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岩国城

(いわくにじょう)

横山の山頂に建つ1608年に作られた山城。
岩国城は1600年の関が原の合戦後、岩国に国替えとなった吉川広家によって、6年半の歳月かけて築城された城で、4重6階の唐造りの天守だったが、築城後わずか7年で徳川幕府の一国一城令により取り壊された。

現在の天守は1962年、本丸南側に「天守構造図」という絵図を元に鉄筋コンクリート構造によって再建された。

桃山南蛮造りの天守閣内に、錦帯橋の精密模型、写真、武具や甲冑などを展示している。
展望台になっていて、古い街並みや錦川に架かる錦帯橋、瀬戸内海に浮かぶ島々、遠くは四国の山並みを望むことができる。

山上と吉香公園のある山麓はロープウェイで結ばれている。
日本100名城に選定。

城下と城を隔てる錦川には錦帯橋が架けられ、特徴的な景観を作り出している。城下町はこの錦帯橋の道筋を基準に整然と整備された。

復元天守は、麓からの見栄えを重視し、市内を眺望できる東側へ約50メートル位置を変えて建てられており、錦帯橋からも山頂の岩国城が見られる。

現在見られる、本来の天守台は1995年に発掘復元されたもので、山上には他に石垣や堀の遺構がある。

岩国城

岩国城(いわくにじょう)は、山口県岩国市に位置する歴史ある城です。江戸時代初期に築かれたこの城は、錦川のそばにあり、美しい景観と共に多くの観光客を魅了しています。

歴史と背景

岩国城は、1608年に毛利元就の重臣であった吉川広家によって築かれました。築城の目的は、防衛と統治のためであり、当初は「金山城」と呼ばれていました。しかし、1615年の一国一城令により廃城となり、その後しばらくの間は城跡として残されました。

再建と現在の岩国城

現在の岩国城は、1962年に市民の要望と観光資源としての価値から再建されました。再建された天守閣は、外観を当時の姿に近づけるために木造で建てられていますが、内部は鉄筋コンクリートで構造的に補強されています。再建以降、多くの観光客が訪れる名所となっています。

建築と景観

岩国城の天守閣は、四層五階建ての美しい構造を持ち、頂上からは錦帯橋や錦川の美しい景色を一望することができます。また、城周辺には四季折々の自然が広がり、春には桜、秋には紅葉といった美しい景観を楽しむことができます。

錦帯橋と岩国城

岩国城の近くには、著名な錦帯橋が架かっています。錦帯橋は、日本三名橋の一つに数えられる美しい木造アーチ橋で、岩国城と共に岩国市の象徴的な観光名所となっています。錦帯橋を渡って城へ向かうことで、訪れる人々は江戸時代の情緒を感じることができます。

岩国城の展示物

岩国城の天守閣内部は、博物館として機能しており、吉川家の歴史や岩国市の文化に関する展示物が多数あります。特に、武具や鎧、古文書などの貴重な資料が展示されており、歴史愛好者にとって興味深い内容となっています。また、城の再建過程や当時の城の生活に関する展示も充実しています。

イベントとアクティビティ

岩国城では、年間を通じてさまざまなイベントが開催されています。春には桜祭り、夏には花火大会、秋には紅葉祭りなど、季節ごとのイベントが観光客を楽しませています。また、城内ではガイドツアーや体験型イベントも実施され、訪れる人々は岩国城の歴史や文化をより深く学ぶことができます。

アクセス情報

岩国城へのアクセスは、岩国駅からバスまたはタクシーで簡単に行くことができます。また、錦帯橋からロープウェイを利用して城の近くまで上がることもでき、観光の一環として楽しむことができます。駐車場も完備されており、自家用車での来訪も可能です。

まとめ

岩国城は、その美しい建築と豊かな歴史、周辺の自然景観が魅力の観光スポットです。錦帯橋と合わせて訪れることで、より一層の感動を味わうことができます。歴史や文化に興味がある方はもちろん、自然を楽しみたい方にもおすすめの場所です。ぜひ一度訪れてみてください。

Information

名称
岩国城
(いわくにじょう)
Iwakuni Castle
リンク
公式サイト
住所
山口県岩国市横山3丁目
電話番号
0827-29-5116
営業時間

9:00〜16:45(入館16:30まで)

料金

岩国城(天守閣)入城料金
大人 270円
小学生 120円

岩国城ロープウエー
往復
大人 560円
小学生 260円
片道
大人 330円
小学生 150円

アクセス

岩国駅からバスで15分 → 「錦帯橋」バス停から徒歩で10分 → ロープウェで5分 → 徒歩で5分

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