タワーホール船堀は、東京都江戸川区船堀4丁目に位置する江戸川区立の複合文化施設です。別称は江戸川区総合区民ホール、通称は船堀タワーと呼ばれ、1999年3月16日に開業しました。
タワーホール船堀は、展望台を一般公開しているタワーとしては東京都内で3位の高さ(115メートル、展望台103メートル)を誇ります。東京スカイツリー(634メートル、展望台350メートル・450メートル)、東京タワー(333メートル、展望台150メートル・250メートル)と並んで、「都内三大タワー」の一つに数えられています。
タワーの高さは115メートルで、103メートルの位置に展望台があります。展望室部分は二層構造となっており、災害発生時に状況を確認できる防災目的の施設としても役立ちます。タワーの頂点には360度見渡せるカメラが設置されています。
望遠鏡や望遠レンズの使用、三脚の使用は禁止されています。展望エレベーターの運行時間は午前9時から午後9時30分までですが、天候によって運行が停止される場合があります。入場は無料です。
展望台、大ホールをはじめ、17室の会議室、映画館(船堀シネパル)、結婚式場(船堀マツヤサロン)など、多様な施設が集まる複合施設です。
タワーホール船堀は「区民の乗合船」をコンセプトに掲げ、以下の4つの機能を複合した文化発信拠点として建設されました。
人と人が出会い、交流し、情報交換などが行える場を提供します。
江戸川区の重要施策である健康、文化、産業の質的向上を目指す機能を持っています。
映画、展望、食事などを通じて訪れた方々がくつろぎ、楽しむことができます。
地元に祝福される他にはない独自の結婚式場機能を備えています。
タワーホール船堀は、都営新宿線「船堀駅」下車、徒歩約1分でアクセス可能です。また、都営バスの新小21系統・錦25系統・臨海22系統・葛西24系統・西葛26系統・船28系統の「船堀駅前」停留所からも徒歩約1分です。
タワーホール船堀は船堀街道沿いの船堀駅交差点角に位置しており、近隣の最寄りインターチェンジは中央環状線(堀切方面)・首都高速小松川線(箱崎方面)の小松川出入口、首都高速中央環状線(葛西方面)の船堀橋出入口、そして京葉道路篠崎インターチェンジです。