春の花々
スイセン
春になると、公園内には約550品種、約100万本のスイセンが咲き誇ります。開花時期は通常3月下旬から4月中旬頃で、この時期には公園内のスイセンガーデンが一面に黄色い花で埋め尽くされます。
チューリップ
スイセンの次には約330品種、26万本のチューリップが見頃を迎えます。色とりどりのチューリップが咲き乱れる光景は圧巻で、訪れる人々を楽しませます。
ネモフィラ
みはらしの丘では、4月下旬から5月中旬にかけてネモフィラが見頃を迎えます。ネモフィラは北アメリカ原産の一年草で、和名は「瑠璃唐草(るりからくさ)」です。丘一面を青い花で埋め尽くすその光景は、まるで別世界のようで、国内外から多くの観光客を魅了します。
バラ
5月に入ると、「常陸ローズガーデン」で約120品種、3400株のバラが咲き誇ります。色とりどりのバラが咲き乱れるガーデンは、まるで絵画のような美しさです。
季節ごとの花々
夏の花々
夏にはジニアが見頃を迎え、公園内は鮮やかな色彩で彩られます。さらに、ひまわりやサルビアなど、夏の花々も楽しむことができます。
秋の花々
秋にはコキア(ほうき草)やコスモスが美しい姿を見せます。特にコキアは赤く色づき、公園全体が秋の訪れを感じさせる風景に変わります。
絶景スポット!みはらしの丘のネモフィラ
みはらしの丘は標高58メートルの丘で、ここからは青く染まった景色が一望できます。ネモフィラが一面に広がる丘の光景は、空と海が一体となったような美しさで、訪れる人々を魅了します。
ネモフィラは和名では「瑠璃唐草(るりからくさ)」、英名では「baby blue eyes」とも呼ばれ、10〜20cmほどの草丈に可憐な青や水色の花々が一面に広がります。
約4.2ヘクタールの広大な「みはらしの丘」が約530万本の青いネモフィラで埋め尽くされる光景は、まるで別世界のようです。
この丘は書籍『死ぬまでに行きたい!世界の絶景』などでも紹介され、絶景スポットとして国内外で注目を集めています。
見頃の時期
ネモフィラの見頃は例年4月中旬から5月上旬にかけてです。この時期には多くの観光客が訪れるため、混雑が予想されます。できるだけ平日に早めに訪れることをおすすめします。
公園内のアトラクション
プレジャーガーデン
遊園地「プレジャーガーデン」では、大観覧車やジェットコースター、ゴルフコースなどのアトラクションが楽しめます。最新のVRアトラクションもあり、子供から大人まで楽しめるスポットです。
レストランとカフェ
公園内にはこだわりのカフェやレストランも多く、一日中楽しむことができます。おしゃれなカフェでのんびりと過ごすのもおすすめです。
施設構成
西口エリア
西口エリアにはスイセンガーデン、チューリップガーデン、たまごの森フラワーガーデンなどがあります。特にスイセンガーデンでは「プリンセス・キコ」というスイセンを見ることができます。
樹木エリア
ひたちなか自然の森では、アカマツとクロマツを中心とした里山が広がり、池ではカワセミなどの野鳥を観察することができます。
みはらしエリア
みはらしの丘やみはらしの里、再現された古民家の「里の家」があります。丘からは園内や太平洋を一望でき、春はネモフィラ、秋はコスモスやコキアが一面を覆います。
草原エリア
草原エリアには約8ヘクタールの芝生広場「大草原」が広がり、林間アスレチック広場やディスクゴルフコース、バーベキュー広場などがあります。春にはナノハナ、夏にはジニアが咲きそろいます。
砂丘エリア
砂丘エリアでは、グラスハウスやグリーン工房、陶芸棟、ロックガーデンなどがあり、多種類の観葉植物や海浜植物を観察できます。
南口エリア
泉の広場や泉の広場フラワーガーデン、小高い丘のエノキの丘などがあり、春にはヒメズイやホタルブクロ、夏にはハマナス、秋にはメキシカンブッシュセージが見られます。
プレジャーガーデンエリア
プレジャーガーデンエリアにはパターゴルフガーデンやファミリーパークゴルフ、園内が一望できる観覧車「ブルーアイズ」、BMXコース、絶叫マシン「ディスク・オー」、水遊び広場などがあり、多彩なアトラクションを楽しむことができます。
国営ひたち海浜公園は、季節ごとの美しい花々や多様なアトラクションで訪れる人々を楽しませるスポットです。一日中楽しめる施設が充実しており、家族や友人と共に訪れるのに最適です。混雑を避けるためには、早めの計画を立てることをおすすめします。