大阪府守口市の伝統野菜である「守口大根」は、豊臣秀吉がその漬物を「守口漬」と名付けたことから、「守口大根」と呼ばれるようになったと伝えられている。大阪天満宮周辺を発祥とすることから「大阪宮前大根」とも称される。長いものでは2m近くにもなる世界一長い大根と言われ、大阪府の「なにわの伝統野菜」に認証されている。現在は、愛知県・岐阜県の木曽川沿いで「守口漬」として販売されるものの都市化の影響で大阪府内では明治以降は栽培が途絶えてしまったが、復活への取組も行われている。
旬 1月 12月
長いものでは2m近くにもなるという、なにわの伝統野菜