園の概要
市川市動植物園は、動物たちとのふれあいをテーマにしており、観賞植物園やバラ園も併設されています。入口近くにはレストハウスや自然博物館があり、動物の標本などを展示しています。さらに、園内には小さな鉄道「ミニてつどう」が走行しており、訪れる家族連れに大変人気があります。
流しカワウソ
2013年夏、コツメカワウソ舎に登場した「流しカワウソ」は、パイプを使ってカワウソが移動するという遊具の一部です。愛らしい姿が話題を呼び、多くの来園者がこの展示を楽しんでいます。
展示動物
市川市動植物園では、多種多様な動物が飼育されており、2018年時点で哺乳類や鳥類を中心とした展示が行われています。
サル山と家畜ゾーン
園の中心部には「サル山」があり、ニホンザルが飼育されています。また、周辺には家畜ゾーンや「なかよし広場」があり、ウサギ、モルモット、ブタなどと触れ合うことができます。
フライングケージ
広大なオリの中を自由に飛び交う鳥たちが展示されている「フライングケージ」では、40羽近い鳥が暮らしています。シュバシコウやフラミンゴ、トキなど、珍しい鳥たちを間近で見ることができます。
動物親善大使
市川市動植物園には、交流都市から寄贈された動物が「親善大使」として飼育されています。
シセンレッサーパンダ
1986年、中国四川省楽山市から贈られたシセンレッサーパンダは、繁殖を続けながら展示されています。
スマトラオランウータン
インドネシア・北スマトラ州メダン市から1992年に寄贈されたスマトラオランウータンも、家族を増やしながら展示されています。2018年には第3子が誕生しました。
施設の概要
なかよし広場
「なかよし広場」では、ウサギやモルモット、ミニブタなどと触れ合えるゾーンが設けられており、動物との親近感を味わえる貴重な体験ができます。
家畜舎
馬や牛などの家畜が飼育されており、特にポニーやロバなどの小型家畜は子供たちに大人気です。
小獣舎
小型の食肉目動物たちが展示されている「小獣舎」では、タヌキやフェネック、コツメカワウソなど、興味深い動物たちの生活を見ることができます。
サル舎・サル山
サル山を中心に、ニホンザルからシロテテナガザル、マンドリルなど、様々な種類のサルが飼育されており、来園者を楽しませています。
エミュー舎
フライングケージの隣にはエミュー舎があり、竹林の中を優雅に歩くエミューの姿が見られます。
その他の施設
園内の管理棟3階ロビーでは、自然博物館と共同でカメ類や魚類の水槽展示が行われており、動物たちの生態を学ぶことができます。また、動物園管理室横にはオカメインコが展示されています。
レストラン・ショップ
レストラン
園内のレストハウス2階にはレストランがあり、軽食を提供しています。お弁当の持ち込みも可能で、定員は80名です。
ショップ
同じくレストハウス2階には、土産物などを購入できるショップも併設されています。
サービス施設
園内では、ベビーカーの貸し出しやコインロッカー、貸し傘などのサービスも充実しており、家族連れにも優しい環境が整っています。授乳室やおむつ替えベッドも設置されており、小さなお子様連れの方にも安心して利用できる施設です。
交通アクセス
市川市動植物園へは、公共交通機関や自動車でのアクセスが便利です。
公共交通機関
JR東日本の武蔵野線「市川大野駅」から徒歩約40分。また、市川市コミュニティバスや京成バスの利用も可能です。バスを利用する場合、「動植物園」バス停で下車します。
自動車
首都高速7号小松川線や京葉道路「市川インターチェンジ」、または「原木IC」からアクセスできます。駐車場も完備しており、普通車は500円、バスは2000円の駐車料金が必要です。
周辺施設
市川市動植物園の周辺には、大町自然観察園や少年自然の家など、自然に親しめる施設が点在しています。これらの施設も合わせて訪れることで、一日を存分に楽しむことができます。
まとめ
市川市動植物園は、動物との触れ合いや豊かな自然を楽しむことができる、家族連れに大変人気のスポットです。園内には多種多様な動物や植物が展示されており、訪れる人々に自然の大切さを感じさせる場所となっています。交通の便も良く、レストランやサービス施設も充実しているため、一日中ゆったりと過ごすことができます。ぜひ市川市動植物園に足を運び、自然との触れ合いを体験してください。