島内にある辺津宮・中津宮・奥津宮の三社を総称して江島神社と呼び、それぞれの宮には守護神である女神が祀られている。
日本三大弁天の一つに数えられる。
江戸時代までは弁財天を祀っており、江島弁天・江島明神と呼ばれた。
交通安全、豊魚、豊作の他、幸福、財宝を招き、芸道上達の神様として信仰されています。
社伝によれば、552年頃に神宣に基づき欽明天皇の勅命により、江の島の南の洞窟に宮を建てたのに始まると伝える。
神仏習合により当社は金亀山与願寺と称する寺となった。『吾妻鏡』によれば、寿永元年(1182年)、源頼朝の命により文覚が島の岩屋に弁財天を勧請したとあり、これをもって創建とすることもある。
歴代の鎌倉幕府将軍・執権や、代々の領主から崇敬を受けた。江戸時代には弁才天信仰が盛んになり、多くの庶民が参詣するようになった。
神門は龍宮城を模した竜宮造の楼門。
江島神社(えのしまじんじゃ)は、神奈川県藤沢市江の島にある神社で、祭神として弁財天を祀っています。この神社は、江の島の観光名所として知られ、多くの参拝者が訪れます。創建は552年とされており、歴史ある神社として地域の人々に親しまれています。
江島神社の創建は552年にまで遡ります。当初は「江島寺」として仏教色が強い寺院でしたが、江戸時代に入ると神仏習合の影響を受け、神社としての色彩を強めていきました。明治維新後の神仏分離令により、完全に神社となり現在に至っています。
本殿: 江島神社の本殿は、江戸時代に再建されたもので、美しい彫刻や装飾が施されています。本殿は重要文化財に指定されており、その豪華な装飾は一見の価値があります。
中津宮: 江の島の中腹に位置する中津宮は、別名「中宮」とも呼ばれ、ここでも弁財天が祀られています。中津宮からは湘南の海を一望できる絶景が広がります。
奥津宮: 江の島の最奥部にある奥津宮は、古くから信仰の対象とされてきました。ここには、龍宮伝説にまつわる遺物や資料が展示されています。
江島神社は、特に弁財天信仰で知られています。弁財天は音楽や芸術、学問の神として信仰され、多くの芸能関係者や学生が訪れます。また、商売繁盛や恋愛成就のご利益があるとされ、多くの参拝者が絵馬を奉納します。
毎年7月には、「江島神社夏祭り」が開催され、地域の人々や観光客で賑わいます。この祭りでは、神輿が海を渡る「海上渡御」や、夜には花火大会が行われ、壮大な景観を楽しむことができます。
江島神社は江の島観光の一環として訪れることが多く、近くには江の島水族館や展望台、様々な飲食店や土産物店が立ち並んでいます。また、江の島自体が自然豊かな観光地であり、ハイキングや海水浴なども楽しむことができます。
江島神社へは、江の島電鉄の「江ノ島駅」から徒歩約20分、または小田急江ノ島線の「片瀬江ノ島駅」から徒歩約15分でアクセスできます。近くには駐車場も完備されているため、車での訪問も便利です。
江島神社は歴史と自然、信仰が融合した魅力あふれる場所です。歴史的な建築物や美しい風景、そして多くの祭礼やイベントが訪れる人々を楽しませてくれます。ぜひ一度、江島神社を訪れ、その魅力を堪能してみてください。
8:30~17:00
小田急片瀬江ノ島駅から徒歩で20分