日本三景のひとつとして知られる名勝地「天橋立」を眺望できる代表的な名所。天橋立名物「股のぞき」発祥の地とも言われ、逆さになって見ると天地が逆転し、まさに天に架かる橋のように見えることから天橋立の名がついた。
傘松公園は、京都府舞鶴市に位置する公園で、自然の美しさと歴史的な遺産が融合した魅力的なスポットです。この公園は、その美しい景観と豊かな自然環境から、多くの観光客や地元の人々に愛されています。特に、桜のシーズンには絶景の花見スポットとして知られています。
傘松公園は、元々は古代の信仰の対象であった山岳信仰の場所として知られています。公園のある場所には、昔から神聖な場所として信仰されていた山があり、その歴史は古く、地域の文化や伝統に深く根付いています。公園として整備される前は、地域の人々の信仰や修行の場として利用されていたとされています。
傘松公園には、自然の美しさと歴史的な遺産が調和した多くの見どころがあります。以下は、公園内で特に注目すべきポイントです:
傘松公園は、春になると桜が咲き誇ることで有名です。公園内には、数百本の桜の木が植えられており、春には花見客で賑わいます。桜の花が咲く時期には、公園全体がピンク色に染まり、訪れる人々に美しい風景を提供します。
公園内には展望台が設置されており、ここからは舞鶴市街地や周辺の山々を一望することができます。展望台からの眺めは素晴らしく、特に夕暮れ時や夜景の時間帯には、幻想的な景色が広がります。
公園内には、古代の信仰の対象であった遺跡や神社も点在しています。これらの歴史的な遺跡は、公園の自然と共に、地域の歴史や文化を感じることができる場所です。散策しながら、古代の信仰や伝説に思いを馳せるのも一興です。
傘松公園では、年間を通じてさまざまな祭りやイベントが開催されています。これらのイベントは、地元の人々や観光客にとって、地域の文化や伝統を楽しむ貴重な機会となります。
春には「桜祭り」が開催され、公園内で花見を楽しむ人々で賑わいます。桜の花が見ごろを迎える時期には、地元の特産品やグルメの屋台が並び、賑やかな雰囲気が漂います。
秋には「紅葉祭り」が行われ、公園内の紅葉が見ごろを迎えます。紅葉の美しい景色とともに、地域の伝統的な音楽や舞台が楽しめるイベントです。
傘松公園は、京都府舞鶴市に位置しており、アクセスも便利です。最寄りの駅は「舞鶴駅」で、そこからバスやタクシーを利用して公園までアクセスすることができます。自家用車でのアクセスも可能で、公園周辺には駐車場が整備されています。
公園には来園者のための駐車場が完備されており、車での訪問も便利です。駐車場からは、公園までのアクセスもスムーズで、ゆっくりと自然を楽しむことができます。
傘松公園は、一般的に朝から夕方まで開園しています。入園料は無料で、誰でも気軽に訪れることができます。特別なイベントや祭りの際には、開園時間や入場条件が変更される場合があるため、訪問前に公式情報を確認することをお勧めします。
傘松公園は、自然の美しさと歴史的な遺産が融合した魅力的な場所です。四季折々の風景や祭り、歴史的な遺跡など、多くの見どころがあり、訪れる人々に豊かな体験を提供しています。自然と歴史を楽しみながら、心安らぐひとときを過ごすことができる傘松公園は、多くの人々にとって大切な場所です。
全長3.6キロメートルにもなる細長く延びる天橋立の全体像は
距離と高さのある展望所から眺めることができる。
天橋立の南側にある天橋立ビューランドから見た天舞い昇る龍に例えられ「飛龍観」と呼ばれる。
天橋立の北側、ケーブルカーかリフトで山を登った海抜130メートルの成相山中腹に位置する傘松公園から眺める天橋立は
湾を囲むように弓なりに南北に隔てる砂州が右上にまっすぐ伸びていることから「斜め一文字」と呼ばれる。
徒歩3分ほど園内の階段を登ると、公園の名前の由来にもなった「傘松」という名の松があり、「股のぞき発祥の地」と書かれた展望台がある。
ここから股のぞきを行うことで、天地が逆転し、細長く延びた松林が一瞬天にかかる橋ような情景を愉しむことができる。
股のぞき台が設置されているので試してしてみよう。
床面がガラス張りのスカイデッキでは40メートルの高さを空中散歩。
展望レストランでは天橋立の絶景を眺めながら、食事ができる。
公園へ行くには成相山の麓から天橋立ケーブルカーかリフトに乗り、約6分で到着。
成相山の麓にある、天橋立を参道としていた歴史ある神社「籠神社(このじんじゃ)」。
伊勢神宮に奉られる天照大神、豊受大神がこの地から伊勢に移されたという故事から「元伊勢」の名が付いたと言われている。
山陰道唯一の大社であり、最高の社格と由緒を誇る古社。
本殿正面には伊勢神宮と籠神社にしか祀ることが許されていない五色の座玉(すえたま)が輝く。
傘松公園から成相山を登山バスでさらに登った、標高328メートルほどに位置する成相寺(なりあいじ)。
西国第28番札所で、創建は704年と伝わる。
境内には1998年に復元された五重塔があり、鎌倉時代の建築様式の木造塔でその高さは約33メートル。
境内からは天橋立が一望できる。
山号は古くは「世野山」と称し、水墨画家・禅僧の雪舟が1501年頃に描いた『天橋立図』(京都国立博物館蔵、国宝)には「世野山成相寺」として描かれている。
ケーブルカー
1・2月 8:00~16:30
3月 8:00~17:00
4~6月・7/1~19 8:00~17:30
7/20~8/20 8:00~18:00
8/21~31・9・10月 8:00~17:30
11月 8:00~17:00
12月 8:00~16:30
ケーブルカー
大人 往復660円(片道330円)
子供 往復330円(片道170円)
京都丹後鉄道『天橋立駅』から
・路線バスにて約25分(降車バス停:傘松ケーブル下)
・天橋立観光船で12分(天橋立桟橋~一の宮桟橋) → 徒歩で約5分
与謝天橋立ICから車で約15分
ケーブルカーで10分