昔から東海道の草津宿に面して鎮座していたため、交通安全や厄除けの神として広く信仰を集めている、1200年以上の歴史を持つ神社です。
境内には、県内で最も古い石造りの追分道標が立っており、その建立は延宝8年(1680年)11月にさかのぼります。
また、神社の中にはウラジロガシと呼ばれる神木があります。この巨大な木は推定樹齢400年で、厳かな存在感を放っています。
厄除けや開運、交通安全、家庭の安全、商売繁盛、安産祈願、初宮詣りなど、さまざまな祈祷が事前予約で受けられます。また、地鎮祭などの外祭や祈願も承っています。
創建
伝承によれば、767年に武甕槌命が鹿島神宮から春日神社への勧請の旅の途中で当地に到着しました。武甕槌命は持っていた柿の鞭(むち)を地面に刺して「この木が生え付くならば吾永く大和国三笠の山(現・春日大社)に鎮まらん」と言ったところ、柿の木が生えたとされています。
それを見た里人たちはこの木を崇め、社殿を建立して武甕槌命を祀り、立木神社と名付けたのが始まりです。
歴史
777年には大旱魃が起こり、光仁天皇が当社で雨乞いの祈願を行ったところ大雨が降ったと伝えられています。光仁天皇はそのお礼として新しい社殿を建て、正一位の神階を授けたと言われています。
また、786年に桓武天皇より正一位の神階を授けられたとの記録があり、神号はそれ以降に始まったとの説もある。
801年には征夷大将軍の坂上田村麻呂が蝦夷征討の際に当社に立ち寄り、道中の安全と厄除け開運を祈願し、大般若経の一部を寄進しました。
室町時代の長享元年(1487年)には、足利義尚が六角高頼を征伐するために栗太郡鈎に陣を敷きました。この時、義尚は立木神社に武運長久を祈願し、四脚門(現在の神門)を寄進しました。
江戸時代の正保2年(1645年)には、膳所藩主である石川忠総が立木神社に社領23石を寄進しました。
立木神社は草津宿に位置し、東海道と中山道の分岐点でもありました。そのため、多くの人々が立木神社を訪れ、賑わいを見せました。また、参勤交代の際には各地の大名たちが草津宿を通過する際に必ず立木神社で道中安全を祈願し、その結果、事故や災難が起こらなかったと言われています。
祭事
立木神社は、古い歴史と神聖な雰囲気が漂う神社であり、多くの人々にとって特別な場所となっています。
境内自由
守札授与 9:00~16:00
祈祷受付は要予約
無休
無料
公共交通機関:
JR琵琶湖線 「草津駅」下車 徒歩 20分
JR琵琶湖線 「南草津駅」下車 徒歩 20分
車:
・京滋バイパス「瀬田東IC」より約15分
・名神「栗東IC」より約15分
・新名神「草津田上IC」より約15分