1928年に発見され、1936年に国の天然記念物に指定された長崎県下唯一の鍾乳洞。
海底が隆起したあと、浸蝕作用で石灰質が堆積してできたもの。
洞穴は全長1050メートル以上、250メートルまで公開している。
洞内の平均気温は14度、美しい清水が流れ、高さ約10メートルの清水の滝や約4メートルの大石柱があり自然が作り出した鍾乳石の彫刻が幻想的な世界を演出している。
七ツ釜鐘乳洞は、福岡県北九州市に位置する天然の鐘乳洞です。この洞窟は、その美しい鍾乳石と独特な地形で知られており、多くの観光客が訪れる人気のスポットです。洞窟内には、数百万年かけて形成された壮麗な鍾乳石が点在し、自然の神秘を感じさせる場所です。
七ツ釜鐘乳洞は、福岡県北九州市八幡東区に位置し、響灘の近くにあります。この地域は、石灰岩が豊富に存在するため、長い年月をかけて地下水が石灰岩を溶かし、現在の鐘乳洞が形成されました。洞窟の名前は、洞内に七つの釜状の地形があることに由来しています。
七ツ釜鐘乳洞は、全長約1,000メートルにわたる広大な洞窟で、その内部には多彩な鍾乳石が見られます。特に注目すべきは、「大釜」と呼ばれる大きなホールです。このホールは、天井が高く、巨大な石筍(せきじゅん)や石柱が点在しており、訪れる人々に壮大な光景を提供します。
また、洞窟内の照明は計算された配置になっており、鍾乳石の美しさを一層引き立てています。ライトアップされた鍾乳石は、幻想的な雰囲気を醸し出し、訪れる人々に忘れられない体験を提供します。
七ツ釜鐘乳洞は、その美しい鍾乳石と壮大な地形で観光客に人気があります。洞窟内には、見学コースが整備されており、ガイドツアーも実施されています。これにより、訪れる人々は安全に洞窟を探検し、鍾乳石の形成過程や地質学的な特徴について学ぶことができます。
特に、夏季には涼しい洞窟内が避暑地としても人気で、家族連れやカップルにとって理想的な観光スポットとなっています。また、洞窟の外には、自然散策路や展望台もあり、洞窟探検の後に美しい風景を楽しむことができます。
七ツ釜鐘乳洞へのアクセスは、公共交通機関と車の両方が便利です。最寄りの駅はJR鹿児島本線の「黒崎駅」で、駅からバスで約30分の距離にあります。また、車を利用する場合は、北九州都市高速道路の「黒崎IC」から約20分で到着します。洞窟の近くには駐車場も完備されており、観光シーズンでも利用しやすい環境が整っています。
洞窟の開館時間は午前9時から午後5時までで、入場料は大人500円、子供300円です。季節や天候によっては開館時間が変更されることがあるため、訪問前に公式サイトで最新情報を確認することをおすすめします。
七ツ釜鐘乳洞を訪れる際には、洞窟内の安全を確保するための注意が必要です。特に、足元が滑りやすい場所が多いため、滑りにくい靴を履いて訪れることをおすすめします。また、鍾乳石は非常に繊細な自然の産物であるため、触れないように注意し、写真撮影もフラッシュを使わないようにしましょう。ガイドの指示に従い、安全に見学することが大切です。
七ツ釜鐘乳洞は、その美しい鍾乳石と壮大な地形で多くの観光客を魅了するスポットです。自然の神秘を感じさせるこの洞窟は、訪れる人々に忘れられない体験を提供します。ぜひ一度、七ツ釜鐘乳洞を訪れて、その歴史と美しさを体感してみてください。
4月~9月 9:00~18:00
10月~3月 9:00~17:00
入洞料
大人 800円
中学生 400円
小学生 200円
幼児(4歳以上)100円
早岐駅からバスで60分
ハウステンボスから車で30分