広大な敷地に広がる安田侃の彫刻作品
約3万平方メートルに及ぶ敷地には、美唄市出身の世界的な彫刻家安田侃氏が制作した作品が展示されています。
重さが10数トンにもなる大作をはじめ、大理石やブロンズで制作された40点余りの彫刻作品が、建物の周囲や緑豊かな空間に配置されています。
さらに周辺の森林なども含めると、現在では約7万平方メートルにも及ぶ広大な野外彫刻公園となっています。自然の中を歩きながら作品を鑑賞できるため、一般的な美術館とは異なる開放感を味わえます。
廃校になった学校がアートの舞台に
アルテピアッツァ美唄では、かつて学校として使われていた木造校舎や旧体育館が、現在も大切に活用されています。
木造校舎のギャラリー
木造校舎の1階部分は幼稚園として利用され、2階部分は彫刻作品を展示するギャラリーとなっています。かつて子どもたちが学んだ校舎で、芸術作品をじっくり鑑賞できます。
旧体育館で開催される展覧会やコンサート
旧体育館では、年間を通して展覧会やコンサートなどが開催されています。かつての学校空間を生かした、アルテピアッツァ美唄ならではの芸術活動を楽しめます。
さまざまな活動が行われるアートスペース
園内にはアートスペースや、大理石で造られた屋外の石舞台もあります。これらの空間では、講演会や舞踊など、さまざまな文化・芸術活動が行われています。
自然の中で作品を鑑賞するだけでなく、イベントを通して多彩な芸術に触れられるのも魅力です。
自分自身を形にする「こころを彫る授業」
工房「ストゥディオアルテ」では、自分自身を形にすることを目指す「こころを彫る授業」が開催されています。
実際に手を動かしながら彫刻と向き合うことで、作品を鑑賞するだけでは味わえない、ものづくりの楽しさや奥深さを体験できます。
カフェアルテでゆったり過ごす
敷地内には「カフェアルテ」もあり、香り高いコーヒーを味わいながら、ゆっくりとした時間を過ごせます。
森と彫刻を眺めながらひと休みできるため、園内を散策した後の休憩にもおすすめです。
炭鉱の町・美唄の歴史を受け継ぐ場所
美唄市はかつて、北海道を代表する炭鉱の町として発展しました。しかし、エネルギー革命の影響によって市内の炭鉱はすべて閉山しています。
学校跡地を活用して誕生したアルテピアッツァ美唄は、そうした地域の歴史を受け継ぎながら、新たな文化や芸術を育む場所となっています。
自然とアートを同時に楽しめる美術館
安田侃彫刻美術館 アルテピアッツァ美唄は、彫刻作品だけでなく、森や旧校舎、広々とした屋外空間そのものを含めて楽しめる芸術施設です。
かつての学校の面影を残す建物と、安田侃氏の彫刻、そして北海道の豊かな自然が一体となった景観は、ここでしか味わえない魅力があります。
美術館をゆっくり巡りながら作品を鑑賞するのはもちろん、森林の中を散策したり、カフェで休憩したり、体験プログラムに参加したりと、思い思いの過ごし方ができます。北海道の自然とアートを一緒に楽しみたい方におすすめの芸術空間です。