那覇港を望む、切り立った断崖上にある神社。
かつて琉球王国の総鎮守で、「なんみんさん」「ナンミン」とも呼ばれ親しまれてきた。
熊野三所権現を祀り、海上交通の安全、豊漁、豊穣などの信仰を集め、篤い尊崇を受けてきた。
創建の年代は不詳で『波上宮 略記』では、遥か昔、人々が海の彼方の海神の国(ニライカナイ)の神々に豊穣や平穏を祈った聖地が当社の鎮座する波の上の崖端で、拝所として日々の祈りを捧げたのに始まると述べている。
社殿は1605年に創建され、1938年は神苑を整備したが、太平洋戦争の沖縄戦の中で1945年に境内は鳥居を残し全てが灰燼に帰した。
現在の本殿と拝殿は1993年に完成して正遷座祭が催行された。
波上宮を挟んで那覇市唯一の海水浴場である人工ビーチ。
西側(若狭側)と東側(辻側)に分かれ、那覇空港から車で15分という便利さから、都市型ビーチとして人気。
無休
境内自由
ゆいレール(沖縄モノレール)旭橋駅→徒歩20分
ゆいレール(沖縄モノレール)県庁前駅→1・2・5・45番系統の路線バスで5分、バス停:西武門[にしんじょう]下車、徒歩3分