青池
白神山地の大小様々な湖沼群「十二湖」の1つで、標高1000メートル以上の山々に囲まれた場所に位置しています。
その水面は、鮮やかなコバルトブルーに輝き、周囲の樹々を鏡のように映し出しており、幻想的な雰囲気を漂わせています。
この池は、表面積975平方メートル、水深9メートルで、雨水と地下水が混ざり合ってできているため、水が非常に澄んでおり、池底に倒れた木や朽ちたブナの大木が見えます。
そして、インクを流したようにハッキリとした青色の湖面が神秘的です。この湖面は、周囲の樹々を鏡のように映し出し、時間帯や角度によって色合いが変わり、幻想的な雰囲気を醸し出しています。
青森の冬でも水温が1年を通して9℃を保ち、池が凍ることがないため、美しい透明度を保ち、青く輝く青池は、青森のパワースポットとしても有名です。
青池を囲むブナの原生林が白神山地に広がっており、山々の景観とともに美しい景色を作り出しています。
沸壺の池
青池からさらに歩くこと約15分のところにあるのが「沸壺の池」。絶えず湧き水が流れ込み澄んだ池には、木製の展望台があり、周囲の木々を映した美しい湖面を見ることができる。
ブナ自然林
十二湖の周辺は散策できるように整備されており、ブナの林や湖畔の樹木は季節ごとの変化に富み、楽しむことができます。
日本キャニオン
十二湖周遊コースで望める白い岩肌。浸食崩壊によって凝灰岩の白い岩肌がむき出しになったダイナミックなU字谷大断崖で、アメリカのグランドキャニオンにヒントを得て命名されました。昔は地元の人から「日暮山」と呼ばれていました。