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万座毛

(まんざもう)

象の形の岩が突き出る断崖絶壁、東シナ海の絶景

日本屈指のリゾート地として知られる恩納村を代表する沖縄海岸指定公園内の景勝地。

東シナ海に向けて象に似た形の岩が突き出し、荒波が打ち寄せる高さ20メートルの断崖からの眺望はまさに絶景。

透明度の高い海は、美しい色合いの変化によって海中の様子を伝えてくれる。

真下を見れば水面下の岩が透け、目を凝らすと魚が泳ぐ姿を捉えることもできる。

崖の上には天然芝が一面に広がり、その周りの海洋性植物の群落は県の名勝に指定されている。

沖縄のことばで野原を「毛」といい、1726年にこの地を訪れた琉球王朝の王・尚敬が「万人を座するに足る毛」と賞賛したことが万座毛の名の由来である。

万座毛の概要

万座毛(まんざもう)は、沖縄県恩納村に位置する景勝地で、沖縄本島の西海岸に広がる断崖絶壁が特徴です。この場所は、美しい海岸線と緑豊かな自然が調和する絶景スポットとして、多くの観光客に人気があります。万座毛という名前は、「万人が座るにふさわしい広々とした草原」を意味し、その名の通り広がる草原と海のコントラストが訪れる人々を魅了します。

地理と特徴

万座毛は、標高約20メートルの断崖絶壁が続く海岸線に位置しており、波が岩を打ち付ける音が響く雄大な景観が広がります。岩場はサンゴ礁の隆起によって形成され、その形状が象の鼻に似ていることから「象の鼻岩」とも呼ばれます。晴れた日には、エメラルドグリーンの海と青い空が一体となり、息を呑むような美しさを見せます。

歴史と由来

万座毛の名前は、18世紀に琉球王朝の尚敬王がこの地を訪れた際に、「万人が座するに足る」と賞賛したことに由来します。その後、この場所は地元の人々に親しまれ、観光地として整備されました。現在では、年間を通じて多くの観光客が訪れ、その自然美を楽しんでいます。

観光スポットとしての魅力

万座毛は、その美しい景観だけでなく、観光スポットとしての多彩な魅力を提供しています。特に、日の出や日の入りの時間帯には、太陽の光が海面に反射して幻想的な景色を作り出します。カメラを片手に訪れる観光客が多く、絶好の写真スポットとしても知られています。

また、万座毛周辺には遊歩道が整備されており、散策を楽しみながら自然を満喫することができます。草原には多種多様な植物が生息しており、四季折々の花々が咲き乱れる様子も見どころの一つです。

アクセスと利用情報

万座毛へのアクセスは、那覇市内から車で約1時間半の距離にあります。公共交通機関を利用する場合は、那覇空港からバスで恩納村まで行き、そこからタクシーやレンタカーを利用するのが一般的です。また、周辺には駐車場も整備されており、観光シーズンでも安心して訪れることができます。

入場料は無料で、訪問時間は特に制限されていませんが、日中の明るい時間帯に訪れるのがおすすめです。夜間は足元が暗くなるため、安全面を考慮して夕方までに訪れると良いでしょう。

周辺の観光スポット

万座毛周辺には、他にも多くの観光スポットがあります。例えば、近くには「恩納村博物館」があり、沖縄の歴史や文化について学ぶことができます。また、沖縄の海を楽しむなら「青の洞窟」もおすすめです。シュノーケリングやダイビングを通じて、美しい海中世界を体験することができます。

さらに、万座毛から少し足を伸ばせば、沖縄美ら海水族館や首里城などの観光名所も訪れることができ、一日中楽しむことができます。

訪問の際の注意点

万座毛を訪れる際には、自然環境を保護するためのマナーを守ることが重要です。特に、断崖絶壁の近くでは安全に配慮し、指定された遊歩道から外れないようにしましょう。また、ゴミの持ち帰りや環境に配慮した行動を心がけることが求められます。

まとめ

万座毛は、その壮大な自然美と歴史的背景を持つ観光スポットです。沖縄の美しい海岸線と広々とした草原が調和する景観は、訪れる人々に深い感動を与えます。ぜひ一度、万座毛を訪れて、その魅力を体感してみてください。

Information

名称
万座毛
(まんざもう)
Manzamo
住所
沖縄県国頭郡恩納村恩納2870-1
営業時間

見学自由

料金

見学無料

駐車場
無料(50台)
アクセス

那覇空港から国道58号線に出て、まっすぐ北上

エリア
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海・海岸・岬・半島・島 景勝地・展望台

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