仙台雪菜を練り込んだ鮮やかな緑色の皮
仙台あおば餃子の大きな特徴は、なんといっても仙台雪菜を練り込んだ緑色の餃子の皮です。仙台雪菜は、仙台市周辺で古くから栽培されてきた伝統野菜で、小松菜に似た姿をしています。ほろ苦さの中にほどよい甘さがあり、野菜ならではの風味を楽しめます。
雪菜を練り込んだ皮は厚めに仕上げられており、焼き上げるともっちりとした食感を楽しめます。また、冷めても固くなりにくいとされているため、食事としてはもちろん、さまざまな場面で味わいやすい餃子です。
具材にも仙台雪菜と地元野菜をたっぷり使用
仙台あおば餃子は、皮だけでなく餡にも仙台雪菜や仙台産の野菜をふんだんに使用しています。野菜の自然な風味を生かした餡は、一般的な肉餃子とは異なる、軽やかで優しい味わいが魅力です。
野菜を中心とした餡と、雪菜を練り込んだもちもちの皮を組み合わせることで、食べ応えがありながらも、野菜のおいしさをしっかりと感じられる餃子に仕上がっています。鮮やかな緑色の見た目も相まって、仙台らしさを感じられる一品です。
お店ごとの工夫も楽しめる
仙台市内で仙台あおば餃子を提供する飲食店では、それぞれの店が素材や調理方法に工夫を凝らしています。雪菜を大きめにカットして餡に加え、シャキッとした食感を際立たせるなど、雪菜のおいしさを生かしたアレンジも楽しめます。
さらに、仙台らしい味わいを楽しめるよう、仙台味噌をベースにした特製味噌だれを用意しているお店もあります。同じ仙台あおば餃子でも、店舗によって味わいや食感が異なるため、食べ比べてみるのもおすすめです。
仙台あおば餃子が誕生した背景
仙台あおば餃子は、仙台市内で生産された農産物を活用し、地域ならではの新しいメニューを生み出そうという取り組みから誕生しました。平成21年度(2009年度)に、農業の振興と地域経済の活性化を目的として、市内産農産物を使った新商品の開発が行われ、その成果のひとつとして仙台あおば餃子が開発されました。
その後、平成22年(2010年)5月の「仙台・青葉まつり」でデビュー。仙台の伝統野菜を生かしながら、「杜の都仙台」を象徴する青葉を思わせる緑色に仕上げた餃子として、少しずつ地元に広まっていきました。
「杜の都仙台」を感じるご当地グルメ
仙台あおば餃子の緑色には、仙台の豊かな自然と「杜の都」というイメージが込められています。地域で育てられた雪菜を皮と餡の両方に使用することで、仙台の農産物を身近に味わえるご当地グルメとなっています。
比較的新しい仙台名物でありながら、伝統野菜を取り入れていることも大きな魅力です。仙台観光の際には、牛たんなどの定番グルメだけでなく、地元野菜を使った仙台あおば餃子にも注目してみてはいかがでしょうか。
ビールにもよく合う仙台あおば餃子
野菜の旨味と雪菜の風味、もちもちとした皮の食感が楽しめる仙台あおば餃子は、食事としてはもちろん、ビールなどのお酒との相性も良い一品です。焼きたてを頬張れば、香ばしい皮とジューシーな餡の味わいを存分に楽しめます。
仙台市内では複数の飲食店で提供されており、店ごとに異なるアレンジを楽しめるのもポイントです。鮮やかな緑色の見た目にも注目しながら、仙台の伝統野菜「雪菜」の風味を味わってみてください。