熊本県荒尾市にある、西日本最大級の遊園地「グリーンランド」。話題の絶叫マシンや日本最大級の観覧車など、子どもから大人まで楽しめるアトラクションが勢揃いしています。
グリーンランドは、熊本県荒尾市に位置する西日本最大級の遊園地です。総面積300万平方メートルに及ぶ「グリーンランドリゾート」の広大な敷地内には、遊園地だけでなく、ゴルフ場、ホテル、温泉、ショッピングモールなどもあり、一日中たっぷり遊べる施設が充実。季節ごとに変わるイベントも魅力で、何度訪れても新しい発見があるはずです。
1964年のオープン以来、家族連れやカップルなど、多くの人々に愛されてきたグリーンランド。多彩なアトラクションやイベントが用意されており、一日中楽しむことができます。
グリーンランドには81種類ものアトラクションが設置されており、その数は日本国内でも屈指の規模です。特にジェットコースターの種類が豊富で、かつては10種類のジェットコースターを誇り、日本一の数を誇っていました。
観覧車、メリーゴーランドなど、幅広い年齢層が楽しめるものが揃っています。特に人気があるのが、「ピラミッドマジック」という大型の屋内アトラクションや、スリル満点の「ナガシマスカ」ジェットコースターです。
また、季節ごとに様々なイベントが開催されることもグリーンランドの特徴です。春の花火大会や夏のプールイベント、冬のイルミネーションなど、訪れる時期によって異なる楽しみ方ができるのも魅力の一つです。
グリーンランドは、ファミリー向けの施設も充実しています。小さな子供でも楽しめるアトラクションや、親子で一緒に楽しめるエリアが多数あります。特に、子供向けの遊具が集まる「ファミリーエリア」や、動物と触れ合える「ふれあい動物園」は、家族連れに大変人気です。
また、園内には多くのレストランやカフェもあり、豊富な食事メニューが提供されています。地元の特産品を使った料理や、ファストフード、スイーツなど、家族みんなで楽しめるグルメが揃っています。
グリーンランドは丘陵地帯に位置しており、園内には坂が多いため、移動用の乗り物が数多く設置されています。これにより、広大な敷地内でも快適に移動することができます。園内にはロードトレインやスカイリフトなどの移動手段が提供され、アトラクションを効率よく回ることが可能です。
グリーンランドは豊富なアトラクションで、子供から大人まで楽しむことができます。特に注目すべきは、迫力満点のジェットコースターやお化け屋敷など、多様なエンターテイメントが揃っています。
グリーンランドのジェットコースターは、多様なバリエーションとスリル満点のコースで人気を集めています。以下は、代表的なコースターの紹介です。
恐竜コースター「GAO」
明昌特殊産業製のジェットコースターで、全長1735m、最大高度40m、最高時速100kmを誇ります。1997年にステゴサウルスをイメージした構造物が加えられ、リニューアルされました。
NIO(ニオー)
仁王をテーマにしたベコマ製の回転型ジェットコースター。全長662m、最大高度35m、最高時速80kmを誇り、2人乗り10両編成のサスペンデッド型コースターです。コースは仁王の羽衣をイメージしており、入り口には阿行、屋根には吽形の仁王像が配置されています。
ミルキーウェイ織姫/彦星
国際花と緑の博覧会から移設された泉陽工業・トーゴ製のローラーコースターで、2コース並走型となっており、「織姫」と「彦星」の2種類があります。座り乗りの「織姫」と立ち乗りの「彦星」が並走し、全長650m、最大高度30m、最高時速75kmです。
その他のジェットコースター
スリルとホラーを味わいたい方には、お化け屋敷がぴったりです。
グリーンランドの観覧車は、雄大な景色を楽しむのに最適です。
大観覧車レインボー
直径100m・高さ104.5mを誇る大観覧車。6人乗りゴンドラ64基があり、ゆっくりと空の旅を楽しむことができます。アジア太平洋博覧会に設置された大観覧車を移設したものです。
小さな子供たちにも楽しめる「わんぱくエリア」では、子供たちが笑顔で遊べるさまざまなアトラクションが揃っています。
グリーンランドには、ジェットコースターやお化け屋敷以外にも、多彩なアトラクションが用意されています。
魔女をテーマにした空中飛行のアトラクション。空を飛ぶ感覚を楽しむことができます。
サノヤス・ヒシノ明昌製造の直径20mのメリーゴーランド。木馬40台・馬車8台があり、合計定員80名です。家族や友人と一緒に楽しむことができます。
カードを使って迷路を進んでいくアトラクション。子供たちに大人気です。
巨大な立体迷路を探検し、さまざまな謎を解きながら進むアトラクション。大人も楽しめる内容になっています。
広大な敷地を効率よく移動できるよう、園内にはさまざまな移動アトラクションが用意されています。
日本の伝統的な縁日をイメージしたアトラクションも楽しめます。
グリーンランドには複数のゲームセンターがあり、最新のゲーム機や体感ゲームを楽しむことができます。
スピードを楽しむならゴーカートがおすすめです。1人乗りと2人乗りのカートが用意されており、家族や友人と競争できます。
グリーンランドの敷地内には、小さな動物園もあります。ここでは、子供たちが動物と触れ合いながら学ぶことができます。
グリーンランドは、かつて三井鉱山の親会社であったため、長い間「三井グリーンランド」の名称で親しまれていました。しかし、三井鉱山が事業から撤退したことに伴い、2007年7月21日に現在の「グリーンランド」という名称に変更されました。
グリーンランドは1966年に「三井グリーンランド」として開業し、当時は観光果樹園、子供向け遊園、ボート池、ホテルなどが主な施設でした。その後、テナントを誘致しながらアトラクションを追加し、現在のような大規模な遊園地に発展してきました。
入園料は、大人1600円、子供800円で、アトラクションごとに利用料金がかかる場合があります。また、フリーパスも販売されており、一日中アトラクションを楽しみたい方にはこちらがおすすめです。営業時間は季節によって変動するため、訪問前に公式サイトで確認することをおすすめします。
グリーンランドへは、JR鹿児島本線や西鉄天神大牟田線の大牟田駅からバスを利用するのが一般的です。路線バスで約20分、グリーンランド正門前で下車することができます。また、JR鹿児島本線の荒尾駅からも産交バスで約10分の距離にあり、グリーンランド正門前または北門前で下車できます。
自動車を利用する場合は、九州自動車道の南関インターチェンジから約15キロメートルの距離にあります。敷地内には十分な駐車場が完備されており、車でのアクセスも非常に便利です。
グリーンランドは、その広大な敷地と豊富なアトラクションで、九州だけでなく日本全国から多くの来場者を魅了しています。歴史ある遊園地としての魅力に加え、常に新しいアトラクションの導入や施設の充実を図り、今後も多くの人々に愛され続けるリゾート施設です。
9:30~17:30 GW・夏休み・大晦日夜間営業
11月末~2月末は冬季営業時間に変更
入園料
おとな(高校生以上)1,800円
こども(小学生・中学生)900円
幼児(3歳~未就学児)900円
シニア(65歳以上)900円
入園料+フリーパス
おとな(高校生以上)5,700円
こども(小学生・中学生)4,600円
幼児(3歳~未就学児)3,600円
シニア(65歳以上)3,600円
荒尾駅からバスで12分
南関ICから車で20分
菊水ICから車で25分