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昭和の町

(しょうわのまち)

おんせん県で昭和ワールド

豊後高田市の中心商店街は昭和30年代にかけて、国東半島一の賑やかな町として栄えた。

昭和30年代以前に建てられた古い建物が7割も現存することから「昭和」にスポットをあて、昭和の街並みを再現している。

昭和の町の概要

昭和の町(しょうわのまち)は、大分県豊後高田市に位置する、昭和時代の雰囲気を再現した観光スポットです。昭和30年代から40年代の日本の風景や生活様式をテーマにした町並みが広がり、訪れる人々に懐かしさと新鮮さを提供しています。この町は、昭和の時代を知らない若い世代から、当時を懐かしむ年配の人々まで、幅広い層に人気があります。

歴史と背景

昭和の町は、2001年に地域の活性化を目的として整備されました。豊後高田市は、かつて商業の中心地として栄えていましたが、経済の変遷とともに衰退していきました。そのような中で、昭和時代の風景を再現することで観光資源とし、地域の復興を図るプロジェクトが始まりました。現在では、年間多くの観光客が訪れる人気のスポットとなっています。

町並みと展示内容

昭和の町は、昭和30年代から40年代の日本の町並みを忠実に再現しています。町の中には、当時の商店や家屋が立ち並び、古き良き時代の雰囲気を感じることができます。特に、レトロな看板や店先に並ぶ商品などが、当時の生活をリアルに再現しています。

また、町の中には、昭和の時代をテーマにした博物館や展示施設も多数あります。「昭和ロマン蔵」では、当時の生活用品や玩具、家電製品などが展示されており、訪れる人々に昭和の生活を身近に感じさせます。これらの展示は、単なる観光名所としてだけでなく、教育的な価値も高く、多くの人々に愛されています。

体験型アクティビティ

昭和の町では、さまざまな体験型アクティビティも楽しむことができます。例えば、昭和時代の衣装を着て町を散策する体験や、昔懐かしい遊びを体験できるスペースがあります。また、昭和の時代の駄菓子屋やゲームセンターも再現されており、子供から大人まで楽しめる内容となっています。

特に人気があるのが、昭和時代の教室を再現した「昭和学園」です。ここでは、昔の学校生活を体験できるプログラムが用意されており、黒板や木製の机、教科書などが当時のままに再現されています。このような体験は、親子で訪れる観光客に特に好評です。

アクセスと利用情報

昭和の町へのアクセスは、公共交通機関と車の両方が便利です。JR日豊本線の「宇佐駅」からバスで約20分、またはJR九州豊肥本線の「豊後高田駅」からバスで約10分の距離にあります。車を利用する場合は、東九州自動車道の「宇佐IC」から約15分で到着します。周辺には駐車場も整備されており、観光シーズンでも利用しやすい環境が整っています。

入場料は無料ですが、一部の展示施設や体験プログラムには有料のものもあります。営業時間は午前9時から午後5時まで(季節によって変動あり)で、詳細は公式サイトで確認することをおすすめします。

訪問の際の注意点

昭和の町を訪れる際には、展示物や町並みを大切に扱うことが求められます。特に、古い建物や展示品に触れる際には注意が必要です。また、町全体が観光スポットとなっているため、混雑する時間帯を避けて訪れると、ゆっくりと見学することができます。訪問前には、公式サイトでイベント情報や最新の展示内容を確認しておくと良いでしょう。

まとめ

昭和の町は、その懐かしい風景と豊かな展示内容で、訪れる人々に昭和時代の雰囲気を体感させる貴重な観光スポットです。地域の歴史と文化を学びながら、楽しい時間を過ごすことができます。ぜひ一度、昭和の町を訪れて、その魅力を存分に感じてみてください。

Information

名称
昭和の町
(しょうわのまち)
Showa Town
リンク
公式サイト
住所
大分県豊後高田市大字新町
電話番号
0978-22-2412
アクセス

宇佐駅からバスで15分 *「昭和の町」バスターミナル下車 → 徒歩で1分

豊後高田バスターミナルから徒歩で1分

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