「いのちの教育」を体感できる施設
うだ・アニマルパークの基本理念は、動物を通して命の尊さを学ぶ「いのちの教育」です。動物を観察したり、直接触れ合ったり、世話を体験したりすることで、命を大切にする心や、相手を思いやる気持ちを育むことを目指しています。
遠足や校外学習の受け入れにも力を入れており、動物の立場になって考える教育プログラムや、学校などに出向いて行う出前授業も実施されています。動物をかわいがるだけでなく、それぞれの命や生き方について考えるきっかけを得られるのが特徴です。
主な施設と見どころ
動物学習館
園内の中心となる動物学習館には、展示エリアや映像コーナー、学習室、加工体験室などが設けられています。動物に関するパネル展示やQ&Aコーナーを通じて、動物の特徴や生態について楽しみながら学べます。
加工体験室ではバター作り体験が行われ、特別イベントとしてアイスクリーム作りが実施されることもあります。動物や食べ物への理解を深められる、体験型の学習施設です。
ホールにはテーブルと椅子が設置されており、休憩や軽食を取る場所としても利用できます。園内を散策する合間に立ち寄り、ゆっくり過ごすのにも便利です。
ふれあい広場
ふれあい広場では、ヤギや羊、ポニー、ミニチュアホースなどの動物たちと出会えます。えさやりやポニー乗馬、乳しぼりなどの体験が用意されており、動物を身近に感じられるのが魅力です。
放牧場では、羊がのびのびと草を食べる様子を間近で観察できます。また、小動物舎ではウサギやモルモット、ニワトリなどを見ることができ、小さな子どもにも親しみやすい環境が整っています。
動物とのふれあい体験は、実施日時や参加条件が設けられている場合があるため、訪問前に最新の案内を確認しておくと安心です。
展望広場・自然生態園
展望広場には、長いローラーすべり台「アニマルスライダー」や遊具広場があり、子どもたちに人気のエリアとなっています。動物とのふれあいだけでなく、体を動かして思い切り遊べるのも魅力です。
自然生態園には噴水池や東屋、ベンチなどが設けられ、緑に囲まれた園内をゆったりと散策できます。高台からは周囲の景色を見渡すことができ、自然を感じながら休憩したり、お弁当を楽しんだりするのにも適しています。
動物愛護センターを併設
園内には動物愛護センターも併設されており、保護された犬や猫の譲渡活動などが行われています。動物と人が共に暮らすために必要なことや、命を守る取り組みについて考えられるのも、うだ・アニマルパークの大きな特色です。
また、登録制のドッグランも整備されており、愛犬と一緒に訪れることもできます。利用条件や手続きについては、事前に確認しておくとよいでしょう。
うだ・アニマルパークの歴史
現在のうだ・アニマルパークがある場所は、もともと奈良県畜産技術センターとして、牛や豚、ニワトリなどに関する研究が行われていた土地です。
その跡地を活用して、2008年4月にうだ・アニマルパークが開園しました。開園以来、動物とのふれあいや環境教育を楽しめる施設として親しまれ、年間20万人を超える来園者が訪れる人気スポットとなっています。
アクセス
公共交通機関を利用する場合は、近鉄榛原駅の南口から奈良交通バスの「大宇陀(内原)行」に乗車し、「五十軒」バス停で下車します。バス停からは徒歩約5分です。
車の場合は、名阪国道の針ICから吉野・大峯方面へ約16km、所要時間は約25分が目安です。家族でのお出かけにも利用しやすく、周辺の観光スポットと組み合わせて訪れるのもおすすめです。
動物とのふれあいを通して命の大切さを学ぶ
うだ・アニマルパークは、動物たちとのふれあい、体験学習、遊具での遊びを一度に楽しめる、自然豊かな公園です。入園料と駐車場が無料で、家族で気軽に訪れやすいのもうれしいポイントです。
動物を観察したり、体験プログラムに参加したりすることで、命の尊さや自然との関わりについて学ぶことができます。宇陀の豊かな自然の中で、遊びながら学ぶ心あたたまる一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。