の埋め立て地を整備して1930年に開園。

園内には、毎年春と秋の時期には約190種・2,650株のバラが咲く「未来のバラ園」や、サンディエゴ市から寄贈された水の守護神像、童謡で馴染みの深い「赤い靴履いてた女の子」像、インド水塔、かもめの水兵さんの歌碑などがある。

目の前には1930年に竣工した1万トン級貨客船の氷川丸が係留されている。
周辺には横浜人形の家、横浜マリンタワー、大さん橋、横浜中華街、横浜赤レンガ倉庫があり、見どころの多いスポット。

概要

山下公園(やましたこうえん)は、神奈川県横浜市中区に位置する公園で、横浜港に面した美しい景観が広がる観光名所です。1930年に開園したこの公園は、横浜のシンボル的存在として多くの人々に愛されてきました。広大な敷地内には、花壇や芝生広場、噴水などが整備されており、四季折々の自然を楽しむことができます。

歴史

山下公園は、1923年の関東大震災後の復興事業の一環として整備されました。震災で被害を受けた瓦礫や埋め立て地を利用し、港町横浜の玄関口として再生されました。1930年に正式に開園し、以来、地元住民や観光客の憩いの場として親しまれています。

園内の見どころ

山下公園には、多くの見どころがあります。まず、「氷川丸」という歴史的な船が停泊しており、一般公開されています。この船は、1930年に建造され、太平洋横断航路で活躍した後、現在は博物館として利用されています。また、園内には「日本郵船氷川丸記念館」もあり、船の歴史や海運の歴史を学ぶことができます。

さらに、「インド水塔」という噴水も見逃せません。これは、横浜とインドの友好を記念して設置されたもので、美しいデザインと夜間のライトアップが魅力です。また、桜の季節には「さくら広場」が人気で、多くの花見客で賑わいます。芝生広場ではピクニックやレジャーを楽しむことができ、家族連れやカップルにとって理想的な場所です。

散策路と景観

山下公園には、海沿いを歩ける散策路が整備されており、港の風景を楽しみながらのんびりと散歩することができます。特に夕暮れ時には、横浜ベイブリッジやみなとみらいのビル群が美しくライトアップされ、ロマンチックな雰囲気が漂います。ベンチも多く設置されているため、休憩しながら景色を楽しむことができます。

イベントとアクティビティ

山下公園では、年間を通じて様々なイベントが開催されています。特に春の「横浜花と緑のフェスティバル」や夏の「横浜港開港記念祭」、秋の「横浜ジャズプロムナード」などが人気です。これらのイベントでは、花や音楽、地元の文化を楽しむことができ、多くの人々が訪れます。また、週末にはストリートパフォーマンスやフリーマーケットも行われ、賑わいを見せます。

アクセスと周辺観光

山下公園へのアクセスは非常に便利です。みなとみらい線の元町・中華街駅から徒歩3分、またはJR根岸線の石川町駅から徒歩15分です。また、観光バス「赤い靴号」も公園前に停車し、観光客にとって利用しやすい環境が整っています。周辺には、横浜中華街や元町商店街、赤レンガ倉庫などの観光スポットが点在しており、一日中楽しむことができます。

まとめ

山下公園は、その美しい景観と豊富な見どころ、便利なアクセスから、横浜を訪れる際には外せないスポットです。歴史ある公園でのんびりと過ごしながら、周辺の観光スポットも楽しむことができます。ぜひ一度訪れて、横浜の魅力を堪能してください。

未来のバラ園

氷川丸

夜景

横浜マリンタワー、ベイブリッジ、横浜赤レンガ倉庫

インド水塔

Information

名称
山下公園
(やましたこうえん)
Yamashita Park
リンク
公式サイト
住所
神奈川県横浜市中区山下町279
電話番号
045-671-3648
営業時間

散策自由

定休日

無休

料金

入園無料

駐車場

500台 有料

アクセス

みなとみらい線「元町・中華街駅」出口「4」から徒歩約3分
JR「関内駅」南口から徒歩約20分
JR「石川町駅」中華街口から徒歩約15分

エリア
神奈川県 横浜 元町・横浜中華街 横浜 関東
カテゴリ
公園・緑地・多目的施設 庭園・フラワーガーデン 夜景・夕日

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