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原生林に囲まれた、神秘あふれるパワースポット 和歌山県那智勝浦町に位置する那智の滝は、日本を代表する名瀑のひとつとして広く知られています。落差は約133メートル、幅は13メートルに及び、日本一の落差を誇る直瀑として圧倒的な存在感を放っています。 その壮大な景観と歴史的価値から、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産にも登録されており、国内外から多くの観光客や巡礼者が訪れる名所です。豊かな自然と信仰が融合したこの滝は、単なる景勝地を超えた神聖なパワースポットとして人々の心を惹きつけています。...»
神聖な滝を御神体とする特別な聖地 飛瀧神社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山に鎮座する神社で、古くから信仰を集めてきた神聖な場所です。この神社の最大の特徴は、一般的な神社とは異なり、本殿や拝殿を持たない点にあります。御神体は、あの名高い那智の滝そのものであり、訪れる人々は滝そのものを直接拝むという、極めて原始的かつ神秘的な信仰形態を今に伝えています。 自然崇拝の姿を今に残す信仰 飛瀧神社では、滝の前方約200メートルの位置に神籬(ひもろぎ)を立て、そこを拝所としています。参拝者はこの場所から荘厳な滝の姿を仰ぎ見ながら祈りを捧げます。人工の建築物ではなく、自然そのものを神として崇めるこの...»
熊野古道の面影を色濃く残す神聖な石畳の道 大門坂は、和歌山県那智勝浦町に位置する熊野古道の名所であり、古来より多くの巡礼者が歩んできた歴史ある参詣道です。苔むした石段と深い杉木立に囲まれたこの坂道は、熊野古道の中でも特に当時の面影を色濃く残す場所として知られています。現在では観光地としても人気が高く、静寂と神秘に包まれた空間を体感できる貴重なスポットとなっています。 世界遺産に登録された「道」の価値 大門坂は、熊野三山へと続く巡礼路である熊野古道(熊野参詣道)中辺路の一部を成し、ユネスコの世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に登録されています。約1000年以上にわたり、多くの人々が信仰の道...»
熊野本宮大社は、和歌山県田辺市本宮町に鎮座する、日本を代表する霊場のひとつです。熊野速玉大社、熊野那智大社とともに「熊野三山」を構成し、全国に四千七百社以上あるといわれる熊野神社の総本宮として、古くから篤い信仰を集めてきました。 ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産にも登録されており、国内外から多くの参拝者や旅行者が訪れています。熊野古道を歩く人々にとっては、長い巡礼の旅路の先にたどり着く特別な聖地であり、「よみがえりの地」としても知られています。 境内へ足を踏み入れると、深い杉木立に包まれた静寂の世界が広がります。澄みきった空気、木々の香り、石段を踏みしめる音、そして檜皮...»
青岸渡寺は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智山に位置する天台宗の寺院です。山号は那智山、本尊は如意輪観世音菩薩で、古くから「那智観音」とも呼ばれてきました。特に有名なのが、西国三十三所観音霊場の第一番札所であることです。長い歴史を持つ観音霊場として、現在も全国から多くの巡礼者や参拝者が訪れています。 青岸渡寺がある那智山は、熊野本宮大社、熊野速玉大社とともに熊野三山を形成する熊野信仰の重要な聖地です。那智の滝を中心として育まれてきた自然信仰に仏教や修験道の信仰が重なり、長い年月をかけて独自の宗教文化が形成されました。現在の青岸渡寺と熊野那智大社が隣り合う景観は、かつての神仏習合の歴史を今に伝...»
川湯温泉は、和歌山県田辺市本宮町に位置する、全国でも非常に珍しい温泉地です。熊野川の支流である大塔川(おおとうがわ)沿いに広がる静かな温泉街で、川そのものから温泉が湧き出していることで知られています。 熊野本宮大社から南へ約3kmほどの場所にあり、熊野古道散策や熊野三山巡りの途中に立ち寄る観光地としても人気があります。山々に囲まれた自然豊かな環境の中で、清流のせせらぎを聞きながら温泉を楽しめる、まさに熊野らしい癒やしの温泉地です。 川湯温泉最大の魅力は、川原の砂利を掘ると温泉が湧き出すことです。この辺りの500メートル程の区間はスコップで河原を掘れば、自分だけの露天風呂を作ることができると...»
神話と自然が融合する神聖な霊場 熊野那智大社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町那智山に鎮座する、全国の熊野神社の総本社のひとつです。熊野本宮大社、熊野速玉大社とともに「熊野三山」を構成し、古くから多くの人々の信仰を集めてきました。深い山々と清らかな滝に囲まれた神聖な地であり、日本を代表する霊場として知られています。 2004年には、熊野古道や高野山などとともに、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として登録されました。自然と信仰が一体となった文化的景観は、国内外から高く評価され、今なお多くの参拝者や観光客が訪れています。...»
太地町立くじらの博物館は、和歌山県東牟婁郡太地町の「くじら浜公園」内にある、日本を代表するクジラ専門の博物館です。古くから沿岸捕鯨で栄えた太地町において、捕鯨文化や鯨類の生態、そして人とクジラとの関わりを後世へ伝えることを目的として1969年に開館しました。 太地町は「古式捕鯨発祥の地」として知られ、約400年にわたりクジラとともに歩んできた歴史があります。その中心的な観光施設であるくじらの博物館では、貴重な骨格標本や歴史資料、生態展示、ショー施設などが充実しており、学びと体験を同時に楽しめる場所となっています。 館内には約1,000点にも及ぶ資料が展示されており、世界でも類を見ない規模を...»
和歌山県新宮市に鎮座する神倉神社は、熊野信仰の原点ともいわれる特別な聖地です。熊野三山の一つである熊野速玉大社の摂社でありながら、その歴史はさらに古く、神々が最初に降臨した地として語り継がれています。神倉山(権現山)の中腹に位置し、巨岩をご神体とする原始的な信仰の姿を今に伝える、全国的にも貴重な存在です。...»
熊野速玉大社は、和歌山県新宮市に鎮座する由緒ある神社であり、熊野三山の一つとして広く知られています。熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野那智大社、そして本社を指し、古来より多くの人々の信仰を集めてきた日本屈指の霊場です。 また、熊野速玉大社は全国に数千社ある熊野神社の総本宮とされ、熊野信仰の中心地として重要な役割を担っています。2004年には「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として世界遺産に登録され、その歴史的価値と文化的意義が国際的にも高く評価されています。...»
つぼ湯は、和歌山県田辺市・湯の峰温泉に位置する歴史ある温泉であり、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産の一部として登録されています。特筆すべきは、実際に入浴できる世界遺産としては世界で唯一の存在であるという点です。 約1800年の歴史を持つとされる湯の峰温泉の中心的な存在であり、古くから熊野詣の巡礼者にとって、心身を清める「湯垢離(ゆごり)」の場として重要な役割を果たしてきました。...»
日本最古の湯として受け継がれる癒しの聖地 和歌山県田辺市の山あいにひっそりと佇む湯の峰温泉は、約1800年という長い歴史を誇る、日本最古の温泉のひとつとして知られています。熊野の自然に抱かれたこの温泉地は、古来より熊野詣の旅人たちにとって身を清め、心身を癒す「湯垢離(ゆごり)の場」として重要な役割を果たしてきました。 静かな谷あいに広がる温泉街は、どこか懐かしい湯治場の風情を今に残し、訪れる人々にゆったりとした時間を提供してくれます。熊野の信仰と深く結びついたこの地は、単なる観光地ではなく、祈りと再生の文化が息づく特別な場所なのです。...»
北山川観光筏下りは、和歌山県東牟婁郡北山村で体験できる、日本で唯一の丸太筏による川下りです。かつて林業の盛んだった北山村で実際に行われていた「筏流し」の技術を観光用として復活させたもので、約600年にわたり受け継がれてきた伝統文化を体感できる貴重なアクティビティとして知られています。 吉野熊野国立公園に位置する北山川の雄大な自然の中を、熟練の筏師が操る全長約30メートルの丸太筏に乗って下る体験は、単なる観光ではなく、北山村の歴史や文化、人々の暮らしに触れる特別な時間となります。...»
阿須賀神社は、和歌山県新宮市に鎮座する歴史ある神社で、熊野川河口近くの蓬莱山(ほうらいさん)の南麓に位置しています。熊野三山ゆかりの古社として知られ、古代から続く熊野信仰の重要な聖地の一つです。現在はユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の追加登録資産としても知られ、多くの参拝者や歴史愛好家が訪れています。 主祭神は事解男命(ことさかのおのみこと)で、熊野速玉大神や熊野夫須美大神なども祀られています。古代より自然そのものを神として崇める信仰が息づいており、背後にそびえる蓬莱山そのものが御神体として崇敬されてきました。...»
和歌山県田辺市本宮町にある大斎原は、熊野信仰の中心地として古くから崇敬を集めてきた神聖な場所です。現在の熊野本宮大社からほど近い場所に位置し、かつて熊野本宮大社が鎮座していた旧社地として知られています。熊野川、音無川、岩田川が合流する中洲に広がるこの地は、古来より「神が舞い降りた聖地」と語り継がれてきました。 現在、大斎原には高さ約34メートル、幅約42メートルを誇る日本最大級の大鳥居がそびえ立っています。黒々とした巨大な鳥居は、遠くからでも視認できる圧倒的な存在感を放ち、熊野の神域へと誘う象徴となっています。鳥居の奥に広がる深い森は、静寂と神秘に包まれ、訪れる人々に特別な空気を感じさせてく...»
桑ノ木の滝は、和歌山県新宮市の山あいを流れる高田川支流の桑ノ木渓谷にある美しい滝です。落差は約21メートルあり、「日本の滝100選」にも選ばれた名瀑として知られています。熊野の深い森に囲まれ、清らかな水音を響かせながら流れ落ちる姿は神秘的で、多くの観光客や自然愛好家を魅了しています。 滝の名前は、かつて周辺に桑の木が数多く自生していたことに由来すると伝えられています。熊野の山々に抱かれた静かな渓谷には、古くから変わらぬ自然景観が残されており、訪れる人々に癒やしと感動を与えてくれます。...»
新宮城は、和歌山県新宮市にかつて存在した城で、別名を丹鶴城、または沖見城(おきみじょう)と呼ばれています。熊野川の河口近く、丹鶴山という小高い丘に築かれた平山城であり、城跡は現在「新宮城跡附水野家墓所」として国の史跡に指定されています。 現在は「丹鶴城公園」として整備されており、歴史散策を楽しめるだけでなく、新宮市街地や熊野川、さらには熊野灘を一望できる絶景スポットとしても人気を集めています。春には桜が咲き誇り、地元でも有数のお花見名所として多くの人々で賑わいます。...»
南紀勝浦温泉は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に広がる南紀地方を代表する温泉地です。古くから「勝浦温泉」として親しまれてきましたが、近年では白浜温泉と並ぶ南紀の名湯として「南紀勝浦温泉」の名で広く知られています。 紀伊半島の南東部、熊野灘に面したリアス海岸沿いに位置し、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の玄関口としても重要な役割を果たしています。熊野古道や熊野那智大社、那智の滝などの歴史文化遺産を巡る観光拠点であると同時に、豊かな自然と温泉を満喫できる癒やしの地として、多くの旅行者を魅了しています。...»
くじら浜公園は、和歌山県東牟婁郡太地町にある海辺の公園で、吉野熊野国立公園の美しい自然の中に位置しています。太地町は古くから「くじらの町」として知られており、この公園はその歴史や文化、そして海の魅力を体感できる観光スポットとして人気を集めています。 園内には「太地町立くじらの博物館」をはじめ、クジラやイルカに関する展示施設、捕鯨船の展示、海を望む広場などが整備されており、家族連れから観光客まで幅広い人々が楽しめる場所となっています。海風を感じながら散策できる開放的な雰囲気も魅力で、太地観光の中心的存在といえる公園です。...»
和歌山県新宮市三輪崎にある孔島と鈴島は、熊野灘の雄大な海と奇岩怪石が織りなす美しい景観を楽しめる人気の観光スポットです。三輪崎漁港の先に位置するこの二つの島は、長い年月をかけて海の浸食や地殻変動によって形づくられた自然の芸術作品として知られています。 孔島と鈴島は、吉野熊野国立公園の一部であり、さらに南紀熊野ジオパークを構成する重要なジオサイトにも認定されています。熊野の豊かな自然と大地の歴史を体感できる場所として、多くの観光客や自然愛好家が訪れています。...»
和歌山県新宮市熊野川町で体験できる「熊野川舟下り」は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する「川の参詣道」を実際にたどることができる、全国でも大変貴重な川舟体験です。古来より熊野三山への信仰は篤く、多くの上皇や貴族、そして庶民たちが熊野詣を行いました。その際、熊野本宮大社から熊野速玉大社へ向かう重要な移動手段として利用されていたのが、この熊野川の舟下りでした。 現在の熊野川舟下りでは、道の駅「瀞峡街道 熊野川」近くの熊野川川舟センターから木造の川舟に乗り込み、熊野速玉大社近くの権現河原まで、およそ90分かけてゆったりと川を下ります。川面を渡る風や水のせせらぎ、山々の静寂に包まれながら進...»
和歌山県東牟婁郡太地町にある海洋水族館「マリナリュウム」は、太地町立くじらの博物館に併設された人気施設です。熊野灘の豊かな海を再現した幻想的な空間の中で、イルカや小型のクジラたちを間近に観察できることで知られています。 館内には大型のトンネル水槽が設けられており、水中にいるかのような感覚を味わえるのが大きな魅力です。頭上や左右をイルカたちが優雅に泳ぎ回る様子は迫力満点で、訪れる人々を魅了しています。小さなお子様から大人まで楽しめる施設として、太地町を代表する観光スポットのひとつとなっています。...»
クジラ料理は、和歌山県東牟婁郡太地町を代表する郷土料理です。太地町は古くから「捕鯨発祥の地」として知られ、日本の捕鯨文化を今に伝える町として全国的に有名です。熊野灘に面したこの港町では、長い歴史の中で培われた独自の食文化が受け継がれており、その象徴ともいえるのがクジラ料理です。 縄文時代の遺跡からもクジラを利用していた痕跡が見つかっており、日本人にとってクジラは古くから貴重な食料でした。江戸時代には庶民にも広く普及し、地域ごとにさまざまな調理法が発展しました。太地町では現在もクジラ文化の継承が行われており、訪れる人々は歴史と伝統に触れながら本場の味を楽しむことができます。...»
紀州勝浦産生まぐろは、和歌山県那智勝浦町の勝浦漁港に水揚げされる、新鮮な天然まぐろです。勝浦漁港は、古くからまぐろ漁が盛んな港として知られ、特に延縄(はえなわ)漁法による生まぐろの水揚げ量が日本有数であることから、「まぐろの町」として親しまれています。 紀州勝浦産生まぐろの大きな特徴は、漁獲から水揚げまでの徹底した鮮度管理にあります。紀伊半島沖で漁獲された天然まぐろは、船上で一本一本丁寧に活け締めや血抜きなどの処理が施され、船内では氷を用いた冷水による低温管理のもとで保存されます。こうした漁業者の長年にわたる努力と研究によって、まぐろ本来の新鮮さと優れた品質が守られています。 生ならではの...»
浮島の森は、和歌山県新宮市にある非常に珍しい植物群落であり、国の天然記念物にも指定されている貴重な自然遺産です。正式名称は「新宮藺沢浮島植物群落(しんぐういのさわうきしましょくぶつぐんらく)」といい、1927年(昭和2年)4月8日に天然記念物として指定されました。 この場所の最大の特徴は、森全体が「浮島」と呼ばれる泥炭の島の上に存在していることです。植物が長い年月をかけて積み重なり、十分に分解されないまま泥炭化し、その軽い泥炭層が水面に浮かぶことで、まるで森そのものが沼の上に浮かんでいるような不思議な景観を作り出しています。 東西約85メートル、南北約60メートル、面積およそ5,000平方...»
和歌山県東牟婁郡太地町は、古式捕鯨発祥の地として知られる「くじらの町」です。熊野灘の美しい海に面したこの町では、鯨やイルカに関する歴史や文化を学べるだけでなく、実際に動物たちと触れ合える多彩な体験プログラムが充実しています。 太地町ならではの魅力は、単に展示を見るだけではなく、イルカやクジラを間近に感じ、触れ合い、その生態や知性を体感できることです。子どもから大人まで楽しめる体験施設が数多くあり、家族旅行やカップル旅行、グループでの観光にも人気を集めています。...»
奥瀞は、三重県熊野市と和歌山県東牟婁郡北山村にまたがる美しい渓谷で、吉野熊野国立公園に指定されている名勝「瀞峡(どろきょう)」の最上流部にあたります。別名北山峡とも呼ばれ、深い山々と清らかな北山川が織りなす壮大な景観で知られています。 瀞峡は下流から「下瀞(瀞八丁)」「上瀞」「奥瀞」の3つに区分されており、その中でも奥瀞は小松地区から七色地区まで続く約28kmの渓谷地帯です。かつては数多くの急流や滝、瀬が連続する変化に富んだ渓谷でしたが、小森ダムや七色ダムの建設により一部が湖底へ沈みました。しかし現在では、人工湖と原生林、清流が見事に調和した独特の景観として高く評価されています。...»
補陀洛山寺は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある天台宗の寺院です。熊野の海にほど近い場所に建ち、古くから熊野信仰と深く結びついてきました。寺名の「補陀洛」とは、サンスクリット語の「ポータラカ」に由来し、観音菩薩が住むとされる理想郷「観音浄土」を意味しています。 この寺院は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産のひとつであり、境内は国史跡「熊野三山」の一部にも指定されています。那智山青岸渡寺の別院としての歴史を持ち、隣接する熊野三所大神社(浜の宮王子)とともに、神仏習合の文化を今に伝える貴重な場所として知られています。 那智駅から徒歩数分というアクセスの良さも魅力でありながら、一歩境内...»
紀の松島は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の勝浦湾口一帯に広がる景勝地で、周囲約17kmの海域に大小130を超える島々や奇岩、奇礁が点在する南紀屈指の観光名所です。その美しさは日本三景の松島にも匹敵すると称され、「紀の松島」という名で親しまれています。 紺碧の海に浮かぶ数多くの島々は、長い年月をかけて自然が創り上げた芸術作品のような存在です。海上から眺める風景は変化に富み、季節や天候、時間帯によって異なる表情を見せてくれます。那智勝浦を訪れた際にはぜひ体験したい、南紀を代表する絶景スポットのひとつです。...»
和歌山県田辺市本宮町にある渡瀬温泉(わたぜおんせん)は、熊野本宮温泉郷を代表する温泉地のひとつです。世界遺産・熊野古道や熊野本宮大社に近く、豊かな自然に囲まれた山あいの静かな環境の中で、ゆったりと温泉を楽しむことができます。 その中でも特に人気を集めているのが、「わたらせ温泉 大露天風呂」です。西日本最大級ともいわれる広大な露天風呂は、開放感にあふれ、四季折々の美しい景色を眺めながら天然温泉に浸かる贅沢な時間を過ごすことができます。...»
熊野三山とは、和歌山県南部に位置する「熊野本宮大社」「熊野速玉大社」「熊野那智大社」の三社、そして深い関わりを持つ「那智山青岸渡寺」を含めた霊場の総称です。古代から日本人の信仰を集めてきた特別な場所であり、2004年にはユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産として登録されました。 熊野三山は、単なる観光地ではありません。豊かな自然と神秘的な空気に包まれた「祈りの地」であり、古くから人々が心の救いを求めて訪れてきた日本屈指の聖地です。山々に囲まれた紀伊山地には、清らかな川や滝、深い森、険しい峠道が広がり、その自然そのものが神聖な存在として崇められてきました。 全国には約三千社も...»
産田社は、和歌山県田辺市本宮町本宮に鎮座する小さな神社で、熊野本宮大社の境外末社として古くから深い信仰を集めています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の中心地である熊野本宮大社から徒歩約10分ほどの場所にあり、世界遺産熊野本宮館の裏手付近に静かに佇んでいます。 社名の「産田(うぶた)」には、「生命を産み出す土地」「生まれる力を司る神域」という意味が込められており、古代から人々はここを特別な聖地として崇敬してきました。境内は決して大きくはありませんが、神秘的で穏やかな空気に包まれており、熊野を訪れる多くの参拝者が足を運ぶ場所となっています。...»
和歌山県東牟婁郡太地町に位置する梶取崎は、雄大な熊野灘へと突き出した美しい岬です。吉野熊野国立公園の特別地域に指定されているほか、南紀熊野ジオパークのジオサイトにも含まれており、豊かな自然と歴史、そして太地町ならではの文化を感じられる観光名所として親しまれています。 白亜の灯台が建つ広々とした芝生広場からは、果てしなく続く太平洋を一望することができ、訪れる人々を魅了しています。断崖絶壁と青い海が織りなす壮大な景色は、まさに熊野の自然を象徴する風景といえるでしょう。...»
道の駅おくとろは、和歌山県東牟婁郡北山村下尾井に位置する国道169号沿いの道の駅です。吉野熊野国立公園の豊かな自然に囲まれたこの施設は、日本で唯一の飛び地の村として知られる北山村の観光拠点として、多くの旅行者に親しまれています。 深い山々に囲まれた静かな環境の中にありながら、観光案内所、温泉施設、宿泊施設、キャンプ場、レストラン、特産品販売所などが充実しており、北山村の自然・文化・食・レジャーを一度に満喫できる総合観光施設となっています。...»
那智の扇祭りは、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に鎮座する熊野那智大社の例大祭として、毎年7月14日に執り行われる伝統行事です。一般には「那智の火祭り」の名で広く知られていますが、正式名称は「扇祭(おうぎまつり)」または「扇会式法会(おうぎえしきほうえ)」といいます。 この祭りは、熊野信仰の聖地である那智山に古くから受け継がれてきた神聖な祭礼であり、燃え盛る大松明と荘厳な扇神輿によって繰り広げられる壮大な神事として知られています。その勇壮さと神秘的な雰囲気から、日本三大火祭りの一つにも数えられ、多くの参拝者や観光客を魅了しています。...»
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に位置するホテル浦島は、吉野熊野国立公園内の岬に建つ全国屈指の温泉リゾートです。勝浦湾の沖合に突き出した半島全体を利用した広大な敷地を誇り、雄大な太平洋の景観と豊富な天然温泉を同時に楽しめる特別な宿として、多くの観光客に親しまれています。 ホテルへ向かう際には、観光桟橋から専用の送迎船に乗船します。まるで浦島太郎になったような気分で海上を進みながら宿へ向かう体験は、旅の始まりをより印象深いものにしてくれます。海から眺めるホテルの壮大な姿は圧巻で、これから始まる非日常の滞在への期待が高まります。...»
熊野三所大神社は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に鎮座する歴史ある神社です。地元では「浜の宮大神社」や「浜の宮王子」とも呼ばれ、古くから熊野詣を行う参詣者たちにとって重要な場所として知られてきました。 この神社は、熊野三山を構成する三つの聖地の神々を祀っていることで知られています。熊野那智大社の祭神である熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)、熊野本宮大社の祭神である家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)、そして熊野速玉大社の祭神である熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)を合わせて祀ることから、「熊野三所大神社」という名称が付けられました。 境内は国の史跡「熊野参詣道」の一部として登録さ...»
上瀞橋は、和歌山県東牟婁郡北山村の道の駅おくとろから徒歩約5分の場所に架かる吊り橋です。北山川に広がる美しいダム湖を渡る全長約170メートルの橋で、和歌山県北山村と三重県熊野市を結んでいます。橋を歩いて渡るだけで県境を越えられる珍しいスポットです。...»
熊野古道中辺路「大雲取越」は、熊野那智大社・那智山青岸渡寺がある那智山から、新宮市熊野川町小口までを結ぶ歴史ある参詣道です。熊野古道のなかでも特に険しい山道として知られ、深い山々を越えながら進むことから、「雲の中を行くような道」ともいわれてきました。熊野三山を巡る旅人たちが歩いた古道であり、現在でも熊野古道中辺路を代表する難所のひとつとして、多くのハイカーや参詣者を魅了しています。 大雲取越は、熊野那智大社から小口まで約14.5km、標準歩行時間は休憩を除いて約5時間とされています。しかし、急な上り下りが続くため、実際には十分な休憩時間を見込んだ余裕のある計画が必要です。熊野古道中辺路のなか...»
小雲取越は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野古道の一つで、新宮市熊野川町の小口から田辺市本宮町の請川までを結ぶ歴史ある山越えの道です。熊野那智大社と熊野本宮大社を結ぶ「雲取越え」の後半にあたり、前半の大雲取越に比べると比較的穏やかな道のりが続くことから、現在では熊野古道のトレッキングコースとして多くの人に親しまれています。...»
王子ヶ浜は、和歌山県新宮市に広がる美しい砂礫海岸で、三重県熊野市まで続く七里御浜の一部を構成しています。約4kmにわたって続く海岸線には熊野古道が寄り添うように延びており、世界遺産の巡礼路と雄大な熊野灘の景色を同時に楽しめる人気のスポットです。...»
和歌山県東牟婁郡太地町にあるくじら浜海水浴場は、日本でも非常に珍しい「くじらと出会える海水浴場」として知られる人気スポットです。太地町は古くから捕鯨文化と深い関わりを持つ町として有名で、その特色を活かしたユニークな海水浴場として、毎年多くの観光客が訪れています。 海水浴場は、太地くじら浜公園内に位置しており、「くじらの博物館」と「いさなの宿 白鯨」のちょうど中間あたり、静かな畠尻湾の奥に広がっています。規模は比較的小さいながらも、穏やかな入り江に囲まれた落ち着いた雰囲気が魅力で、家族連れや観光客に親しまれています。 特に夏季限定で開催されるイベント「くじらに出会える海水浴場」は、全国的にも...»
徐福公園は、和歌山県新宮市にある歴史公園で、中国から日本へ渡来したと伝えられる人物「徐福」を顕彰する観光スポットです。JR新宮駅から徒歩約2分という便利な場所にあり、熊野観光の玄関口として多くの観光客が訪れています。 園内には、中国風の色鮮やかな楼門をはじめ、徐福の墓や徐福像、不老の池、七塚の碑などが整備されており、日本にいながら異国情緒あふれる雰囲気を楽しむことができます。熊野の自然と中国伝説が融合した独特の空間は、新宮市を代表する観光名所の一つとなっています。...»
和歌山県那智勝浦町にある「勝浦漁港にぎわい市場」は、日本有数の生まぐろの水揚げ量を誇る勝浦漁港に隣接した観光施設です。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」や那智の滝、熊野古道などの名所に囲まれた那智勝浦町は、温泉地としても知られていますが、近年は「生まぐろの町」としても高い人気を集めています。 市場には、新鮮な生まぐろ料理を味わえる飲食店や、地元特産品を販売する直売コーナー、お土産店などが並び、観光客で賑わっています。漁港ならではの活気に包まれながら、那智勝浦の海の幸や山の幸を存分に楽しめる場所です。...»
和歌山県東牟婁郡太地町にある梶取埼灯台は、雄大な熊野灘を一望できる美しい景勝地として知られています。白亜の灯台が青い海と空に映える風景は非常に印象的で、太地町を代表する観光名所のひとつです。 灯台が建つ梶取崎は、吉野熊野国立公園の特別地域にも指定されており、豊かな自然と歴史が調和した場所です。芝生が広がる園地には潮風が心地よく吹き抜け、ゆったりとした時間を過ごすことができます。...»
和歌山県東牟婁郡太地町にある燈明崎は、太地湾の先端に位置する岬であり、古式捕鯨の歴史を今に伝える貴重な史跡です。雄大な熊野灘を望む景勝地として知られるだけでなく、日本の捕鯨文化の発展を支えた重要な場所としても高い価値を持っています。 江戸時代の太地では、網を使って組織的にクジラを捕獲する「網掛突捕法」が発展し、日本の捕鯨文化に大きな影響を与えました。燈明崎には、鯨を発見し船団へ指示を送るための山見台や、狼煙を上げる狼煙場が置かれ、海上の捕鯨活動を統率していたのです。 周辺には山見台や狼煙場跡などの古式捕鯨遺構が残されており、さらに遊歩道を進むと白亜の灯台が美しい梶取崎へと続きます。歴史と自...»
和歌山県新宮市熊野川町にある道の駅 瀞峡街道 熊野川は、国道168号沿いに位置する人気の観光スポットです。熊野本宮大社と新宮市街地を結ぶルートのほぼ中間地点にあり、熊野観光の休憩地として多くの旅行者に親しまれています。 周囲は奥深い熊野の山々に囲まれ、熊野川や北山川、赤木川の流れが美しい景観をつくり出しています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも関わりの深い地域であり、熊野古道の歴史や自然を身近に感じられる場所として知られています。...»
道の駅なちは、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町浜ノ宮に位置する人気の道の駅です。国道42号沿いにあり、さらにJRきのくに線の那智駅に直結しているという全国的にも珍しい特徴を持っています。電車でも車でも気軽に訪れることができ、熊野古道や那智山観光の玄関口として多くの観光客に利用されています。 周辺には、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野古道や那智の滝、熊野那智大社など、歴史と自然に彩られた名所が数多く点在しています。そのため、観光の途中に立ち寄る休憩スポットとしてだけではなく、地域文化や自然を体感できる施設としても高い人気を誇っています。...»
阿弥陀寺は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある真言宗御室派の寺院で、熊野那智大社や青岸渡寺と並び、古くから熊野信仰の重要な霊場として知られています。山号を「妙法山(みょうほうざん)」といい、標高749メートルの妙法山の中腹に静かに佇んでいます。 那智山の奥深い森に抱かれるように建つこの寺院は、華やかな観光地とは異なる、静寂と祈りに満ちた空間です。古くから「亡者の熊野詣」の地として語り継がれ、死者供養や納骨の風習を今なお受け継ぐ特別な寺院でもあります。 熊野の自然、山岳信仰、浄土信仰、修験道の歴史が重なり合う阿弥陀寺では、訪れる人は単なる観光ではなく、日本人が古来抱いてきた「死」と「再生」への...»
和歌山県東牟婁郡太地町は、古くから「くじらの町」として知られ、雄大な熊野灘に面した自然豊かな地域です。吉野熊野国立公園の中央部に位置し、古式捕鯨発祥の地として長い歴史を持っています。そんな太地町には、クジラやイルカを間近に感じられる観光スポットが数多く存在し、その中でも注目を集めているのが「森浦湾の海上遊歩道」です。 穏やかな湾内に整備された海上遊歩道では、自然に近い環境で暮らすイルカやクジラたちを観察でき、運が良ければ目の前まで泳いでくる愛らしい姿を見ることもできます。小さなお子様から大人まで楽しめる、太地町ならではの魅力あふれる観光スポットです。...»
和歌山県那智勝浦町の名湯として全国的に知られる南紀勝浦温泉。その中でも特に有名な温泉が、ホテル浦島にある天然洞窟温泉「忘帰洞」です。 忘帰洞は、熊野灘の荒々しい波と風によって長い年月をかけて形成された天然の洞窟の中に湧き出す温泉であり、日本でも屈指のスケールを誇る洞窟風呂として知られています。訪れた人々は、目の前に広がる雄大な太平洋と迫力ある岩肌、そして洞窟内に響く波音に包まれながら、特別な温泉体験を味わうことができます。...»
那智原始林は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智山一帯に広がる貴重な森林で、熊野信仰の中心地として古くから大切に守られてきました。那智の大滝の東側に位置し、深い緑に覆われた森は、今なお原始の姿を色濃く残しています。1928年(昭和3年)には国の天然記念物に指定され、さらに2004年にはユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されました。 那智原始林は約33.5ヘクタールもの広さを誇り、熊野那智大社の社有林として長年にわたり厳重に保護されてきました。古来より神域とされ、一般の伐採が禁じられていたため、照葉樹林を中心とした自然豊かな森林が現在まで守られています。深い森の中には、イ...»
世界遺産熊野本宮館は、和歌山県田辺市本宮町にある学習・体験・交流施設です。熊野三山の中心である熊野本宮大社の向かい側に位置し、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を訪れる人々に向けて、熊野古道や熊野信仰、地域文化の魅力を発信しています。 熊野本宮大社や旧社地「大斎原(おおゆのはら)」を望む絶好の場所に建てられており、熊野詣の歴史や精神文化を学ぶことができる施設として、多くの参拝者や観光客が立ち寄ります。館内には観光案内所、展示空間、図書閲覧コーナー、多目的ホールなどが整備され、熊野地域を訪れる旅人たちの拠点として重要な役割を果たしています。...»
那智高原公園は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に位置する、自然豊かな森林公園です。面積は約9ヘクタールにおよび、那智山青岸渡寺の背後に広がる高原地帯に整備されています。標高約550メートルの場所にあり、那智山一帯の神聖な空気に包まれながら、四季折々の自然を楽しむことができる憩いの場所として親しまれています。 熊野古道「大雲取越(おおぐもとりごえ)」の入口にも近く、古道歩きの基点としても知られています。訪れる人々は、深い杉林や苔むした道、雄大な山々の景色を楽しみながら、古来より続く熊野信仰の世界に触れることができます。...»
道の駅奥熊野古道ほんぐうは、和歌山県田辺市本宮町伏拝にある、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を訪れる人々のための観光拠点です。熊野古道の中でも特に人気の高い熊野本宮エリアに位置し、熊野本宮大社や熊野古道歩きの発着地点として、多くの参拝者や旅行者に親しまれています。 国道168号沿いに整備されており、北へ向かえば奈良県十津川村、南へ向かえば新宮市や那智勝浦町へとつながる交通の要所でもあります。周囲には熊野川がゆったりと流れ、遠くには果無山脈を望むことができるなど、熊野らしい雄大な自然景観に包まれています。 単なる休憩施設ではなく、熊野古道の歴史や文化、自然を知ることができる観光案内機能も充...»
和歌山県南部、熊野川の河口に広がる新宮市は、古代から熊野信仰の中心地として発展してきた歴史あるまちです。熊野三山のひとつである熊野速玉大社の門前町として栄え、現在でも神話の世界と日常の暮らしが自然に共存する独特の雰囲気を感じることができます。 市内には世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野古道や熊野三山に関わる数多くの史跡が点在し、国内外から多くの参拝者や観光客が訪れます。さらに、豊かな山林と清流、雄大な熊野灘に囲まれた自然環境にも恵まれており、歴史・文化・自然を同時に体験できる魅力的な観光地として知られています。...»
和歌山県東牟婁郡太地町にある鯨骨鳥居・恵比寿神社は、漁業の町として発展してきた太地ならではの歴史と文化を感じられる神社です。太地漁港に面して建てられており、古くから豊漁や海上安全を願う人々の信仰を集めてきました。...»
ブルービーチ那智(那智海水浴場)は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある、県内でも最大級の規模を誇る海水浴場です。熊野灘に面した約800メートルもの白砂の浜辺が続き、開放感あふれる景色を楽しめる人気のスポットとして知られています。青く澄んだ海と美しい砂浜のコントラストが印象的で、夏になると多くの観光客や家族連れでにぎわいます。 特に魅力的なのは、その優れた水質と自然環境です。環境省が選定する「快水浴場百選」において、全国でも特に優れた海水浴場に与えられる「特選」に選ばれており、安全性や快適性、美しい景観などが高く評価されています。吉野熊野国立公園内に位置しているため、周囲には豊かな自然が広がり、...»
孔島厳島神社は、和歌山県新宮市三輪崎の沖合に位置する孔島に鎮座する神社です。三輪崎漁港の先にある孔島は陸地とつながっており、海岸から歩いて訪れることができます。熊野灘の美しい景観に囲まれた神社で、自然を感じながら参拝できる場所として親しまれています。 孔島は、古くから鯨漁との関わりが深い地域でもあります。島内の厳島神社には、江戸時代の古式捕鯨に関係する石造物が残されており、当時の人々が海の恵みを得ながら、航海の安全や豊漁を願って信仰を寄せていたことを伝えています。...»
佐藤春夫記念館は、和歌山県新宮市にある文学館で、日本近代文学を代表する詩人・小説家である佐藤春夫の足跡を紹介する貴重な施設です。 新宮市出身の佐藤春夫は、『秋刀魚の歌』や『田園の憂鬱』などで知られ、詩、小説、随筆、童話、翻訳、評論など幅広い分野で活躍しました。艶やかで美しい日本語表現と、繊細な感性に満ちた作品群は今も多くの読者を魅了しています。 記念館は熊野速玉大社の境内に建てられ、東京都文京区にあった春夫の旧宅を移築復元した建物として1989年(平成元年)に開館しました。文学ファンだけでなく、歴史や建築に興味のある人にとっても見どころの多い観光スポットとなっています。...»
西村記念館は、和歌山県新宮市にある歴史的建築物であり、文化学院創設者として知られる西村伊作の旧邸を公開した記念館です。正式名称は「旧西村家住宅(西村伊作記念館)」で、国の重要文化財に指定されています。 大正時代のモダンな生活文化を今に伝える建物として高く評価されており、建築、教育、芸術、文学など幅広い分野に関心を持つ人々が訪れる新宮市を代表する文化スポットとなっています。 館内では、西村伊作が設計した先進的な住宅空間を見学できるだけでなく、油絵や陶器、家具、設計図など多彩な展示を通じて、彼の芸術観や生活哲学に触れることができます。...»
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある勝浦漁港は、日本有数の生まぐろ漁港として全国的に知られています。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を有する那智勝浦町には、熊野那智大社や那智の滝、南紀勝浦温泉など魅力的な観光地が数多く存在していますが、その中でも多くの観光客を惹きつけているのが、この勝浦漁港です。 勝浦漁港は、生鮮まぐろの水揚げ量日本一を誇る漁港として知られており、全国各地から訪れるまぐろファンに愛されています。港には九州や沖縄方面からも多くの漁船が入港し、新鮮な天然まぐろが毎日のように水揚げされています。漁港周辺には市場や飲食施設も整備されており、観光と食の両方を楽しめる人気スポットとなって...»
渡瀬温泉は、和歌山県田辺市本宮町にある温泉地で、世界遺産・熊野本宮大社のお膝元に広がる「熊野本宮温泉郷」のひとつです。熊野川流域の豊かな自然に囲まれた静かな山あいに位置し、湯の峰温泉や川湯温泉と並び、多くの旅人や湯治客に親しまれてきました。 比較的新しい温泉地として知られていますが、その魅力は非常に豊かで、西日本最大級ともいわれる大露天風呂をはじめ、家族専用の貸切露天風呂、アウトドア施設、キャンプ場など、現代の旅のスタイルに合わせた多彩な楽しみ方ができる温泉地として人気を集めています。 周囲には熊野古道や熊野本宮大社など歴史ある名所が点在し、温泉だけでなく、自然・歴史・文化を一度に楽しめる...»
御燈祭は、和歌山県新宮市に鎮座する神倉神社で毎年2月6日の夜に行われる伝統行事です。熊野地方に春の訪れを告げる祭りとして広く知られ、白装束に身を包んだ男たちが燃え盛る松明を手に、急峻な石段を一気に駆け下りる光景は、まさに圧巻です。 その勇壮さから「男の火祭り」とも呼ばれ、古代から続く熊野信仰を今に伝える神事として、多くの人々を魅了しています。2016年には、熊野速玉大社の速玉祭とともに国の重要無形民俗文化財に指定され、日本を代表する火祭りの一つとして高く評価されています。 夜の闇を裂くように燃え上がる炎、山を駆け下りる「上り子(あがりこ)」たちの熱気、そして神聖な空気に包まれた神倉山。その...»
お蛇浦は、和歌山県那智勝浦町の那智湾沿いに広がる海岸で、独特の地形と豊かな自然、そして古くからの信仰が調和した景勝地です。海岸のすぐ近くには、朱色の鳥居が印象的な弁天島があり、干潮時には海岸から歩いて渡れることがあります。...»
那智勝浦町は、和歌山県東牟婁郡に位置する、海と山の豊かな自然に恵まれた町です。熊野灘に面したリアス式海岸の美しい風景と、熊野信仰の歴史を今に伝える世界遺産、そして全国有数の生まぐろの水揚げ港として知られています。 町全体が「自然」「信仰」「温泉」「食文化」に包まれており、訪れる人々はここで、日常とは異なるゆったりとした時間を味わうことができます。海から吹く潮風、古道に漂う神秘的な空気、湯煙の立ちのぼる温泉街、早朝の港に響く競りの声――那智勝浦町には、五感を通じて熊野文化を体験できる魅力が詰まっています。...»
和歌山県田辺市本宮町に鎮座する熊野本宮大社は、熊野三山の中心として古くから篤い信仰を集めてきました。全国に数多く存在する熊野神社の総本宮として知られ、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産にも登録されています。 そんな熊野本宮大社で毎年4月13日から15日にかけて執り行われるのが、「熊野本宮大社 例大祭」です。春の熊野を代表する神事であり、五穀豊穣や地域の安泰、人々の無病息災を祈願する伝統行事として、古くから大切に受け継がれてきました。 例大祭の中でも特に有名なのが、4月13日に行われる「湯登神事(ゆのぼりしんじ)」と、15日の「御田祭(おんださい)」です。これらの神事は、和歌山県指...»
弁天島は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町の那智湾に浮かぶ小さな島であり、古くから信仰と自然景観の両面で親しまれてきた特別な場所です。朱色の鳥居が印象的に立ち、海に突き出すような岩肌とともに、訪れる人々に強い印象を与えます。 この島は単なる観光地ではなく、地質学的にも貴重な特徴を持ち、また弁財天信仰に基づく精神文化の拠点としても知られています。自然と信仰が融合した、那智勝浦町を代表する景勝地の一つです。...»
じゃばらは、和歌山県東牟婁郡北山村で生まれた、日本でも非常に珍しい香酸柑橘です。ユズやダイダイ、カボスなどと同じミカン属の仲間でありながら、独特の香りと強い酸味、そして後味にほんのり残る苦味が特徴です。その個性的な味わいから、一度食べると忘れられない柑橘として注目を集めています。 北山村は、和歌山県に属しながら奈良県と三重県に囲まれた全国唯一の「飛び地」の村として知られています。豊かな自然に囲まれたこの山村で、じゃばらは江戸時代の頃から庭先に植えられ、地域の人々に親しまれてきました。 現在では北山村を代表する特産品となり、全国的にも知名度を高めていますが、そこに至るまでには長い年月と多くの...»
渡瀬温泉センター おとなしの郷は、和歌山県田辺市本宮町にある、温泉・キャンプ・コテージ・レストランが一体となった人気のアウトドア施設です。世界遺産「熊野古道」にほど近く、熊野本宮大社から車で約10分という便利な場所に位置しており、熊野観光の拠点として多くの人々に親しまれています。 山深い熊野の自然に囲まれたこの施設では、清らかな川の流れや澄んだ空気、四季折々に移ろう風景を感じながら、心安らぐひとときを過ごすことができます。温泉だけでなく、キャンプや川遊び、自然散策なども楽しめるため、家族連れからアウトドア好きの方まで幅広い世代に人気があります。...»
和歌山県田辺市の東部、深い山々に囲まれた静かな地に広がる本宮エリアは、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を代表する神聖な地域です。古代から多くの人々が祈りを胸に歩いた熊野古道。その長い旅路の果てにたどり着くのが、熊野三山の中心ともいえる熊野本宮大社です。 平安時代には上皇や貴族たちがこぞって熊野を目指し、「蟻の熊野詣」と呼ばれるほど多くの参詣者が列をなして歩いたと伝えられています。険しい山道を越え、深い森を抜け、ようやく本宮の地にたどり着いた旅人たちは、この地で祈りを捧げ、温泉で疲れを癒やしました。 本宮エリアは、日本最古の湯ともいわれる湯の峰温泉や、川の中から温泉が湧き出す珍しい川湯温泉...»
北山村は、和歌山県東牟婁郡に属する小さな村です。しかし、その立地は日本でも極めて珍しく、全国で唯一、和歌山県のほかの市町村と接していない「飛び地」の自治体として知られています。周囲を奈良県と三重県に囲まれながら、行政上は和歌山県に属しているという不思議な地域であり、その特異な地理条件は多くの旅行者や地理ファンの興味を引きつけています。 村の面積は約48平方キロメートル。そのうち約93〜97%を深い山林が占め、紀伊山地の豊かな自然に抱かれるように集落が点在しています。中央には清流・北山川が悠々と流れ、渓谷やダム湖、深い森など、山村ならではの雄大な景観が広がっています。 この地域は古くから林業...»
熊野速玉祭は、和歌山県新宮市に鎮座する熊野速玉大社の例大祭として、毎年10月15日と16日に盛大に執り行われる伝統行事です。熊野三山のひとつである熊野速玉大社に古くから伝わる神聖な祭礼であり、熊野信仰の深い歴史と精神文化を今に受け継ぐ重要な祭りとして知られています。 この祭りは、勇壮な船渡御と早船競漕で有名な「御船祭(みふねまつり)」を中心に構成されており、2016年には「新宮の速玉祭・御燈祭り」として国の重要無形民俗文化財に指定されました。古代から続く祭礼の姿を色濃く残し、熊野の自然と人々の祈りが一体となった壮大な神事として、多くの参拝者や観光客を魅了しています。...»
延命寺は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町宇久井にある曹洞宗の寺院です。山号を「鳳凰山(ほうおうざん)」と称し、静かな山あいの地に佇む歴史ある寺院として地域の人々に親しまれています。 寺院の周囲には豊かな自然が広がり、熊野の山々と海に囲まれた穏やかな空気を感じることができます。観光地として賑わう那智山周辺とはまた異なり、落ち着いた雰囲気の中でゆっくりと参拝できるのが延命寺の魅力です。 延命寺は、海から流れ着いたと伝えられる「延命地蔵菩薩」を本尊として祀ることで知られています。その神秘的な由来と長い歴史から、古くより人々の信仰を集め、現在も「延命」や「健康長寿」を願う参拝者が訪れています。...»
和歌山県東牟婁郡太地町にある「和田家の岩門」は、太地町の長い捕鯨の歴史を物語る貴重な史跡です。現在は町の人々の生活道路として利用されている小さな洞穴ですが、その場所には、古式捕鯨発祥の地として栄えた太地の歴史と、捕鯨を支えた和田家一族の足跡が刻まれています。 自然の風化作用によって形成された岩の洞穴は、まるで石の門のように見えることから、古くより「和田の岩屋」や「和田の岩門(せきもん)」と呼ばれてきました。洞穴の内側には、太地の古式捕鯨の祖として知られる和田家の広大な屋敷が存在していたと伝えられています。...»
七越峰は、和歌山県田辺市本宮町に位置する標高約262メートルの山で、熊野本宮大社の東側、大峰山脈の最南端にあたる場所にあります。熊野本宮を代表する景勝地として知られ、「熊野本宮名勝八景」のひとつにも数えられています。 山頂周辺からは、熊野本宮大社や旧社地である大斎原(おおゆのはら)、そして日本一の高さを誇る大鳥居、熊野川の流れ、本宮の里山風景まで一望できるため、多くの観光客や写真愛好家が訪れます。熊野の雄大な自然と神聖な空気を感じられる場所として、古くから親しまれてきました。...»
那智山は、和歌山県那智勝浦町北東部の内陸一帯に広がる山々の総称であり、古くから熊野信仰の中心地として人々の信仰を集めてきた神聖な山域です。世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」にも登録されており、日本を代表する霊場のひとつとして国内外から多くの参拝者・観光客が訪れています。 その名の由来には諸説あり、「難地(なち)」の転訛とする説や、熊野本宮・新宮より「後(のち)」に開かれた山であることに由来するという説などがありますが、いずれも定かではありません。しかし、その名が示すように、長い歴史の中で“後世に残る聖地”として重要な役割を担ってきました。...»
おくとろ温泉 やまのやどは、和歌山県東牟婁郡北山村にある温泉宿泊施設です。日本で唯一の飛び地の村として知られる北山村の豊かな自然に囲まれ、静かな山あいの風景とともに、ゆったりとした時間を過ごせる癒やしの宿として親しまれています。 施設は国道169号沿いの「道の駅おくとろ」に隣接しており、吉野熊野国立公園の雄大な自然を満喫できる絶好のロケーションにあります。周辺には北山川や瀞峡などの景勝地が点在し、観光やアウトドアの拠点としても人気があります。...»
市野々王子は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある歴史深い神社で、熊野九十九王子のひとつとして知られています。熊野古道・中辺路を歩く巡礼者たちにとって重要な場所であり、現在も静かな杉木立の中にその面影を残しています。 境内は「市野々王子跡」として、国の史跡「熊野参詣道」の一部に指定されています。長い年月を経て受け継がれてきた熊野信仰の歴史を感じられる場所として、多くの参拝者や熊野古道を歩く旅人が訪れています。 市野々王子は、熊野九十九王子の中でも最後から二番目に位置する王子社です。熊野那智大社へ向かう巡礼路の終盤にあり、那智山を目前に控えた参詣者たちにとって、心を整える大切な場所であったと考え...»
高田グリーンランド・雲取温泉は、和歌山県新宮市の山あいを流れる高田川のほとりに位置する、自然豊かな温泉施設です。世界遺産として知られる熊野三山の中間にあり、那智山と熊野川のほぼ中ほどに位置しています。周囲を深い緑の山々に囲まれ、清流のせせらぎや鳥たちのさえずりを聞きながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。 新宮市街地から車で約20分ほどの場所にあり、熊野速玉大社や神倉神社などの観光地へのアクセスも良好です。熊野古道巡りや観光の途中に立ち寄る温泉地としても人気があり、宿泊はもちろん、日帰り入浴でも気軽に利用できます。...»
和歌山県新宮市相賀に鎮座する相賀八幡神社は、熊野の深い山々と清流に囲まれた静かな場所にある神社です。苔むした石垣の上に佇むその姿は、長い年月を感じさせる荘厳な雰囲気に包まれており、訪れる人々に強い印象を与えています。 境内へ足を踏み入れると、まず目を引くのが本殿のすぐそばにそびえる巨大な岩壁です。切り立つ岩は圧倒的な存在感を放ち、まるで自然そのものが御神体であるかのような神秘的な空気を漂わせています。熊野地方特有の自然崇拝の精神を色濃く残す場所として、現在も多くの人々の心を惹きつけています。...»
太地町は、和歌山県東牟婁郡に属する紀南地域の町で、紀伊半島南東部の熊野灘に面しています。面積は和歌山県内で最も小さい町ですが、その名は古くから全国に知られており、特に「古式捕鯨発祥の地」として高い知名度を誇ります。 黒潮が流れる熊野灘には古くから多くの鯨が回遊し、人々はその恵みを受けながら暮らしてきました。約400年以上にわたり「鯨とともに生きる町」として独自の歴史と文化を育んできました。 太地町を訪れると、町の至るところでクジラ文化に触れることができます。鯨をモチーフにしたモニュメントや史跡、供養碑、博物館、そして今も受け継がれる伝統行事など、町全体がひとつの“くじら文化遺産”ともいえる...»
新宮市立歴史民俗資料館は、和歌山県新宮市にある阿須賀神社の境内に建てられた資料館です。熊野川河口近くに位置する霊山「蓬莱山」のふもとにあり、古代から続く熊野の歴史や信仰、地域の暮らしを深く知ることができる施設として親しまれています。 資料館では、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」に関連する文化財をはじめ、阿須賀神社周辺から出土した弥生時代や古墳時代の遺物、中世熊野信仰に関する貴重な資料、新宮城の歴史資料などが展示されています。熊野を訪れる観光客にとって、歴史や文化を学ぶことができる重要なスポットとなっています。...»
和歌山県東牟婁郡北山村にある「おくとろ温泉」は、深い山々と清流に囲まれた静かな温泉施設です。日本で唯一の飛び地の村として知られる北山村の豊かな自然の中に位置し、吉野熊野国立公園の雄大な景色を楽しみながら、ゆったりとした時間を過ごせる人気のスポットとなっています。 国道169号沿いにある「道の駅おくとろ」に隣接しており、観光やドライブの途中に立ち寄りやすいのも魅力のひとつです。周辺には北山川や瀞峡などの景勝地が広がり、観光筏下りやキャンプ、アウトドア体験を楽しんだあとに、温泉で疲れを癒やすことができます。...»
和歌山県東牟婁郡那智勝浦町粉白(このしろ)地区にある「ぶつぶつ川」は、そのユニークな名前と驚くほど短い全長で全国的に知られている観光スポットです。全長はわずか13.5メートルしかなく、2008年(平成20年)10月21日に二級河川として正式に指定されて以来、「日本一短い法定河川」として注目を集めています。 一見すると「これが本当に川なのだろうか」と思うほど小さな川ですが、その透明度の高い清水や静かな自然環境、そして地域の人々に長年親しまれてきた歴史には、大きな魅力が詰まっています。...»
多富気王子は、和歌山県東牟婁郡那智勝浦町にある熊野九十九王子のひとつであり、中辺路における最後の王子社として知られています。熊野古道を歩き続けてきた巡礼者たちにとって、この場所は那智山の霊域へ入る直前の重要な地点でした。 現在は社殿こそ残されていませんが、杉木立に囲まれた静かな空間には、長い歴史と信仰の気配が色濃く残されています。大門坂の入口近く、名高い夫婦杉を少し過ぎた場所にあり、熊野古道を訪れる多くの旅人が足を止める場所となっています。...»
鯨の竜田揚げは、和歌山県を代表する郷土料理のひとつであり、特に捕鯨の歴史と深い関わりを持つ太地町では、古くから親しまれてきた鯨料理です。ひと口大に切った鯨肉をしょうゆや生姜で下味を付け、片栗粉をまぶして香ばしく揚げるこの料理は、外はカリッと、中はしっとりとした食感が楽しめる人気の一品です。 現在では郷土料理として観光客にも親しまれていますが、その歴史は古く、日本人と鯨との長い関わりの中で育まれてきた食文化の象徴ともいえる存在です。...»
マグロの水揚げが日本一の那智勝浦町(平成14年度)。地域ブランドとなっている「紀州勝浦産生マグロ」は、100%はえ縄漁船によって漁獲された天然マグロであり、漁獲したマグロを一本一本丁寧に活け締め処理をした後、船内において冷水保存(氷温)することにより、漁獲された直後の新鮮さと品質を保っている。勝浦漁協魚市場に水揚げされるのは、くろまぐろ、めばちまぐろ、きはだまぐろ、びんながまぐろの4種類。本マグロ以外は周年水揚げるものの、どの種類も冬場の方が脂がのって美味しいと言われる。 旬 12月 1月 2月 3月...»
和歌山県太地町は、古式捕鯨発祥の地として名高く、1606年にこの地の豪族・和田頼元が組織的な捕鯨を始めたとされている。古くから日本人に食べられてきたくじらも、現在では貴重な食材となっているが、低カロリーで低脂肪、さっぱりとして美味しいということから再び注目を集めている。食べ方には色々あるが、地元のお勧めはくじらの肉と皮(脂部分)を薄く切り、合わせて頂くお刺身。生姜醤油で頂くのが定番だが、地元熊野地方では、ほんのり柚の香りがする、柚ポン酢で頂くこともある。その他、竜田揚げやハリハリ鍋なども絶品。 旬 9月 10月 11月 ...»
熊野牛は、和歌山県南部の熊野地方を中心に育てられている、和歌山県を代表するブランド和牛です。古くからこの地域で飼育されてきた和牛をもとに、優れた血統を取り入れながら改良を重ねることで誕生した高級黒毛和牛であり、その上質な肉質と豊かな風味で高い評価を受けています。 熊野地方は、世界遺産・熊野古道をはじめ、豊かな森林や清らかな水に恵まれた自然豊かな地域です。熊野牛は、こうした自然環境の中で、生産者によって大切に育てられています。大量生産ではなく、一頭一頭に手間をかけながら育てられるため、出荷頭数が少なく、とても希少な和牛として知られています。 熊野牛の歴史 熊野牛の歴史は非常に古く、平安時代...»
“じゃばら”とは和歌山県の北山村に自生する柑橘類で、ゆずやかぼすの仲間である。名前の由来が“邪気を払う”という意味を持つことから、北山村では縁起物として正月には欠かせない存在であった。同村では、じゃばらを使った商品が多数開発されているが、中でも、じゃばらが持つバランスの良い酸味や、まろやかな風味がいかされたポン酢は評判が高く、”じゃばらぽん酢 じゃぽん”と銘打たれ、おみやげや通販で人気の商品となっている。 じゃばらの皮までまるごと使ったポン酢で、1本1本手作り。...»
じゃばら果皮粉末は、和歌山県北山村を代表する希少な柑橘「じゃばら」の果皮を、細かな粉末に加工した食品です。じゃばらは、ユズや九年母、紀州みかんなどが自然交雑して生まれた香酸柑橘とされ、古くから北山村周辺で親しまれてきました。名前には「邪気をはらう」という意味が込められているとされ、縁起のよい果実としても知られています。 独特の酸味とまろやかな風味 じゃばらは、ユズやカボス、スダチなどと同じ柑橘類ですが、豊かな果汁と強い香り、酸味の中に感じられるまろやかな風味が特徴です。果実は11月頃から収穫され、完熟するにつれて酸味が穏やかになります。果汁は寿司酢や鍋物、湯豆腐などに利用されるほか、ポン酢...»
和歌山県田辺市本宮町にある和歌山県世界遺産センター「Kii Spirit(キー・スピリット)」は、世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の魅力や歴史、文化を総合的に学ぶことができる施設です。熊野本宮大社の目の前に位置し、熊野古道を訪れる多くの参拝者や観光客にとって、旅の出発点ともいえる存在となっています。 この施設は、世界遺産登録後の2007年(平成19年)に、世界遺産の価値を後世へ伝える学習・啓発拠点として設立されました。館内では、熊野三山や高野山、熊野古道など、「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する文化遺産について、映像・模型・パネル展示を通じてわかりやすく紹介しています。 また、単なる観光...»
雷の滝は、和歌山県北山村の豊かな自然に囲まれた場所にある、落差約20メートルの迫力ある直瀑です。滝壺まで一気に流れ落ちる豪快な水の流れと、その轟音はまさに雷鳴を思わせることから、この名が付けられたと伝えられています。周囲を深い山々に囲まれた神秘的な景観は、多くの訪問者を魅了しています。 古くからこの地域は山岳信仰の場として知られ、滝の上流に位置する西峰の山は山伏や修験者たちの修行の地でした。自然と一体となることで悟りを開こうとした修行者たちは、この地で厳しい修行に励んだといわれています。現在も周辺には行者屋敷跡が残されており、往時の信仰文化を感じることができます。...»
妙心寺は、和歌山県新宮市にある真言宗の尼寺で、熊野の歴史や信仰と深い関わりを持つ由緒ある寺院です。熊野速玉大社や神倉神社に近い場所にあり、古くから熊野信仰を支える重要な存在として知られてきました。特に、神倉神社の本地仏である愛染明王を祀る寺として、多くの信仰を集めてきた歴史があります。 現在の妙心寺は静かな佇まいを見せていますが、その背景には熊野の霊場文化、熊野詣、修験道、尼僧たちの活動など、長い年月にわたる壮大な歴史が刻まれています。熊野の歴史を深く知りたい方にとって、ぜひ訪れておきたい貴重な場所のひとつです。...»
浜王子は、和歌山県新宮市に鎮座する歴史ある神社で、熊野古道に点在する「熊野九十九王子」のひとつとして知られています。熊野九十九王子とは、かつて熊野詣を行う人々が道中で参拝した神社群のことで、熊野信仰において重要な役割を果たしてきました。 浜王子は、現在では静かな住宅地の一角にありますが、古くは熊野灘を望む海辺の松林に囲まれた美しい場所にあり、多くの参詣者が立ち寄る聖地でした。今なお地元では「王子権現」として親しまれ、人々の信仰を集めています。...»
cafe るんたは、和歌山県新宮市熊野川町九重にある旧九重小学校をリノベーションしたカフェです。かつて地域の子どもたちの学び舎だった校舎を活用し、現在は地元の人々や観光客が集う憩いの場として親しまれています。懐かしさを感じる校舎の雰囲気を残しながら、温かみのある空間へと生まれ変わっています。...»
和歌山県新宮市三輪崎は、紀伊半島南部の熊野灘に面した港町です。温暖な気候と豊かな海に恵まれ、古くから漁業の町として栄えてきました。現在でも三輪崎漁港には多くの漁船が並び、熊野の海とともに暮らしてきた人々の歴史や文化を感じることができます。 この地域は、古式捕鯨の歴史を今に伝える町としても知られており、港町の風景の中には、かつて捕鯨で栄えた時代の面影が色濃く残されています。また、熊野の豊かな自然に囲まれた孔島・鈴島や、歴史ある建築物、郷土芸能など、多彩な魅力にあふれています。...»
三輪崎青年会館は、和歌山県新宮市三輪崎に残る歴史的な集会施設です。熊野灘に面した三輪崎は、古くから漁業や捕鯨によって栄えた港町として知られ、現在でも海とともに歩んできた地域の歴史や文化が色濃く残されています。 その町並みの中心に建つ三輪崎青年会館は、昭和2年(1927年)に建築された木造建築で、地域の人々に長年親しまれてきました。特徴的な洋風の外観と、地域文化を支えてきた歴史から、三輪崎のランドマークともいえる存在となっています。...»
旧チャップマン邸は、和歌山県新宮市に残る貴重な近代洋風建築であり、大正時代の雰囲気を色濃く伝える歴史的な建物です。1926年(大正15年)に建築され、アメリカ人宣教師であったチャップマンの住居として使用されました。設計を手がけたのは、新宮市出身の建築家・教育者として知られる西村伊作です。 西村伊作は、東京で「文化学院」の創設に関わった人物としても有名で、日本の住宅建築に新しい考え方を取り入れた先駆者でした。それまでの日本住宅は接客を重視する造りが一般的でしたが、西村は家族が快適に暮らせる「居間中心型住宅」を提唱し、現代住宅にも通じる生活空間を生み出しました。旧チャップマン邸は、その思想をよく...»