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宮城特産 ころ柿

(みやぎとくさん がき)

宮城県丸森町の特産品

ころ柿は、宮城県丸森町を代表する秋から冬にかけての特産品です。大粒で形がよく、上品な甘さを持つ「蜂屋柿」を原料に、昔ながらの製法で丁寧に仕上げた干し柿で、凝縮された自然な甘味と食べ応えのあるボリュームが魅力です。

収穫した柿の皮を一つひとつ丁寧にむき、天日に当てながら、蔵王から吹き下ろす冷たい風の中でじっくりと乾燥させます。およそ一か月かけて水分を抜くことで、柿本来の甘味が凝縮され、渋みがやわらいだ濃厚な味わいへと変化します。

蜂屋柿の自然な甘さを生かした干し柿

ころ柿の原料となる蜂屋柿は、大粒で果実の形が整っており、干し柿に適した品種として知られています。生の状態では渋柿ですが、丁寧に乾燥させることで渋みが抜け、柿が本来持つ甘さが引き出されます。

表面はしっとりとした食感に仕上がり、ひと口食べると濃厚な甘味が口いっぱいに広がります。砂糖などを加えるのではなく、柿そのものが持つ自然の甘味を凝縮していることが、ころ柿ならではの魅力です。

寒風と太陽が生み出す昔ながらの製法

ころ柿のおいしさを生み出しているのが、丸森町の冬の気候を生かした伝統的な乾燥方法です。皮をむいた柿を干し、太陽の光を浴びせながら、冷たい蔵王おろしにさらしてゆっくりと乾燥させます。

昼間の日差しと寒風という自然の力を利用しながら、時間をかけて水分を減らすことで、柿の甘味が徐々に凝縮されていきます。およそ一か月という長い時間をかけて仕上げることで、豊かな風味と独特の食感を持つ干し柿になります。

「ころ柿」という名前の由来

「ころ柿」という名前には、寒い季節に柿を干して作ることが関係しているといわれています。木枯らしが吹く寒い時期に、柿を外気にさらしてじっくり乾燥させることから、「枯露柿(ころがき)」と呼ばれるようになったとされています。

太陽の恵みと冬の冷たい風を利用して仕上げるころ柿は、自然豊かな丸森町ならではの気候と、地域に受け継がれてきた知恵が詰まった農産加工品といえるでしょう。

食物繊維を含む自然の甘味

ころ柿は、甘いお菓子として楽しめるだけでなく、食物繊維を含む食品としても注目されています。生の柿に含まれる水分が乾燥によって減少するため、少量でも柿の風味や甘味をしっかりと感じられるのが特徴です。

そのままお茶請けとして味わうのはもちろん、細かく刻んで料理やお菓子に利用するなど、さまざまな楽しみ方があります。自然な甘さを生かした素朴な味わいは、昔ながらの保存食としても親しまれています。

丸森町で味わう地域の秋の味覚

蜂屋柿は、丸森町を代表する特産品のひとつです。ころ柿は、柿の収穫から皮むき、乾燥、仕上げまで、地域の風土と人の手によって丁寧に作られています。

丸森町内の直売所などでは、地域で作られたころ柿を購入できる機会があります。秋から冬にかけて丸森町を訪れた際には、土地の気候を生かして作られたころ柿を味わい、地域ならではの食文化に触れてみるのもおすすめです。

ころ柿作りを体験できる「いなか道の駅やしまや」

丸森町耕野地区にある「いなか道の駅やしまや」では、地域の特産品に触れられるだけでなく、ころ柿作りを体験することもできます。実際の作業を体験することで、柿がどのように干し柿へと変化していくのかを身近に学べるのが魅力です。

完成したころ柿を味わうだけでなく、その背景にある地域の農業や伝統的な食文化、自然を利用した保存の知恵を知ることができるため、丸森町の観光と合わせて楽しみたいスポットのひとつです。

旬の時期

ころ柿の旬は9月から11月頃です。特に秋の丸森町では、柿の収穫とともに地域ならではの季節の風景を楽しむことができます。直売所などで特産品を探しながら、丸森町の豊かな自然と食文化を訪ねてみてはいかがでしょうか。

Information

名称
宮城特産 ころ柿
(みやぎとくさん がき)
Korogaki: Miyagi Specialty Dried Persimmon
エリア
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