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白骨温泉

(しらほねおんせん)

源泉掛け流し乳白色の湯

北アルプス・乗鞍岳の山麓(標高1400メートルほど)の湯川の谷間にある静かな温泉郷。
絹のような肌触りで、乳白色の湯として知られている。

温泉は600年以上の歴史があるといわれ、胃腸病、神経症、婦人病、慢性疲労などに効能があり、その昔「三日入ると三年は風邪をひかない」と言われた。

湯量が豊富で、白骨温泉はどこの施設も100%源泉掛け流し。
湯宿はそれぞれ源泉を持ち、泉質も微妙に異なる。

上高地や乗鞍高原がある中部山岳国立公園区域内にあり、国民保養温泉地にも指定されている。

乳白色の湯は飲泉もでき、胃腸病や婦人病、神経ストレスなどに効果があると言われている。

泉質は単純硫化水素泉で、湧出時には無色透明であり、時間の経過によって白濁していく。

温泉街には複数の温泉旅館と公共の日帰り温泉施設が立ち並ぶ。
旅館でも日帰り入浴ができる。

白骨温泉 泡の湯旅館
明治45年創業の老舗温泉旅館で、70坪ある広々とした混浴の大露天風呂があり、数メートルの高さから大量の湯が注がれている。
時間限定で日帰り温泉もできる。女性・男性とも専用の露天風呂と内湯もあり。

概要

白骨温泉(しらほねおんせん)は、長野県松本市にある温泉地で、日本を代表する秘湯のひとつとして知られています。標高1,400メートルの高地に位置し、周囲を豊かな自然に囲まれたこの温泉地は、古くから療養や静養の場として親しまれてきました。

泉質と効能

白骨温泉の特徴は、何と言ってもその白濁したお湯です。泉質は炭酸水素塩泉で、豊富なミネラルを含んでいます。この白濁したお湯は、美肌効果や疲労回復、リウマチ、神経痛などに効果があるとされています。特に、長時間の入浴でも湯冷めしにくいという特徴があり、心身ともにリフレッシュすることができます。

歴史

白骨温泉の歴史は古く、鎌倉時代にまでさかのぼると言われています。戦国時代には、武将たちが戦の疲れを癒すために訪れたという記録も残っています。また、江戸時代には温泉地としての整備が進み、多くの湯治客が訪れるようになりました。明治時代以降は、交通の便が改善され、さらに多くの人々に知られるようになりました。

観光と宿泊

白骨温泉には、多くの宿泊施設が点在しています。伝統的な温泉旅館からモダンなホテルまで、さまざまなニーズに対応した宿泊施設があります。各施設では、白濁した温泉を楽しめる大浴場や露天風呂が用意されており、訪れる人々を魅了します。また、宿泊客は地元の食材を使った美味しい料理も堪能することができます。

周辺の観光スポット

白骨温泉の周辺には、多くの観光スポットがあります。松本市内には、国宝に指定されている松本城があり、歴史と文化を感じることができます。また、上高地や乗鞍高原といった自然豊かなエリアも近く、ハイキングやトレッキングを楽しむことができます。四季折々の美しい風景が広がるこれらのスポットは、白骨温泉と合わせて訪れるのに最適です。

アクセス

白骨温泉へのアクセスは、公共交通機関と車の両方が利用できます。最寄りの鉄道駅は松本駅で、駅からはバスが運行しています。また、車を利用する場合は、長野自動車道の松本インターチェンジから約1時間の距離です。冬季には積雪があるため、車での訪問には注意が必要です。

イベントと体験

白骨温泉では、年間を通じて様々なイベントが開催されます。特に冬季には雪見風呂を楽しむことができ、幻想的な雰囲気を味わうことができます。また、地元の文化や風習を体験できるイベントも多く、訪れる人々にとって貴重な体験となります。例えば、地元の祭りや伝統工芸の体験などがあり、温泉地ならではの魅力を感じることができます。

まとめ

白骨温泉は、豊かな自然と歴史ある温泉地として、多くの人々に愛されています。白濁した温泉と美しい景色、そして地元の文化を楽しむことができるこの場所は、心身ともにリフレッシュするのに最適です。長野県を訪れた際には、ぜひ白骨温泉に足を運び、その魅力を体感してください。

Information

名称
白骨温泉
(しらほねおんせん)
Shirahone Onsen
リンク
公式サイト
住所
長野県松本市安曇白骨温泉
電話番号
0263-93-3251
アクセス

松本ICから車で60分[40km]
松本電鉄上高地線新島々駅からバスで55分

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