上高地の梓川に架かる木製の吊橋。
穂高岳、焼岳などの山々と梓川を望む絶景を望む、上高地のシンボル。
全長37メートル、幅3.1メートル、長さ36.6メートルのカラマツ製の橋で、1891年に初めて橋が架けられた。
中部山岳国立公園内の標高約1,500メートルに位置する。
小説家である芥川龍之介が1927年に出版した小説『河童』の中で、河童橋が登場しており、名作文学のゆかりの地として知られている。
上高地バスターミナルから徒歩5分の観光しやすい距離にあり、観光地として有名なスポットになっているため、観光客が絶えない。
ケショウヤナギの巨木が周辺の河畔に群生している。
河童橋という名前の由来は、昔ここに河童が住みそうな深い淵があったなど諸説ある。
周辺にはホテルなどの宿泊施設と売店、キャンプ場、ビジターセンターなどがある。
清水川
河童橋を過ぎて左岸を少し歩いたところに梓川支流のひとつである清水川が流れる。
長さ300メートルほどの短い小川で、清らかな水は飲料水として飲むことができる。
上高地にある施設の飲料水として利用されていて、上高地インフォメーションセンターの南側にある水飲み場も清水川の水を使用している。
六百山に降った雪や雨が地下水となり、その麓に水が湧き出していて、川となって流れている。水温は年間を通して6度前後。
11月中旬~4月中旬まで、上高地の施設はすべて休業
無料
松本電鉄上高地線新島々駅より上高地行バス1時間10分、終点ターミナルより徒歩10分
【車】
マイカー進入は沢渡駐車場(2000台)か平湯駐車場(850台)に駐車してシャトルバス(濃飛バス 0578-89-2351)またはタクシー(上高地タクシー共同配車管理センター 0263-95-2350)の送迎を利用