富山市周辺・八尾には日枝神社、ウィンディ、五百羅漢などの観光スポット、おわら風の盆、富山まつり、水橋橋まつりなどの観光イベント、ぶり大根、海鮮丼、富山ブラックなどのご当地グルメがあります。
富山県八尾は優美なお祭り「おわら風の盆」で全国的にも有名ですが、八尾おわら資料館、越中八尾曳山祭り、金剛堂山、小井波水芭蕉、日本の道百選、石垣のライトアップ、中州の千本桜、天蚕など他にも魅力がいっぱい詰まった町です。
立春から数えて210日目が台風の厄日とされてきたことから、風の災害が起こらないように祈る行事として行われている「おわら風の盆」は例年8月20日~地域ごとに日にちを定め行われています。
毎年この時期になると優美なお祭り「おわら風の盆」を一目見ようと県内外から観光客が訪れるため宿泊予約を入れるのも大変な状態のようです。
「八尾おわら資料館」には、風の音や水の音、町に漂う気配などにより、来館者をおわらの空間に導きおわら風の盆を疑似体験させてくれる映像展示室と、おわらの歴史的背景やおわらを育んだ川崎順次氏にまつわる資料を展示した1F資料展示室。
おわらの歌詞や踊りなどおわらの重要な資料を展示・解説している2F資料展示室があります。おわら風の盆を見ることができなかった、という人は、一度覗いてみると良いでしょう。
越中八尾曳山祭りは、毎年5月3日に行われています。富山藩の御納所として栄えた越中町人文化を象徴したお祭りで、現代に至るまで長い間伝承されています。
獅子舞を先頭に6本の豪華絢爛な曳山は法被姿の若者たちによって曳かれ、まるで時代絵巻きさながらに練り歩きます。夜には1,000余りの光が灯る提灯山となり、日中とはまた違った幻想的な美しさで人々を魅了します。
浮城、安住城ともいわれた富山城。加賀前田家の分家であった越中前田家の居城だった。 平城で、神通川(現在の松川)の流れを城の防御に利用したため、水に浮いたように見え、浮城(うきしろ)の異名をとり、難攻と言われた。 富山は北陸街道と飛騨街道が交わる越中の交通の要衝だった。現在、本丸と西の丸の一部が残り、富山城址公園となっている。 1954年に3重4階建ての城郭を模した天守閣が建てられ、富山市郷土博物館として富山城の歴史を紹介している。 前田利長が使用したといわれる、高さが140cmもある兜も展示。4階の天守展望台からは富山市街を一望できる。 建物の外観は彦根城や犬山城など、全国の現存天守を参考にデ...»
ガラス芸術が輝く都市の象徴 富山市ガラス美術館は、富山県富山市西町に位置する公立美術館であり、世界水準のガラス芸術を鑑賞できる文化施設です。ガラスをテーマとした専門美術館として、国内外から高い評価を受けており、「ガラスの街とやま」を象徴する存在として親しまれています。館内では、現代ガラスアートを中心に、歴史的価値を持つ作品まで幅広く展示されており、ガラスという素材が持つ透明感、光の反射、色彩の奥深さを存分に体感することができます。 複合施設「TOYAMAキラリ」と建築美の魅力 美術館は、複合施設TOYAMAキラリの2階から6階に位置しています。この建物は、日本を代表する建築家隈研吾氏が設...»
富山県魚津市にある「みらパーク 魚津総合公園」内のミラージュランドは、富山県内で唯一の遊園地として長年親しまれている人気スポットです。1982年4月20日にオープンして以来、世代を超えて多くの来園者に愛され続けてきました。現在は入園無料となっており、気軽に立ち寄ることができるレジャー施設として、ファミリーやカップル、友人同士まで幅広い層に利用されています。 目の前には雄大な富山湾、背後には北アルプス立山連峰を望む絶好のロケーションに位置し、自然の景観と遊びの楽しさを同時に味わえるのが大きな魅力です。園内には多彩なアトラクションや広々とした公園施設が整備されており、一日を通してゆったりと過ごす...»
北アルプス・立山連峰の中心部、標高2,410mという雲上の地にたたずむみくりが池温泉は、「日本最高所の温泉宿」として知られる特別な存在です。富山県中新川郡立山町、中部山岳国立公園の特別保護地区内に位置し、雄大な山岳風景とともに天然の源泉かけ流し温泉を楽しめる、全国でも稀有な宿です。 室堂ターミナルから徒歩約15分。ハイマツ帯を抜け、神秘的な湖「ミクリガ池」のほとりへと歩みを進めると、白濁した湯けむりとともに現れるのがこの温泉宿です。登山者はもちろん、立山黒部アルペンルートを訪れる観光客にとっても、心と身体を解きほぐす憩いの場所となっています。 日本一高所に湧く源泉かけ流しの湯 みくりが池...»
ほたるいかミュージアムは、富山県滑川市に位置する滑川市立の博物館で、富山湾の春を代表する海の幸「ホタルイカ」をテーマにした世界でも類を見ない専門施設です。1998年3月27日に開館し、現在は指定管理者制度に基づき株式会社WAVE滑川が管理・運営を行っています。 富山湾は「天然のいけす」とも称される豊かな漁場であり、その中でもホタルイカは「富山湾の神秘」と呼ばれる存在です。本施設では、幻想的な発光現象の仕組みから漁の方法、食文化に至るまで、多角的にホタルイカの魅力を紹介しています。展示と体験を通して、自然の不思議と地域文化の奥深さを感じられる観光スポットとして、多くの来館者に親しまれています。...»
濃口しょうゆを煮詰めた漆黒のスープの”富山ブラックラーメン”は、昭和22年に富山市のラーメン店「大喜」により考案されたといわれる。ご飯を持ち込む労働者に「おかず」としても食べてもらえればと、あえて味は濃いめに仕立ててあるという。その舌に響くインパクトが話題となり、富山にブラック系のラーメン店が増えていったようだ。店により塩分濃度はさまざまだが、粗挽き胡椒や大量の刻みネギのトッピングでパンチのある味わい。豚バラチャーシューを煮込んで脂を溶かしてスープに馴染ませることでコクのある甘みがあるのも特徴だ。...»
ます寿しは、富山県を代表する伝統的な郷土料理であり、全国的にも駅弁として広く知られている押し寿司の一種です。薄紅色に輝く鱒(主にサクラマス)の切り身が酢飯の上に美しく並べられ、その彩りの美しさと上品な味わいで多くの人々を魅了してきました。表記は「ます寿し」「ますの寿し」「鱒の寿司」などさまざまですが、いずれも同じ料理を指しています。 ます寿しの歴史と由来 ます寿しの歴史は古く、江戸時代の享保年間(18世紀初頭)にさかのぼるとされています。当時、富山藩士で料理の名手であった吉村新八が、三代藩主前田利興のために鮎の鮓を作りました。その味に感銘を受けた前田利興が、八代将軍徳川吉宗へ献上したところ...»
カマボコ、焼きチクワ、焼き豆腐、玉子、ダイコン、魚のすり身などを具材に、白とろろこんぶをのせたおでんだ。他、あんばやし(薄切りにしたコンニャクの串刺し)やすす竹(細いタケノコ)などの食材を入れることもある。入れる食材は自由だが、富山県産の食材をもちいるのが特徴である。 【歴史・由来】富山県は一人あたりの昆布の消費量が日本一。昆布と富山県産の食材を全国各地にPRすることを目的に「富山おでん」づくりがはじまった。2009年にすり身製造業、かまぼこ製造業、ラーメン店などが集い、PRをはじめた。とろろ昆布だけでなく白エビを加えるなど、富山おでんの姿かたちは変わり続けている。...»
水深300〜600mあたりに生息し、富山湾だけで漁獲される、稀少な「白エビ」。漁業として成立するほど獲れるのは、世界でも富山湾だけと言われるほど、貴重な高級食材だ。体長は約6cmほどで、透明感のある淡いピンク色をした外見から、「富山湾の宝石」という異名を持つ。かき揚げにすることで、プリプリの身はサクサクの食感へと変化。品のある甘さがたまらないかき揚げを引き立てるタレと、温かいご飯が絶妙などんぶりだ。 透明で薄紅色の白エビは、日本海側だけでなく太平洋側にも生息していますが、市場に出荷できるほどの漁獲量があるのは富山湾だけです。そのため、このエビは非常に貴重で、「富山湾の宝石」とも称されています...»
昆布を薄く削ったとろろ昆布をよく食べる地域は富山と福井の敦賀、大阪の堺だと言われている。中でも富山市は2006年の総務省「家計調査」によると、富山市の1世帯あたりの昆布の年間支出金額は1960年から続けて全国1位だという。とろろの中でも、肉厚の昆布の表面外側だけを削ったのが「黒とろろ」で、ほのかな酸味が特長だ。旨みと風味がぎゅっと濃縮されたとろろ昆布を絡ませたおにぎりがまた美味で、ごはんにまぶすだけの手軽さと贅沢な味わいがいい。 おにぎりといえば海苔ではなくとろろ昆布を巻くのが富山県民の定番で、とろろ昆布を使った料理の代名詞。富山県は昆布の消費量が全国屈指ではあるが、実は県内で昆布はほとんど...»
江戸時代から富山に伝わる郷土料理。日本海を往来する北前船により、北海道産の良質な昆布が手に入り易かったことから発展したという。昆布じめはもともと魚の保存方法のひとつだったが、昆布の持つおいしさや栄養面などから、おもてなしや贈りものにも利用されるようになった。作り方はいたって簡単、新鮮な魚を刺し身におろし、昆布に並べてクルクル巻いてひと晩熟成させるだけなのに、昆布の旨味と塩味が加わるとともに、水分がとれて弾力性を増しふくよかな味わいとなる。定番は黒カジキの昆布じめだが、鶏肉や牛肉に野菜などもある。 昆布締めは、食材を昆布で挟んで冷蔵庫で1晩ほど寝かせたりする料理です。主に魚の刺身に使われますが...»
富山県と長野県の境に存在する、日本一の大きさを誇る「黒部ダム」をモチーフにしてつくられるカレーである。名の通り黒部ダムのようなビジュアルが特徴。アーチ状に高く盛られたご飯に、各店が趣向を凝らしたルーが添えられる。 【歴史・由来】極寒の黒部ダムの建設現場において作業員の心の拠り所でもあったカレーは、ダム完成後は大町クラブハウス(現:くろよんロイヤルホテル)で「アーチカレー」となって提供が始まり、昭和40年代初頭には、扇沢駅大食堂(現:扇沢レストハウス)で本格的に提供が開始され、今日に至っている。また、この「アーチカレー」は平成21年7月に長野県大町市内の15店舗がそれぞれのお店の思いを込めて、...»
特徴的な地形と、異なる性質の海水が重なる水産資源豊富な富山湾。深海に生息する透き通った淡いピンク色に輝くシロエビは「富山湾の宝石」と称され、漁が成り立つほど漁獲されるのは全国でも富山だけで、主な水揚げ漁港は新湊漁港、岩瀬漁港の2港。ブリ、ホタルイカとともに「富山県のさかな」に指定されてもいる。かつては、殻ごと干しエビにして出しを取るために使われることがほとんどであったシロエビ。冷凍技術の向上によりむき身にすることが容易となり、また鮮度を保つことが可能となったことで、とろりとした食感と上品な甘さをもつシロエビの美味しさが見直された。飲食店では刺身や寿司ネタとして人気だが、家庭では「白えびのかき揚...»
「幻魚」と書いてゲンゲ。どこか神秘的な響きを持つその名のとおり、独特の姿と希少性で知られる深海魚です。少しグロテスクともいえる愛嬌のある顔立ちと、全身を覆う寒天質のぬめりが印象的ですが、その見た目とは裏腹に、味わいは格別。とりわけ干物にして軽く炙れば、お酒の肴として最適な逸品として親しまれています。 日本三大深湾・富山湾の恵み ゲンゲが生息するのは、日本三大深湾の一つに数えられる富山湾の深海です。海岸近くから急激に水深が落ち込み、場所によっては1000メートル近くに達する海底谷が広がっています。水深300メートル以深には、水温がほぼ0度に保たれた「日本海固有水」と呼ばれる深層海水が存在し、...»
富山の冬の味覚であるウマヅラハギのうち12~3月までに魚津港で水揚げされるものを、魚津の漁業関係者・全漁連が協力し、ブランド化したのが“魚津寒ハギ”。氷冷・運搬時の品質維持管理や、漁獲後しばらく生簀で泳がせてからの活け〆、外観にも傷がないことなど、厳しく品質管理をしている。刺身や干物、フライなどの定番メニューはもちろん、丼物・味噌汁・酢の物・茶碗蒸しの具材にしても美味しい出汁が出て、旨味を加えてくれる。 旬 12月 1月 2月 3月 魚津市は「蜃気楼の見える街」として有名です。この街の魚津港では、冬になるとウマヅラハギが大量に水揚げされます。ウマヅラハギは、特徴的な馬のような顔を持つことか...»
とやまポークとは、富山県内で生産される銘柄豚の総称です。富山畜産試験場と富山県養豚連合会が連携し、長年にわたり研究と改良を重ねて生み出されました。きめ細かくやわらかな肉質と、適度な脂肪がもたらすジューシーな味わいが特長で、県内外から高い評価を受けています。生産者たちは、子豚の誕生から出荷まで愛情を込めて育て、「安全でおいしい豚肉」を届けることを大切にしています。 地域ごとに輝く8つの銘柄 近年、産地の名を冠した「地豚」が注目を集めています。富山県内でも、黒部名水ポーク、立山ポーク、滝寺マーブルポーク、城端ふるさとポークをはじめ、小矢部のメルヘンポーク、砺波市のたかはたポーク、富山市八尾のお...»
富山湾の澄んだ海にしか育たない白えびは、春から秋にかけての限られた時期、限られた量だけ水揚げされる、大変貴重な季節の珍味である。白えび専門「白えび屋」が富山湾特産の白えびをたっぷりと練りこんで、素材の味わいをそのままに、香ばしく仕上げたせんべいが「白えびせんべい」。白えび屋の白えびせんべいには、四つの味がある。白えびを一尾そのままの姿で、純白の生地にのせて焼き上げた、白えびの姿が美しい彩り雅やかなせんべい「月桜」(つきさくら)。いか墨をたっぷりと生地に練り込んだ、白えびと、墨のほのかな香りの「夜桜」(よざくら)。粉に挽いた白えびを贅沢に練り込んだ、白えび本来の風味と香りを存分に味わえる「磯俵」...»
富山県の酒造好適米使用率は全国でもトップレベル。米は磨けば磨くほど、酒は旨くなると言われるが、富山地酒は全国平均よりも精米歩合が低い。つまり磨きに磨き上げて造るから、富山の酒は旨いのだとか。さらに、立山連峰からの湧き水などの名水にも恵まれ、良質な酒造りに適した環境なのだ。ちなみに、地酒の味はその地域の人々の食生活と関係が深いというが、富山の酒は新鮮な魚料理と相性がいい、すっきりと切れる辛口が多いそうだ。...»
2008年に創業者1人でビールづくりをはじめて、ビール醸造の仕込みから瓶詰め、出荷までおこなっている。富山産のハチミツ、リンゴ、ナシなどを使った季節限定ビールも醸造しており、ハチミツは由来となる花の違いからくる味の違いなどにもこだわる。...»
富山市は、富山県の中央部から南東部にかけて広がる県庁所在地であり、県内最大の人口を擁する中核市です。2005年4月1日に旧富山市と周辺6町村が新設合併し、現在の富山市が誕生しました。合併により市域は大きく拡大し、面積は1,241.70㎢に及びます。これは中核市の中で最も広く、県全体の約3割を占める規模です。 市域は南北に長く、日本海に面する北部から、標高3,000m級の山々が連なる南東部まで、変化に富んだ地形を有しています。富山湾の水深約1,000m超の深海域から、北アルプスの水晶岳(標高2,986m)に至るまで、多様な自然環境が広がり、四季折々の景観を楽しむことができます。 海と山に抱か...»
富山県美術館は、富山県富山市木場町に位置する公立美術館です。略称は「TAD(タッド)」で、「アートとデザインをつなぐ」をコンセプトに、現代美術作品やデザイン作品を中心とした約16,000点の収蔵品を誇ります。 美術館の歴史と概要 富山県美術館は、1981年に開館した富山県立近代美術館のコレクションを引き継ぎ、2017年8月26日に現在の場所に全館オープンしました。新しい美術館の建設地は富山駅から北西に位置する富岩運河環水公園西地区で、敷地面積12,548㎡の「見晴らしの丘」に建てられています。 建物の設計と特徴 美術館は、鉄骨造と一部鉄骨鉄筋コンクリート造で地上3階建て、船の舳先を思わ...»
富山県水墨美術館は、富山県富山市五福に位置する公立美術館で、近代日本の水墨画を中心に展示しています。この美術館は、和風建築と日本庭園が調和した静かな環境の中で、芸術文化を堪能できる施設です。 美術館の概要 富山県水墨美術館は、富岡鉄斎や横山大観、竹内栖鳳といった近代の水墨画家の名作を収蔵し展示しています。また、富山県砺波市出身の画家下保昭の作品も常設展示されており、その他にも染織や陶芸など、日本の美術・工芸史に関連する企画展を定期的に開催しています。 施設の特色 美術館は富山市の「五福山水苑」内にあります。建物は和風の寄棟造りで、L字型の鉄筋コンクリート平屋建て。館内には常設展示室、企...»
佐藤記念美術館は、富山県富山市の富山城址公園内に位置する公立美術館です。この美術館は、茶道具や古陶磁、日本画など貴重な美術品を収蔵し、美術愛好者に親しまれています。同じ公園内にある富山市郷土博物館と連携して運営されています。 施設の概要 建物の特徴 美術館は鉄筋コンクリート造で、地上2階建て。延床面積は約1,300平方メートルです。館内には展示室や茶室、和室など多彩な施設が整備されています。 1階の施設 受付とロビー: 観覧者を迎える空間。 展示室1・2: 美術品を展示するメインスペース。 講堂: さまざまなイベントに対応。 茶室「助庵」: 昭和20年代に建てられた茶席で、...»
富山市民俗民芸村は、富山県富山市安養坊に位置する、9つの博物館や資料館、美術館を集めた文化施設の集落です。この施設群は日本博物館協会、全国歴史民俗系博物館協議会、富山県博物館協会に加盟しており、富山市の歴史や文化を深く学べる場所として親しまれています。 民芸村の概要 富山市の西部に広がる呉羽丘陵の東麓に位置する民芸村は、緑豊かな丘の小高い斜面に独立した9つの施設が点在しています。それぞれの施設は民俗、薬業、陶器、民芸品、考古学、さらには富山市出身の水墨画家・篁牛人の美術館など、多彩なテーマを持っています。これらの施設の建物の多くは、江戸時代から大正時代にかけての古民家や蔵を移築して利用して...»
秋水美術館は、富山県富山市千石町に位置する、全国でも数少ない刀剣をテーマにした美術館です。立山連峰をはじめとする富山の雄大な自然を背景に、日本刀の美と精神文化を今に伝えています。外観は甲冑(鎧)をイメージした墨色のアルミ素材で覆われ、重厚さと現代的な洗練さをあわせ持つ印象的な建物です。 全国有数の日本刀コレクション 秋水美術館の最大の魅力は、平安時代中期から現代まで、約200振りに及ぶ日本刀の所蔵です。重要文化財や重要美術品、特別重要刀剣、重要刀剣など、質・量ともに国内屈指の充実ぶりを誇ります。 富山県(越中国)は、正宗の兄弟子と伝えられる則重や、天下三作の一人と称される郷義弘を輩出した...»
HOKUGINギャルリ・ミレーは、富山県富山市中央通り二丁目に位置する美術館で、19世紀フランス絵画を代表する画家ジャン=フランソワ・ミレーと、彼と思想を同じくするバルビゾン派の画家たちの作品を中心に展示しています。通称「ギャルリ・ミレー」として親しまれ、世界的名画を気軽に鑑賞できる“まちなか美術館”として、多くの人々に愛されています。 収蔵作品の魅力 ― ミレーとバルビゾン派 ギャルリ・ミレーが所蔵する作品は計53点。そのうちジャン=フランソワ・ミレーの作品は14点を数え、大作「羊の毛を刈る女」をはじめ、農民の生活や自然と共に生きる人々の姿を温かく、力強く描いた作品が揃っています。 ま...»
富山縣護國神社は、富山県富山市に鎮座する護国神社で、富山県出身者のうち、明治維新から大東亜戦争(太平洋戦争)に至るまでの戦没者をお祀りする、県を代表する慰霊の神社です。現在、祭神として祀られている英霊は28,679柱にのぼり、郷土のため、家族のため、国のために尽くした人々の御霊が静かに鎮まっています。 市街地中心部に近い立地でありながら、境内は緑豊かで落ち着いた雰囲気に包まれており、初詣や桜の季節には多くの参拝者や観光客で賑わいます。歴史と自然、そして人々の祈りが調和する場所として、富山観光においても欠かせない存在です。 平和通りと銀杏並木 ― 参道が語る静かな感動 神社の鳥居から東へま...»
高志の国文学館は、富山県富山市舟橋南町にある富山県立の文学館です。2012年に開館したこの施設は、富山県ゆかりの文学と文化を紹介する重要な拠点となっています。 展示内容と特徴 「ふるさと文学の蔵」と回廊 常設展示室「ふるさと文学の蔵」には、越中の国司で万葉歌人の大伴家持や、富山県出身の作家である堀田善衛、源氏鶏太、宮本輝、新田次郎、漫画家の藤子・F・不二雄、藤子不二雄Aなどの展示があります。 書籍や執筆道具、美術品などが多数展示されており、富山の文学的魅力を深く堪能できます。 特に「ふるさと文学の蔵 1」には、長さ13.7m、高さ5mの大書架が設置され、富山ゆかりの書籍や漫画が美しく展...»
富山市郷土博物館は、富山県富山市本丸の富山城址公園内に位置する公立博物館です。同じ城址公園内にある「佐藤記念美術館」とともに運営されており、歴史的建造物としての役割と、富山の歴史や文化を伝える場として多くの人々に親しまれています。 富山市のランドマーク「富山城」 富山市郷土博物館は、富山城址公園の中心にあり、その外観から「富山城」と呼ばれています。建物は昭和29年に開催された富山産業大博覧会の記念建築物として建設され、その後、郷土博物館としての役割を担うようになりました。 常設展示と企画展 館内では、戦国時代から現代に至るまでの富山城とその周辺地域の歴史を紹介する常設展示が行われていま...»
世界一かわいい美術館は、富山県富山市水橋伊勢屋に位置する私設美術館です。 地域住民の憩いの場としてだけでなく、郷土富山の文化と芸術を発信する場としても注目されています。 美術館の概要 世界一かわいい美術館は、2015年(平成27年)3月24日に開館しました。 この美術館を設立したのは、明治薬品の前会長・浅井省己氏を中心とする特定非営利活動法人「憩いの家世界一かわいい美術館」です。 開館の目的は、芸術を通じて地域を活性化させ、住民交流の場として機能する美術館を設立することでした。 設立の背景 浅井省己氏は、東日本大震災をきっかけに地域住民が集える施設を構想しました。 しかし、資金的な制約...»
富山市科学博物館は、富山県富山市西中野町に位置し、富山の自然や宇宙科学をテーマにした展示が特徴の公立博物館です。ここでは自然科学を楽しく学ぶことができる体験型展示が行われています。 概要 設立と発展の歴史 1976年(昭和51年)10月、「富山市科学文化センター建設準備事務局」として発足し、1979年(昭和54年)11月23日に旧富山刑務所跡地に「富山市科学文化センター」として開館しました。その後、2007年(平成19年)には大規模なリニューアルを経て「富山市科学博物館」と名称を変更。より学びと体験の場として充実した施設となりました。 建物と施設 建物は鉄筋コンクリート造りで、地下1...»
豪農の館 内山邸は、富山県富山市宮尾に位置する歴史的な邸宅・資料館です。この施設は富山藩時代の豪農屋敷を活用したもので、地域の文化財として一般に公開されています。 施設概要 歴史と由来 内山邸は1977年に13代目当主である内山季友氏より富山県に寄贈され、1978年に富山県民会館分館として開館しました。この建物は1998年に国の登録有形文化財に指定されました。 内山家は、1521年頃に新田開発を行った内山昌峰を祖とし、代々富山藩の十村役を務めるなど地域の発展に尽力しました。幕末から明治期にかけて、多くの文人や政治家が訪れ、文化的な交流の場ともなりました。 建築と庭園 邸宅は慶応4年...»
薬種商の館 金岡邸、通称金岡邸は、富山県富山市新庄町に位置する歴史的な邸宅・資料館です。この館は、江戸末期に薬種商として成功を収めた金剛寺屋又右衛門を祖とし、その後代々富山県の実業界に貢献してきた金岡家の旧邸です。 現在、母屋・新屋・土蔵・塀および門が国の登録有形文化財に指定されており、富山の薬業史を学べる施設として一般に公開されています。 邸宅の建築と文化的価値 建物の特徴 金岡邸の母屋は幕末期に建てられた瓦葺きの木造2階建てで、明治初期の薬種商店舗の姿を復元しています。表から「ミセ」「通りニワ」「座敷」と続く町家の典型的な構造が特徴です。 大正期に迎賓用として増築された新屋は総檜造...»
八尾おわら資料館は、富山県富山市八尾町東町にある公立の博物館です。通称は「おわら資料館」として親しまれています。本館は越中おわら節やおわら風の盆に関する資料を展示し、その歴史や文化に深く触れることができる施設です。 八尾おわら資料館の概要 設立の背景 八尾おわら資料館は、おわら中興の祖と呼ばれる初代「越中八尾民謡おわら保存会」会長・川崎順二の生家および病院跡地に建てられました。川崎順二の生前に収集された貴重なおわらに関する資料を保存し、1989年(平成元年)に八尾町が土地を購入したことから始まりました。 1992年(平成4年)に八尾町がおわら資料館条例を発効し、正式に「おわら資料館」と...»
富山ガラス工房は、富山県富山市古沢に位置するガラス工芸の制作体験施設です。富山市の歴史あるガラス産業を再興し、新しい文化として根付かせる取り組みの一環として設立されました。 富山ガラス工房の概要 富山の歴史とガラス産業の再興 富山市は、明治時代以降、製薬産業とともに薬瓶製造のガラス産業が盛んでした。しかし、戦後その産業は衰退します。その後、富山市は「ガラスの街とやま」として再びガラス産業を復興するため、1985年に市民大学でガラス工芸コースを開設しました。 さらに、1991年には専門学校「富山市立富山ガラス造形研究所」を設立。1994年には、卒業生やガラス作家が作品を制作・展示できる場...»
富山市ファミリーパークは、富山県富山市古沢に位置する、自然豊かな環境に包まれた動物園です。呉羽丘陵の里山に広がる広大な敷地を活かし、動物たちの息づかいを身近に感じながら、のびのびと自然散策を楽しむことができます。単なる動物園にとどまらず、遊園地や体験施設、バーベキュー場なども備えた総合公園として、多くの市民や観光客に親しまれています。 園内では、トラやキリンといった世界の人気動物から、カモシカやオオワシなど日本の野生動物まで、約100種類の動物を飼育・展示しています。里山の地形を活かした展示方法により、まるで自然の中で動物たちに出会うかのような臨場感を味わえるのが大きな魅力です。 自然と一...»
グランドプラザ(GRAND PLAZA)は、富山県富山市総曲輪にある全天候型の野外広場です。総曲輪フェリオや総曲輪CUBYに囲まれ、地域住民や観光客が楽しめる多目的スペースとして知られています。 グランドプラザの概要 グランドプラザは、富山市が中心市街地に活気を取り戻すため、約15.2億円をかけて建設された施設です。2007年9月17日にオープンし、公設民営方式で市民や企業の手によって運営されています。 施設の特徴 この施設は、長さ65m、幅21m、高さ19mの空間で、両側のビルを結ぶ天井とガラス張りの壁が特徴です。ガラスの天井は雨や雪を防ぎつつ、自然光を取り込む設計となっています。ま...»
富山県中央植物園は、富山県富山市に位置する、日本海側初の総合的な植物園です。北陸最大級の規模を誇り、約25ヘクタールの広大な敷地に国内外から集められた約6,600種類もの植物が展示・保存されています。園内のシンボルであるピラミッド型のアトリウムが来園者を迎え、四季折々の花や緑が訪れる人々の心をやさしく癒してくれます。 日本海側初の総合植物園としての歩み 本園は平成元年度より整備が進められ、平成5年10月1日に屋外展示園を開園しました。その後、平成8年4月26日に展示温室やサンライトホールなどの屋内施設が整備され、全面開園を迎えました。さらに平成12年2月には、中国雲南省の植物を紹介する雲南...»
富岩運河は、富山市を流れる運河で、富山湾の富山港(岩瀬港)から富山市湊入船町までを結んでいます。この運河は、神通川の下流東岸に沿い、富山県道30号富山港線や富山地方鉄道富山港線とほぼ平行に流れています。 地理 富岩運河は富山市中心部の北側、富山駅に近い湊入船町にある「富岩運河環水公園」から始まります。中島閘門を通過すると、周囲には住宅地、工場、木材置き場、日本海ガスのガス貯蔵庫などがあります。そして、富山港近くになると港湾施設が現れ、最終的には富山湾に流れ込みます。 歴史 江戸時代の背景 江戸時代、富山港周辺は船舶が多く停泊する賑やかな商業地でした。しかし、岩瀬地区から富山城のある市...»
富岩運河環水公園は、富山県富山市湊入船町に位置する県立の都市公園(総合公園)で、「環水公園」の愛称でも親しまれています。この記事では、公園の概要、歴史、施設、交通アクセスについて詳しくご紹介します。 公園の概要 富岩運河環水公園は、「とやま都市MIRAI計画」のシンボルゾーンとして整備され、市民の憩いの場として利用されています。公園の面積は約9.7ヘクタールで、別名「カナルパーク」とも呼ばれています。 歴史 1984年度に「とやま二十一世紀水公園神通川プラン」の中で提案されたこの公園は、1988年に「とやま都市MIRAI計画」の一環として工事が始まりました。1997年に「富岩運河環水公...»
松川は、富山県富山市の中心部を流れる河川で、歴史的背景と美しい景観をあわせ持つ、市民と観光客に親しまれている名所です。かつては神通川の本流が蛇行していた旧河道の一部であり、現在も富山城跡や富山県庁、富山市役所などが立ち並ぶ市街地の中心をゆったりと流れています。 川沿いには約470~500本ものソメイヨシノが植えられ、春には見事な桜並木のトンネルが出現します。その美しさは高く評価され、日本さくら名所100選や「富山さくらの名所70選」にも選ばれています。歴史と自然、そして芸術が調和する松川は、富山市を代表する観光スポットといえるでしょう。 松川の地理と成り立ち 神通川の旧流路としての歴史 ...»
富山県埋蔵文化財センターは、富山県富山市茶屋町に位置する埋蔵文化財の調査・研究・展示を行う施設です。 同センターは、富山県博物館協会に加盟しており、地域の文化財保護活動の中心的役割を担っています。 施設の概要 富山県埋蔵文化財センターは、1977年(昭和52年)に完成し、同年6月7日に開所式を迎えました。この施設は、県立の埋蔵文化財センターとして全国初のものであり、 富山県内にある約4,200箇所の遺跡から出土した埋蔵品の調査・研究や保護・保存を目的に設立されました。 立地と周辺施設 センターは富山市西部の呉羽丘陵(呉羽山)西側山麓に位置しています。敷地内には富山県立図書館、富山県公文...»
滑川市は富山県の東部に位置する市で、新川平野のほぼ中央にあります。平野の大部分は早月川と上市川によって形成された複合扇状地です。1954年(昭和29年)に市制が施行されました。 歴史的な史跡、自然豊かな公園、個性的な祭りやイベント、美しい海と温泉、そして博物館や図書館など、多彩な観光スポットが揃っています。 歴史ある宿駅町 滑川市は古くから北陸街道の宿駅町として栄え、江戸時代には富山の売薬の拠点の一つとしても知られていました。 ホタルイカと「海の銀河」 滑川市は春の風物詩であるホタルイカの大群遊が見られることで有名です。青緑色に輝く幻想的な光の帯は「海の銀河」とも称されます。市内の全...»
本江遺跡は、富山県滑川市本江589に位置する複合遺跡です。この遺跡は縄文時代後期から古墳時代初期にかけての重要な遺構が残されており、富山県指定史跡に指定されています。その歴史的価値から、地域の文化遺産として多くの注目を集めています。 遺跡の特徴 地理的な位置と規模 本江遺跡は郷川左岸の隆起扇状地末端部にある台地上に広がっています。その範囲は滑川市本江から中新川郡上市町広野新にまたがり、上市町側では「広野新遺跡」と呼ばれています。このため、かつては「本江・広野新遺跡」という名称で知られていました。 複合遺跡としての重要性 本江遺跡は縄文時代後期と古墳時代初期の遺構が混在する複合遺跡です...»
櫟原神社は、富山県滑川市神明町に位置する由緒ある神社です。旧北陸街道沿いに佇み、地域の歴史や文化に深く根ざした存在として多くの参拝者を迎えています。 概要 所在地と歴史 櫟原神社は滑川市中心部の旧北陸街道沿いに位置しています。創建年は不明とされていますが、927年に発行された『延喜式神名帳』に「701年に再興す」との記録があるため、8世紀以前には創建されたと推測されています。 移転と建築物の特徴 当初、櫟原神社は現在地から東に約2km離れた場所に建てられていましたが、戦国時代に現在の場所へ移転しました。現在の本殿は1872年、拝殿は1915年に建築され、境内には2つの鳥居があります。...»
東福寺野自然公園は、富山県滑川市東福寺野に位置する、自然豊かな都市公園です。標高約300メートルに広がるこの公園は、四季折々の自然の美しさを楽しめる観光地として人気です。 概要 滑川市街地から約7km離れた東福寺野自然公園は、1976年に建設が始まり、翌1977年7月21日に開園しました。当初は「ファミリーパーク」という愛称が付けられていました。標高300メートルの高台に位置し、晴れた日には富山湾を一望することができます。 歴史 1983年4月には、富山県置県100年および滑川市制30周年を記念する植樹祭が開催されました。運営は当初財団法人滑川市青少年婦人研修センターが担当していました...»
みのわテニス村は、富山県滑川市蓑輪28番地にあるテニス競技施設です。 一般財団法人滑川市文化・スポーツ振興財団によって運営され、地元住民だけでなく訪問者にも広く利用されています。 設備として、全天候型オムニコートやクレイコートの合計14面を備えており、 併設施設として温泉施設「みのわ温泉ファミリーハウス」や「みのわグリーンハウス」も設けられています。 施設の歴史 1985年7月にオープンした当施設は、当初15面のコートでスタートしました。 その後、拡張工事が行われ、1992年時点では19面を誇る県内最大規模のテニス施設となりました。 クラブハウス「みのわグリーンハウス」 1986年5月...»
滑川市立博物館は、富山県滑川市開に位置する公立の総合博物館・美術館です。日本博物館協会、全国歴史民俗系博物館協議会、富山県博物館協会に加盟し、地域の歴史や文化、自然を体系的に調査・研究し、その成果をわかりやすく発信しています。 滑川市の歩みを伝える歴史資料をはじめ、売薬に関する民俗資料、考古資料、美術作品、自然科学資料まで幅広く収集・展示しており、まさに「滑川をまるごと知ることができる博物館」といえる存在です。観光で訪れた方にとっても、地域の背景を理解することで旅の魅力がより一層深まる場所となっています。 滑川の歴史と民俗を体感する常設展示 幕末から明治初期の町並みを再現 1階の第1常...»
富山県滑川市吾妻町に位置する「滑川市民交流プラザ」は、市民のための複合施設です。この施設は、医療、福祉、保健を支える拠点であり、市街地活性化の一翼を担っています。 施設の概要 滑川市民交流プラザは、老朽化した市内の老人センターの建て替えを機に建設されました。2005年(平成17年)12月22日に着工し、2007年(平成19年)5月25日に完成。同年6月11日にオープンしました。 建物の特徴 RC造(一部S造)の地上5階建て 建築面積:1,451.32㎡、延床面積:5,513.64㎡ 免震構造とオール電化を採用 全面ガラス張りで中央部には円筒状の吹き抜け(アトリウム)を設置 ...»
来迎寺は、富山県富山市梅沢町三丁目に位置する浄土宗の寺院です。山号を光明山(こうみょうさん)といい、本尊には大日如来(観世音菩薩)と釈迦如来(阿弥陀如来)が安置されています。富山市内には「来迎寺」と名のつく寺院が複数存在するため、当地の寺は特に見付来迎寺と呼ばれ、同じ梅沢町にある布市来迎寺や、太田口(旧中野)にある来迎寺と区別されています。 市街地の一角にありながら、境内に一歩足を踏み入れると、穏やかで落ち着いた空気が広がり、訪れる人々の心をやさしく包み込みます。富山の歴史と立山信仰の流れを今に伝える寺として、観光で訪れる方にもぜひ立ち寄っていただきたい場所です。 立山信仰を源とする由緒あ...»
本法寺は、富山県富山市八尾町宮腰に位置する法華宗陣門流の別院で、山号を長松山と称します。本尊には釈迦如来と四菩薩が安置され、北陸における法華信仰の中心的存在として長い歴史を刻んできました。八尾町といえば「おわら風の盆」で知られる風情豊かな町ですが、その山里に静かに佇む本法寺は、訪れる人に深い安らぎと歴史の重みを感じさせてくれる名刹です。 赤松の巨樹に囲まれた境内は、四季折々に美しい表情を見せ、心静かなひとときを過ごすことができます。別名「マンダラの寺」「黒瀬さま」とも呼ばれ、地域の人々に親しまれてきました。 鎌倉時代創建、北陸布教の拠点 本法寺の創建は、鎌倉時代の正和5年(1316年)に...»
新川神社は、富山県富山市新庄町に鎮座する由緒ある神社で、旧社格は郷社に列せられていました。市街地にほど近い場所にありながら、境内には落ち着いた空気が流れ、古代から続く信仰の歴史を今に伝えています。 新川神社は、地域名である「新川」の由来とも深く結び付く神社として知られ、古くから人々の生活と精神文化を支えてきました。立山信仰とも関わりが深く、富山の歴史を理解するうえで欠かせない存在といえるでしょう。 主祭神と信仰 ― 新川の名の起こりを伝える神々 新川神社では、大己貴命・白山比咩命・天照皇大神・菅原道真公を主祭神とし、あわせて琴比羅神、建御名方命をお祀りしています。特に大己貴命は「大新川命...»
岩瀬曳山車祭は、富山県富山市岩瀬(東岩瀬)地区にて、毎年5月17日・18日に開催される春の伝統行事です。岩瀬の総鎮守である岩瀬諏訪神社の春季例大祭として執り行われ、地元では「岩瀬のけんか山」「岩瀬けんか山祭り」とも呼ばれ、勇壮な曳き合いで広く知られています。 港町として栄えた岩瀬の歴史と誇りを今に伝えるこの祭りは、浜の男たちの威勢の良い掛け声とともに、豪壮な曳山車が町を練り歩く姿が最大の見どころです。昼の華やかな巡行と、夜に繰り広げられる迫力満点の「曳き合い」により、町全体が熱気に包まれます。 港町・岩瀬に息づく祭礼の歴史 岩瀬曳山車祭の起源は江戸時代初期にさかのぼります。1658年(万...»
おわら風の盆は、富山県富山市八尾地区で、毎年9月1日から3日にかけて開催される富山県を代表する伝統行事です。正式には「越中八尾(えっちゅう やつお) おわら風の盆」と称され、三百年以上にわたり受け継がれてきた唄と踊りが、坂の町・八尾の風情ある町並みに静かに、そして優雅に広がります。 三味線や胡弓、太鼓が奏でる哀愁を帯びた旋律にのせて、編笠を目深にかぶった踊り手たちが情緒豊かに町を流し歩く姿は、全国的にも高く評価されています。三日間で約20万人以上が訪れることもある、日本屈指の幻想的な祭りです。 幻想的な町並みとおわらの世界観 八尾は坂の多い町として知られ、格子戸の町家や土蔵が立ち並ぶ情緒...»
越中八尾曳山祭は、富山県(越中国)富山市八尾地域で毎年5月3日に行われる、歴史と格式を誇る春季祭礼です。祭りは八尾の産土神である八尾八幡社の神事として執り行われ、江戸時代中期より約280年以上にわたり受け継がれてきました。かつては3月や4月に開催されていましたが、現在は新緑が薫る5月3日に定着しています。 坂の多い町並みを背景に、絢爛豪華な六基の曳山が練り歩く姿は圧巻であり、八尾町人文化の繁栄を今に伝える壮麗な絵巻物のようです。八尾の春を告げる一大行事として広く親しまれています。 祭りの歴史と町人文化の誇り 八尾は江戸時代、富山藩の御納戸所として栄え、養蚕業や和紙産業によって豊かな財力を...»
富山県富山市八尾地域に位置する八尾曳山展示館は、越中八尾に伝わる壮麗な曳山を常設展示する文化施設です。江戸時代より連綿と受け継がれてきた曳山祭の歴史と美を、年間を通して間近に体感できる貴重な場所として、多くの観光客や研究者が訪れています。 館内には、八尾町人の財力と美意識を今に伝える絢爛豪華な曳山3基が常設展示されており、その高さは7メートルを超えます。圧倒的な存在感と、細部に至るまで施された精緻な彫刻や金箔装飾は、訪れる人々を魅了してやみません。 越中美術工芸の粋を集めた曳山 展示されている曳山は、彫刻、彫金、漆工、金箔など、越中が誇る伝統工芸の粋を結集して制作されたものです。井波の彫...»
神通峡は、富山県富山市の南部、岐阜県との県境にほど近い場所に広がる美しい峡谷です。富山市街地から車で約1時間ほどの距離にありながら、そこには日常を忘れさせる雄大な自然景観が広がっています。神通川の急流が長い年月をかけて刻み込んだ約20km弱の峡谷は、県内でも屈指の景勝地として知られ、1976年6月1日に「県定公園神通峡」に指定されました。さらに富山県の自然環境保全地域にも指定されており、その貴重な自然環境が大切に守られています。 神通川は中部山岳地帯に源を発し、高原川や宮川を合わせながら流れ下ります。その豊富な水量と急峻な地形が織りなす峡谷は、まさに自然が創り上げた芸術作品です。ヒスイを溶か...»
富山県富山市の南部、飛騨山脈を源とする神通川の中流域に広がる神通峡は、県内有数の景勝地として知られています。約20kmにわたって続く峡谷は、急流が長い年月をかけて削り上げた断崖と、エメラルドグリーンに輝く川面が織りなす壮大な自然美が魅力です。 この峡谷には、戦後の復興と高度経済成長を支えた三つのダム――神一ダム(神通川第一ダム)、神二ダム(神通川第二ダム)、神三ダム(神通川第三ダム)が建設され、自然と巨大構造物が見事に調和した独特の風景を生み出しています。 神一ダム(神通川第一ダム)と片路峡の絶景 神一ダムは、神通峡の中でも特に景観が美しいとされる「片路峡(かたじきょう)」に位置する高さ...»
富山県富山市南部、神通川の峡谷入口に優美なアーチを描く笹津橋は、地域の歴史と自然を象徴する存在です。岐阜県を源流とし富山湾へと注ぐ神通川に架かるこの橋は、現在は歩行者・自転車専用橋として親しまれていますが、かつては国道41号の重要な交通路として富山と飛騨・中京地方を結ぶ大動脈でした。 笹津橋の概要と文化的価値 1941年(昭和16年)7月に完成した現在の笹津橋は、4代目にあたる橋です。橋長85m、幅員6.5mを誇る上路式固定アーチ橋で、戦前の橋梁としては現存する中で支間長が2番目に大きい(65m)という貴重な構造を有しています。設計を手がけたのは、後に旧建設省道路局長や技監を務めた高野務。...»
日枝神社は、富山県富山市の中心市街地に鎮座する由緒ある神社で、地元では親しみを込めて「富山山王さん」と呼ばれております。古くから富山の総産土神(そううぶすながみ)として信仰を集め、城下町の歴史とともに歩んできた存在です。 主祭神には大山咋神(おおやまくいのかみ)と大己貴命(おおなむちのみこと)をお祀りし、相殿には天照大御神(あまてらすおおみかみ)、豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りしております。農業・商業繁栄、縁結び、家内安全など、幅広い御神徳で知られ、市民の日常に深く根ざしたお宮として大切に守られてきました。 「山王さん」と呼ばれる由来 「山王さん」という愛称は、比叡山の麓に鎮...»
行田公園は、富山県滑川市に位置する自然豊かな公園です。1959年に滑川市が公園化を開始し、1964年に開園しました。その名称は、古代から中世にかけて京都祇園社の荘園「祇園田」に由来しています。 行田公園の概要 行田公園は早月川扇状地の南側に位置し、総面積約6.53ヘクタールを誇ります。園内には湧水が豊富で、「行田の沢清水」が環境省の『平成の名水百選』にも選ばれています。また、春の桜や初夏の花菖蒲など、四季折々の自然美を楽しむことができます。 自然環境 行田公園の森林は、早月川の旧河道に沿う形で広がり、湿性遷移過程にある豊かな自然が残されています。湿地や小川では多様な植物が見られ、バイカ...»
滑川のネブタ流しは、毎年7月31日に富山県滑川市中川原海岸(通称 和田の浜)で行われる伝統的な火祭りです。この祭りは、厄除けや無病息災の祈願、睡魔を払う儀式として知られ、日本海側のネブタとしては最南端とされています。また、1999年に国の重要無形民俗文化財に指定されました。 祭りの概要 滑川のネブタ流しでは、巨大なたいまつを燃やして海に流します。このたいまつは人形や短冊などを飾り付け、厄を払う象徴として作られます。以下にたいまつの詳細や祭りの流れを解説します。 たいまつの特徴 高さ:約4~6メートル 太さ:根元約0.7~0.8メートル、先端約0.3~0.4メートル 材料:青竹、...»
聞名寺は、富山県富山市八尾町にある浄土真宗本願寺派の寺院で、本尊に阿弥陀如来を安置しています。山号は桐野山(とうやさん)。八尾の町並みを見守るように佇むこの古刹は、門前町八尾の発展の中心となった寺として広く知られています。 八尾町といえば「おわら風の盆」で名高い風情ある町。その歴史と文化の礎には、聞名寺の存在が深く関わっています。観光で八尾を訪れる際には、町歩きとあわせてぜひ立ち寄りたい、歴史と信仰が息づく名刹です。 荘厳な本堂が迎える門前町の中心 JR越中八尾駅から井田川を渡り、十三石橋を越えて坂道を上ると、やがて堂々たる伽藍が姿を現します。これが桐野山聞名寺です。境内に足を踏み入れる...»
姉倉比賣神社は、富山県富山市に鎮座する由緒ある神社で、「姉倉姫神社」とも表記されます。最大の特徴は、古墳の上に社殿が建てられている点で、古代からこの地が信仰と結びついた特別な場所であったことを今に伝えています。 富山市内には「呉羽姫本」と「船倉」の二か所に同名の神社が存在し、いずれも延喜式に記された式内社「越中国婦負郡 姉倉比売神社」の論社とされています。どちらも旧社格は村社で、地域に深く根差した信仰を受け継いできました。 祭神・姉倉比売神 ― 農耕と機織りを広めた女神 姉倉比賣神社の祭神は、姉倉比売神(あねくらひめのかみ)です。社伝によれば、姉倉比売神はこの一帯の賊を平定し、船倉山を拠...»
鵜坂神社は、富山県富山市婦中町鵜坂に鎮座する由緒ある神社です。平安時代の法典『延喜式』に記載された式内社であり、古くから朝廷公認の格式ある神社として尊崇されてきました。安産や縁結びの神として広く知られ、地域の人々はもちろん、遠方からの参拝者も訪れます。 祭神と信仰の特色 現在の主祭神は淤母陀琉神(おもだるのかみ)と訶志古泥神(かしこねのかみ)で、鵜坂姉比咩神・鵜坂妻比咩神・大彦命などが配祀されています。社名のとおり、本来は「鵜坂神」が主祭神であったとする説もあり、配祀神はその姉神や后神であると伝えられています。 大正時代には旧鵜坂村内の神社が合祀され、天照皇大神、豐受大神、譽田別大神、豐...»
於保多神社は、富山県富山市に鎮座する歴史深い神社で、かつては県社兼郷社に列せられた格式ある社です。学問の神様として広く信仰される菅原道真公をはじめ、富山藩の礎を築いた前田家の歴代藩主をお祀りし、「富山の天神さま」として市民に親しまれています。受験や学業成就、厄除けを願う参拝者が多く訪れ、地域の精神的な拠り所となっています。 創建の由来と天神信仰の広がり 神社の起こりは弘長3年(1263年)、現在の富山市梅沢町にあった浄禅寺の境内に、菅原道真公の尊像をお祀りしたことに始まると伝えられています。その後、寛文5年(1665年)に浄禅寺境内に天満宮が創建され、北野天神が勧請されました。 江戸時代...»
富山県富山市八尾地域に位置する諏訪町は、山あいに広がる歴史情緒あふれる町並みで知られています。なかでも石畳が美しい「諏訪町本通り(すわまち ほんどおり)」は、坂と石垣が織りなす独特の景観を今に伝える貴重な場所です。ここは毎年九月に開催される「おわら風の盆」の舞台としても名高く、全国から多くの観光客が訪れます。 諏訪町を含む旧町地区は、山の斜面に石垣を積み上げ、その上に家屋を建て連ねた坂の町です。格子戸や白壁、伝統的な屋根瓦が連なる町並みは、往時の面影を色濃く残し、歩くだけで時代をさかのぼるような感覚を覚えます。石畳の道は緩やかな曲線を描き、訪れる人々をやさしく町の奥へと導いてくれます。 八...»
舟橋は、富山県富山市を流れる松川に架かる橋で、富山県道208号小竹諏訪川原線の一部をなしています。もともとは神通川に架けられた舟橋(船橋)であり、江戸時代には「日本一の舟橋」と称され、越中富山を代表する名所として全国に知られていました。1998年(平成10年)には日本百名橋にも選定され、歴史と景観を兼ね備えた名橋として高く評価されています。 舟橋は単なる交通施設ではありませんでした。その存在は、近世富山の都市形成や経済発展に大きな影響を与え、町の発展を支える重要な役割を果たしました。本稿では、舟橋の歴史と文化、そして周辺観光の魅力について、わかりやすく丁寧にご紹介いたします。 城下町整備と...»
富山県富山市南部、国道41号線沿いに位置する道の駅細入は、越中(富山県)と飛騨(岐阜県)を結ぶ重要な拠点として、多くの旅人に親しまれている道の駅です。正式名称は「飛越ふれあいの里」、併設する物産施設は飛越ふれあい物産センター「林林(りんりん)」と呼ばれています。 1993年(平成5年)4月24日に物産センター「林林」として開業し、翌1994年(平成6年)4月8日に道の駅として登録されました。以来、地域の人々と訪れる人々がふれあう“にぎわいの場”として発展を続けています。富山方面から岐阜方面へ向かう際には左手に見え、富山県側では最後(あるいは最初)の休憩スポットとして、平日でも多くの利用者で賑...»
梅かまミュージアム U-mei館は、富山県富山市にある、かまぼこの魅力を五感で楽しめる体験型ミュージアムです。運営するのは、1942年創業の水産加工メーカー株式会社梅かま。長年にわたり富山の食文化を支えてきた老舗企業が、その歴史や伝統の技を広く伝えるために開設しました。 入館は無料で、館内は「展示ゾーン」「細工かまぼこ見学ゾーン」「味わいゾーン」「技と伝統ゾーン」の4つのエリアに分かれています。見て、学んで、味わって、さらに自分の手で作ることもできる充実の内容で、累計50万人以上が訪れた人気観光スポットです。 富山が誇る「細工かまぼこ」の文化 富山県は、全国でも有数の飾り・細工かまぼこの...»
立山町は、富山県中新川郡に属する町で、富山県の中央部から南東にかけて広がる細長い地形を持っています。町域は常願寺川によって形成された扇状地に位置し、南西側は常願寺川を挟んで富山市と接し、東側は立山連峰を挟んで長野県大町市と接しています。 日本有数の豪雪地帯であり、特別豪雪地帯に指定されています。その町域には立山連峰や立山黒部アルペンルートが含まれており、富山県の山岳観光の中心的な役割を担っています。また、平野部では常願寺川などの雪解け水を活かした稲作が盛んです。 地理と自然の魅力 平野部と山間部 平野部は常願寺川扇状地とその隆起台地で構成されています。一方、山間部では立山連峰を中心とし...»
大岩不動の湯は、富山県中新川郡上市町大松にある日帰り温泉施設です。真言密宗大本山として知られる大岩山日石寺(通称:大岩不動)のすぐそばに位置し、参拝や滝行の後に立ち寄る温泉としても親しまれています。なお、「大岩不動の湯」は源泉名であり、施設名でもあります。 地下1,500mから湧く豊かな源泉 2007年9月に開湯した本施設は、地下1,500メートルから湧き出る天然温泉を使用しています。泉質は富山県では珍しいナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉で、源泉温度は47℃、pH8.2の弱アルカリ性高温泉です。溶存物質量は5.429g/L、湧出量は毎分110リットルと成分が豊富で、体の芯からじんわ...»
芦峅寺は、富山県中新川郡立山町に位置し、立山連峰の玄関口として知られる地域です。古くは「雄山神社 中宮祈願殿」の寺名である中宮寺と呼ばれており、神仏習合の文化を色濃く残す地でもあります。 芦峅寺の歴史と背景 芦峅寺は江戸時代から立山信仰の中心地として栄え、信仰の拠点として多くの人々を引き寄せてきました。また、この地域は優れた山案内人や山小屋経営者を輩出した場所でもあり、戦後には山岳ガイドの集落としても名を馳せています。 地域住民の特徴 住民の名字は、立山開山伝説に由来する「佐伯」や「志鷹」が大半を占めています。そのため、地元では名字ではなく、下の名前や屋号を用いて呼び合う習慣が根付いて...»
上市町は富山県中新川郡に位置し、立山連峰の麓に広がる自然豊かな町です。特別豪雪地帯に指定されるなど、四季折々の自然の表情を楽しむことができます。また、歴史と文化を感じられる名所も多く、観光地としても注目されています。 地理と気候 上市町の地形と特徴 上市町は富山県東部の山寄りに位置し、新川平野の中央にあります。町の面積は236.77平方キロメートルで、富山県内で第5位の広さを誇ります。東南部には標高2,999メートルの剱岳をはじめ、大日岳や猫又山などの北アルプスの山々がそびえ立ち、これらの山々から上市川や早月川が流れています。町域の大部分は山地で、森林セラピー基地にも認定されています。 ...»
富山県上市町に佇む真言密宗大本山 日石寺(にっせきじ)は、富山県中新川郡上市町大岩に位置する真言密宗大本山の寺院です。山号を大岩山(おおいわさん)といい、山号にちなみ「大岩不動」の名で広く親しまれています。別名を金剛不壊寺(こんごうふえじ)とも称し、古来より北陸屈指の不動霊場として篤い信仰を集めてきました。 巨岩や奇岩が連なるこの地は、立山や剱岳を仰ぐ山岳信仰の霊域として知られ、修験者たちの行場として発展してきました。その中心にあるのが、岩壁に直接刻まれた不動明王の磨崖仏です。自然の岩山と一体となった荘厳な姿は、訪れる人々に深い感動と畏敬の念を抱かせます。 日石寺の歴史と由来 行基開基...»
立山寺は、富山県中新川郡上市町眼目(さっか)にある曹洞宗の寺院です。山号は眼目山(がんもくさん)で、地域名である眼目(さっか)とは読み方が異なります。通称「眼目の寺」としても知られています。 立山寺の概要 立山寺はその名の通り、立山や立山信仰との深い関わりを持つ寺院です。特に珍しいのは、山神と竜神の神霊による開基という由来を持ち、立山権現と北海大龍女を開基としています。 創建は1370年とされ、立山権現が木こりの姿となり導いたことから建立が進められたという伝説が伝わっています。かつては「立川寺」と名乗っていましたが、後に「立山寺」に改称されました。 歴史 立山寺の正式名称は眼目山護国...»
西田美術館は、富山県中新川郡上市町郷柿沢にある私設美術館です。運営は富山県を拠点とする医薬品製造企業、富士化学工業が行っています。館内には創設者である西田安正氏が30年以上かけて国内外で収集した美術品が収蔵されており、多岐にわたるジャンルのコレクションが展示されています。 設立の経緯 1988年(昭和63年)に第一棟が建設され、一部公開が行われていました。その後、1993年(平成5年)に第二棟が建設され、美術館として正式に開館しました。建物は延床面積1,240m²で、第一棟と第二棟の2つの展示棟に分かれています。 特徴的な収蔵品 西田美術館では、国内外から収集された約3,000点の美術...»
富山県中新川郡上市町黒川の丘陵地に広がる穴の谷霊場の境内に、こんこんと湧き続ける清らかな水があります。それが「穴の谷の霊水」です。北アルプスの名峰剱岳の麓に抱かれた山あいに位置し、1985年には環境省選定の「名水百選」にも選ばれました。古くから万病に効くと語り継がれ、全国各地から多くの参詣者がこの水を求めて訪れています。 霊場としてのはじまりと白蛇伝説 穴の谷は、かつて白蛇が棲むと恐れられ、人々が近づくことのなかった神秘的な場所でした。江戸時代末期、美濃国の白心法師がこの洞窟で3年3か月にわたり厳しい修行を行ったことをきっかけに、霊場として広く知られるようになります。その後も多くの修験者が...»
無量寺は、富山県中新川郡舟橋村竹内に所在する真宗大谷派の寺院です。地域に根付いた歴史ある寺院として、多くの文化財や歴史的な出来事に関わっています。また、交通アクセスの良さから訪れる人々にとっても身近な存在となっています。 歴史 創建と発展 無量寺は、1207年に創建されました。長い歴史の中で、地域の人々の信仰の中心地であるだけでなく、さまざまな歴史的出来事の舞台ともなってきました。 ばんどり騒動と無量寺 明治2年(1869年)、舟橋村で起こった「ばんどり騒動」の集結地として知られています。この騒動は、村役人による厳しい年貢取り立てに苦しむ農民たちが、無量寺に集結して年貢軽減を訴えたも...»
舟橋村は、富山県中新川郡に位置する村で、富山平野のほぼ中央、常願寺川の右岸に広がっています。 村の面積は2.77平方キロメートル、日本で最も小さな自治体です。富山県ならびに北陸3県で唯一の村でもあります。 村の概要 舟橋村はその立地の良さから、富山市のベッドタウンとして発展しています。村の平均年齢は40.6歳と若く、2000年代には人口増加率が全国でもトップクラスでした。 独立志向の村 村は明治以来、一度も合併を行わず、独立を保っています。教育機関の維持や地域産業の発展を重視した政策がその背景にあります。 歴史と沿革 村名の由来 村名にはいくつかの由来があります。...»
富山県富山市にある「ますのすしミュージアム」は、富山を代表する郷土料理「鱒寿司(ますずし)」の歴史と技、そして食文化の魅力を総合的に紹介する企業博物館です。正式にはますのすし本舗 源 本店 ますのすしミュージアムといい、富山駅弁の名店として知られる「源(みなもと)」の本社工場に併設されています。 館内では、300年以上にわたり受け継がれてきた鱒寿司の伝統を、展示・映像・工場見学・手作り体験など多角的に体感できます。観光客はもちろん、地元の方々にとっても富山の食文化を再発見できる貴重なスポットとなっています。 江戸時代から続く鱒寿司の歴史 鱒寿司は、神通川流域を中心に育まれてきた富山の伝統...»