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桜島

(さくらじま)

雄大な活火山で自然の驚異を体感!鹿児島のシンボル

鹿児島のシンボルといわれる桜島は、北岳・中岳・南岳と3個のコニーデ式火山が相接している複合活火山で、古代から噴火の記録が数多く残っている。

標高1117メートル。
最近の大きな噴火は大正3年のもので、この時に大隅半島と陸つづきになっている。

桜島の概要

桜島(さくらじま)は、鹿児島県鹿児島湾に位置する活火山で、日本有数の観光名所および火山活動の研究対象地です。桜島はかつて島でしたが、1914年の大正大噴火により溶岩流が対岸と結びつき、現在では半島のような形状となっています。その美しい景観と迫力ある火山活動は、多くの観光客を引きつけています。

地理と特徴

桜島は、南北約12キロメートル、東西約10キロメートルの広さを持つ火山で、標高1117メートルの北岳を最高峰とします。桜島の周囲は溶岩や火山灰で覆われ、独特の地形を形成しています。特に、錦江湾に面した海岸線や、火山灰で覆われた風景は圧巻です。活発な火山活動により、噴煙や噴火が頻繁に見られることも特徴の一つです。

歴史と火山活動

桜島の火山活動は古くから記録されており、特に有名なのが1914年の大正大噴火です。この噴火では大量の溶岩が流出し、島と対岸の大隅半島が結びつく形となりました。大正大噴火以降も桜島は活発な火山活動を続けており、定期的に噴火や噴煙の発生が報告されています。これにより、桜島は火山学の重要な研究対象となっており、多くの研究者が訪れる場所でもあります。

観光スポット

桜島には、多くの観光スポットがあります。特に人気があるのが「桜島フェリー」です。このフェリーは鹿児島市の桜島港と桜島を結んでおり、約15分の船旅で美しい景色を楽しむことができます。フェリーからは、桜島の雄大な姿を間近に見ることができ、観光客にとって忘れられない体験となります。

また、桜島の観光スポットとしては、「湯之平展望所」があります。標高373メートルの展望所からは、桜島全体を一望でき、晴れた日には錦江湾や鹿児島市街も見渡すことができます。さらに、桜島のふもとには「黒神埋没鳥居」があり、1914年の大噴火で火山灰に埋もれた鳥居を見ることができます。これもまた、火山の力を感じる貴重な観光スポットです。

桜島の自然と環境

桜島の自然環境は、多様な植物や動物が生息している点でも魅力的です。火山灰や溶岩地帯には、特殊な環境に適応した植物が育ち、独特の生態系を形成しています。桜島の周囲には、温泉地も点在しており、観光客は温泉に浸かりながら火山の景観を楽しむことができます。特に、「桜島マグマ温泉」は地元でも人気のスポットです。

アクセスと利用情報

桜島へのアクセスは、鹿児島市からのフェリーが便利です。桜島フェリーは24時間運航しており、乗船時間は約15分です。また、車を利用する場合は、大隅半島からの道路が整備されており、直接桜島にアクセスすることも可能です。桜島内の交通手段としては、レンタカーや観光バスが利用できます。

訪れる際には、桜島の火山活動に注意し、安全対策を講じることが重要です。火山活動の情報は、地元の観光案内所やインターネットで最新の情報を確認することができます。

訪問の際の注意点

桜島を訪れる際には、火山活動に注意することが重要です。火山灰や噴煙が発生することがあるため、マスクやゴーグルを持参すると安心です。また、桜島周辺の道路は火山灰で滑りやすくなることがあるため、車での移動には注意が必要です。観光案内所で最新の火山情報を確認し、安全に配慮して観光を楽しんでください。

まとめ

桜島はその雄大な自然美と活発な火山活動で、多くの人々を魅了する観光スポットです。独特の地形や豊かな自然環境、そして歴史的な火山活動を体感することで、訪れる人々に深い感動を与えます。ぜひ一度、桜島を訪れて、その魅力を存分に感じてみてください。

Information

名称
桜島
(さくらじま)
Sakurajima Island
リンク
公式サイト
住所
鹿児島県鹿児島市
電話番号
099-224-1111
アクセス

鹿児島本港/フェリー/15分

エリア
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海・海岸・岬・半島・島

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