旬には脂質10%以上の基準をクリア
どんちっちアジには、品質を保つための明確な規格があります。主な基準は、平均脂質10%以上、サイズ50g以上で、漁獲期間は概ね4月から9月とされています。
旬の時期に漁獲されたマアジのなかには、脂質が10%を超えるものがあり、なかには15%を超える個体もあるとされています。一般的なアジとはひと味違う、濃厚な脂の旨味を楽しめることが、どんちっちアジの大きな魅力です。
島根県西部沖の豊かな海が育てる
どんちっちアジのおいしさには、漁場である島根県西部沖の海の環境も関係しています。この海域には「カラヌス」と呼ばれるプランクトンが生息しており、春から秋にかけて増えることで、マアジの重要な餌となっています。
カラヌスは脂質を多く含むプランクトンとして知られ、これを豊富に食べることによって、島根県西部沖のマアジは栄養を蓄えます。豊かな海とそこに生息する生物の食物連鎖が、脂のりの良いマアジを育む環境につながっています。
焼き魚から刺身まで幅広く楽しめる
脂ののったどんちっちアジは、焼き魚にすると脂の旨味と香ばしさを存分に楽しめます。身はふっくらと仕上がり、ご飯との相性も抜群です。
鮮度の良いものなら刺身として味わうのもおすすめです。アジ本来の旨味に加えて、脂の甘味を感じることができ、旬ならではの贅沢な味わいを楽しめます。そのほか、たたきや寿司、フライなど、さまざまな料理で楽しめるのも魅力です。
浜田の食文化を代表するブランド魚
どんちっちアジは、島根県西部沖の豊かな海で育ち、脂のりの良さを基準に選ばれた浜田を代表するブランド魚です。産地ならではの鮮度と、旬の時期に蓄えられた濃厚な脂の旨味を楽しめることから、島根県を訪れた際にはぜひ味わいたい海の幸のひとつです。
特に4月から8月ごろは旬の味わいを楽しみやすい時期です。浜田を訪れた際には、焼き魚や刺身などで、脂のりの良いどんちっちアジを堪能してみてはいかがでしょうか。