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賀茂なす

(かも ナス)

丸く艶やかな姿が美しい、田楽で味わいたい京都伝統の京野菜

丸い形と黒紫色の艶が魅力

賀茂なすは、京都を代表する伝統野菜の一つです。果実は大きく、丸く引き締まった形と、黒みを帯びた艶やかな紫色が特徴。果肉がしっかりしており、煮物などの加熱調理に適しています。

特に有名なのが、輪切りにした賀茂なすを焼いて味噌をのせる「賀茂なすの田楽」です。加熱することで生まれるとろりとした食感と、味噌の風味がよく合います。また、浅漬けにしてもおいしく、素材そのものの味わいを楽しめます。

上賀茂・西賀茂で受け継がれる伝統

賀茂なすは、京都市北区の上賀茂・西賀茂とその周辺が主な産地として知られています。起源は明らかではありませんが、1684年に刊行された『雍州府志(ようしゅうふし)』には、賀茂なすと考えられる記録が残されています。

長い歴史の中で栽培と食文化が受け継がれ、現在も京料理を彩る大切な食材となっています。

繊細な栽培と厳しい品質基準

露地栽培の賀茂なすは、6月から9月にかけて収穫されます。果実は葉が触れるだけでも傷がつくほどデリケート。そのため、栽培や収穫には丁寧な管理が欠かせません。

形や色艶、実の張り、詰まり具合など、厳しい基準を満たしたものは「京のブランド産品」として認証されます。美しい見た目と確かな品質を備えた賀茂なすは、京都の伝統農業と食文化を象徴する存在です。

旬の時期

6月〜9月

Information

名称
賀茂なす
(かも ナス)
Kamo Eggplant
エリア
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