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沖縄美ら海水族館

(おきなわ ちゅらうみ すいぞくかん)

巨大スケールで沖縄の海を体験

沖縄美ら海水族館は、700種、2万を超える海の生物を飼育している大人気の水族館です。「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、イノー(沖縄の方言でサンゴ礁の縁の浅瀬のこと)、珊瑚礁、黒潮の海、深海と様々な海の生物を紹介しています。

黒潮の海

世界最大級の巨大水槽「黒潮の海」では、全長8.6メートルのジンベエザメやナンヨウマンタが泳ぐ大迫力の姿が楽しめます。水槽は1階から2階を貫き、長さ35メートル・幅27メートル・深さ10メートル。サメやエイなど黒潮の多種多様な回遊魚たちが泳ぎ、視界いっぱいに神秘に満ちた海の生き物たちの雄大な世界が広がります。

ジンベエザメの特徴

ジンベエザメの食事風景は特に有名で、餌を採る際は口を水面に向け垂直の姿勢をとります。このため、水槽の深さはジンベエザメの尾が水底をこすらないように10メートルに設計されました。

サメ博士の部屋

「サメ博士の部屋」では、サメについての様々な知識を学ぶことができます。併設されている「危険ザメの海」水槽には、沖縄近海にも生息する危険ザメの一種であるオオメジロザメやイタチザメなどが飼育されています。

サンゴの海

太陽の光が降りそそぐ「サンゴの海」水槽では、大規模なサンゴや色鮮やかな熱帯魚が観察できます。

イルカショーやその他の施設

沖縄美ら海水族館は、国営沖縄記念公園の海洋博公園内にあり、公園内にはイルカショーをおこなう「オキちゃん劇場」や「イルカラグーン」「マナティー館」「ウミガメ館」があります。オキちゃん劇場・イルカラグーンは無料施設で、バンドウイルカ、ミナミバンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカ、シワハイルカのショーや飼育を見学することができます。

沖縄美ら海水族館の概要

沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん、英: Okinawa Churaumi Aquarium)は、沖縄本島北西部の本部半島に位置し、国営沖縄記念公園・海洋博覧会地区(海洋博公園内)にあります。この水族館は、一般財団法人沖縄美ら島財団が管理・運営しており、「チュらうみ」とは沖縄の方言で「清〔きよ〕ら(しい)海」という意味です。

水族館の特徴と魅力

沖縄美ら海水族館は、完成当初に世界最大だった大水槽「黒潮の海」を持ち、ジンベエザメやナンヨウマンタなどが泳ぐ姿が人気となっています。2005年にアメリカ合衆国のジョージア水族館が開館されるまでは、世界最大の水槽を誇っていました。また、周辺には「オキちゃん劇場」(イルカショー)など、無料で見学できる施設も整備されています。

展示内容と施設

水族館内には、水量7,500立方メートルの世界最大級の大水槽「黒潮の海」を設置しており、総展示槽数は77槽です。「沖縄の海との出会い」をコンセプトに、イノー(沖縄の方言でサンゴ礁の縁の浅瀬)、珊瑚礁、黒潮の海、深海など、様々な海の生物を紹介しています。特に、世界で初めて長期飼育に成功したジンベエザメやナンヨウマンタが人気の展示となっており、ジンベエザメは水族館のキャラクターともなっています。

研究機関としての役割

沖縄美ら海水族館は、新種海洋生物の発見にも貢献しています。例えば、シマツノコシオリエビ、新属新種のシンカイサンゴガニ、小型潜水艇を使って2004年に石垣島沖で採取したイソギンチャクが新種と判明し、「チュラウミカワリギンチャク」と命名されたことが2019年に発表されています。

黒潮の海水槽

「黒潮の海」水槽は、水量7,500トンを誇り、水族館の1階から2階を貫く構造です。この水槽は長さ35メートル、幅27メートル、深さ10メートルで、アクリルパネルは高さ8.2メートル、幅22.5メートル、厚さ60センチメートル、総重量は135トンであり、ギネスブック公認の世界最大のアクリルパネルとして認定されていましたが、2008年にドバイ水族館に記録を更新されました。

この「黒潮の海」水槽には、全長8.6メートルのジンベエザメやナンヨウマンタをはじめ、サメやエイなど黒潮の多種多様な回遊魚たちが泳いでおり、来館者の視界いっぱいに広がる雄大な光景を提供しています。ジンベエザメの尾が水底をこすらないように水槽の深さは10メートルに設定されています。

オキちゃん劇場と周辺施設

海洋博公園内には「オキちゃん劇場」(イルカショー)、イルカラグーン、マナティー館、ウミガメ館があり、無料で見学できます。オキちゃん劇場では、バンドウイルカ、ミナミバンドウイルカ、オキゴンドウ、カマイルカ、シワハイルカのショーが行われています。また、尾びれを失ったバンドウイルカの「フジ」が人工の尾びれを付けてショーに復活したことでも知られています。

沿革

沖縄本土復帰記念事業として1975年に開催された沖縄国際海洋博覧会の海洋生物園を受け継ぎ、1979年に「国営沖縄海洋博記念公園水族館」として開館しました。その後、老朽化と入館者数の減少に伴い、2002年に新館が開館し、現在の「沖縄美ら海水族館」として生まれ変わりました。

最新の取り組みとアクセス

2023年には、沖縄美ら海水族館を運営する沖縄美ら島財団がシャークミュージアムとの連携協定を結び、展示や研究の交流が進められています。

アクセスは、那覇空港から沖縄自動車道を利用して約2時間、高速バスや急行バスも運行されています。

関連作品

沖縄美ら海水族館をテーマにした書籍や映画、ドラマも数多く制作されています。特に、尾びれを失ったイルカのフジを描いた『もういちど宙へ』やそれを原作とした映画『ドルフィンブルー フジ、もういちど宙へ』が有名です。

このように、沖縄美ら海水族館は観光地としてだけでなく、研究機関としても重要な役割を果たしています。沖縄の美しい海を体験し、様々な海洋生物との出会いを楽しむことができる場所です。

Information

名称
沖縄美ら海水族館
(おきなわ ちゅらうみ すいぞくかん)
Okinawa Churaumi Aquarium
リンク
公式サイト
住所
沖縄県国頭郡本部町石川424 国営沖縄記念公園(海洋博公園)内
電話番号
0980-48-3748
営業時間

8:30~18:30

定休日

無休

料金

大人 2,180円
中人(高校生)1,440円
小人(小・中学生)710円
6歳未満 無料

駐車場

無料・約1900台

アクセス

自動車を利用
那覇空港から沖縄自動車道経由で約2時間

高速バスを利用
那覇空港から約2時間

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