黒部・宇奈月エリアには宇奈月温泉、諏訪神社、海浜公園などの観光スポット、えびす祭り、じゃんとこい魚津まつり、たてもん祭りなどの観光イベント、ぶり大根、富山ブラックラーメンなどのご当地グルメがあります。
山と海に囲まれた自然に恵まれた富山県ですが、特に黒部峡谷は自然豊かな地域で、国の特別天然記念物、特別名勝指定となっています。また、日本三大渓谷のひとつになっていますし、日本の秘境百選のひとつにもなっています。
宇奈月は、温泉が多い地区ということで広く知られていますが、県内一の温泉街「宇奈月温泉」が特に有名です。
黒部を代表するもののひとつに「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」があります。「黒部峡谷鉄道トロッコ電車」、は、宇奈月を出発し黒部峡谷を走り抜け欅平まで全長約20km、片道約1時間20分の旅になります。
車内からは、黒部万年雪や出六峰、人喰岩、後曳橋、錦繍関、猿飛峡などの景勝地やダム湖等を見ることができる他、高山植物や立山杉などの自然も独り占め。美しい景色、四季折々の風景を楽しむことができます。
出発から到着まで、大小42のトンネルを抜け、23の橋を渡ります。トロッコ電車は窓がないので、美味しい空気と、秘境ムードを味わうことができます。
黒部峡谷鉄道トロッコ電車に乗った後は、温泉に入ってゆっくり旅の疲れを癒したい、という人も多いのではないでしょうか?黒部・宇奈月エリアには、温泉が沢山あります。
雄大な自然に抱かれた富山県随一の温泉郷「宇奈月温泉」、峡谷最古の露天風呂「黒薙温泉」、河原に湧き出る露天風呂が有名な「鐘釣温泉旅館」、真夏にも溶けずに残る黒部万年雪を眼前に望む「鐘釣美山荘」、黒部川の清流を眺めながら気軽に足湯を楽しむことができる「欅平足湯」、抜群の景観を眺めながら露天風呂に入れる「欅平温泉猿飛山荘」、岩の露天風呂が人気の「名剣温泉」、秘湯の露天風呂「祖母谷温泉」とあります。
リーズナブルな料金で日帰り入浴できる温泉がたくさんあるので、温泉めぐりをするのもいいでしょう。ただし、トロッコに乗って行けない温泉もあれば、逆にトロッコに乗らなければ行けない温泉もあるのでアクセス方法については、事前にリサーチしておくことをおススメします。
日本海に広がる絶景の砂利浜 宮崎・境海岸(みやざき・さかいかいがん)は、富山県下新川郡朝日町またがって広がる、日本海に面した美しい海岸です。東西約4km、幅およそ200mにわたる雄大な砂利浜が続き、世界的にも珍しいヒスイの原石が海岸に打ち上げられています。 県内随一の透明度を誇る清らかな海が広がり、その優れた水質と景観は高く評価され、環境省の「快水浴場百選」、さらに「日本の渚百選」にも選定されています。自然の美しさと清らかさを兼ね備えたこの海岸は、夏の海水浴はもちろん、四季を通じて多くの観光客が訪れる名勝地となっています。 ロマンあふれる宝探し体験 この海岸が広く知られる理由の一つが、...»
旧山彦橋は、富山県黒部市の宇奈月温泉街の玄関口に位置し、黒部峡谷の壮大な自然と産業の歴史を今に伝える貴重な橋梁です。かつては黒部峡谷鉄道のトロッコ電車が走る鉄道橋として活躍し、多くの人々と物資を峡谷の奥へと運びました。 現在は役目を終えながらも保存され、やまびこ遊歩道の一部として一般開放されています。深いV字峡谷に架かる優美なアーチ橋の姿は、今なお宇奈月を象徴する風景のひとつとなっています。 やまびこ遊歩道としてよみがえった旧橋 宇奈月ダム建設に伴う路線変更によって旧線が廃止された後、その区間は約1キロメートルの遊歩道として整備されました。これが現在のやまびこ遊歩道です。かつてトロッコ電...»
黒部市芸術創造センター セレネ美術館は、富山県黒部市宇奈月温泉に位置し、秘境として知られる黒部峡谷の雄大な自然をテーマにした美術館です。黒部峡谷への玄関口である宇奈月温泉郷に建ち、訪れる人々に芸術と自然が響き合う特別な体験を提供しています。 本施設は、「かけがえのない秘境黒部の大自然を、絵画芸術を通して未来へ伝える」ことを基本理念として掲げています。荘厳な山々、深い渓谷、清らかな水の流れなど、黒部の大自然が持つ力強さと神秘性を、芸術作品を通して後世へと伝える役割を担っています。 現代日本画壇を代表する七人の画家による作品 セレネ美術館では、日本の現代画壇を代表する七人の画家、平山郁夫、塩...»
宇奈月温泉は、富山県黒部市に広がる北陸屈指の温泉地です。北アルプスの雄大な山々に抱かれ、黒部川の清流を望む河岸段丘(標高約200メートル)に温泉街が形成されています。開湯は1923年(大正12年)11月22日。黒部川の電源開発とともに誕生し、2023年には開湯100周年という大きな節目を迎えました。 温泉街には歴史ある旅館や近代的なホテル、土産物店や飲食店が軒を連ね、四季折々に異なる表情を見せる黒部峡谷の自然美とともに、多くの観光客を迎えています。特に、黒部峡谷鉄道のトロッコ電車観光の拠点として全国的に知られ、毎年多くの人々が峡谷探勝の出発地としてこの地を訪れます。 宇奈月温泉の歴史 ― ...»
かまぼこの消費量が高い、富山市の1世帯あたりの年間のかまぼこ支出金額は平成20年の資料では6422円と、全国で仙台・長崎に次いで第3位という結果に裏打ちされている。「富山名産 昆布巻かまぼこ」は、他県のような板付きではなく、均等に昆布の味がゆきわたるように渦巻き状に巻き上げられた美しい地域ブランド。北前船で運ばれた北海道の昆布を使った料理は、富山ならではの食文化として様々な形で発展してきたが、それを代表する名物のひとつだ。その起源は江戸時代にまでさかのぼり、人々に長く愛されてきた。...»
陸の水や大気からの影響を受けにくい、水深400メートル近い深層から汲み上げる、安心の“海洋深層水”で育てられたエゾアワビ。地上に近い表層海水に比べ、栄養豊富な塩分が含まれミネラルバランスにも優れており、1年を通じて3℃前後の安定した低温環境を保ちながら育成させている。やや小ぶりで、ふっくらとした肉の厚みと柔らかな歯応え、豊かな風味が特長。刺身・煮物・焼き物と調理法を選ばず、美味しさを楽しめるのもうれしい。...»
富山県黒部市は、清らかな水に恵まれた“名水の里”として広く知られています。なかでも黒部川扇状地湧水群は、環境省の名水百選にも選ばれた名水であり、古くから地域の暮らしを支えてきました。この豊かな伏流水をたっぷりと用いて育てられたのが、黒部市を代表するブランド豚黒部名水ポークです。 豚の体の60%以上は水分で構成されているといわれています。そのため、与えられる水の質は肉質に大きく影響します。黒部名水ポークは、黒部川扇状地のミネラル豊富な伏流水を飲み、さらに竹を蒸し焼きにして得られる「竹酢(ちくさく)」を配合した独自の飼料で育てられています。こうした丁寧な飼育環境が、きめ細やかでやわらかく、ジュー...»
清流黒部川の伏流水と黒部の大自然が育んだと宇奈月産二条麦を使った、宇奈月麦酒館の地ビール「宇奈月ビール」。国際ビール大賞・ジャパンビアカップなど数々の受賞歴を持つ実力派だ。その「宇奈月ビール」と大阪のカレー製造会社のコラボレーションで生まれたのが「宇奈月ビールカレー」。肉や野菜を各種スパイスに地ビールを加えて、じっくり煮込んだカレー。ビールのキレの良い風味とスパイスの深いコクが調和し、まろやかな味わいが楽しめる。ちなみに使用するのは、「宇奈月ビール」のうち、南ドイツ・ババリア地方伝統のラガービールの一つで、ロースト麦芽を多く使い、芳酵な香ばしい風味と甘みが強いまろやかな口当たりの黒ビール「カモ...»
富山県東部、雄大な立山連峰の麓に広がる黒部市は、清らかな水に恵まれた名水の里として全国に知られています。環境省の名水百選にも選ばれた「黒部川扇状地湧水群」をはじめ、地域のいたるところで清水(しょうず)が湧き出し、人々の暮らしを潤してきました。そんな黒部の名水を贅沢に使用し、じっくりと煮込んで仕上げられた逸品が黒部名水カレーです。 黒部名水カレーは、黒部川の伏流水を用い、地元の肉や野菜などの特産品を丁寧に煮込んだ本格派カレーです。その味わいを手軽に楽しめるよう、レトルトパウチとして商品化されており、ご自宅でも黒部の恵みを感じていただけます。 23年の歳月をかけて生まれたこだわりの味 製造元...»
ばたばた茶は、富山県下新川郡朝日町蛭谷(ひるたに)地区を中心に受け継がれてきた、日本では非常に珍しい黒茶(後発酵茶)の一種です。新潟県糸魚川地域を含む一部地域でも親しまれていますが、特に朝日町の伝統文化として根付いています。 このお茶は、五郎八茶碗(ごろはちちゃわん)という独特な器に注ぎ、二本合わせの茶筅(ちゃせん)を用いて泡立ててから飲むという特異な飲用方法が特徴です。器の中を泡で満たす様子は、まるでカプチーノのようであり、視覚的にも楽しめる喫茶文化の一つです。 ばたばた茶の喫茶風習 この伝統的な飲み方は、仏事や寄り合い、地域の行事などを中心に行われます。点てる際に少量の塩を加える場合...»
黒部市は、富山県東部、日本海に面した自然豊かな都市です。市域は黒部川の下流域に広がり、南東には3,000m級の北アルプス、北西には水深1,000mにも達する富山湾が広がっています。山頂から海底までの高低差は実に約4,000m。この壮大なスケールが、黒部ならではのダイナミックな自然景観と、清らかな水の恵みを生み出しています。 直線距離で約40km南東の上流には、北アルプスがそびえ立ち、黒部川水系は日本を代表する水力発電地帯としても知られています。こうした豊かな水資源を背景に、黒部市は「美しき水の都」とも称され、生活と産業、観光が見事に調和したまちとして発展してきました。 山・川・里・海が織り...»
富山県黒部市、宇奈月温泉の奥深くに位置する鐘釣温泉は、大自然に抱かれた静かな秘湯として知られています。立山連峰と後立山連峰に挟まれた黒部峡谷の中でも、ひときわ神秘的な雰囲気を漂わせるこの温泉地は、長い歴史と豊かな自然に育まれてきました。 2つの宿泊施設による温泉地の構成 鐘釣温泉は、「鐘釣温泉旅館」と「鐘釣美山荘」の2軒の宿によって構成されています。この2つの宿泊施設を分けて「鐘釣温泉」と「新鐘釣温泉」と称することもあります。 泉質と効能 泉質は単純温泉で、源泉温度は42.7℃。pH値は8.04と弱アルカリ性であり、肌に優しく、美肌効果が期待されます。溶存物質は283mg/kgとされて...»
宇奈月ダムは、富山県黒部市宇奈月町内山の黒部川本川中流部に建設された重力式コンクリートダムです。高さは97.0メートルを誇り、黒部川水系において唯一の多目的ダムとして重要な役割を担っています。洪水調節、不特定利水、富山県東部地域への上水道供給、さらには発電と、多方面にわたる機能を備えたこのダムは、地域の安全と暮らしを支える存在です。 ダムは宇奈月温泉街から車で約10分というアクセスの良さも魅力のひとつ。周囲には豊かな自然が広がり、観光と学びを兼ね備えたスポットとして、多くの来訪者を迎えています。 黒部川唯一の多目的ダムとしての役割 急流で知られる黒部川は、古くから水力発電の盛んな河川でし...»
富山県黒部市宇奈月温泉郷にある黒部川電気記念館は、黒部川の壮大な自然と、長年にわたる電源開発の歴史を今に伝える貴重な博物館です。関西電力が運営するこの施設は、1987年(昭和62年)に開館し、以来多くの観光客や技術者、学生にとって知識と感動を与える場として親しまれています。 黒部川と電源開発の歴史を伝える博物館 この記念館は、黒部川水系における電源開発が一段落したことを記念して建設されました。施設の建物は、1922年(大正11年)から1923年(大正12年)にかけて、日本電力によって建築された旧事務所をモデルにしたアルペン風のデザインが特徴です。新日本技術コンサルタントが設計を手掛け、佐藤...»
富山県黒部市宇奈月温泉にある黒薙温泉は、黒部峡谷の奥深くに佇む秘湯です。古くから湯治場として親しまれ、雄大な自然と澄みきった空気の中、心と体を癒す場所として多くの人々に愛されてきました。黒部峡谷鉄道の黒薙駅から山道を歩いて約20分。アクセスは決して容易ではありませんが、それこそがこの温泉の静寂と魅力を守り続けている理由です。 黒薙温泉の泉質と効能 良質な単純温泉 黒薙温泉の湯は単純温泉に分類され、低張性・弱アルカリ性・高温泉として知られています。源泉温度はなんと98.3度にも達し、加水して温度調節を行いながら利用されています。湧出量は毎分479リットルと豊富で、pH値は8.11、溶存物質...»
富山県黒部市宇奈月町に位置する祖母谷温泉は、黒部峡谷の大自然に抱かれた秘湯です。標高770メートルの高地にあり、黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅から徒歩約60分の登山道を歩いた先にひっそりと佇んでいます。豊かな自然に囲まれたこの温泉地は、都会の喧騒を離れ、心と身体を癒す場所として、多くの登山者や温泉愛好家に親しまれています。 泉質と効能 祖母谷温泉の泉質は単純硫黄泉(硫化水素型)で、源泉温度は77.5℃。自然湧出による豊富な湯量(毎分373リットル)を誇り、pHは7.7、溶存物質は787mg/kgです。 2つの源泉と効能の違い 祖母谷温泉には2つの源泉が存在します。ひとつは現地に自然湧出して...»
富山県魚津市に本社を構える株式会社河内屋は、鮨蒲本舗 河内屋の屋号で親しまれる、北陸を代表する蒲鉾専門店です。1947年(昭和22年)の創業以来、富山の豊かな海の恵みと伝統文化を大切に守りながら、時代に合わせた新しい蒲鉾づくりに挑戦し続けています。 富山県は全国でも有数の蒲鉾処として知られていますが、その中でも河内屋は、伝統の「細工かまぼこ」を継承しつつ、蒲鉾の上に寿司ネタをのせた革新的な「鮨蒲」を生み出した名店として高い評価を受けています。観光客にとっても、富山名産を語るうえで欠かせない存在です。 創業の地・魚津と発展の歩み 河内屋は、創業者・河内行雄氏により旧国鉄魚津駅前で創業しまし...»
富山湾を代表する美しい海辺のリゾート 石田浜海水浴場は、富山県黒部市の石田浜に位置する、富山湾を代表する人気の海水浴場です。夏のシーズンになると、県内外から多くの海水浴客が訪れ、浜辺は活気と笑顔に包まれます。美しい白砂と松林に囲まれた美しい自然環境と充実した周辺施設に恵まれ、家族連れから若者グループまで幅広い世代が楽しめる、黒部市屈指のレジャースポットです。 丸い小石が広がる個性豊かな浜辺 石田浜の大きな特徴は、浜辺一面に広がる丸い小石です。これは黒部川の急流によって山々から運ばれた石が、長い年月をかけて富山湾の澄んだ海水に洗われ、角が取れて丸くなったものです。白い砂浜とはまた異なる趣が...»
黒部川扇状地は、富山県東部に広がる壮大な地形で、黒部川によって長い年月をかけて形成された扇状地です。立山連峰から日本海へと流れる黒部川は、標高の高い山岳地帯を抜け、愛本橋付近を境に山地から平野部へと入り、そこを扇頂として美しい扇形の地形を形成しています。 地形の特徴と規模 この扇状地は、扇角が約60度、扇の半径は約13kmにおよび、面積は約96km²という広大な規模を誇ります。黒部川はかつて流路を左右に大きく変えながら、上流から運ばれてきた砂礫を均等に堆積させたため、等高線がほぼ均一な円形を描くという非常に整った扇形地形が形成されました。これは地理学的にも貴重な事例として知られています。 ...»
富山県黒部市の生地(いくじ)地区に位置する生地中橋は、黒部漁港の港口に架かる可動橋です。日本で初めての片持ち式旋回可動橋として知られ、そのユニークな構造と仕組みは、訪れる人々の関心を引きつけています。世界でも数少ないこの橋は、技術と歴史が融合した黒部のシンボルとも言える存在です。 橋の特徴と可動の仕組み 生地中橋の最大の特徴は、その可動式の構造にあります。普段は自動車や歩行者が安全に通行できますが、漁船の通行時には橋が旋回して通路を開ける構造です。橋の回転操作は、左岸(東側)に設置された操作管理室から行われ、油圧シリンダーによって橋を持ち上げ、旋回用シリンダーで片側を軸に78度回転させる仕...»
富山県黒部市の海辺に立つ生地鼻灯台は、地域の歴史と景観を象徴する存在です。白地に2本の黒いラインが入ったその独特な外観から、地元では「パンダ灯台」とも親しまれています。 灯台の特徴と役割 生地鼻灯台は、北陸地方において舳倉島灯台に次ぐ高さを誇る中型灯台です。そのため、遠く滑川市からでも肉眼で確認でき、晴れた日には富山湾の対岸である能登半島からも視認可能です。この視認性の高さから、日本海と富山湾の境界を示す重要な航行の目印としての役割を担っています。 また、地元では「越湖の灯台」とも呼ばれ、海辺の風景に溶け込む美しいシルエットで、多くの観光客に親しまれています。 一般公開と地域の交流 ...»
入善町は、富山県下新川郡に属する町で、黒部川が形成した黒部川扇状地の中央に位置しています。北側は日本海に面し、豊かな自然と歴史的な観光スポットが魅力です。 地理 地形と自然 入善町は北側が日本海に面しており、海岸線の長さは約11.5kmです。町の南部は黒部川扇状地に広がり、舟見地区では旧扇状地の隆起段丘を見ることができます。 主要な自然地形 河川:黒部川、小川、舟川、入川、平曾川 海:日本海 山:負釣山、舟見山、園家山 経済と産業 主要な産業 入善町では、農業が主要な産業の一つとなっています。特に以下の特産品が有名です。 米 チューリップ スイカ(入善ジャ...»
下山芸術の森発電所美術館は、富山県下新川郡入善町下山に位置する公立美術館です。北アルプスを背景に広がる黒部川扇状地の雄大な田園風景の中に佇み、大正時代に建設された赤レンガ造りの水力発電所を再生した、全国的にも珍しいアートスポットとして知られています。歴史的建造物と現代美術が融合する唯一無二の空間は、多くの来館者に驚きと感動を与えています。 赤レンガの発電所から美術館へ ― 再生の物語 この建物は1925年(大正14年)に建設された旧黒部川第二発電所です。黒東合口用水改修に伴い解体予定となっていましたが、入善町が北陸電力から無償で借り受け、新たな芸術文化の拠点として改修しました。そして199...»
富山県下新川郡入善町の日本海に近い場所に位置する杉沢の沢スギは、約2.7ヘクタールのスギ林を中心とした特異な自然環境を有する森林です。このスギ林は、黒部川の湧水が多数見られる海岸近くの平地に位置し、全国的にも非常に珍しい存在として知られています。 平地に広がる神秘のスギ林 杉沢の沢スギは、もともと黒部川扇状地の末端部に位置し、小川や湧水の点在する湿潤な土地に形成されました。かつては海岸線に沿って約130ヘクタールものスギ林が存在し、約40箇所に点在していたと言われています。しかし、1970年代に始まった圃場整備事業により、多くのスギ林が水田に転用され、現在ではこの杉沢の森だけが奇跡的に残さ...»
朝日町は、富山県下新川郡に属する町で、富山県の最東端に位置し、新潟県糸魚川市と接しています。北は雄大な日本海、南東部は北アルプスへと連なり、長野県白馬村と隣り合うなど、海と山の両方の自然に恵まれた地域です。町のキャッチフレーズは「うみ彦・やま彦・夢産地」。その言葉のとおり、海の恵み、山の恵み、そして未来への夢を育むまちとして、多彩な魅力を発信しています。 古くは北陸街道の宿場町や関所として栄え、交通と文化の要衝として重要な役割を担ってきました。また、日本海側における西日本の東端ともいわれ、文化・方言・地質・商用電源周波数など、さまざまな面で東西の境界に位置する興味深い地域でもあります。さらに...»
北アルプスの懐に抱かれた秘湯 小川温泉は、富山県下新川郡朝日町、小川渓谷の清流沿いに湧く歴史ある温泉地です。かつての越中国に属し、古くから「越中四名湯」のひとつとして広く知られてきました。深い山々に囲まれ、トンネルを抜けた先に現れる一軒宿の佇まいは、まさに“秘湯”という言葉がふさわしい風情をたたえています。 こんこんと湧き出る源泉が見つかったのは、1617年(元和3年)と伝えられています。それから四百年以上にわたり湧き続ける湯は、地元の人々や湯治客、旅人たちの心と身体を温めてきました。静かな渓谷に響くせせらぎの音、四季折々に表情を変える山の景色、そして肌にやわらかくなじむ湯の感触。小川温泉...»
長教寺は、富山県魚津市にある日蓮宗の寺院で、山号を本行山といいます。文明年間(1469年~1487年)に松倉城下で創建され、のちに寺町へ移転、さらに1834年の大火後に現在地へと移りました。現在の境内は、かつて魚津町奉行所が置かれていた由緒ある場所でもあります。 幾度もの歴史を乗り越えて 長教寺は、地域の歴史とともに歩んできた寺院です。天正年間には寺町へ移り、江戸時代の大火を経て現在地に再建されました。また、一時期には開校間もない魚津市立大町小学校の仮校舎として使用されるなど、地域教育にも関わった歴史があります。 かつて名高かった仁王門 1879年、立山麓の芦峅寺が神仏分離令により廃寺...»
富山県下新川郡朝日町にある護国寺は、静かな山間に佇む真言宗の古刹で、長い歴史と文化、そして四季折々の花々に包まれた心安らぐ寺院です。北陸三十三ヵ所観音霊場の第33番札所であり、北陸三十六不動霊場の第23番札所としても知られ、多くの巡礼者が訪れる信仰の場です。 護国寺の由緒と歴史 空海による創建伝説 護国寺は、809年(大同4年)に弘法大師・空海によって創建されたという伝承が残されています。しかし、これを裏付ける史料は現存しておらず、実際には魚津市にある千光寺の法流を受け継いだ僧によって建立されたのではないかと考えられています。 室町時代の再興 寺伝によると、1382年(永徳2年)に京...»
富山県下新川郡朝日町に鎮座する脇子八幡宮は、長い歴史と由緒ある神社であり、越中国と越後国の境界を守る重要な神社として地域の信仰を集めてきました。その創建は奈良時代に遡り、今日に至るまで多くの人々の信仰の拠り所となっています。 神社の創建と由来 脇子八幡宮の創建は、大宝2年(702年)と伝えられており、高向氏(高向大足)によって、越中国と越後国の国境を守る神として脇子山に祀られたのが始まりとされています。国境鎮護の神としての役割を担い、歴史的にも意義深い神社であることがうかがえます。 歴史的記録と社格 『日本紀略』によると、寛平元年(889年)8月22日に脇子神に従五位下の神階が授けられ...»
諏訪神社は、富山県魚津市諏訪町に鎮座する歴史ある神社で、地域の人々から「お諏訪さま」と親しまれてきました。目の前には雄大な富山湾が広がり、古くから漁業とともに歩んできた魚津のまちを静かに見守り続けています。 御祭神は、建御名方神(たけみなかたのかみ)、大山咋神(おおやまくひのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)の三柱です。水や風を司る神、山の神、そして豊漁の神として信仰され、漁業や農業、商売繁盛、家内安全など幅広いご利益があるとされています。 毎年8月第一金曜日と土曜日には、国の重要無形民俗文化財に指定され、ユネスコ無形文化遺産にも登録されている「たてもん祭り」が行われ、境内は多くの参拝...»
境関所は、北国街道において越中国(現在の富山県朝日町)と越後国(現在の新潟県糸魚川市)との国境に設けられた加賀藩の重要な関所です。慶長19年(1614年)、口留番所として機能していた施設を正式に関所として整備し、加賀藩の東端を守る役割を担いました。 この関所は加賀藩が直轄地とし、国境の警備に非常に力を入れていたため、全国でも屈指の規模を誇っていました。越後側には幕府が設けた市振関所があり、そこからさらに進めば、断崖絶壁が続く有名な難所「親不知」があります。 県指定史跡としての保存と文化財指定 富山県はこの歴史的な関所の跡地を「境関所跡」として、1965年10月1日に県の史跡に指定しました...»
地元漁師の知恵から生まれた伝統の味 たら汁は、富山県朝日町をはじめとする日本海側の地域に根付く郷土料理です。そのルーツは、地元の漁師が船上で新鮮なスケトウダラ(スケソウダラ)をぶつ切りにし、味噌で煮込んで食したことにあります。浜に戻った後、家族とともに味わう料理として定着し、やがて地元の家庭料理として広まりました。 ヒスイ海岸の名物料理として定着 朝日町の宮崎・境海岸、通称「ヒスイ海岸」では、このたら汁が名物料理として観光客にも親しまれています。夏の海水浴客や温泉宿泊者向けに提供されたことをきっかけに評判となり、現在では国道8号沿いの「たら汁街道」と呼ばれるエリアに多くの食事処が並び、旅...»
宮崎城は、富山県下新川郡朝日町に位置する山城で、標高249メートルの城山に築かれました。越中国と越後国の国境近く、交通の要衝に位置しており、古くから軍事的に重要な役割を果たしてきました。別名を境城とも呼ばれ、日向国の宮崎城と区別するため「越中宮崎城」とも称されます。 城の成り立ちと歴史 宮崎城の起源は、平安時代末期の寿永2年(1183年)とされ、木曽義仲が越中へ進軍した際、地元豪族である宮崎太郎とともに北陸宮を迎え入れたと伝えられています。御所を設けて拠点としたとされますが、当時から城であった確証はありません。 しかし、承久3年(1221年)の承久の乱では確実に城が存在しており、北条朝時...»
魚津市は、富山県東部に位置し、北西に富山湾、南東に北アルプス連峰へと連なる山岳地帯を擁する、自然豊かなまちです。1952年(昭和27年)に市制を施行し、古くから交通・産業・漁業の要衝として発展してきました。 市域は南東の釜谷山(標高2,415メートル)をはじめとする毛勝三山へと続き、山から海までの直線距離はわずか約25キロメートル。この急峻な地形こそが、魚津ならではの豊かな水資源と多彩な自然現象を生み出しています。 魚津市の地理と自然環境 山から海へ ― 立体的な大自然 魚津市の約70%は標高200メートル以上の山地で占められています。毛勝山、釜谷山、猫又山などの峰々から流れ出る片貝川...»
魚津水族館は、富山県魚津市三ケの魚津総合公園内に位置する、現存する日本最古の水族館です。1913年(大正2年)の創立以来、100年以上にわたり富山湾の豊かな自然と向き合い続けてきました。「北アルプスの渓流から日本海の深海まで」「日本海を科学する」をテーマに掲げ、富山県内唯一の総合的な水族博物館として、多くの来館者に親しまれています。 館内では約330種類・1万点にも及ぶ生き物を常時展示し、地元・富山湾の魚を中心に、日本各地や世界の珍しい水生生物まで幅広く紹介しています。ファミリーはもちろん、カップルやグループ旅行にもおすすめの観光スポットです。 日本最古の水族館としての歩み 魚津水族館の...»
たてもん祭りは、富山県魚津市に鎮座する諏訪神社の夏季祭礼として、長い歴史を誇る伝統行事です。現在は「じゃんとこい魚津まつり」の主要行事のひとつとして位置づけられ、毎年8月第1金曜日と土曜日の2日間にわたり盛大に開催されています。かつては8月7日・8日に行われていましたが、観光行事としての発展とともに現在の日程へと改められました。 この祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定されているほか、2016年にはユネスコ無形文化遺産「山・鉾・屋台行事」の一つとして登録され、国内外から高い評価を受けています。富山湾の夜を背景に、無数の提灯が揺れ動く光景は、魚津を代表する夏の風物詩として多くの観光客を魅了し続...»
せり込み蝶六は、富山県魚津市に古くから伝わる代表的な民謡であり、地域の誇りとして今も大切に歌い継がれています。越中国の時代から続くこの唄と踊りは、念仏の響きを源流に持ち、祈りと歓喜が一体となった独特のリズムと所作が特徴です。 毎年8月初旬に開催されるじゃんとこい魚津まつりの最終日には、「せり込み蝶六街流し」が行われ、市民や企業、団体などおよそ2,500~3,000人が参加します。日の丸の扇子を両手に持ち、蝶が舞うように優雅かつ力強く踊る姿は、魚津の夏を象徴する光景です。 その起源 ― 念仏口説きから生まれた祈りの踊り せり込み蝶六の起源は、浄土真宗の仏教口説きにあるといわれています。江戸...»
じゃんとこい魚津まつりは、富山県魚津市で毎年8月第1金曜日から日曜日にかけて開催される、魚津市最大の夏祭りです。海の守護神を祀る諏訪神社周辺や、海岸沿いのしんきろうロード、市内中心部を舞台に、勇壮な「たてもん祭り」、幻想的な「海上花火大会」、華麗な「せり込み蝶六踊り街流し」など、多彩な行事が繰り広げられます。 「じゃんとこい」とは、魚津を代表する民謡せり込み蝶六の囃子ことば(合いの手)で、「たくさん来てください」という願いが込められた言葉です。その名のとおり、祭り期間中は市内外から多くの来訪者が訪れ、魚津のまちは一年で最も熱気に包まれます。 祭りの歴史と歩み この祭りの起源は、1970年...»
魚津歴史民俗博物館は、富山県魚津市小川寺字天神山に位置する公立博物館です。標高163メートルの天神山の中腹にあり、自然と歴史に囲まれた静かな環境のなかで、原始・古代から現代に至るまでの魚津の歴史と民俗文化を総合的に学ぶことができます。 本館機能を担う吉田記念郷土館と、富山県指定文化財である旧沢崎家住宅の二つの施設から構成されており、考古資料や歴史資料、民俗資料を通して地域の暮らしと文化の変遷をわかりやすく紹介しています。全国歴史民俗系博物館協議会および富山県博物館協会にも加盟しており、地域に根ざした学術・文化活動を続けています。 天神山という歴史の舞台 博物館が建つ天神山は、かつて天神山...»
富山県魚津市の天神山に築かれた天神山城は、戦国時代の動乱を今に伝える貴重な山城跡です。標高約163メートルの独立丘陵に位置し、片貝川と布施川に挟まれた地形を巧みに利用して築かれました。現在は魚津市指定史跡として整備され、歴史散策と自然散策の両方を楽しめる観光スポットとなっています。 標高163メートルの要害 ― 城の構造と見どころ 本丸・二の丸が残る山頂部 天神山城の山頂部には、本丸跡と二の丸跡がはっきりと残されています。頂上付近には人工的に削平された平坦地が広がり、当時ここに建物や櫓が存在していたことを想像させます。現在でも容易に城跡と判別できる明瞭な遺構が残っていることが、この城の大...»
松倉城は、現在の富山県魚津市南部、標高430.9メートルの松倉山(別名・鹿熊山)山頂に築かれた壮大な山城です。別名を「金山城」「鹿熊城」ともいい、富山県史跡に指定されています。越中三大山城の一つに数えられ、その規模は県内最大級を誇ります。 南北およそ1キロメートルにも及ぶ尾根上に、空堀で区切られた五つの曲輪(郭)が連なり、三方を断崖に守られた堅固な構造は、まさに難攻不落の城にふさわしいものです。現在は城址公園として整備され、春には桜の名所としても多くの人々が訪れています。 壮大な構造と絶景 松倉城の最大の魅力は、その広大な城域と雄大な眺望にあります。本丸を中心に南北約350メートルにわた...»
みなとオアシス魚津は、富山県魚津市の魚津港周辺に広がる観光・交流エリアです。「蜃気楼の見える港 魚津」をキャッチフレーズに、蜃気楼・埋没林・ホタルイカという三大奇観を体感できる場所として知られています。港に隣接する立地を活かし、自然の神秘と海の幸、そして人々のにぎわいが一体となった魅力あふれるスポットです。 「みなとオアシス」とは、国土交通省の各地方整備局に登録された、港湾を活用した交流拠点の愛称です。旅客ターミナルや緑地、マリーナ、観光施設などを含む地域が対象となり、地域振興の拠点として整備されています。みなとオアシス魚津は平成19年3月に登録され、全国へ向けて「蜃気楼のみえる港」として広...»
富山県魚津市に位置する魚津港は、富山湾に面した地方港湾であり、港湾管理者は富山県です。地元では「魚津漁港」とも呼ばれ、古くから漁業と物流を支えてきた港として発展してきました。現在は、漁業の拠点としての役割に加え、観光や地域振興の拠点としても重要な存在となっています。 北地区と南地区からなる港湾構成 魚津港は、港町に広がる「北地区」と、角川河口付近に整備された「魚津補助港(南地区)」の二つのエリアで構成されています。いずれも漁港としての性格が強く、沿岸漁業船や北洋漁船、貨物運搬船などが利用しています。 北地区では、南側に沿岸漁業船、北側に貨物船や大型漁船が配置され、近年は物流機能の強化も図...»
魚津城は、現在の富山県魚津市中心部にかつて存在した平城で、別名を小津城(おづじょう)、あるいは小戸城(おどじょう)とも呼ばれています。越中三大山城のひとつに数えられる松倉城の重要な支城であり、北陸道を押さえる交通の要衝として築かれました。 とりわけ天正10年(1582年)に起こった「魚津城の戦い」の舞台として広く知られ、戦国史の大きな転換点を象徴する城として語り継がれています。現在は魚津市指定史跡となり、石碑や歌碑が往時をしのばせています。 城の立地と構造 ― 海陸交通の要として 魚津城は旧北陸道に面し、角川河口に近い平地に築かれました。周囲は鴨川(神明川)、角川、富山湾、友道の沼などに...»
富山県魚津市にある尾崎かまぼこ館は、地元の名産品であるかまぼこの歴史や文化、そして製造技術を学びながら、実際の工場見学や買い物まで楽しめる体験型の企業博物館です。1953年創業の尾崎商会が運営し、1994年3月に開館しました。地上5階建て、広い駐車場を備えた施設は、観光バスにも対応できる規模を誇り、団体旅行から家族連れまで幅広い来館者を迎えています。 館内では、ガラス越しにかまぼこの製造工程を見学できるほか、富山ならではの華やかな細工かまぼこの実演や展示を通して、伝統の技に触れることができます。入館料は無料で、10名未満であれば予約不要で見学可能という気軽さも魅力のひとつです。 かまぼこの...»
愛宕社の火祭りは、富山県魚津市で毎年1月26日に開催される伝統行事です。高さ5~6メートルにも及ぶ大御幣(おおごへい)を燃やし、一年間の火の用心、家内安全、無病息災を祈願する勇壮な火祭りとして知られています。2007年(平成19年)には「とやまの文化財百選(年中行事部門)」にも選定され、魚津を代表する冬の風物詩となっています。 火伏せの願いから始まった祭りの由来 この祭りの起源は、江戸時代中頃にさかのぼります。当時の魚津の町では大火が相次ぎ、人々は防火意識を高めるため、火伏せの神である軻遇突智命(かぐつちのみこと)を祀る愛宕社へ、火消しの纏(まとい)に似せた大御幣を奉納したことが始まりと伝...»
海の駅蜃気楼は、富山県魚津市の魚津港に隣接する人気の観光・交流施設です。富山湾を望む絶好のロケーションにあり、春の蜃気楼シーズンには多くの観光客が訪れます。新鮮な海の幸を「食べる」「買う」「楽しむ」が一度に叶う複合施設として、地元の方々はもちろん、県内外からの旅行者にも親しまれています。 魚津港に隣接する立地と歴史 施設は魚津港北地区に位置し、2004年7月25日にオープンしました。魚津港一帯は「みなとオアシス魚津」として登録されており、その代表施設が海の駅蜃気楼です。港町ならではの活気と、富山湾の雄大な景色を同時に楽しめることが大きな魅力となっています。 じゃんとこい市で魚津の特産品を...»
蜃気楼ロードは、富山県魚津市の海岸線沿いを南北に走る、延長およそ8kmの美しいシーサイドルートです。すぐ横には、日本海・富山湾が広がり、晴れた日には北アルプス立山連峰の雄大な山並みを一望できます。海と山という二つの壮大な景観を同時に楽しめることから、県内有数のドライブ・サイクリング・ジョギングコースとして親しまれています。 この海岸一帯は、富山湾が「世界で最も美しい湾クラブ」に加盟していることでも知られ、自然環境の豊かさと景観美が高く評価されています。潮風を感じながら走る爽快な時間は、日常を忘れさせてくれる特別な体験となるでしょう。 四季折々に楽しめる絶景ドライブコース 蜃気楼ロードの最...»
富山県魚津市に位置する蜃気楼展望地点は、富山湾の神秘を体感できる全国屈指の観察スポットです。古くは江戸時代以前から蜃気楼の名所として知られ、現在も「蜃気楼の見える街」として多くの観光客や写真愛好家が訪れます。2020年には「魚津浦の蜃気楼」が国の登録記念物に登録され、その希少性と文化的価値が改めて評価されました。 蜃気楼とは何か ― 自然が描く光の芸術 蜃気楼とは、大気中の温度差によって光が屈折し、遠方の景色が伸びたり、反転したりして見える光学現象です。決して幻覚ではなく、実在する景色が変形して見える自然現象です。通常、光は直進しますが、温度の異なる空気層の境界では屈折し、密度の高い冷たい...»
魚津埋没林博物館は、富山県魚津市釈迦堂に位置する公立博物館で、国の特別天然記念物に指定されている「魚津埋没林」を保存・展示する全国的にも極めて珍しい施設です。あわせて、富山湾に現れる神秘的な自然現象「蜃気楼」についても紹介しており、太古の地球環境と大気の不思議を同時に学ぶことができます。 発掘現場そのものを保存し、その上に博物館を建設するという大胆な構想によって誕生したこの施設は、約2,000年前の原生林と現代を結ぶ“時の架け橋”ともいえる存在です。通称「ねっこランド」とも親しまれ、子どもから大人まで幅広い世代に愛されています。 埋没林とは何か ― 2,000年前の森の記憶 埋没林とは、...»
魚津埋没林は、富山県魚津市の海岸部で発見された埋没林で、国の特別天然記念物に指定されている極めて貴重な自然遺産です。今からおよそ2,000年から3,000年前に存在していたスギの原生林が、河川の氾濫や海面上昇によって地中に埋もれ、その姿をほぼ当時のまま現代に伝えています。 昭和5年(1930年)、魚津港の修築工事中に地中から巨大な樹根が次々と出土したことにより、その存在が明らかになりました。直径2メートルを超えるものを含む200株以上の樹根が発見され、かつてこの地に壮大な巨木の森が広がっていたことが判明したのです。 太古の森が静かに語りかけるその姿は、まさに「古の大地の浪漫」。縄文時代に立...»
北山鉱泉は、富山県魚津市の山間盆地に湧く歴史ある鉱泉で、「北山温泉」とも表記されることがあります。慶応3年(1867年)の開湯以来、150年以上にわたり多くの湯治客を迎えてきた由緒ある湯治場です。静かな山あいに位置し、四季折々の自然に包まれながら、心身をゆったりと癒すことができる温泉地として親しまれてきました。 子宝の湯として語り継がれる由来 北山鉱泉は、古くから「子宝の湯」として知られています。その由来は江戸時代末期にさかのぼります。地元・北山村の仁右衛門が霊夢に現れた薬師如来のお告げを受け、神社の下から湧き出る水を瀕死の妻に飲ませたところ、命を取り留めたという伝説が伝えられています。こ...»
富山県魚津市にある金太郎温泉は、「にっぽんの温泉100選」に選ばれた実力派の温泉地です。蜃気楼が浮かぶ幻想の街・魚津に広がる総面積約1100坪の壮大な湯処では、全国でも珍しい塩化物泉と硫黄泉の混合泉を100%源泉かけ流しで堪能できます。 地下約1,000メートルから湧き出す源泉は約75度という高温。毎分約1トンもの豊富な湯量を誇り、濃厚な温泉成分が体の芯まで染みわたります。美肌効果や保温効果に優れ、古くから「金太郎さんのように元気になれる温泉」と親しまれてきました。 温泉名の由来と創業の想い 金太郎温泉の名前は、童話の金太郎にちなんで名付けられました。ただし、この地に金太郎伝説があるわけ...»
黒部市美術館は、富山県黒部市堀切の黒部市総合公園内に位置する公立美術館です。豊かな自然に囲まれた環境の中で、雄大な立山連峰を望みながら芸術鑑賞ができる、黒部ならではの魅力を備えた文化施設です。「親しみやすい美術館」をモットーに、郷土ゆかりの作家をはじめ、国内外の現代作家の作品を幅広く紹介しています。 郷土と日本美術を結ぶコレクション 当館では、黒部をはじめとする郷土にゆかりのある作家の優れた作品を中心に収集・展示しています。それと同時に、日本における近・現代版画の流れを体系的にたどるコレクションを形成していることも大きな特色です。日本と郷土という二つの視点に立ち、多角的に美術を紹介する姿勢...»
魚津神社は、富山県魚津市の中心部に鎮座する由緒ある神社です。創建は大宝2年(702年)3月17日と伝えられ、魚津町の発祥とほぼ同じ時期に誕生しました。1300年以上にわたり、地域の人々の信仰を集め、魚津の歴史とともに歩み続けてきた存在です。 日常の参拝はもちろん、初詣の時期には多くの参拝者が訪れ、境内には長い行列ができるほどの賑わいを見せます。市民にとって心のよりどころであり、世代を超えて愛されている神社です。 創建から現代までの歩み 創建当初は「日栖宮(ひすのみや)」と称され、その後「神明社」と改称されました。戦国時代、越後の長尾氏(のちの上杉謙信)による攻撃で一度は戦火に遭い廃社とな...»
魚津八幡宮は、富山県魚津市田地方町に鎮座する由緒ある神社です。旧社格は村社で、古くから地域の人々に篤く信仰されてきました。境内地は約908坪、氏子数は約550戸を数え、魚津のまちとともに歩み続けてきた存在です。 主祭神には譽田別尊(ほんだわけのみこと)をお祀りし、相殿には学問の神として知られる菅原道真公(天満宮)が祀られています。春祭(4月13日)、天満宮祭(8月25日)、秋祭(9月14日)など、年間を通じてさまざまな祭礼が行われています。 白雉元年創建の古社 魚津八幡宮の創建は、白雉元年(650年)にさかのぼると伝えられています。もとは加積郷小戸闢山に鎮座し、北陸道の大社として千石もの...»
北鬼江八幡宮は、富山県魚津市北鬼江の町内中央部に鎮座する由緒ある神社です。かつては村社に列せられ、地域の人々の暮らしとともに歩んできました。静かな住宅地の中にありながら、境内に足を踏み入れると、長い歴史と深い信仰に包まれた厳かな空気を感じることができます。 御祭神と創建の由来 御祭神は譽田別命(ほんだわけのみこと)、すなわち応神天皇です。八幡神として広く信仰されてきた神様で、武運長久や地域守護の神として知られています。 社伝によれば、創建は大同元年(806年)以前にさかのぼります。久和・幸圓という二人の漁夫が、この地の海岸(字・宮ノ下)に八幡社と諏訪社を勧請したことに始まると伝えられてい...»
富山県魚津市は、日本の近代史に大きな足跡を残した米騒動の発祥の地として知られています。1918年(大正7年)に起こったこの出来事は、単なる地域の抗議運動にとどまらず、やがて全国へと波及し、内閣総辞職にまで発展した歴史的事件です。魚津の大町海岸から始まった人々の切実な訴えは、日本社会の構造を揺るがすほどの大きなうねりとなりました。 なぜ米騒動は起こったのか ― 背景にあった社会不安 当時の日本は第一次世界大戦による好景気、いわゆる「大戦景気」に沸いていました。しかしその裏側では、急速な工業化による都市人口の増加、農村から都市への人口流出、そして物資不足が進行していました。特に主食である米の価...»
魚津総合公園(みらパーク)は、富山県魚津市三ケに位置する総合公園です。早月川の河口近くに広がるこの公園は、背後に立山連峰、眼前に富山湾という雄大な自然景観に恵まれた絶好のロケーションにあります。1972年に都市計画が決定され、1976年から整備が進められ、昭和59年(1984年)に完成しました。2020年には公募により愛称「みらパーク」が定められ、市民により親しみやすい存在となっています。 広大な敷地内には、水族館や遊園地、スポーツ施設、芝生広場など多彩な施設が集まり、子どもから大人まで一日中楽しめるレジャーエリアとして親しまれています。市民の憩いの場であると同時に、県内外から観光客が訪れる...»
富山県魚津市北鬼江に位置するありそドーム(正式名称:魚津テクノスポーツドーム)は、産業・スポーツ・文化の交流拠点として整備された大規模複合施設です。名称は、富山湾の別称「有磯(ありそ)」のそばにあることに由来しています。富山湾と立山連峰という雄大な自然に抱かれたこの地に建つ施設は、地域の活力を生み出す象徴的な存在として、多くの市民や来訪者に親しまれています。 スポーツ大会やプロ興行、産業展示会、文化イベントまで幅広く対応できる柔軟性を備え、日常の健康づくりから国際大会まで受け入れることができるスケールと機能性を兼ね備えています。 建築美と機能性を兼ね備えたランドマーク 波をイメージしたダ...»
富山県魚津市小川寺に位置する花の森・天神山ガーデンは、四季折々の花々が咲き誇る自然植物園です。天神山のふもとに広がるこの庭園は、訪れる人々にやすらぎと感動を与えてくれる、まさに“桃源郷”と呼ぶにふさわしい場所です。かつては「ぼたん園」として親しまれていましたが、一年を通して多彩な花を楽しめる庭園を目指し、2010年3月8日にボランティア団体「花の森・天神山ガーデンを守る会」が発足し、現在の名称となりました。 自然を生かした庭園づくり 研究から始まった花園の歴史 この庭園の前身は、1990年代後半から整備されてきた自然植物園「ボタン園」です。魚津市出身の植物学者・古川仁朗氏が研究のために育...»
富山県魚津市を流れる片貝川。その上流域、南又谷の標高500~700m付近に、他では決して見ることのできない神秘的な森が広がっています。それが洞杉です。巨大な花崗岩の転石を抱え込むようにして立ち上がるスギの巨木群は、「洞杉及び岩上植物群」として魚津市の天然記念物に指定されており、まさに自然が創り出した芸術作品ともいえる景観を形成しています。 洞杉とは何か 名前の由来と特徴 洞杉とは、富山県東部の山岳地帯に自生する立山杉のうち、特に古く巨大化した天然スギを指します。その名の由来は、幹の内部が空洞になっている個体が多いことからきています。長い年月のなかで内部が朽ち、空洞化しながらもなお力強く生...»
富山県魚津市に位置する東山円筒分水槽は、「日本一美しい円筒分水槽」と称される名高い農業土木遺産です。直径9.12メートルの大きな円筒からこんこんと湧き上がり、縁からあふれ落ちる清らかな水。その姿は、単なる農業用水施設という枠を超え、芸術的な景観として多くの人を魅了しています。 2020年4月3日には国の登録有形文化財(建造物)に登録され、地域の歴史と技術の象徴として高く評価されました。近年ではSNSやメディアで紹介されることも増え、観光スポットや“パワースポット”としても注目を集めています。 三つの用水へ公平に水を分ける仕組み 天神野・青柳・東山用水を支える要 東山円筒分水槽は、東山地...»
ハーバルバレーおがわは、富山県朝日町の南東部、県営朝日小川ダムの下流約1キロメートルの川岸に広がるハーブ公園です。北アルプスの豊かな自然に抱かれた約2.4ヘクタールの園内には、四季折々のハーブが咲き誇り、訪れる人をやさしい香りで包み込みます。小川温泉へ向かう途中に立ち寄ることもでき、観光の合間に心と体をリフレッシュできる癒しのスポットとして親しまれています。 自然と調和した公園づくり ダム整備とともに誕生した憩いの空間 このハーブ園は、朝日小川ダム建設に伴う周辺環境整備事業の一環として、平成3年度に整備されました。ダム湖や周辺景観を活かしながら、人々がくつろぎ、自然と触れ合える場を創出す...»
朝日小川ダムは、富山県下新川郡朝日町を流れる小川水系小川に建設された、県営の多目的ダムです。高さ84メートルを誇る重力式コンクリートダムで、洪水調節・不特定利水・水力発電という三つの重要な役割を担っています。ダムによって生まれた人造湖はあさひ小川湖と名付けられ、深緑色の湖面が周囲の森を映し出す、神秘的で美しい景観をつくり出しています。 朝日小川ダムの役割と特徴 地域を守る治水機能 小川は古くからたびたび水害に見舞われてきました。1941年(昭和16年)より河川改修が進められていましたが、抜本的な対策が求められていました。そこで計画されたのが朝日小川総合開発事業であり、その中心となったのが...»
百河豚美術館(Ippuku Museum of Art)は、富山県下新川郡朝日町不動堂に位置する、古美術を専門とした私立美術館です。北アルプスの雄大な山並みと緑豊かな田園風景に囲まれたこの美術館は、訪れる人に静かな安らぎと、奥深い芸術体験を提供しています。 都市部に集中しがちな美術館文化を地方にも広げたい――その想いから誕生したこの美術館は、「素晴らしい芸術と美しい大自然の調和」という理念のもとに設計されました。自然の中で芸術を味わうという、贅沢で心豊かな時間を過ごすことができる場所です。 創設者・青柳政二の想い 郷里への文化的貢献 百河豚美術館は、朝日町出身の実業家青柳政二氏によって...»
朝日町立ふるさと美術館は、富山県下新川郡朝日町横水に位置する公立美術館です。1991年5月に開館し、長年にわたり地域文化の拠点として親しまれてきました。そして2023年7月7日、旧「なないろKAN」を大規模改修し、新たな装いでリニューアルオープンしました。 美術館は、不動堂遺跡や歴史公園、埋蔵文化財保存活用施設「まいぶんKAN」に隣接するエリアに位置し、町が「歴史と文化の薫り漂うふるさとゾーン」として整備する地域の中心的存在となっています。北アルプスの朝日岳を望む雄大な自然環境の中で、芸術と歴史に触れることができる魅力的な施設です。 リニューアルで広がる新たな魅力 3つの展示室と充実した...»
朝日町埋蔵文化財保存活用施設 まいぶんKANは、富山県下新川郡朝日町不動堂214番地に位置する歴史博物館です。町内の遺跡から出土した貴重な埋蔵文化財を保存・展示し、その価値を広く伝えることを目的として、2007年(平成19年)5月2日に開館しました。 館内では、縄文時代から古墳時代、さらに近代に至るまでの地域資料を幅広く紹介しています。隣接する国史跡不動堂遺跡とあわせて見学することで、朝日町の歴史をより立体的に理解することができる、学びと発見に満ちた観光スポットです。 まいぶんKANの魅力 本物の出土品を間近で体感 まいぶんKANでは、朝日町内に所在する不動堂遺跡、境A遺跡、浜山玉つく...»
縄文の息づかいが残る場所 不動堂遺跡は、富山県下新川郡朝日町に位置する縄文時代中期の代表的な集落遺跡です。黒部川旧扇状地の末端部、富山平野の東縁に広がる台地上に営まれ、約5,500年前から5,000年前にかけて人々が暮らしていました。1973年(昭和48年)の圃場整備事業に伴う発掘調査によってその全貌が明らかとなり、翌1974年(昭和49年)12月23日には国の史跡に指定されています。 現在は史跡公園として整備され、復元された竪穴式住居や展示施設を通して、縄文時代の生活や社会のしくみを学ぶことができる観光スポットとして親しまれています。隣接する歴史公園や七重滝とあわせて散策すれば、自然と歴...»
道の駅KOKOくろべは、富山県黒部市堀切に位置する国道8号沿いの道の駅です。黒部市中心部の海岸近くにあり、漁師町・生地にもほど近い便利な立地にあります。北陸自動車道黒部ICから約10分、宇奈月温泉やくろべ牧場までも車で20~30分と、市内観光の中継地点として大変利用しやすいスポットです。 名称の「KOKO」には、「ここから黒部の魅力を発信する」「ここから黒部が発展してほしい」という願いが込められています。地域の特産品や観光情報を集約し、多くの人が行き交う交流の場として親しまれています。 北アルプスを望む開放的な屋外エリア KOKOくろべ最大の特長は、建物周辺に広がる充実した屋外エリアです...»
富山県黒部市に広がる壮大な渓谷「黒部峡谷」。その深く険しい谷を縫うように走るのが、黒部峡谷トロッコ電車です。ガタンゴトンという軽やかな音とともに小さな車体が峡谷へと進んでいく姿は、多くの旅人の心をとらえて離しません。 北アルプスの大自然が創り出した日本一深いV字峡谷を、平均時速約16kmでゆったりと進む約80分間の鉄道旅。窓のない開放型車両では峡谷の風を肌で感じ、窓付きのリラックス客車ではゆったりと景色を楽しむことができます。四季折々に表情を変える絶景とともに、黒部の奥深い自然を体感してみませんか。 黒部峡谷とは ― 北アルプスが生んだ大峡谷 黒部峡谷は、北アルプス中央部・鷲羽岳(標高2...»
富山県黒部市に位置する黒部峡谷は、北アルプスの中央部に源を発する黒部川が、長い歳月をかけて花崗岩質の岩盤を深く刻み込んで形成した、日本屈指の大峡谷です。立山連峰と後立山連峰のあいだを北へと流れる黒部川は、標高差約3,000メートル、全長約86キロを一気に駆け下り、富山湾へと注ぎます。その激しい侵食作用が生み出した地形こそが、日本一深いといわれる壮大なV字峡なのです。 峡谷一帯は中部山岳国立公園に含まれ、昭和39年(1964年)には「黒部峡谷附猿飛並びに奥鐘山」として国の特別名勝および特別天然記念物に指定されました。その景観美と学術的価値は極めて高く、清津峡・大杉谷と並び「日本三大渓谷」のひと...»
黒部川は富山県東部を流れる一級河川で、黒部川水系の本流です。北アルプスの鷲羽岳(わしばだけ)を源とし、北へ向かって流れます。その流域には日本を代表するV字谷「黒部峡谷」があり、豊かな自然と景観美を誇ります。 黒部川の特徴 黒部川は流域の8割が険しい山地を通過し、多くの支流とともに黒部峡谷を形成しています。また、黒部市の愛本橋付近から山地を抜け、広大な黒部川扇状地へと広がります。この扇状地は黒部川の豊富な水量により湧き水が多く、黒部川扇状地湧水群として名水百選にも選ばれています。 主要支流 黒薙川 小黒部谷 剱沢 東沢谷 赤木沢 これらの支流は黒部川の自然環境と景観をさ...»
黒部峡谷の自然に包まれる日帰り温泉 湖畔の湯「とちの湯」(正式名称:黒部市尾の沼体験交流施設 とちの湯)は、富山県黒部市宇奈月温泉の奥、うなづき湖畔・尾の沼公園内にある市営の日帰り入浴施設です。宇奈月温泉街から車で約10分という立地にありながら、静かな湖と深い山々に囲まれた秘境の趣を感じられる人気スポットです。 2002年4月に完成・一般開放され、地域材の活用と木造建築の普及を目的に整備されました。館内には樹齢70年を超える立山杉の柱がそびえ、木のぬくもりあふれるやさしい空間が広がります。温泉施設であると同時に、森林レクリエーションや地域交流の拠点としても活用されており、研修室や展示室、テ...»
富山県黒部市宇奈月町にある平和の像は、日本一標高の高い場所に建立されたブロンズ観音像として知られています。標高565.8メートルの大原台自然公園山頂に立ち、宇奈月温泉街を静かに見守るその姿は、訪れる人々に深い感動と安らぎを与えてくれます。 高さ約12.7メートル、重さ約29トンを誇るこの大観音像は、鋳造物としても日本最大級の規模を持つ壮大な作品です。雄大な黒部の自然と調和しながら、平和への祈りを今もなお静かに発信し続けています。 建立の背景と込められた願い この像は、旧宇奈月町(現・黒部市)出身の彫刻家佐々木大樹氏によって制作が始められました。郷土への恩返しの思いと、黒部川の永遠の安らぎ...»
全国でも珍しい“駅の足湯” 富山県黒部市にある宇奈月温泉の玄関口、宇奈月温泉駅のホーム上には、全国でも珍しい“駅の足湯”「くろなぎ」が設けられています。列車を待つ時間や観光の合間に、気軽に温泉を楽しめるユニークな施設として、多くの観光客に親しまれています。 この足湯は2016年4月に誕生しました。駅ホームの一番端、黒部峡谷鉄道寄りの場所に設置され、駅の中からも外からも利用できる便利な造りとなっています。旅の途中でふらりと立ち寄り、心も足元もほっと温まることができる、宇奈月ならではの癒やしスポットです。 黒薙温泉から引かれるやわらかな湯 足湯「くろなぎ」の湯は、黒部峡谷の奥地に湧く黒薙温...»
富山県黒部市、雄大な峡谷美で知られる黒部峡谷。その中でもひときわ神秘的な存在として知られているのが黒部万年雪です。対岸にそびえる百貫山に降り積もった雪が、急峻な斜面を雪崩となって落ち、谷底に堆積して巨大な雪塊となります。こうして幾層にも重なった雪は、夏になっても解けきることなく残り続け、「万年雪」と呼ばれる壮観な景観を生み出します。 特に見ごろとなるのは春から初夏にかけて。ゴールデンウィークを過ぎる頃までは雪の量も多く、迫力満点の白い雪壁が姿を現します。周囲の山々に広がる新緑とのコントラストは実に美しく、峡谷ならではのダイナミックな自然の営みを間近に感じることができます。ただし、堆積量や気象...»
宇奈月温泉の玄関口を彩る温泉噴水 宇奈月温泉の玄関口である宇奈月温泉駅の目の前に立つ「温泉噴水」は、温泉街のシンボルとして親しまれている存在です。1973年(昭和48年)、宇奈月温泉の開湯50周年を記念して設置されました。黒部峡谷の奥地に湧く黒薙温泉から引かれた約60度の温泉が勢いよく噴き上がり、もくもくと立ちのぼる湯けむりが訪れる人々を温かく迎えてくれます。 駅前広場に広がる湯けむりの風景は、宇奈月らしさを象徴する光景のひとつです。四季折々の山並みを背景に立ちのぼる白い蒸気は写真映えも抜群で、旅の思い出を彩る一枚を撮影するのにぴったりのスポットとなっています。 宇奈月温泉駅の歴史と役割...»
黒部峡谷を一望できる幻想的なビューポイント 想影展望台は、宇奈月温泉街の中心部に位置し、黒部川の断崖から張り出すように設けられたユニークな展望台です。真下を流れる黒部川の清流と、周囲に広がる峡谷の山なみ、そして温泉街の風景を一望できる絶好のビューポイントとして、多くの観光客に親しまれております。 四季折々に表情を変える黒部峡谷の景色は実に美しく、春の新緑、夏の深い緑、秋の紅葉、冬の雪景色と、訪れるたびに異なる感動を与えてくれます。温泉街の散策途中に立ち寄るだけで、自然の雄大さを間近に感じることができます。 世界的建築家が手がけた芸術的デザイン 想影展望台は、1993年7月に富山県の「ま...»
富山県黒部市、宇奈月温泉街の玄関口に位置する新山彦橋は、黒部峡谷を象徴する美しいランドマークです。深い渓谷に架かる朱色のアーチ橋と、そこを走るトロッコ電車の姿は、宇奈月を代表する絶景として多くの観光客を魅了しています。 列車が橋を渡る際に響く走行音が、山々に反響して“やまびこ”のように聞こえたことから「山彦橋」と名付けられたと伝えられています。その名の通り、音と風景が一体となった趣深い景観が広がります。 新山彦橋 ― トロッコ電車が渡る真紅の鉄橋 現在、トロッコ電車が渡るのが新山彦橋です。宇奈月駅を出発して間もなく、桁下高約40メートルの高さで黒部川を跨ぐその姿は迫力満点。鮮やかな朱色の...»
やまびこ遊歩道は、黒部峡谷鉄道「宇奈月駅」から宇奈月ダム方面へと続く、片道約1km(とちの湯方面まで約2.5km)の人気散策コースです。かつてトロッコ電車が走っていた旧軌道敷を活用して整備された道で、鉄橋やトンネルなど当時の面影を残しながら、黒部峡谷の雄大な自然を間近に感じられる魅力あふれる遊歩道となっています。 宇奈月温泉街から気軽に歩いてアクセスできるため、トロッコ電車の旅とあわせて楽しむ観光客も多く、四季折々の峡谷美をゆったりと満喫できるスポットとして親しまれています。なお、冬季は積雪のため閉鎖されますので、ご訪問の際はご確認ください。 山彦橋と新山彦橋 ― 並び立つ二つの赤いアーチ...»
道の駅 うなづきは、富山県黒部市宇奈月町下立に位置する、富山県道14号黒部宇奈月線沿いの道の駅です。北陸自動車道・黒部ICから宇奈月温泉へ向かう途中にあり、観光の立ち寄りスポットとして多くの人に親しまれています。 黒部川扇状地の豊かな自然に囲まれたこの施設は、単なる休憩所ではなく、「食」「特産品」「歴史文化」を一度に楽しめる複合観光拠点です。メイン施設である宇奈月麦酒館、直売所うなづき食菜館、そして図書館と歴史民俗資料館を併設したうなづき友学館の三施設から構成されています。 宇奈月麦酒館 ― 名水が育む地ビールの魅力 道の駅の中心施設が、クラフトビール醸造所併設レストラン「宇奈月麦酒館」...»
富山県黒部市宇奈月町にあるうなづき友学館は、地域の歴史と文化をわかりやすく紹介する公共施設です。館内には黒部市歴史民俗資料館と黒部市立図書館宇奈月館が併設されており、観光で訪れる方はもちろん、地域住民にも親しまれています。 宇奈月温泉や黒部峡谷観光の途中に立ち寄ることができ、自然豊かな黒部の背景をより深く理解できる場所として、多くの来館者に利用されています。 日本三奇橋「愛本刎橋」の復元模型 館内最大の見どころは、江戸時代に黒部川へ架けられていた愛本刎橋(あいもとはねばし)の1/2縮尺復元模型です。愛本刎橋は、その美しい構造と高度な技術から、日本三奇橋のひとつと称されてきました。 この...»
宇奈月麦酒館は、富山県黒部市宇奈月町にある道の駅「うなづき」内の人気施設です。黒部の名水と地元産大麦を原料にしたクラフトビール「宇奈月ビール」の醸造所を併設し、レストランや直売所とあわせて、見て・味わって・学べる観光スポットとして親しまれています。 黒部川の名水と地元産二条麦から生まれる一杯 宇奈月ビールは、標高3,000メートル級の北アルプスから流れ出る黒部川の伏流水と、黒部川扇状地で栽培された二条大麦を使用して造られています。麦芽づくりの初期工程から丁寧に仕込み、本場ドイツの伝統的な製法を手本に醸造。酵母を生かした無ろ過タイプならではの、豊かな香りと奥深い味わいが特長です。 その品質...»
生地温泉は、富山県黒部市生地に湧く歴史ある温泉です。黒部漁港のほど近く、名水の里としても知られるこの地にあり、海の恵みとともに古くから人々に親しまれてきました。現在は温泉宿生地温泉たなかやがその湯を守り続けています。かつては経新地区に「生地第一温泉(大坪旅館)」も存在し、生地は湯治場としてもにぎわいを見せていました。 塩のぬくもりを感じる泉質 泉質は含塩化土類臭素強食塩泉で、源泉温度は13.1℃。多量の塩分を含むため、口に含むとほのかな塩味を感じるのが特徴です。源泉は昭和初期に飲料水を目的として地下77メートルを掘削した際に見つかりました。塩分の効果により湯冷めしにくく、身体の芯までじんわ...»
富山県黒部市、生地(いくじ)地区の黒部漁港に隣接する魚の駅「生地」は、くろべ漁業協同組合が直営する人気の観光・直販施設です。港町ならではの活気にあふれ、店内には威勢のよい掛け声が響き渡ります。ここでは、水揚げされたばかりの新鮮な魚介類や水産加工品を購入できるだけでなく、その場で味わうこともできます。潮風を感じながら、黒部自慢の“きときと”(新鮮)な海の幸をご堪能いただけます。 「とれたて館」― 港直送の新鮮さをそのままに 施設は大きく「とれたて館」と「できたて館」の二棟に分かれています。直販棟である「とれたて館」では、黒部漁港でその日の朝に水揚げされた鮮魚を中心に、多種多様な魚介が並びます...»
松桜閣は、富山県黒部市若栗にある歴史的建造物で、天真寺の境内に静かに佇んでいます。もともとは明治16年(1883年)、初代富山県知事であった国重正文(くにしげ まさふみ)の私邸として、当時の富山市に建てられました。明治という新しい時代の息吹を感じさせるこの建物は、政治と文化の中心に身を置いた人物の住まいとして、格調高い佇まいを今に伝えています。 その後、国重が知事職を離れたのち、黒部の豪農であった西田収三(にしだ しゅうぞう)が建物を購入し、現在の地へ移築しました。さらに昭和6年(1931年)には天真寺がこれを買い取り、庭園の整備や増改築が施されました。現在はNPO法人松桜閣保勝会によって大...»
くろべ牧場まきばの風は、富山県黒部市宇奈月町栃屋に位置する高原牧場です。標高およそ240mから427mに広がる丘陵地にあり、特にうしのいえMOOガーデンが建つ標高約355mの高台からは、黒部川扇状地、富山湾、そして天候に恵まれれば能登半島までを一望できる壮大な景色が広がります。 青空の下に広がる緑の牧草地、ゆったりと草を食む牛たち、遠くに輝く海――。その風景は訪れる人の心を解きほぐし、日常を忘れさせてくれる特別なひとときを演出してくれます。夕暮れ時には富山湾に沈む夕日が美しく、夜には満天の星空が広がるなど、時間帯によって異なる表情を楽しめるのも魅力です。 黒部の自然を一望する絶景牧場 牧...»
富山県黒部市、宇奈月温泉街の奥に広がるうなづき湖と尾の沼公園は、黒部峡谷の雄大な自然を間近に感じられる観光スポットです。宇奈月温泉街から車でわずか5分ほどという好立地にありながら、そこには静寂と迫力が同居する特別な風景が広がっています。 四季折々に表情を変える山々、澄みきった湖面、そして峡谷を走るトロッコ電車。ここでは、自然と人の営みが美しく調和した景観をゆったりと楽しむことができます。 うなづき湖 ― 宇奈月ダムが生んだ神秘の湖 うなづき湖は、宇奈月ダムの建設によって誕生した人工湖です。人工湖でありながら、周囲を囲む黒部峡谷の深い山々と見事に調和し、まるで古くから存在していたかのような...»
富山県黒部市、宇奈月温泉の玄関口にあたる富山地方鉄道 宇奈月温泉駅のすぐ近くに店を構える味処 河鹿。昭和43年(1968年)創業の老舗食事処で、地元の人々はもちろん、観光客にも長年愛され続けている人気店です。 お店の前に立つ大きな信楽焼きのたぬきが目印。どこか懐かしい昭和レトロな雰囲気が漂う店内は、初めて訪れてもほっと心が和む温かな空間です。宇奈月温泉の散策途中のランチや、温泉を楽しんだ後の夕食、あるいは地酒を味わう一杯の時間にもぴったりの一軒です。 名物は炊きたての絶品「釜飯」 河鹿の看板メニューは、注文を受けてから一釜ずつ丁寧に炊き上げる釜飯です。炊き上がりまではおよそ20分。ふたを...»
宇奈月神社は、富山県黒部市、黒部峡谷の玄関口に広がる宇奈月温泉街に鎮座する神社です。黒部峡谷鉄道 宇奈月駅のほど近くに位置し、温泉街の散策途中にも立ち寄りやすい場所にあります。風情ある町並みと峡谷の雄大な自然に包まれながら、地域の歴史と人々の願いを今に伝える存在です。 温泉地の発展とともに歩んだ歴史 宇奈月温泉の発展に伴い、地域住民や企業、工事関係者らの協力によって創建されたのが宇奈月神社です。1927年(昭和2年)に創立され、温泉地の守り神として長年親しまれてきました。 宇奈月温泉は、約7キロ上流にある黒薙温泉を源泉とし、地下に埋設した木製の引湯管によって温泉を引いて発展した温泉地です...»
富山県黒部市に広がるYKKセンターパークは、世界的メーカーであるYKK株式会社の技術と歴史、そしてものづくりへの情熱を間近で体感できる施設です。ファスナーや窓など、私たちの暮らしに欠かせない製品を生み出してきたYKKグループ。その本拠地・黒部事業所の一部を一般に開放し、企業の歩みや理念、最先端技術をわかりやすく紹介しています。 「YKKのものづくりの“ひみつ”を見にいこう!」をコンセプトに、子どもから大人まで楽しみながら学べる展示が充実。観光で黒部を訪れた際には、自然だけでなく、世界へ羽ばたく技術力にも触れてみてはいかがでしょうか。 世界70の国と地域へ広がるグローバル企業 YKKグルー...»
富山県黒部市に誕生したYKK AP技術館は、アルミ建材メーカーであるYKK AP株式会社のものづくりの歩みと、技術への飽くなき挑戦の歴史をたどる展示施設です。2024年11月23日、建材事業創業の地である黒部の地にオープンしました。 本館は、1959年に竣工したアルミ溶解押出工場をリノベーションし、保存・活用したものです。建材事業の原点ともいえる歴史的建築を未来へ継承しながら、最新の展示技術を取り入れた空間へと生まれ変わりました。世界中のランドマークから住宅まで、さまざまな建物を手がけるYKK AP。その技術力と企業精神を、実機展示や体験型展示を通して学ぶことができます。 旧アルミ工場をリ...»
欅平は、富山県黒部市に位置する黒部峡谷観光のハイライトともいえる場所です。黒部峡谷鉄道の終着駅であり、トロッコ電車に揺られてたどり着くその地は、まさに秘境の趣に満ちています。標高約599mに位置する欅平駅周辺には、切り立つ断崖とエメラルドグリーンに輝く黒部川の清流が織りなす、雄大な自然景観が広がります。 新緑がまぶしい春から夏、山々が錦に染まる秋の紅葉まで、四季折々に異なる表情を見せる峡谷美は、多くの旅行者を魅了してやみません。トロッコ電車でしか訪れることができない特別な場所だからこそ、ここで出会う風景はより一層印象深いものとなるでしょう。 黒部峡谷の特異な自然環境 欅平を含む黒部峡谷の...»
欅平駅は、富山県黒部市宇奈月町黒部に位置する黒部峡谷鉄道本線の終着駅です。標高は約599m。普通鉄道の駅としては富山県の最東端にあたり、黒部峡谷観光のハイライトともいえる場所にあります。 トロッコ電車に揺られて約1時間20分。深いV字谷とエメラルド色の黒部川を眺めながら進んだ先にたどり着くこの駅は、まさに“秘境の玄関口”。ホームに降り立った瞬間、目の前には断崖絶壁と清流が織りなす圧巻の自然風景が広がります。 欅平駅の歴史 ― 電源開発とともに歩んだ歩み 専用鉄道から観光鉄道へ 欅平駅の歴史は1937年、日本電力の専用鉄道として小黒部駅(現存せず)から延伸開業したことに始まります。当初は...»
欅平ビジターセンターは、中部山岳国立公園に位置する黒部峡谷の自然や景観、そしてその成り立ちをわかりやすく紹介する施設です。黒部峡谷鉄道の終点・欅平駅から徒歩約2分という便利な場所にあり、散策や登山に出かける前に立ち寄る情報拠点として、多くの来訪者に利用されています。入館は無料で、どなたでも気軽に見学することができます。 館内では、欅平周辺の見どころや自然情報、登山道の状況など、リアルタイムの情報を得ることができます。また、国立公園内で守るべきルールやマナーについても丁寧に案内しており、貴重な自然環境を未来へ引き継ぐための大切な役割を担っています。 フィールドインフォメーション ― 黒部峡谷...»
名剣温泉は、富山県黒部市宇奈月町欅平、黒部峡谷の奥深くにひっそりと佇む一軒宿の秘湯です。トロッコ電車でしかたどり着けないこの地は、まさに“選ばれし旅人”だけが訪れることのできる特別な場所。雄大な峡谷美とともに、源泉かけ流しの湯を楽しめる、奥黒部を代表する温泉地です。 深いV字谷に囲まれ、四季折々の自然が織りなす絶景の中で湯に身をゆだねるひとときは、日常を忘れさせてくれる格別の体験。新緑、盛夏、紅葉と、季節ごとに異なる表情を見せる黒部峡谷の自然とともに、心と身体をやさしく解きほぐしてくれます。 泉質と効能 ― 祖母谷から引く名湯 単純硫黄泉(硫化水素型) 名剣温泉の泉質は単純硫黄泉(硫化...»
水平歩道は、富山県黒部市の欅平から仙人谷まで、黒部川上流沿いに約13kmにわたって延びる山岳歩道です。標高およそ950〜1,000mの等高線に沿ってほぼ水平に続くことから、その名が付けられました。 本歩道は、仙人谷からさらに上流へと続く日電歩道とあわせて、黒部峡谷の核心部「下ノ廊下(しものろうか)」を構成する登山ルートです。国内屈指の秘境として知られる黒部峡谷の断崖絶壁を横断する道であり、その壮大な景観と緊張感あふれる行程は、多くの登山者を魅了してきました。 断崖絶壁を刻む道 ― 幅わずか70cmの世界 水平歩道は黒部川の左岸、鋭く切り立った岩壁を「コ」の字型にくり抜いて造られています。...»
有磯海SA(ありそうみサービスエリア)は、富山県滑川市栗山および魚津市湯上に位置する北陸自動車道のサービスエリアです。上り線(米原・高山方面)と下り線(新潟方面)の双方に施設が整備されており、北陸を旅する人々にとって重要な休憩拠点となっています。 「有磯海」という名称は、実在する地名ではありません。これは万葉集の歌人大伴家持が詠んだ歌に由来する歌枕で、富山湾を指す雅な呼び名とされています。さらに、松尾芭蕉をはじめとする多くの文人墨客が富山湾を「有磯海」と詠み込みました。万葉の時代から受け継がれるこの美称を冠したサービスエリアは、まさに“ロマンの海”を象徴する存在といえるでしょう。 実際の施...»