大分のからあげ文化の原点とされる宇佐
宇佐市は、大分県北部に位置する町です。全国的に知られる宇佐神宮があることでも有名ですが、食の面では、からあげ専門店が数多く集まる「からあげのまち」として知られています。
大分県のからあげ文化を語るうえで、宇佐市は重要な存在です。からあげ専門店の発祥の地は宇佐市といわれ、ここから専門店のスタイルが広がり、大分県内の各地で親しまれるようになったとされています。
現在では宇佐市と中津市が、からあげを求める人々が訪れる代表的な地域となっています。両市には多くの専門店があり、店ごとに味付けや揚げ方に工夫を凝らしています。
醤油や塩、にんにく、しょうがを使った味付け
宇佐からあげの味付けは、醤油や塩を基本に、にんにく、しょうがなどを組み合わせるのが特徴です。鶏肉に下味をしっかりと染み込ませてから揚げることで、肉そのものに旨味と風味が広がります。
醤油を使ったものは、香ばしくコクのある味わいに仕上がります。塩をベースにしたものは、鶏肉本来の旨味を生かしたすっきりとした味わいが楽しめます。にんにくやしょうがの使い方によっても風味が変わり、店ごとの個性が生まれます。
各店舗では、調味料の配合や漬け込む時間、揚げ方などに工夫を重ねています。そのため、同じ宇佐からあげでも、店によって味わいや香りに違いがあります。
「揚げたて当然、冷めても美味」がモットー
宇佐からあげの特徴を表す言葉として、「揚げたて当然、冷めても美味」というモットーが紹介されています。
揚げたては、衣の香ばしさと鶏肉のジューシーな旨味を存分に楽しめます。一方、冷めても鶏肉に染み込んだ下味がしっかりと感じられるため、おいしく食べられるのが魅力です。
専門店では、注文を受けてから揚げるスタイルも親しまれており、できたてのからあげを持ち帰って家庭で楽しむことができます。食卓のおかずとしてはもちろん、弁当や行楽のお供にもぴったりです。
専門店が軒を連ねるからあげ激戦区
宇佐市と中津市は、からあげ専門店が数多く集まる地域です。元記事では、人口約5万人の両市に、それぞれ50店舗近くの専門店があると紹介されています。
宇佐市内では、からあげを専門に販売する店が町の各所にあり、地域の人々が日常的に利用しています。専門店が身近な存在であることは、からあげが宇佐の食文化として定着していることを物語っています。
店ごとに味付けや肉の部位、衣の食感などに違いがあるため、食べ比べも楽しみのひとつです。醤油の風味が強いもの、にんにくが効いたもの、塩味を生かしたものなど、好みに合った一品を探してみてください。
宇佐神宮の参拝や市内観光と一緒に楽しむ
宇佐市には、全国に約4万社ある八幡社の総本宮として知られる宇佐神宮があります。歴史と信仰を感じられる神社への参拝や市内の観光を楽しんだ後に、地元の名物である宇佐からあげを味わうのもおすすめです。
専門店で揚げたてを購入し、宇佐ならではの味を楽しめば、観光の思い出がさらに豊かになります。店によって味付けが異なるため、訪問先の近くにある専門店を探してみるのもよいでしょう。
宇佐の町に根づいた大分のソウルフード
宇佐からあげは、醤油や塩、にんにく、しょうがなどで味付けした鶏肉を揚げる、宇佐市を代表するご当地グルメです。からあげ専門店発祥の地といわれる宇佐市には多くの専門店があり、店ごとの味わいを楽しめます。
「揚げたて当然、冷めても美味」という言葉のとおり、できたてのおいしさだけでなく、時間がたっても楽しめるしっかりとした味付けも魅力です。
大分県を訪れた際には、宇佐神宮への参拝や市内観光とあわせて、からあげ文化の原点とされる宇佐の専門店を訪れてみてはいかがでしょうか。