木曽川堤(サクラ)は、愛知県一宮市から江南市にわたる延長7kmにわたる桜並木であり、1927年(昭和2年)8月11日に国の名勝および天然記念物として二重指定を受けた、日本有数の桜の名所です。この地域を彩る桜並木は、歴史的価値と景観美の両方を兼ね備えた特別な場所として、多くの観光客に愛されています。 概要 木曽川は愛知県と岐阜県の県境を流れる大河で、その堤防(御囲堤)は犬山市から弥富市まで続いています。このうち、一宮市北方町から江南市草井町にかけての区域には、1885年(明治18年)に植樹された約1800本の桜が見られます。植えられている桜の種類は、エドヒガンやシダレザクラが中心で、ヤマザク...»
木曽川祖父江緑地は、愛知県稲沢市祖父江町に位置する広大な県営都市公園です。この公園は木曽川左岸に広がる祖父江砂丘を活用し、1986年(昭和61年)に開園しました。総面積は約5.7ヘクタールを誇り、自然と人々が調和する憩いの場として親しまれています。 サリオパーク祖父江とは 木曽川祖父江緑地は、隣接する市営祖父江ワイルドネイチャー緑地および国営木曽三川公園ワイルドネイチャープラザとともに「サリオパーク祖父江」の名称で親しまれています。この「サリオ」は、砂を意味する「サ」とポルトガル語で川を意味する「Rio(リオ)」を組み合わせた造語で、公募によって選ばれました。 幅広い楽しみ方ができる施設...»
宮重大根は、愛知県清須市を特産地とする尾張大根の代表的な品種で、全国的にも広く知られています。この青首大根は、京野菜として有名な聖護院大根の発祥品種とも言われており、日本の大根栽培において重要な位置を占めています。 特色 宮重大根は青首大根の一種であり、多くの青首大根がこの品種の系統に属するとされています。特徴的な甘みがあり、生食や漬物、切り干し大根など、さまざまな用途に適しています。 生産地ごとに異なる系統が存在し、それぞれに適した用途があります。以下は主な生産地の系統です: 五日市場:漬物に適する。 氏永:切り干し大根に適する。 明治:生食に向いている。 蜂須賀:多用途に...»
壱番屋記念館は、カレーハウスCoCo壱番屋の第1号店である西枇杷島店(愛知県清須市)の2階に併設された企業博物館です。2014年1月、老朽化した店舗のリニューアルオープンに伴い開館しました。この記念館では、壱番屋の創業から現在に至るまでの歴史を知ることができます。 館内の展示内容 館内には、創業当初から現在に至るまでの歴史を伝えるパネル展示があります。また、スプーンや皿、ユニフォームなどの備品や、メニュー表などもディスプレイされています。これらの展示を通じて、壱番屋が歩んできた道のりを感じることができます。 利用案内 壱番屋記念館への入館は無料ですが、完全予約制となっています。訪問を希...»
キリンビアパーク名古屋は、愛知県清須市に位置するキリンビール名古屋工場に併設された見学施設です。この施設は、1962年(昭和37年)に操業を開始した歴史あるビール工場に付随しており、2012年には50周年を迎えました。見学施設としては1997年(平成9年)にオープンし、現在でも多くの来場者を迎えています。 見学ツアーの魅力 見学ツアーは約1時間で、発酵前の麦汁の試飲や醸造工程の学習が体験できます。事前予約が必要ですが、月曜日と一部の休館日を除き、平日・土日祝日も見学が可能です。2011年には「驚きと感動!心が動く、工場見学」をテーマにリニューアルされ、より充実した体験が楽しめます。 ツア...»
清須市西枇杷島問屋記念館は、愛知県清須市に位置する歴史的な記念館です。江戸時代に栄えた青果市場「下小田井の市」の歴史を今に伝える貴重な資料館として、多くの人々に親しまれています。 概要 清須市西枇杷島問屋記念館は、江戸時代の青果市場「下小田井の市」の創始者の一人とされる山田九左衛門家の邸宅を移築復元したものです。この邸宅は、1992年(平成4年)5月に移築され、翌1993年(平成5年)4月に「西枇杷島町問屋記念館」として開館しました。 建物は明治初期に建設されましたが、江戸時代の青物問屋の建築様式を忠実に再現しており、歴史的価値が非常に高い建築物です。1993年には、西枇杷島町の有形文化...»
清須市はるひ美術館は、愛知県清須市春日夢の森1番地にある「清須市夢広場はるひ」の中核を担う公立美術館です。地域に根ざした文化施設として、多彩な展示やイベントを通じて文化発信の役割を果たしています。 概要 清須市はるひ美術館は、「清須市立図書館」と「はるひ夢の森公園」とともに、「清須市夢広場はるひ」を構成する施設です。現在、TRC・名古屋三越グループ共同事業体が指定管理者として管理運営を行い、市民に親しまれる文化の拠点となっています。 歴史 開館と改称 1999年(平成11年)4月、西春日井郡春日町で「はるひ美術館」として開館しました。その後、2009年(平成21年)10月に春日町が清...»
清須市夢広場はるひは、愛知県清須市春日夢の森1番地にある複合施設です。 本施設は、地域住民や観光客に文化と憩いの場を提供する重要なスポットであり、清須市はるひ美術館、清須市立図書館、 はるひ夢の森公園の3つの主要施設から成り立っています。 概要 清須市夢広場はるひは、地域の文化・教育・自然を融合させた施設であり、2012年度から指定管理者制度が導入されています。 現在、図書館流通センター(TRC)・名古屋三越グループ共同事業体が管理を行っています。 ロゴマークには、清須市を流れる庄内川、新川、五条川をモチーフにした波紋がデザインされており、 図書館・美術館・公園が一体となって地域に貢献する...»
あいち朝日遺跡ミュージアムは、弥生時代の集落跡「朝日遺跡」の魅力を広めるために整備された考古博物館です。本館、別館、史跡公園が一体となった施設で、出土品や復元された建物、体験プログラムを通じて弥生時代を学ぶことができます。 本館 2020年に開館した本館では、基本展示室、企画展示室、研修室、体験学習室などを備えています。展示品はもちろん、アニメーションやジオラマを駆使した工夫が凝らされています。 基本展示室1 「朝日遺跡発掘マップ」や「クロスロードビジョン」などを通じて、集落の歴史や生活をストーリー仕立てで楽しむことができます。特に「朝日遺跡ロケーションジオラマ」では、出土品を基に再現...»
朝日遺跡は、愛知県名古屋市西区から清須市にまたがる広大な複合遺跡であり、縄文時代から江戸時代に至るまでの日本の歴史を語る重要な場所です。特に弥生時代の環濠集落として、東海地方最大級の規模を誇ります。 朝日遺跡の概要 広大な遺跡の範囲と特徴 朝日遺跡の範囲は、東西約1400メートル、南北約800メートルに及び、推定面積は80万~100万平方メートルとされています。この規模は全国的にも有数であり、弥生時代中期には約1,000人が生活していたと推定されています。遺跡からは多くの弥生土器や石器、玉類、木製農具などが出土しており、これらの出土品の多くは国の重要文化財として認定されています。 発見...»
河原神社は、愛知県清須市に位置する歴史ある神社です。この神社は、地域の信仰と文化に深く根ざしており、訪れる人々に静かな敬虔さを感じさせる場所です。 概要 河原神社は創建年代が明確ではありませんが、主祭神として大己貴命(おおなむちのみこと)が祀られています。文献によると、「従三位河原天神」とも記されています。また、『本国帳』や『張洲府志』などの資料にもその存在が記載されており、古くから地域に根付いていたことがわかります。 かつては「星野宮」と称され、「神眼池」の湧き水が眼病に効能があるとされ、多くの参拝者が訪れていました。 歴史と由緒 古代から近世まで 河原神社に残る資料には、江戸時...»
總見院は、愛知県清須市一場に位置する臨済宗妙心寺派の寺院です。山号は「興聖山」。織田信長ゆかりの寺院として知られ、その歴史や文化財には深い意義があります。 概要 元々、清洲城下に存在していた總見寺は、1610年(慶長15年)の「清洲越し」により名古屋へ移転しました。その跡地に再建されたのが現在の總見院です。織田信長の供養塔や貴重な文化財が数多く所蔵されています。 織田信長と總見院の関わり 織田信雄(信長の次男)は、父の菩提を弔うために伊勢国桑名郡の安国寺を移設し、1583年(天正11年)に「景陽山總見寺」を建立しました。その後、1610年の「清洲越し」によって名古屋へ移転したことで、清...»
清須宿は、かつて美濃路の宿場として栄えた場所で、現在の愛知県清須市に位置しています。 清洲城の城下町であった清須は、いわゆる「清洲越し」により町ごと名古屋城下へ移転しました。一度は衰退したものの、慶長7年(1602年)に美濃路の宿駅となり、宿場町として再生しました。 清須宿の交通アクセス 最寄り駅 東海旅客鉄道(JR東海)東海道本線 清洲駅 名鉄名古屋本線 新清洲駅 清須宿の史跡・みどころ 清須宿内の見どころ 清凉寺 清須宿の中心地にある寺院で、門前にはかつて高札が立ち「札の辻」と呼ばれていました。 本陣跡 将軍の上洛や朝鮮通信使、お茶壺道中、さらに明治天皇の休泊所...»
清洲城は、尾張国春日井郡清須(現在の愛知県清須市一場)に位置していた日本の城です。かつて尾張国の中心地として栄え、京鎌倉往還や伊勢街道が合流し、中山道にも連絡する交通の要所として重要視されました。 歴史 築城と尾張守護所の移転 清洲城は、応永12年(1405年)に尾張・遠江・越前守護の管領である斯波義重によって築城されたとされています。一説には永和元年(1375年)とも言われます。当初は、尾張守護所である下津城の別郭として建設されましたが、文明8年(1476年)の内紛による下津城の焼失を契機に、文明10年(1478年)に清洲城へ守護所が移転され、尾張国の中心地として機能しました。 織田...»
清須市は愛知県北西部に位置し、歴史と文化が色濃く息づく都市です。尾張地方に含まれ、織田信長の居城として知られる清洲城(清須城)が存在したことでも有名です。 概要 清須市は戦国時代に織田信長が本拠地を構えた地であり、尾張地方の政治の中心地として栄えました。この歴史的背景から、市内には多くの史跡や文化遺産が残されています。また、市名は古くからこの地域に存在した地名に由来しています。 清須と清洲 「きよす」の表記には「清須」と「清洲」の2種類があり、歴史書によって異なります。14世紀中頃の『神鳳鈔』には「清須御厨(きよすみくりや)」と記載されており、これが最古の記録とされています。一方で、江...»
光明寺城は、愛知県一宮市光明寺字本郷屋敷に位置していた日本の城です。織田信長の家臣である神戸伯耆守(ほうきのかみ)によって築城され、その後、信長の馬廻衆である山田半兵衛が在城したと伝えられています。 光明寺城の歴史 築城と発展 光明寺城は永禄年間(1558年~1569年)の初期、具体的には1560年頃に織田信長の家臣である神戸伯耆守によって築城されました。この城は、織田家の支配地域を強化する目的で建てられたとされています。 山田半兵衛の時代 1568年、信長の馬廻衆である山田半兵衛が光明寺城に入りました。しかし、この城は長い期間使用されることなく、1569年に廃城となりました。 伯...»
一宮市は、愛知県の北西部に位置する市で、長い歴史と深い文化を持つ地域です。市は濃尾平野の中央にあり、木曽川の清流と温暖な気候に恵まれ、古くから「繊維の街」として知られてきました。 特に、真清田神社が平安時代に尾張国の「一の宮」として位置づけられたことに由来し、この地名が定着しました。繊維産業が盛んな一宮市は、江戸時代から織物の生産地として有名で、近代化とともに工業化され、現在では総合繊維産業都市として国内外にその名が広がっています。 歴史と特徴 一宮市の中心部は、尾張国一宮である真清田神社の鳥居前町として栄えたことに始まります。市内はウールの世界三大産地である「尾州(びしゅう)」の中心地...»
真清田神社は、愛知県一宮市真清田に鎮座する由緒ある神社です。古代から尾張地方の信仰の中心として崇敬を集め、尾張国の一宮として長い歴史を誇ります。式内社(名神大社)であり、旧社格は国幣中社で、現在は神社本庁の別表神社に指定されています。 一宮市の中心部に位置し、市名や市章の由来とも深く関わっています。古くは尾張氏が奉斎した神社として始まり、地域の発展に寄与してきました。現在の社殿は、第二次世界大戦中の一宮空襲で焼失した後、戦後に再建されたものです。再建された社殿は、神社建築として国の登録有形文化財に登録されています。 文化財 真清田神社には、国の重要文化財に指定された木造舞楽面12面や朱漆...»
大神神社は、愛知県一宮市花池に位置する格式高い神社です。式内社(名神大社)であり、尾張国一宮を称しています。神紋は「三杉」。旧社格は郷社に列する歴史深い神社です。 概要 大神神社は、古代から続く由緒ある神社で、地元の人々に親しまれています。その創建や歴史は明確ではありませんが、古代の信仰や地域の文化に大きな影響を与えてきました。 鳥居 神社の象徴である鳥居は、訪れる人々を迎え入れる入口として重要な役割を果たしています。その立派な姿は、神聖な雰囲気を醸し出しています。 祭神 大神神社の祭神は以下の通りです。 大物主神(おおものぬしのかみ) 大物主神は、奈良県桜井市の大神神社でも祀...»
酒見神社は、愛知県一宮市に位置する由緒ある神社です。式内社であり、旧社格は郷社に位置付けられています。倭姫命が滞在した「中嶋宮」の跡地とされており、元伊勢の一つとして知られています。 この神社では、天照皇大御神を主祭神として祀り、さらに酒造の神である酒弥豆男神と酒弥豆女神もお祀りしています。本殿裏には倭姫社があり、倭姫命が祀られています。 歴史 創建と由来 酒見神社の創建は、倭姫命が天照大神の御霊代を祀る適地を探し旅をしていた際に遡ります。垂仁天皇14年、倭姫命は美濃国の伊久良河宮から尾張国へ移動し、当地に滞在しました。その際、宮山に神体を祀ったのが神社の起源とされています。 社伝に...»
石刀神社は、愛知県一宮市今伊勢町に位置する由緒ある神社です。尾張国中島郡の式内社で、旧社格は県社に指定されています。豊かな歴史を有し、地域住民から親しまれています。 石刀神社の歴史 創建と移転の歴史 石刀神社の創建は、崇神天皇の時代に遡ります。当初、尾張国中島郡四条(現在の一宮市北部から岐阜県羽島市付近)に鎮座していたと伝えられています。その後、嵯峨天皇の皇后である檀林皇后によって現在の場所付近に移され、14世紀頃には現在の場所に正式に遷座されたとされています。 江戸時代以降の歴史 江戸時代には、伊勢神宮の分社を合祀したことから「三明神社」と改称されました。この地は古くから伊勢神宮の...»
賀茂神社は、愛知県一宮市木曽川町(旧・葉栗郡木曽川町)に位置する歴史ある神社です。この神社は、尾張国葉栗郡の式内社である穴太部神社として知られています。ただし、穴太部神社が岐阜県岐阜市の天神神社であるという説もあります。 祭神 賀茂神社の主祭神は次の通りです。 玉依姫命 賀茂別雷命(賀茂別雷神社の祭神) 歴史 創建の時期 賀茂神社の創建時期は明確ではありませんが、6世紀の欽明天皇の代(539年~571年)に創建されたと伝えられています。 神社の改称と発展 1090年(寛治4年)、賀茂別雷命を合祀し、現在の「賀茂神社」と改称されました。また、1184年(寿永3年)には源...»
小塞神社は、愛知県一宮市浅井町に位置する由緒ある神社です。 旧社格は郷社であり、この地域の地名「尾関」の由来ともなっています。 小塞神社は尾張国中島郡の式内社とされる説がありますが、現在の所在地は尾張国葉栗郡に属していたため、その起源については議論の余地があります。 木曽川の氾濫が頻発した地域であり、平安時代当時の地理的境界がはっきりしていないことが、この混乱の原因とされています。 歴史 創建と起源 小塞神社の創建時期は明確ではありませんが、社殿は前方後円墳の上に建てられています。 この古墳は「小塞宿根弓張(尾張氏の祖先)」の墳墓と伝えられ、周囲には浅井古墳群と呼ばれる小規模な古墳が多...»
若栗神社は、愛知県一宮市島村にある由緒ある神社です。旧社格は県社で、正式名称は「若栗神社八幡宮」ですが、一般的には「若栗神社」として広く知られています。 神社の概要 若栗神社は、式内社として知られる尾張国葉栗郡の「若栗神社」に比定されています。その歴史的背景や地域の重要性から、この地の文化や信仰の中心地とされてきました。 創建の歴史 創建は白鳳年間と伝えられ、この地域の有力者であった葉栗臣人麿(はぐりのおみひとまろ)が、先祖である天押帯日子命(あめのおしたらしひこのみこと)を祀るために建立しました。 神仏習合と改称の経緯 天文年間には仏像である八幡神が合祀され、その後1605年(慶...»
大毛神社は、愛知県一宮市に位置する由緒ある神社です。 古くは「六社明神」や「六所明神」とも呼ばれ、地域の人々に深く信仰されてきました。 旧社格は郷社で、現在もその歴史と伝統を守り続けています。 神社の概要 創建の歴史 大毛神社の創建は、昌泰2年(899年)に遡ります。 古事記によれば、祭神である大御食津姫命(おおみけつひめのみこと)は、 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)と伊弉冉尊(いざなみのみこと)の子として生まれ、 五穀豊穣を司る神とされています。 また、延喜式神名帳(927年頃)には「葉栗郡大毛神社」と記載されており、 その格式の高さが伺えます。 「ひながたの宮」としての別名 大毛神...»
浅井神社は、愛知県一宮市浅井町にある歴史深い神社です。旧社格は村社に位置付けられ、淺井神社とも表記されることがあります。この神社は、尾張国中島郡の式内社として延喜式神名帳にも記載されています。 概要 浅井神社は、尾張国中島郡に属する式内社として知られています。現在の所在地は尾張国葉栗郡に位置していますが、古代の地形や木曽川の氾濫の影響で、この地域が中島郡だった可能性も指摘されています。同様に、中島郡の式内社である「石刀神社」や「小塞神社」もこの地域に位置しており、地形や郡境の変遷が複雑であることがうかがえます。 神社の歴史 創建と歴史的背景 浅井神社は563年(欽明天皇24年)に創建...»
伊富利部神社は、愛知県一宮市(旧・葉栗郡木曽川町)にある歴史的な神社です。旧社格は県社に位置し、「伊冨利部神社」とも表記されます。この神社は、式内社である尾張国葉栗郡「伊冨利部神社」と比定されています。 祭神 主祭神 伊富利部神社の主祭神は若都保命(ワカツホノミコト)です。天火明命の子孫とされ、金属製錬に関わる神として崇敬されています。この神は、地域の発展や技術に深く関与していたと考えられています。 配祀神 配祀神として誉田別命(ホンダワケノミコト)が祀られています。この神は八幡信仰と結びついており、地域の守護神として信仰されてきました。 歴史 創建と由来 伊冨利部神社は、古代...»
籠守勝手神社は、愛知県一宮市木曽川町黒田に位置する歴史ある神社です。旧社格は郷社で、式内社の尾張国葉栗郡「黒田神社」に比定されています。「籠守勝手神社」という名称は古くからの通称であり、正式にこの名称に改称されたのは明治時代初期のことです。 祭神について 主祭神: 瀬織津比咩命配祀神: 淀比咩命(虚空津姫命)淀比咩命は息長宿禰王の子で、神功皇后の姉または妹と伝えられています。 創建の由来 籠守勝手神社の創建時期は不明ですが、安康天皇3年(456年)に市辺押磐皇子が殺害されたことを考えると、それ以前に創建されたと推測されています。歴史的には、黒田神社が正式名称でしたが、通称として「籠守勝...»
尾張猿田彦神社は、愛知県一宮市奥町に位置する由緒ある神社です。この神社は主に「猿田彦大神」をお祀りしており、多くの参拝者に親しまれています。 概要 尾張猿田彦神社の歴史は、慶長14年(1608年)にまで遡ります。当初、神社は木曽川河川敷の「大巻山」と呼ばれる地域に鎮座しており、ここに千勝神社(祭神:猿田彦大神)と宇受売神社(祭神:天宇受売大神)がありました。後に堤防拡幅工事に伴い、これらの神社は移転を余儀なくされます。 1985年(昭和60年)頃、地元住民の願いにより、堤防を挟んだ奥町の町中に新たな本殿が建立され、「尾張猿田彦神社」として再興されました。旧千勝神社と宇受売神社は現在、尾張...»
法蓮寺は、愛知県一宮市木曽川町にある日蓮宗の寺院です。その山号は「妙王山」と称され、地域の歴史と深い結びつきを持つ由緒ある寺院です。この寺院は、山内一豊の父・山内但馬守盛豊やその長男・十郎の菩提寺としても知られ、多くの歴史愛好家や観光客が訪れています。 法蓮寺の由緒 法蓮寺は、明応2年(1493年)に日妙上人によって創建されたと伝えられています。戦国時代には、黒田城主であった山内但馬守盛豊の菩提寺として庇護を受けました。その後も地域の人々に守られながら、現在に至るまで多くの歴史を刻んできました。 境内には「山内一豊公出生之地碑」が建てられており、歴史的価値の高い場所として知られています。...»
妙興寺は、愛知県一宮市に位置する臨済宗妙心寺派に属する由緒ある大寺院です。本尊は如意輪観世音菩薩と釈迦三尊、開山は滅宗宗興(めっそうそうこう)によるものです。その正式な名称は「長嶋山 妙興報 恩禅寺」で、多くの歴史と文化財を有し、古来より「尾張に杉田(過ぎた)の妙興寺」と称される名刹として知られています。 概要 妙興寺は、南北朝時代の貞和4年(1348年)に開山し、伽藍は貞治4年(1365年)に完成しました。南北朝時代には尾張地方の北朝勢力の拠点として繁栄しました。境内はうっそうとした樹林に囲まれ、愛知県指定の史跡として保護されています。また、絹本著色仏涅槃図、紙本著色足利義教像、妙興寺文...»
善光寺東海別院は、愛知県稲沢市祖父江町祖父江南川原57-2に位置する単立の仏教寺院です。この寺院は、信州善光寺の別院として知られています。山号を「双蓮山」、寺号を「善光寺」と称し、地域住民から広く親しまれています。 正式名称と別名 正式名称は双蓮山善光寺(そうれんざんぜんこうじ)です。他地域に存在する善光寺との区別を明確にするため、「祖父江善光寺(そぶえぜんこうじ)」や「尾張善光寺(おわりぜんこうじ)」とも呼ばれることがあります。 歴史 善光寺東海別院の創建は1910年(明治43年)にさかのぼります。この地はかつて蓮田であり、霊場としての伝統を受け継いでいます。開基の林旭住上人(明治3...»
起宿は、美濃路の宿場の一つで、現在の愛知県一宮市起(おこし)に位置しています。木曽川沿いにあり、尾張国と美濃国の境にあたる交通の要所として栄えました。 概要 起宿は木曽川に設けられた渡船場が特徴で、上の定渡船場、中の宮河戸、下の船橋河戸の3か所で渡し船が運行されていました。特に船橋河戸では、将軍の上洛や朝鮮通信使の通行時に、約270隻の船を使用して長さ約800メートルの船橋が架けられる壮観な光景が見られました。 最寄り駅とアクセス 現在、起宿の近くに鉄道駅はありません。最寄り駅として挙げられるのは、名鉄尾西線の奥町駅です。また、最寄りのバス停は名鉄バス「起」停留所で、名鉄一宮駅からのバ...»
長福寺は、愛知県稲沢市に位置する真言宗智山派の寺院です。その山号は「牛頭山(ごずさん)」と称され、長い歴史と貴重な文化財を有しています。 沿革 長福寺の起源は古く、聖徳太子が全国に屯倉御県(みやけ)の制度を敷いた際、牛頭天王を祀るために創建されたと伝えられています。その後、津島神社を別院として造営し、長福寺は別当寺としての役割を担いました。 また、平手政秀の弟である平手政利(のぐちまさとし)が、平手政秀の割腹自殺後、この地にあった朽ち果てた廃寺を再興しました。その後、平手政利の子孫である野口家、杉本家、杉家が長福寺を菩提寺として祀り、今日に至っています。 さらに、宝暦年間(1751年~...»
ツインアーチ138は、愛知県一宮市にそびえ立つ高さ138メートルの美しいアーチ式展望タワーです。その高さは、「一宮の三八市」にちなみ138メートルとされ、「いちの・み・や」の語呂合わせも由来の一つとされています。 公園全体は「138タワーパーク」と呼ばれ、豊かな自然と施設を備えた憩いの場として多くの人々に親しまれています。 地上100mのスカイパノラマ タワーの展望階は地上100メートルの高さにあり、ここからは木曽川の流れや鈴鹿山脈、御嶽山、中央アルプスなどの雄大な山々を一望できます。夜には、名古屋市や岐阜市の美しい夜景も楽しめるため、昼夜問わず訪れる価値があります。 展望階には「スカ...»
愛知県一宮市に位置する浅野公園は、歴史的な背景を持つ美しい都市公園で、地元住民や観光客に親しまれています。公園は、戦国時代の武将・浅野長政の邸宅跡地を基に整備された庭園式の公園であり、その豊かな自然と歴史的な価値が融合しています。1917年に開園され、現在でも多くの人々に愛される場所となっています。 公園の概要 浅野公園は、0.92ヘクタールの広さを誇り、周囲を濠で囲まれた美しい庭園が特徴です。池や庭石、樹木、藤棚などが配置され、四季折々の自然の美しさを楽しむことができます。特に、約1000本ものツツジが植えられており、毎年4月下旬には「つつじ祭」が開催され、訪れる人々を魅了します。 戦...»
浅井山公園は、愛知県一宮市に位置する一宮市立の都市公園で、地域住民の憩いの場として親しまれています。この公園は、温故井池を中心とした豊かな自然環境と、多彩な施設が調和した美しい公園です。 公園の概要 温故井池を中心とした特徴的な公園 浅井山公園の中心には、かつての木曽川の支流跡である温故井池(おんこいけ)が広がり、公園全体の面積の約半分を占めています。広さは3.56ヘクタールに及び、池を囲むようにアスレチックジムや砂場、噴水、バラ園、緑地などが配置されています。 豊かな自然環境 池の周囲にはサクラが植えられており、春には見事な花を咲かせます。また、池の南東部には小山があり、マツやモミ...»
一宮市博物館は、愛知県一宮市大和町妙興寺に位置する歴史博物館で、禅宗の妙興寺に隣接しています。1987年11月に開館し、一宮市の歴史や文化を紹介する施設として親しまれています。 展示内容 常設展示 展示室1「いちのみや歴史絵巻」 縄文時代の土器から近代の織機まで、一宮市の歴史を時代ごとに紹介しています。また、一宮市の歴史を紹介する約10分のガイダンス映像もご覧いただけます。 展示室2-1「自然と暮らす」 木曽川の自然の成り立ちと人々の生活を紹介。農業景観「島畑」を再現したジオラマや、米作り、大根切干作りの道具を展示しています。 展示室2-2「人と暮らし」 江戸時代の街道と流通の...»
三岸節子記念美術館は、愛知県一宮市に位置する公立美術館で、一宮市名誉市民である洋画家・三岸節子の作品を中心に収集・展示しています。この美術館は、節子の生家跡地に建設され、彼女の人生と作品に深く触れることができる特別な場所です。 設立と特徴 三岸節子記念美術館は、1998年11月3日に尾西市三岸節子記念美術館として開館し、2005年の市町村合併により現在の名称となりました。建物は節子の家業であった織物工場を思わせるノコギリ屋根や、彼女の生前から残る土蔵を改修した土蔵展示室、そしてベネチアをイメージした水路など、節子の思い出と深く結びついたデザインが施されています。 建築デザイン 美術館の...»
一宮市尾西歴史民俗資料館は、愛知県一宮市起下町211に位置する歴史博物館です。本館と旧林家住宅を用いた別館の二つの建物から構成され、美濃路起宿や尾西地域の地場産業である尾張縞・毛織物などに関する貴重な資料が展示されています。 建物構成 本館では常設展示が行われ、地域の歴史や文化、産業について学ぶことができます。別館(旧林家住宅)は国登録有形文化財に指定されており、その建物自体が歴史的価値の高い展示物として公開されています。また、別館に隣接する日本庭園(旧林氏庭園)も見どころの一つで、季節ごとの風情を楽しめます。 歴史 林家と美濃路起宿 美濃路起宿は、江戸時代に東海道と中山道を結ぶ美濃...»
一宮市木曽川資料館は、愛知県一宮市木曽川町黒田に位置する博物館で、登録有形文化財にも指定されています。この資料館では、旧木曽川町に関する資料や一宮市にゆかりのある戦国時代の武将に関する展示が行われており、地域の歴史や文化を学ぶことができます。 概要 一宮市木曽川資料館は、旧葉栗郡木曽川町に関する資料をはじめ、山内一豊や浅野長政、兼松正吉、奥村永福といった戦国時代の名将たちの資料を展示しています。地域の歴史や文化的な背景に触れることができる貴重な施設です。 歴史 開館の経緯 一宮市木曽川資料館は、旧木曽川町会議事堂と旧木曽川町倉庫の建物を利用して、2006年1月6日に開館しました。主屋...»
オリナス一宮は、愛知県一宮市にある公共施設です。この施設は、一宮市の歴史や文化的背景を未来へ継承しながら、地域の生活、文化、教養、そして福祉の増進を目的として作られました。 「オリナス」という名称は、市が織物産地であることにちなみ、「織り成す」というイメージから公募によって選ばれたものです。この施設は中心市街地の活性化を目指し、2016年(平成28年)に開館しました。 建物の歴史 オリナス一宮の建物は、1924年(大正13年)に建築家・鈴木禎次によって設計され、旧名古屋銀行一宮支店として竣工しました。その後、1980年(昭和55年)に東海銀行一宮支店が移転し、一宮市が建物を買収。一宮市役...»
中野の渡しは、愛知県一宮市西中野(旧尾西市)と岐阜県羽島市下中町石田の間に位置する木曽川を横断する渡し船です。この渡船は、岐阜県道118号・愛知県道135号羽島稲沢線の一部として運用されており、正式名称は「愛知県営 西中野渡船場」です。 歴史的背景 中野の渡しの起源は1586年(天正14年)にさかのぼります。当時、木曽川の大洪水により岐阜県側の中野村が分断されたことがきっかけで、船を利用して行き来するようになりました。この歴史ある渡船は、現在も愛知県と岐阜県の負担で運営され、無料で利用することができます。 現在の運航状況 現在、中野の渡しで使用されている船は「第五中野丸」という船外機付...»
ベトコンラーメンは、主に愛知県尾張地方、岐阜県美濃地方、岡山県南部地方、静岡県中部地方で提供される独特なラーメンの一種です。一般的には「Viet Cong Ramen」や「Betokon Ramen」と表記されることが多く、地域特有の味わいが特徴です。 発祥の地 このラーメンは、愛知県一宮市や岐阜県岐阜市が発祥の地とされています。東海地方発祥の台湾ラーメンや台湾まぜそばと比較すると提供する店舗は少なかったものの、近年はその認知度が広がりを見せています。テレビや芸能人が紹介したことや、チルド販売の増加により、多くの人々に親しまれるようになりました。 特徴的な具材と調理法 ベトコンラーメン...»
稲沢市は、愛知県尾張地方に位置する都市で、濃尾平野の中央部に広がっています。古代には尾張国の国府が置かれ、地域の政治の中心地として栄えた歴史があります。また、植木や苗木の産地として全国的に知られるほか、旧祖父江町は銀杏の全国一の産地として有名です。 稲沢市の観光スポット 稲沢市は、愛知県の尾張地方に位置する歴史と自然豊かな市で、多くの観光スポットを有しています。 主な観光地 尾張大国霊神社(国府宮神社): 地域住民に広く崇拝されている神社です。 矢合観音: 歴史ある仏教寺院。 善光寺東海別院: 東海地方の信仰の中心地の一つ。 観光施設 愛知県下水道科学館環境について学び...»
勝幡城は、愛知県愛西市勝幡町と稲沢市平和町にまたがる場所にかつて存在した城です。尾張国の海東郡と中島郡に位置し、織田信長の生誕地として有力視されています。現在は城の遺構は残っていませんが、城跡を示す石碑が建てられ、歴史好きの観光客が訪れるスポットとなっています。 概要 勝幡城は、稲沢市指定史跡となっており、城跡は愛西市勝幡町と稲沢市平和町六輪字城之内にまたがる範囲にあったとされています。中心地は城之内付近と推定され、二重の堀で囲まれた館城でした。 城の規模や構造については、『勝幡村古城絵図』では「本丸は東西29間、南北43間、幅3間の方形土塁」と記され、『寛文覚書』では「東西48間・南北...»
尾張国分寺は、愛知県稲沢市矢合町(やわせちょう)に位置する臨済宗妙心寺派の寺院です。山号は鈴置山、本尊は薬師如来で、奈良時代に聖武天皇が発した詔によって日本各地に建立された国分寺の一つである尾張国国分僧寺の後継寺院とされています。 歴史と由来 尾張国分寺は、明治19年(1886年)に「円興寺」から改称された寺院です。この円興寺の創建時期には諸説あり、永和元年(1375年)に大照の開基とも、覚山の開基とも、嘉暦3年(1328年)に柏庵宗意の開基ともいわれています。現在の寺院は創建期の国分寺跡から北約900メートルの位置にあります。 元は「一本松」の地に所在していましたが、17世紀初頭に矢合...»
性海寺は、愛知県稲沢市にある真言宗智山派の寺院で、本尊には善光寺式阿弥陀三尊像が安置されています。その山号は「大塚山」とされています。由緒ある歴史を誇り、文化財が多く保存されているだけでなく、美しい庭園や季節の花々が訪れる人々を楽しませてくれます。 歴史 寺伝によると、弘仁年間(810年~824年)に弘法大師・空海が愛染明王を本尊として創建したとされています。その後、治承年間(1177年~1181年)には阿弥陀三尊像が安置され、建久年間(1190年~1199年)には長谷部源政が開基となり、良敏によって中興されました。 性海寺は、北条時頼、足利尊氏、織田敏定、浅野長政、松平忠吉、徳川義直と...»
長光寺は、愛知県稲沢市に位置する臨済宗妙心寺派の寺院で、深い歴史と文化財を誇る場所です。この寺は「六角堂」としても広く親しまれており、その名の通り、境内の中心に立つ地蔵堂は六角形の円堂を特徴としています。 歴史 長光寺の歴史は、仁寿元年(851年)に遡ります。小野篁が陸奥の国に下る途中、現在の稲沢市付近で休息を取った際、路傍に地蔵像を安置したことが寺の起源とされています。その後、1161年には尾張守の平頼盛が病気平癒のお礼として六角堂を寄進しました。この寄進によって、長光寺が本格的に建立されました。 その後、1336年に足利尊氏が上洛の途中で戦の勝利を祈願し、長光寺に太刀を奉納しました。...»
稲沢市荻須記念美術館は、愛知県稲沢市の稲沢公園内に位置する公立美術館です。この美術館は、稲沢市出身の洋画家である荻須高徳(おぎす たかのり)氏の功績を讃え、市民の美術文化の発展を目的として建設されました。館内には荻須氏の作品や、彼がパリで使用していたアトリエの復元施設が設置され、画家の制作環境を垣間見ることができます。 美術館の概要と歴史 開館の背景と設立 1983年(昭和58年)に開館した稲沢市荻須記念美術館は、荻須高徳氏の希望を受けて設立されました。彼は「小さくとも日本の一流の美術館」であることを願い、美術館はその志を反映して地域文化に根ざした活動を続けています。 受賞歴 美術館...»
萬徳寺(万徳寺)は、愛知県稲沢市にある真言宗豊山派の寺院で、長い歴史と豊かな文化財を誇る古刹です。 概要 萬徳寺は「長沼山」を山号とし、本尊には阿弥陀三尊が祀られています。境内の広さは約1200坪で、特に4月下旬になると境内一面に咲き誇る約700本の牡丹で有名です。その美しさから「ぼたん寺」として親しまれ、参拝者や観光客に優雅なひとときを提供しています。 歴史 創建と再建の歴史 萬徳寺は神護景雲2年(762年)、称徳天皇の命を受けた慈賢上人によって創建されました。当初は草堂に阿弥陀三尊が安置され、官寺としての地位を持ちました。しかし、鵜沼川の洪水や天暦年間(947年~957年)の火災...»
正琳寺は、愛知県稲沢市祖父江町森上本郷に位置する真宗大谷派の仏教寺院です。山号は「野田山」、本尊は阿弥陀如来で、八神街道が境内南側を通っています。この寺院は歴史的な建造物や文化財を多く有し、地域の歴史と文化を伝える重要な役割を果たしています。 概要 正琳寺の本尊である阿弥陀如来は、人々の救済を願う仏として信仰されています。この寺院は地域住民だけでなく、訪れる観光客にとっても親しまれており、寺院を取り囲む景観や文化財が見どころのひとつとなっています。 正琳寺の歴史 中世の歴史 正琳寺の起源は、かつて大和国宇智郡(現在の奈良県)にあった「観寂寺」として知られる天智天皇の勅願所に遡ります。...»
矢合観音は、愛知県稲沢市矢合町に位置する観音寺院です。本尊は十一面観世音菩薩で、小規模ながらも門前町を持ち、多くの参拝者が訪れる地域の信仰の場です。 本堂は周囲の民家に溶け込んだ雰囲気を持ち、歴史的背景や伝承に彩られた魅力的なスポットとなっています。 矢合観音の概要 江戸時代からこの地には、井戸水が万病に効くという民間信仰が広まりました。現在も多くの人々が参拝に訪れ、井戸水を汲みに訪れる光景が見られます。 この井戸水は特に皮膚病に効果があるとされ、祈祷を受けた水を持ち帰り、患部に塗布したり飲用することでご利益を得るとされています。 由緒と歴史 矢合観音の始まりについては諸説ありますが、...»
祐専寺は、愛知県稲沢市祖父江町山崎柳野11にある真宗大谷派の寺院で、山号は「太子山」、本尊は阿弥陀如来です。その歴史は天文22年(1533年)の創建にさかのぼり、開基は玉専坊敬西によります。当初は尾張国中島郡長岡村四貫にありましたが、その後現在の山崎柳野に移転しました。 歴史と再建 祐専寺の本堂は1925年(大正14年)に再建が始まり、1928年(昭和3年)4月に完成しました。現在でもその壮麗な建築様式が訪れる人々の目を引きます。 祐専寺イチョウ 祐専寺の境内には、稲沢市指定天然記念物に指定されている樹齢約250年の大イチョウがあります。このイチョウは雌株で、山崎地区に多く植えられてい...»
尾張大国霊神社は、愛知県稲沢市国府宮にある由緒ある神社です。通称「国府宮」として親しまれ、特に「国府宮はだか祭」で全国的に知られています。 概要 尾張大国霊神社は、尾張国の国府に隣接していたことから「国府宮」の名で広く知られています。最寄り駅である名鉄名古屋本線の「国府宮駅」は、この神社の通称に由来しています。 毎年旧暦1月13日に行われる「国府宮はだか祭」は、くじで選ばれた「神男(しんおとこ)」に触れることで厄落としができると伝えられ、全国から多くの参拝者が訪れる行事です。 御祭神 尾張大国霊神社の主祭神は尾張大国霊神(おわりおおくにたまのかみ)です。この神は、尾張の地を開拓した祖...»
国府宮はだか祭は、愛知県稲沢市にある尾張大国霊神社(通称:国府宮)で行われる儺追神事(なおいしんじ)の通称です。この祭りは毎年旧暦の正月13日から翌朝にかけて行われ、厄災や穢れを祓う伝統行事として知られています。県指定の無形民俗文化財にも指定されており、全国から多くの参拝者が訪れます。 儺追神事の流れ 神男(儺負人)の選出と準備 儺負人(なおいにん)は、厄災を背負う役割を担う重要な存在です。志願者の中からくじ引きで選ばれ、儺追神事の3日前から儺追殿に籠り、精進潔斎を行います。儺負人は、この祭りの中心的な役割を果たします。 祭り当日 - 厄払いの儀式 旧暦正月13日午後には、地区ごとに...»
布智神社は、愛知県稲沢市祖父江町本甲宮東4に位置する歴史ある神社です。社格は旧郷社であり、日光川の西岸に鎮座しています。神紋は「五七の桐」で、周囲には祖父江町森上や宮西などの地名が存在します。 由緒と歴史 古代 布智神社の周辺には「祖父江古墳群」と呼ばれる古墳群があり、神社西側の鳥居付近には直径約30mの墳丘があります。延喜式神名帳(927年編纂)にも記載された式内社であり、尾張国中島郡30座のうちの一つとしてその名を刻んでいます。 中世・近世 平安時代末期の『尾張国内神名帳』には「従一位布智天神」として記録され、崇徳天皇が火難の祈祷を命じた逸話があります。また、織田信長が武運長久を...»
稲葉宿は、美濃路に位置する宿場町で、現在の愛知県稲沢市稲葉にあります。 美濃路はかつての脇往還として重要な役割を果たし、稲葉宿はその中でも4番目の宿場として知られています。 美濃路稲葉宿本陣跡ひろば 稲葉宿の中心には、美濃路稲葉宿本陣跡ひろばという歴史公園が整備されています。 この広場には「稲葉宿本陣跡の碑」があり、宿場の歴史を感じることができます。 歴史 近世 美濃路は、織田信雄が小牧・長久手の戦いの前に造らせた街道が起源とされています。 江戸時代には脇往還としての位置付けを持ち、稲葉村が宿場を構成していました。その後、小沢村が加宿となり、宿場町として発展しました。 稲葉宿には中...»
禅源寺は、愛知県稲沢市稲葉1丁目6-2に位置する臨済宗妙心寺派の寺院で、山号は金華山、本尊は十一面観音菩薩です。創建は永和2年(1376年)とされており、長い歴史と文化的価値を持つ寺院です。 歴史 創建と再興 禅源寺の始まりは、永和2年(1376年)に遡ります。寧一山国師の法孫である南禅寺第47世の太清宗渭和尚によって創建されました。 太清宗渭和尚は明徳2年(1391年)に京都で遷化しました。その後、約150年間は住職が不詳でしたが、永正9年(1512年)に妙心寺から訪れた勝岩和尚が荒廃していた禅源寺を再興し、中興開山とされました。 徳川家光との関わり 寛永4年(1627年)、虎岩...»
祖父江砂丘は、愛知県稲沢市祖父江町に位置する、日本では珍しい河畔砂丘の一つです。木曽川の流れによって形成されたこの砂丘は、「木曽川砂丘」とも呼ばれることがあります。その珍しい地形は、1988年(昭和63年)に「木曽三十六景」の一つとして選ばれました。 河畔砂丘とは 「砂丘」というと、鳥取砂丘のような海岸砂丘を思い浮かべる方が多いかもしれません。しかし、祖父江砂丘は川沿いに形成された「河畔砂丘」として知られています。河畔砂丘は、日本では極めて珍しい地形で、木曽川、最上川、利根川の流域にしか見られません。 祖父江砂丘は、木曽川の流れに加え、伊吹山から吹き下ろす「伊吹おろし」という季節風の影響...»
愛知県下水道科学館は、愛知県稲沢市平和町に位置する、下水道に関する学習・広報施設です。2017年4月1日からは、メタウォーター株式会社が命名権を取得し、「メタウォーター下水道科学館あいち」という愛称で親しまれています。 施設の概要 愛知県下水道科学館は、2000年に日光川上流浄化センターと平和処理場に隣接して開館しました。この施設は愛知県が設置し、公益財団法人愛知水と緑の公社とアクティオ株式会社の共同体である「A&A下水道科学館」によって管理されています。下水道の仕組みや水環境について、体験を通じて学ぶことができる場として、多くの人々に利用されています。 館内の特徴 館内には以...»
中高記念館は、愛知県稲沢市国府宮2丁目7-17に位置する歴史的建築物です。「中高」とは中島郡高等小学校を意味し、この建物は中島郡高等小学校の正面玄関として機能していました。明治中期に建てられた学校建築の遺構として、非常に貴重な文化財とされています。稲沢市に現存する最古の近代洋風建築物でもあります。 歴史 禅源寺時代(1880年~1912年) 中高記念館は1880年(明治13年)10月17日、中島郡稲葉村禅源山(現・稲沢市稲葉1丁目)の禅源寺付近に建設されました。その目的や設計者は不明ですが、1887年(明治20年)4月、この建物が中島郡高等小学校として利用されました。この学校は後に多くの...»
赤染衛門歌碑公園は、1989年(平成元年)2月28日に愛知県稲沢市にオープンしました。この公園は、平安時代の著名な女流歌人である赤染衛門と、その夫で尾張守を務めた大江匡衡の功績を後世に伝えるために設立されました。公園内には赤染衛門の歌碑や、大江匡衡の業績を記した石碑などが設置されています。 公園の概要 園内には以下の施設があります。 赤染衛門の歌碑(衣かけの松跡碑) 大江匡衡の業績を記した石碑 案内看板 擬木東屋とベンチ 駐車場(1台分) 赤染衛門とその歌 赤染衛門は、「やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて かたぶくまでの 月を見しかな」の歌で知られる平安時代の中古...»
ワイルドネイチャープラザは、愛知県稲沢市祖父江町に位置する自然豊かな公園です。この施設は、国営木曽三川公園の一つであり、木曽川特有の「祖父江砂丘」を活用して作られています。1996年(平成8年)8月に開園し、以来多くの来園者に自然との触れ合いの場を提供しています。 概況 ワイルドネイチャープラザは、木曽川を利用した水上スポーツや自然観察、アウトドアレクリエーションが楽しめる施設です。スタンドアップパドルボードやウィンドサーフィンなどのアクティビティが人気で、訪れる人々に自然の中でリフレッシュできる時間を提供しています。 さらに、この公園は「ワイルドネイチャープラザ」、「県営木曽川祖父江緑...»
岐阜タンメンは、多くのファンに支持されており、地域に根ざした飲食店として知られています。特に塩だしスープと野菜の旨みを活かしたタンメンは、シンプルながらも奥深い味わいが特徴です。 岐阜タンメンBBCの魅力と歴史 岐阜タンメンBBC(ぎふタンメンビービーシー)は、愛知県一宮市に本社を置き、岐阜県と愛知県を中心に「岐阜タンメン」や「博多ラーメン ばりばり軒」などの店舗を展開している企業です。その特徴的なメニューと独自の歴史は、多くの人々を惹きつけています。 岐阜タンメンBBCの概要 企業情報 岐阜タンメンBBCは、岐阜県と愛知県に店舗を構える飲食チェーンを運営する企業です。 運営ブラン...»
津島市は、愛知県西部に位置する歴史と文化のまちです。名古屋市中心部から西へ約7キロメートルという近さにありながら、1400年以上の歴史を誇る津島神社の門前町として、また木曽三川に支えられた湊町として発展してきました。現在も海部津島広域行政圏の中心都市として、行政・経済・文化の要となり、名古屋都市圏のベッドタウンとしての役割も担っています。 津島市の成り立ちと地理的特徴 津島市の市域は、ほぼ全域が海抜ゼロメートル地帯に位置しています。日光川、新堀川、善太川、目比川、佐屋川など、数多くの河川が網の目のように流れ、古くから水とともに生きる暮らしが営まれてきました。 江戸時代以前、市の中心部には...»
木曽川下流部に位置する堰「馬飼頭首工」は、木曽川大堰とも呼ばれ、愛知県稲沢市と岐阜県羽島市の県境に建設されています。この堰は、全長721.5m、幅7.5mの規模を誇り、独立行政法人水資源機構によって管理されています。本体の施工は前田建設工業が担当しました。 馬飼頭首工の概要 木曽川用水下流部の重要な水源として、1976年(昭和51年)に建設された馬飼頭首工。この地点には、かつて「旧・佐屋川取水口」がありましたが、堰の建設に伴い改良され、現在ではここから木曽川用水が流れ出しています。堰の目的は以下の3つに分類されます。 1. 上水道の供給 名古屋市への上水道供給をはじめ、三重県や知多半島...»
津島神社は、愛知県津島市に鎮座する歴史ある神社で、全国に広がる津島神社の総本社です。主祭神として、建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)を祀り、厄除けや疫病退散の神として信仰されています。 牛頭天王信仰の中心地の一つとして知られ、京都の八坂神社と並び、日本における牛頭天王信仰の二大社とされ、多くの参拝者が訪れる名社です。境内には多くの摂社・末社があり、また、国の重要文化財に指定された建造物も存在します。 津島神社の概要 社格と御祭神 津島神社は、かつて国幣小社であり、現在は神社本庁包括の別表神社に指定されています。 主祭神:建速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと) 相殿神...»
宝寿院は、愛知県津島市にある真言宗智山派の寺院で、山号は「牛頭山」です。本尊は薬師如来であり、厄除けや安産祈願の場として広く信仰を集めています。 宝寿院の歴史 古代から近世 寺伝によれば、弘仁9年(818年)、弘法大師(空海)が津島の地を訪れ、疫病に苦しむ人々のために堂を設け、薬師如来像を安置して祈祷したことが宝寿院の起源とされています。 江戸時代には、津島牛頭天王社(現在の津島神社)の神宮寺として本地堂が置かれ、周囲に実相院・明星院・宝寿院が並び立ち、神仏習合の形をとっていました。 近代—神仏分離と試練 明治時代の神仏分離により、1868年(明治元年)には神宮寺が廃止され、本地堂...»
天王川公園は、愛知県津島市にある都市公園です。かつて津島市内を流れていた天王川の名残を生かした公園であり、四季折々の自然を楽しめる憩いの場として親しまれています。また、日本の歴史公園100選にも選ばれており、藤の名所としても全国的に知られています。 天王川公園の歴史 公園の誕生 天王川公園の起源は、1899年(明治32年)に佐屋川が廃川となり、天王川が孤立して「丸池」と呼ばれる池が誕生したことにさかのぼります。この池の周辺を整備し、公園としての活用を進める動きが本格化しました。 公園整備の開始 1918年(大正7年)、当時の町会議員らが「津島公園建設ノ件ニ関スル建議案」を提出し、翌1...»
東公園は、愛知県津島市に位置する運動公園であり、市民の憩いの場として親しまれています。1974年(昭和49年)2月20日に供用開始され、市内を流れる日光川沿いに広がる12.5ヘクタールの広大な敷地を誇ります。 園内には、多彩な遊具や芝生広場のほか、運動施設、科学館などが整備されており、子どもから大人まで楽しめる施設が充実しています。また、津島市主催のスポーツイベント「スポーツフェスティバル IN TSUSHIMA」の会場としても利用され、多くの人々に親しまれています。 施設の紹介 錬成館 ― 日本の伝統武道を学べる施設 錬成館は、日本の伝統的な武道を学びながら心身を鍛えることを目的とし...»
尾張津島天王祭は、愛知県津島市および愛西市で行われる津島神社の伝統的な祭礼です。江戸時代の『東海道名所図会』には「津島祭」として記載されており、長い歴史を持つ祭りの一つです。 尾張津島天王祭の概要 尾張津島天王祭は、数か月にわたり様々な行事、儀式、神事が行われる大規模な祭礼です。その中でも特に重要なのが、7月第4土曜日の「宵祭(よいまつり)」と、その翌日に行われる「朝祭(あさまつり)」です。この二つの祭礼がクライマックスとなり、多くの観光客や地元の人々が訪れます。 この祭りは、「尾張津島天王祭の車楽舟行事」として重要無形民俗文化財に指定されており、2016年(平成28年)12月1日には「...»
尾張津島秋まつりは、愛知県津島市で毎年開催される歴史ある祭りです。この祭りは、津島神社の秋の例祭として行われ、豪華な山車(だし)の巡行やからくり人形の奉納が見どころとなっています。 尾張津島秋まつりの概要 祭りの起源と発展 尾張津島の二大祭礼といえば、「尾張津島天王祭」と「尾張津島秋まつり」です。秋まつりの起源は江戸時代に遡り、正徳元年(1711年)に津島神社の末社である市神社の祭礼で傘鉾(かさぼこ)が出されたのが始まりとされています。その後、各町が競い合うように山車を引き、華やかな祭り文化が形成されていきました。 大正15年(1926年)に津島神社が県社から国幣小社に昇格したことを記...»
あかだ・くつわは、愛知県津島市にある津島神社周辺で製造・販売される伝統的な和菓子です。2つは別々の菓子ですが、津島市の歴史的遺産として「あかだ・くつわ」という名称でまとめて紹介されることもあります。現在では津島神社東鳥居前に並ぶ3つの店舗がこの菓子を製造しています。 津島神社東鳥居前の3店舗 現在、津島神社東鳥居前には以下の3つの老舗店舗が並び、それぞれが伝統の味を守り続けています。 松儀商店 総本家角政 あかだ屋清七 これらの店舗では、長い歴史を誇る「あかだ」と「くつわ」を製造・販売し、多くの参拝者や観光客に親しまれています。 あかだ 〜日本一硬いお菓子〜 特徴と製法...»
愛知県の西端に位置する愛西市は、2005年に佐屋町、立田村、八開村、佐織町の2町2村が合併して誕生しました。木曽川を挟んで岐阜県および三重県と接するこの地域は、歴史的な名所や豊かな自然に恵まれ、多くの観光スポットが点在しています。 名所・旧跡 歴史ある街道と宿場町 佐屋街道 佐屋街道は江戸時代に整備された街道で、東海道の脇街道として発展しました。この道は、津島神社参拝者や商人たちが利用した重要なルートでした。 佐屋宿 佐屋宿は佐屋街道最大の宿場町であり、津島神社への参拝道の分岐点でもありました。歴史を感じさせる街並みが今も一部残っています。 佐屋代官所跡・佐屋本陣跡・佐屋御殿跡 ...»
古木江城は、かつて尾張国海西郡(現在の愛知県愛西市)に存在した日本の城で、小木江城とも表記されます。この城は戦国時代に重要な役割を果たし、織田信長の弟・織田彦七郎信興が築城したと伝えられています。現在では遺構はほとんど残っていませんが、城の鎮守であったと考えられる富岡神社があり、その周辺には美しい蓮の花が咲く「森川花はす田」が広がっています。 古木江城の概要 築城の背景 古木江城は、永禄年間(1558年~1570年)に織田信長の四男である織田彦七郎信興によって築かれました。この城は、伊勢長島の一向一揆勢力を抑えるための拠点として機能しました。 城の構造 古木江城は平城(平地に築かれた...»
西照寺は、愛知県愛西市東條町にある真言宗智山派の寺院です。本寺は、名古屋市中区にある別格本山「大須観音宝生院」の末寺であり、本尊として聖観音菩薩(聖観世音菩薩立像)を祀っています。 西照寺の概要 西照寺は、その歴史と信仰の深さから、地域の人々に親しまれてきた由緒ある寺院です。周囲には広大なハス畑が広がり、四季折々の美しい風景を楽しむことができます。 所在地 愛知県愛西市東條町に位置し、静かな環境の中に佇む寺院です。 西照寺の沿革 甚目寺の「西網之坊」との関係 西照寺はもともと「西網之坊(にしあみのぼう)」と呼ばれ、甚目龍麻呂(はだめたつまろ)が愛知県あま市に創建した「甚目寺観音」...»
東海大橋は、愛知県愛西市と岐阜県海津市を結ぶ橋で、木曽川と長良川の両方を跨ぐ重要な道路橋です。愛知県道・岐阜県道8号津島南濃線に属し、美しいワーレントラス構造が特徴です。かつては有料道路として利用されていましたが、現在は無料で通行できます。 橋の構造とデザイン 東海大橋はワーレントラス橋という構造で、斜めに交差するトラス材が美しく配列されています。これにより、橋の軽量化と強度のバランスが取られ、長年にわたり安全に利用されています。また、木曽川と長良川という2つの大きな川を跨ぐため、橋の長さは1,228メートルにも及びます。 東海大橋の歴史 有料道路としての開通 東海大橋は1969年(...»
弥富市は、愛知県の西部に位置し、日本有数の金魚の産地として知られる街です。市の歴史は古く、平安時代から発展してきました。地理的には、名古屋市や三重県四日市市へのアクセスが良く、交通の便が優れた地域でもあります。 弥富市の特産品 弥富金魚の魅力 弥富市は、日本における金魚の一大産地です。約100ヘクタールの養殖池があり、年間約5,000万匹の金魚を生産しています。尾数では奈良県大和郡山市に次ぐ規模ですが、品種数・養殖池の面積・売上高では日本一を誇ります。 日本国内で流通する約26種類の金魚すべてが弥富市で生産されており、その多様性と品質の高さで知られています。弥富市歴史民俗資料館では、約...»
長良川大橋は、愛知県愛西市と岐阜県海津市を結ぶ、長良川に架かる橋です。この橋は、愛知県道・岐阜県道・三重県道125号佐屋多度線の一部を構成し、地域の重要な交通インフラとなっています。 長良川大橋の特徴 長良川大橋は、木曽川に架かる立田大橋、揖斐川に架かる油島大橋とともに、愛知県・岐阜県・三重県の三県が共同で建設したものです。この三つの橋の中で最も最後に完成し、これにより愛知県の国道155号線と三重県の国道258号線が接続されました。 また、愛知県・三重県方面から木曽三川公園(木曽三川公園センター)へ向かうアクセス道路としても利用され、多くの観光客やドライバーに親しまれています。 長良川...»
138タワーパークは、愛知県一宮市に位置する、雄大な自然と都市景観が調和した総合公園です。一宮市の象徴ともいえる高さ138メートルの展望タワー「ツインアーチ138」を中心に、広大な芝生広場、四季折々の花畑、自然体験施設、イベント空間などが整備され、年間を通して多くの人々が訪れる人気の観光・レクリエーションスポットとなっています。 本公園は、愛知・岐阜・三重の三県にまたがる日本最大級の国営公園である「国営木曽三川公園」の三派川地区を構成する施設の一つで、総面積は約26.4ヘクタールにも及びます。木曽川の流れと広い空に抱かれた開放的な環境は、訪れる人に心地よい安らぎと感動を与えてくれます。 一...»
立田大橋は、愛知県愛西市の木曽川に架かる桁橋であり、愛知県道・岐阜県道・三重県道125号佐屋多度線の一部を形成しています。長良川の長良川大橋、揖斐川の油島大橋とともに、愛知県、岐阜県、三重県をつなぐ交通の要所となっています。特に木曽三川公園(木曽三川公園センター)へのアクセスとしても重要な役割を担い、休日には多くの車が行き交います。 立田大橋の基本情報 橋の概要 立田大橋は1984年(昭和59年)に開通し、長さ966m、幅12mの橋梁です。片側一車線の道路となっており、両側に歩道が設置されているため、歩行者や自転車の通行も可能です。また、左岸の堤防道路へは歩行者と自転車が直接降りることが...»
船頭平閘門は、愛知県愛西市立田町福原に位置し、木曽川と長良川を結ぶ貴重な閘門です。明治時代の三川分流工事の一環として建設され、現在もその機能を保ちつつ、歴史的建造物として多くの人々に親しまれています。 船頭平閘門の歴史 木曽三川の治水と閘門の必要性 かつて、木曽川・長良川・揖斐川の「木曽三川」は下流域で何度も合流と分岐を繰り返す特徴を持ち、洪水が頻発する地域でした。江戸時代には何度も治水工事が行われましたが、抜本的な解決には至りませんでした。 明治時代に入ると、西洋の最新土木技術を導入した本格的な治水工事が求められるようになります。明治政府は1877年(明治10年)、オランダ人技師ヨハ...»
愛知県弥富野鳥園は、愛知県弥富市にある野鳥の観察施設です。渡り鳥をはじめとする多くの野鳥が集まるこの場所では、保護や調査、観察活動が行われ、自然とふれあいながら学ぶことができます。 概要 弥富野鳥園は、野鳥の保護や調査、観察を通じて、野鳥保護の大切さを広めることを目的に1975年(昭和50年)5月に開園しました。約36ヘクタールの広大な敷地のうち、約33ヘクタールは保護地として管理されており、一般の来園者は立ち入ることができません。一方、約3ヘクタールの小公園には観察施設を兼ねた本館があり、訪れる人々が野鳥について学べる環境が整っています。 木曽川、長良川、揖斐川の河口から庄内川河口にか...»
弥富市歴史民俗資料館は、愛知県弥富市前ケ須町南本田にある博物館です。2022年(令和4年)に「弥富まちなか交流館」内へ移転し、地域の歴史や文化、特産品である金魚や文鳥の展示を行っています。館内には、貴重な資料や展示物が多数揃い、弥富市の歴史と文化を深く知ることができます。 施設の概要 弥富市歴史民俗資料館は、もともと弥富市前ケ須町野方にありましたが、2022年に「弥富まちなか交流館」内へ移転しました。展示内容は、弥富市の伝統や産業、文化に関するものが中心で、特に金魚と文鳥の展示が有名です。館内は無料で見学できるため、気軽に訪れることができます。 展示内容 金魚の展示 弥富市は奈良県大...»
海南こどもの国は、愛知県弥富市にある県立の児童遊園です。1985年に開園し、広大な敷地を活かしたさまざまな遊具や施設が設けられています。園内にはゴーカートや水上自転車、アスレチック遊具、夏季限定のプールなど、子どもたちが思いきり楽しめる施設が充実しています。 施設の概要 海南こどもの国の成り立ち 海南こどもの国は、1985年(昭和60年)10月6日に、当時の海部郡十四山村(現在の弥富市)に開園しました。敷地面積は約10万平方メートルあり、標高0メートル地帯に位置しています。開園当初は「愛知こどもの国協会」によって運営されていましたが、1999年(平成11年)4月1日より、指定管理者として...»
立田輪中人造堰樋門は、愛知県弥富市にある歴史的な水門で、弥富市指定文化財に認定されています。農業用水の管理と排水を目的として建設され、現在は輪中公園の一部として保存されています。 概要 立田輪中人造堰樋門は、かつて農業排水を鍋田川(木曽川の派川)に流すために建設された樋門です。「中山樋門」とも呼ばれ、地域の治水対策において重要な役割を果たしました。現在、周辺は整備され、輪中公園として親しまれています。 規模と構造 樋門部分 樋門の構造は以下のようになっています。 全長:約26メートル 全幅:約9.5メートル 高さ:水面から約8メートル この樋門は水路の橋の役割も担い、...»
弥富金魚は、愛知県弥富市およびその周辺地域で養殖されている金魚で、日本を代表するブランド金魚として知られています。 豊富な品種と高品質な養殖技術により、日本国内外の金魚愛好家から高い評価を受けています。 弥富金魚の特徴 日本随一の品種数と生産規模 弥富市を中心に、津島市、愛西市の旧佐織町域、海部郡飛島村などで養殖されている金魚が「弥富金魚」と呼ばれます。 この地域は、日本に存在するすべての金魚品種(26種類)を養殖している、国内でも珍しい産地です。 約100ヘクタールに及ぶ養殖池で年間5,000万匹もの金魚が生産されており、尾数では奈良県大和郡山市に次ぐ規模ですが、品種数、養殖池面積、...»
あま市は、愛知県の北西部に位置し、尾張地方に含まれる都市です。名古屋市の西に隣接し、交通の便が良いため、名古屋のベッドタウンとして発展しています。七宝焼の伝統工芸や、戦国時代の名将にゆかりのある史跡が数多く存在し、神社仏閣や古戦場跡、歴史資料館なども点在しています。 あま市の概要 七宝焼の街・七宝地区 あま市の七宝地区では、江戸時代末期から伝統工芸品である七宝焼の製造が盛んに行われてきました。七宝焼は、金属の表面にガラス質の釉薬を焼き付ける技法を用いた美しい工芸品で、経済産業省指定の伝統的工芸品にも選ばれています。「尾張七宝」として全国的に有名であり、七宝焼に関する資料館などもあります。...»
甚目寺は、愛知県あま市(旧・海部郡甚目寺町)にある真言宗智山派の寺院です。山号は「鳳凰山」。地名の由来ともなっているこの寺院は、古くから「甚目寺観音」として親しまれています。 甚目寺の歴史 創建と伝承 伝承によれば、推古天皇5年(597年)、伊勢国の海人豪族である甚目龍麿(はだめたつまろ)が漁をしていた際、海中から観音像を引き上げたことが寺の起源とされています。この観音像は、敏達天皇14年(585年)に物部守屋と中臣勝海によって海に投じられた三体の仏像のうちの一体(聖観音)であると伝えられています。 勅願寺としての発展 天智天皇が病を患った際に甚目寺で祈祷を行い、その後回復したことか...»
蓮華寺は、愛知県あま市蜂須賀にある真言宗智山派の寺院で、池鈴山の山号を持ち、本尊として阿弥陀如来を祀っています。弘仁年間(810年 - 824年)に弘法大師空海によって創建されたと伝えられ、戦国時代の武将・蜂須賀小六正勝の菩提寺としても知られています。さらに、尾張徳川家からも寺領が安堵されるなど、歴史的に重要な寺院です。 蓮華寺の歴史と由緒 弘法大師による創建 蓮華寺の創建は弘仁年間(810年 - 824年)にさかのぼり、弘法大師(空海)による開山と伝えられています。その後、この地から出た蜂須賀氏が帰依し、阿波国(現在の徳島県)に移った蜂須賀家の支援を受けながら発展しました。 蜂須賀小...»
愛知県あま市にある曹洞宗の寺院「菊泉院」は、戦国武将・福島正則の菩提寺として知られています。鎌倉時代に創建され、江戸時代に至るまで地域の信仰の中心として栄えてきました。 菊泉院の概要 寺院の基本情報 菊泉院は、愛知県あま市二ツ寺字屋敷に位置する曹洞宗の寺院であり、瑞祥山(ずいしょうざん)の山号を持っています。戦国時代の名将である福島正則の菩提寺として、歴史的な価値の高い場所です。 菊泉院の歴史 菊泉院の創建は鎌倉時代に遡ります。その後、1592年(文禄元年)に禅宗(曹洞宗)として改めて開山されました。江戸時代に入ると、福島正則ゆかりの寺として広く知られるようになり、地域の人々に大切に...»
實成寺は、愛知県あま市中萱津に所在する日蓮宗の寺院です。山号は「長久山」と称し、旧本山は京都の大本山本圀寺(六条門流)に属していました。莚師法縁(隆源会)に属する寺院であり、長い歴史と由緒ある建築物を有することでも知られています。 實成寺の歴史 鎌倉時代からの起源 實成寺は、鎌倉時代には真言宗に属しており、当時は「十如堂」と呼ばれる護摩堂でした。このことは、国宝「鎌倉円覚寺蔵尾張國富田荘絵図」にも記録されており、そこには「大御堂」と記されています。 日蓮宗への改宗と再興 元応元年(1319年)、日蓮聖人の弟子である中老日妙が隠居し、この地に實成寺を創建しました。その後、明応3年(14...»
漆部神社は、愛知県あま市甚目寺東門前にある歴史ある神社です。甚目寺観音の西側に隣接し、日本で唯一、漆や漆器を祀る延喜式内社として知られています。かつては甚目寺の鎮守社として信仰を集めましたが、明治時代の神仏分離により独立しました。現在も、漆や塗料に関わる職人や工芸家をはじめ、多くの参拝者が訪れる神社です。 漆部神社の歴史 創建と変遷 漆部神社の創建時期は明確ではありませんが、平安時代に編纂された『延喜式神名帳』に記載されていることから、古くから存在することが分かります。創建当初の名称は「漆部神社」でしたが、鎌倉時代以降、「漆部天神」や「八大明神社」と改称される時期がありました。その後、昭...»
萱津神社は、愛知県あま市上萱津にある神社です。この神社は、日本で唯一「漬物の神様」を祀る神社として知られており、漬物に関する神事が古くから続いています。 神社の概要 萱津神社は、境内に「香の物殿(こうのものでん)」という建物を持ち、ここで漬物を奉納する伝統があります。毎年8月21日に開催される「香の物祭(こうのものまつり)」には、全国の漬物業者が参列し、漬物文化の発展を祈願します。 萱津神社の歴史と由緒 創建の歴史 萱津神社の創建時期は不明ですが、古くから「草ノ社(くさのやしろ)」「種の社(たねのやしろ)」「阿波手の杜(あわてのもり)」と呼ばれていました。尾張国神明帳には「従三位萱津...»
あま市七宝焼アートヴィレッジは、愛知県あま市にある七宝焼をテーマにした総合施設です。ここでは、七宝焼の歴史や技法を学ぶだけでなく、実際に体験し、伝統工芸の魅力に触れることができます。 施設の概要 この施設は、約180年の歴史を持つ「尾張七宝」を広く知ってもらうため、2004年(平成16年)4月に開館しました。2010年(平成22年)3月22日に七宝町が美和町、甚目寺町と合併し「あま市」が発足した際に、施設の名称も「七宝町七宝焼アートヴィレッジ」から現在の「七宝焼アートヴィレッジ」に改められました。 施設の構成 七宝焼アートヴィレッジは、大きく分けて以下の2つのエリアから構成されています...»
あま市美和歴史民俗資料館は、愛知県あま市花正七反地1番地にある歴史と民俗に関する博物館です。かつての美和町に設立され、地域の歴史や文化を伝える貴重な資料を展示しています。 展示内容 1階展示室 – 昔の暮らしと農業 1階の展示室では、「米づくりと昔のくらし」「郷土の歴史とくらしの道具」をテーマにした民俗資料を展示しています。ここでは、かつての農業や生活の様子をリアルに再現したセット展示があり、当時の生活を視覚的に学ぶことができます。 2階展示室 – 考古資料と戦国武将 2階の展示室では、旧美和町域の遺跡から発掘された弥生時代以降の考古資料や、条里制に基づく地名の歴史を紹介しています。...»
あま市甚目寺歴史民俗資料館は、愛知県あま市甚目寺東大門8番地にある博物館です。甚目寺観音の南側に隣接する甚目寺産業会館の3階に位置しており、旧甚目寺町に関する貴重な資料を数多く展示しています。 この資料館では、甚目寺町域で発掘された考古資料や、室町時代の甚目寺を復元したミニチュア、重要文化財である涅槃図の複製、さらには地域の農具・民具、伝統行事に関する資料など、地域の歴史や文化を深く知ることができる展示が行われています。 歴史 甚目寺町からあま市へ この資料館は、1986年(昭和61年)11月3日に甚目寺町歴史民俗資料館として開館しました。もともとは旧甚目寺町(海部郡甚目寺町)に属して...»
尾張七宝は、愛知県あま市および名古屋市において発展した七宝焼きの一種で、経済産業省の伝統的工芸品に指定されています(第29次指定・平成7年4月5日)。また、地域団体商標としても登録されており、その技術と美しさが広く認められています。 尾張七宝の歴史と特徴 尾張七宝の起源は、天保年間(1830~1844年)に遡ります。尾張国に住んでいた梶常吉が、オランダ船によって輸入された七宝の皿を手がかりに製造技法を発見し、独自の改良を加えたことが始まりとされています。 尾張七宝は、銅や銀などの金属を素地とし、その表面にガラス質の釉薬を施す技法が特徴です。花鳥風月や風景などの図柄をあしらうことが多く、特...»
方領大根は、愛知県あま市を中心に生産される大根の品種であり、尾張大根の代表格とされています。その独特な形状と風味から、全国的にも知られた主要品種のひとつです。 方領大根の特徴 形状と色 方領大根は、一般的な青首大根とは異なり「白首大根」に分類されます。色は純白で、先端が細くなり、独特のカーブを描くのが特徴です。この形状は、水牛の角に例えられることもあります。 味と食感 方領大根は煮物に適しており、煮込むことで甘みが増し、柔らかくなる特性を持っています。練馬大根の祖先ともいわれることから、古くから料理に活用されてきました。 方領大根の歴史 発祥の地 〜あま市方領〜 方領大根は、愛...»