江の島にある海食洞窟で、古くから信仰の対象として崇められ、源頼朝が戦勝祈願に立ち寄った場所とも言われています。
洞内は神秘的な音響・照明で演出され、江の島の浮世絵や龍神伝説に基づくオブジェの展示などがあります。
観光地でもある湘南海岸の景勝地の一つである「江の島」の奥にある洞窟。波に浸食されて出来たという洞窟は「江の島弁財天」信仰の発祥地とされている。
弘法大師や日蓮上人が修行した場所で源頼朝が奥州征伐を祈願したとされる。
現在の洞窟の中は第一岩屋と第二岩屋との二つの岩屋があり、音響や照明で神秘的に演出されて見学する事ができる。
マリンブルーの太平洋の稚児ヶ淵から断崖沿いに行った「江の島」にある。
江の島 岩屋(えのしま いわや)は、神奈川県藤沢市の江の島にある海食洞です。古くから信仰の対象とされてきたこの洞窟は、第一岩屋と第二岩屋の二つの洞窟から成り立っています。それぞれの洞窟は、自然が作り出した独特の形状と神秘的な雰囲気を持っています。
江の島岩屋の歴史は古く、平安時代から信仰の場として知られていました。弘法大師空海が修行のために訪れたとされ、また源頼朝や日蓮などの歴史的人物もこの地を訪れています。洞窟内には、これらの人物にまつわる伝説や逸話が数多く残されています。
第一岩屋は全長152メートルで、入口から奥へと続く洞窟です。中には多くの石像や仏像が祀られており、信仰の場としての雰囲気が漂います。第二岩屋は全長56メートルで、より狭く、神秘的な空間が広がっています。この二つの洞窟は、江の島の自然が長い年月をかけて作り上げたものです。
江の島岩屋は、その歴史的背景と自然の美しさから、多くの観光客に人気のスポットとなっています。洞窟内には照明が施され、訪れる人々に神秘的な雰囲気を提供します。また、洞窟の外には美しい海岸線が広がり、海の景色を楽しむことができます。特に夕暮れ時には、洞窟と海が一体となった美しい風景が広がります。
江の島岩屋へのアクセスは、江の島電鉄の江ノ島駅または湘南モノレールの湘南江の島駅から徒歩で行くことができます。島内の道は整備されており、観光客が歩いて回ることができるようになっています。特に週末や祝日には、多くの観光客で賑わいます。
江の島岩屋は、自然の力で形成された貴重な地形であり、その保護が重要です。地元の自治体や観光業者が協力して、洞窟内外の清掃や保全活動を行っています。また、訪れる観光客に対しても、環境保護の意識を高めるための啓発活動が行われています。
江の島岩屋は、その歴史と自然の美しさで多くの人々を引きつけるスポットです。古くからの信仰の場であり、現在でも多くの観光客が訪れる場所となっています。洞窟内の神秘的な雰囲気や美しい海岸線を楽しむことができる江の島岩屋は、一度訪れる価値のある場所です。訪れる際には、自然環境を大切にし、保護活動に協力することが求められています。
9:00~17:00
無休
一般(中学生以上)500円
小学生 200円
【電車】小田急片瀬江ノ島駅→徒歩40分
【車】東名高速厚木ICから国道129・134号経由24km