鳴子川渓谷の標高777メートル地点に架かる長さ390メートル、川床からの高さ173メートルで日本一の高さを誇る日本一の人道専用吊橋。
橋の上からは日本の滝百選に選ばれた震動の滝の雄滝や雌滝、紅葉で有名な九酔渓の絶景、また天気の良い日には九重連山の壮大な景観を眺めることができる。
九重“夢”大吊橋(ここのえ“ゆめ”おおつりばし)は、大分県九重町に位置する日本一の高さと長さを誇る歩行者専用吊り橋です。2006年10月30日に開通し、その壮大な景観とスリル満点の歩行体験で、多くの観光客を魅了しています。橋は、高さ173メートル、長さ390メートルで、雄大な自然の中に架かる見事な構造物です。
九重“夢”大吊橋は、九重町の観光振興と地域活性化を目的に建設されました。地元住民の協力と地域の発展を願って「夢」と名付けられました。この橋は、観光客に地域の自然美を楽しんでもらうだけでなく、九重町のシンボルとしても重要な役割を果たしています。
九重“夢”大吊橋は、歩行者専用として設計されており、最大で1,800人が同時に渡ることができます。橋の床面は強化ガラスが一部に使用されており、足元から谷底を見下ろすことができるスリル満点の体験が楽しめます。橋の全長390メートルは、歩行者専用吊り橋としては日本一の長さであり、そのスケールの大きさが訪れる人々を圧倒します。
九重“夢”大吊橋からは、周囲の美しい自然景観を一望することができます。特に、秋の紅葉シーズンには、色とりどりの紅葉が谷底を彩り、絶景を楽しむことができます。また、橋からは雄大な久住山や阿蘇山の連山も望むことができ、四季折々の風景が訪れる人々を魅了します。
橋の中間地点には、展望スペースが設けられており、360度のパノラマビューを楽しむことができます。この場所は、写真撮影スポットとしても人気が高く、多くの観光客が美しい景色をバックに記念写真を撮影しています。
九重“夢”大吊橋へのアクセスは、車や公共交通機関が利用可能です。車を利用する場合は、大分自動車道の九重ICから約30分の距離にあります。周辺には駐車場も完備されており、観光シーズンでも利用しやすい環境が整っています。公共交通機関を利用する場合は、JR久大本線の「豊後中村駅」からバスで約40分で到着します。
入場料は大人500円、子供200円で、橋の営業時間は午前8時30分から午後5時まで(季節により変動あり)です。詳しい情報は公式サイトで確認することをおすすめします。
九重“夢”大吊橋の周辺には、他にも多くの観光スポットがあります。特に人気があるのが「九重“夢”大吊橋温泉」です。吊り橋を渡った後に温泉でリラックスできるため、観光客にとって最高の癒しスポットとなっています。また、「九重“夢”大吊橋キャンプ場」も近くにあり、自然の中でキャンプを楽しむことができます。
さらに、九重町には「九重連山」や「やまなみハイウェイ」などの美しい自然景観を楽しめるスポットが点在しています。ハイキングやドライブを楽しむことで、九重町の豊かな自然を満喫することができます。
九重“夢”大吊橋を訪れる際には、天候に注意することが重要です。特に風が強い日や雨天時には、橋の上が滑りやすくなるため、歩行には十分注意が必要です。また、橋の上は高所であるため、高所恐怖症の方は事前に心の準備をしておくと良いでしょう。訪問前には、公式サイトで最新の情報を確認することをおすすめします。
九重“夢”大吊橋は、その壮大なスケールと美しい自然景観で多くの観光客を魅了するスポットです。歩行者専用吊り橋として日本一の長さを誇るこの橋は、スリル満点の体験と絶景を楽しむことができます。ぜひ一度、九重“夢”大吊橋を訪れて、その魅力を体感してみてください。
8:30~17:00
無し(悪天候などで入場制限あり)
入場料
中学生以上 500円
小学生 200円
小学生未満 無料