御許山(標高647メートル)山麓に鎮座する豊後一の宮で、全国に約44,000社ある八幡宮の総本社。
神道において重要な神社の一つで、日本最古の神社の一つとされていて、古代においては伊勢神宮と共に二所宗廟として扱われた。
石清水八幡宮・筥崎宮(または鶴岡八幡宮)と共に日本三大八幡宮の一つ。
本殿は小高い丘陵の小椋山(亀山)山頂に鎮座する上宮とその山麓に鎮座する下宮とからなり、その周りに社殿が広がっている。
境内は国の史跡に指定され、本殿3棟は国宝に指定されている。
八幡宇佐宮または八幡大菩薩宇佐宮などと呼ばれた。また神仏分離以前は神宮寺の弥勒寺と一体のものとして、正式には宇佐八幡宮弥勒寺と称していた。
現在でも通称として宇佐八幡とも呼ばれる。
参拝は一般と異なり、二拝四拍手一拝を作法としている。
宇佐神宮本殿
南面して一之御殿・二之御殿・三之御殿の、ほぼ同規模の3殿が並ぶ。
1861年に再建された正面2間・側面4間・白壁・朱塗柱・桧皮葺の壮麗な典型的八幡造りで、純金製の樋が輝く。
西参道途中、屋根のついた神橋。鎌倉時代以前からあるとされ、呉の国の人が掛けたという伝承がある。
宇佐駅からバスで10分 → 徒歩で15分