学問の神様としてあがめられている菅原道真を祀った「日本最初の天満宮」。
京都の北野天満宮、福岡の太宰府天満宮とともに日本の三天神といわれている。
本殿・幣殿・拝殿・春風楼は国の登録有形文化財に指定されている。宝物殿である歴史館には国の重要文化財9点など、約500点の宝物並びに多数の古典籍を収蔵。
防府天満宮(ほうふてんまんぐう)は、山口県防府市に位置する神社で、学問の神として知られる菅原道真を祀っています。この神社は、日本全国にある天満宮の中でも特に古い歴史を持ち、多くの参拝者が訪れる名所です。菅原道真が大宰府に左遷される途中、この地で亡くなったとされ、その霊を慰めるために創建されました。
防府天満宮の創建は903年に遡ります。菅原道真が大宰府に向かう途中、この地で亡くなり、その霊を祀るために創建されたと伝えられています。以来、学問や文化の神として広く信仰されてきました。特に江戸時代には、多くの文人墨客が参拝し、その後も多くの学者や学生に信仰されています。
本殿: 防府天満宮の本殿は、室町時代に再建されたもので、美しい彫刻や装飾が施されています。本殿は重要文化財に指定されており、その豪華な装飾は一見の価値があります。
拝殿: 拝殿は、参拝者が祈りを捧げる場所で、広々とした空間が特徴です。多くの参拝者がここで学業成就や試験合格を祈願します。
絵馬殿: 絵馬殿には、多くの参拝者が奉納した絵馬が所狭しと並んでいます。絵馬には、学生や受験生の切実な願いが込められており、訪れる人々に感動を与えます。
防府天満宮は、学問の神としての信仰が強く、多くの受験生や学者が参拝に訪れます。毎年2月には「梅花祭」が開催され、境内には多くの梅の花が咲き誇り、多くの参拝者で賑わいます。この祭りでは、様々な奉納行事や神事が行われ、訪れる人々を楽しませます。
また、毎年11月には「天神祭」が行われ、多くの露店やイベントが開催されます。この祭りでは、神輿が街を練り歩き、地域全体が祭りの雰囲気に包まれます。
防府天満宮は、山口県の観光スポットとしても人気があります。周辺には、防府市歴史資料館や防府天満宮公園などの観光地があり、観光客にとっても訪れやすい場所です。また、境内では季節ごとに様々なイベントや催しが開催され、訪れる人々を楽しませています。
防府天満宮へのアクセスは、JR山陽本線の「防府駅」から徒歩約15分です。また、駐車場も完備されているため、車での訪問も便利です。
防府天満宮は、歴史と文化、信仰が融合した魅力的な場所です。学問の神として多くの人々に信仰され、訪れる人々に感動を与えます。歴史的な建築物や美しい境内、そして多くの祭礼やイベントが訪れる人々を魅了します。ぜひ一度、防府天満宮を訪れ、その魅力を体験してみてください。
歴史館 9:00~16:30
茶室 芳松庵 9:30~16:00
歴史館
大人 500円
高校生以下 無料
茶室 芳松庵
500円(お抹茶・お菓子付)
JR山陽本線防府駅から徒歩で15分