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ナガシマスパーランド

絶叫アトラクション&ジャンボ海水プール

ナガシマスパーランドは、西日本有数の絶叫マシンが揃う遊園地として、その名を広く知られています。「東の富士急、西のナガシマ」と称されるように、特に絶叫系アトラクションの豊富さで有名です。2023年1月現在、園内には12種類のローラーコースターがあり、その数は日本一です。地元の東海地方だけでなく、関西地方からも多くの来園者が訪れ、季節を問わず賑わいを見せています。夏には「ジャンボ海水プール」もオープンし、さらなる魅力を提供しています。

隣接施設

ナガシマスパーランドには、リゾート施設が充実しており、訪れる人々に多彩な楽しみを提供しています。大型温泉施設の「湯あみの島」や、上質な宿泊施設である「ホテル花水木」「ガーデンホテルオリーブ」「ホテルナガシマ」が隣接しています。また、「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」もあり、ショッピングを楽しむことができるため、家族連れやカップルに人気のスポットとなっています。

年間利用者数

ナガシマスパーランドの人気は、年間利用者数にも表れています。2011年に発表されたThemed Entertainment Associationによると、ナガシマスパーランドの年間利用者数は約582万人で、世界のテーマパークの中で16位にランクインしています。日本国内では、東京ディズニーランド、東京ディズニーシー、レゴランド・ジャパン、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンに次ぐ規模を誇っています。さらに、ナガシマリゾート全体では年間約1510万人の入場者があり、東海地方の主要施設の中で11年連続で首位をキープしています。

人気アトラクションと待ち時間

ナガシマスパーランドのアトラクションは、休日やゴールデンウィーク、お盆などの繁忙期には特に混雑します。中でも「白鯨」や「スチールドラゴン2000」は非常に人気が高く、2時間以上の待ち時間が発生することもあります。しかし、平日の午前中であれば、30分ほどで乗ることができるため、比較的スムーズに楽しむことが可能です。

イメージキャラクターの変遷

2003年10月から、ナガシマスパーランドのイメージキャラクターには「ピーターラビット」が採用されました。園内では関連グッズが販売されており、来園者に人気です。以前は「ウッディー・ウッドペッカー」がイメージキャラクターとして親しまれていましたが、大阪にユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)が開園したため、キャラクターが変更されました。

テレビドラマのロケ地

ナガシマスパーランドは、テレビドラマのロケ地としても知られています。特に、石原プロモーションが制作したテレビ朝日系ドラマ『西部警察 PART-II』第37話および『西部警察 PART-III』の正月スペシャル「燃える勇者たち」で、ロケ地として使用されました。これにより、さらに知名度が上がり、観光客の注目を集める場所となりました。

ゆるキャラグランプリ

2017年11月18日・19日には、「ゆるキャラグランプリ2017」がナガシマスパーランドで開催され、多くの来園者が訪れました。このイベントは、地域のマスコットキャラクターたちが競い合うもので、ナガシマスパーランドに新たな賑わいをもたらしました。

注目のアトラクション

ハイブリッドコースター 白鯨(はくげい)

「白鯨」は、木製コースター「ホワイトサイクロン」をリニューアルし、2019年3月28日にオープンした国内初のハイブリッドコースターです。最高点55m、最高速度107km/h、最大傾斜角80°、コース全長1530mといったスペックを誇り、建設費は28億8千万円に達しました。このコースターでは、従来の木製コースターでは実現できなかった多彩な動きを体感することができます。

スチールドラゴン2000

「スチールドラゴン2000」は、2000年8月1日に営業を開始したローラーコースターで、最高部高度97m、最大落差93.5m、最高速度153km/h、全長2479mを誇ります。当時、4項目でギネス記録に認定された世界最大級のコースターであり、現在でも総走行距離では世界最長を誇ります。巻き上げ式ローラーコースターとして、かつては世界一の高さ、落差、速度を誇っていました。

フライングコースター アクロバット

ナガシマリゾートの開業50周年を記念して、2015年7月18日にオープンした「アクロバット」は、日本初の大型フライングコースターです。乗客がうつぶせの状態で走行するのが特徴で、コース中にはプレッツェル状のループやスクリュー回転、噴水による演出が設けられています。スペックはアメリカのシーワールド・オーランドにある「マンタ」と同じで、総工費は約37億円(周辺施設含む)です。

4Dスピンコースター 嵐(ARASHI)

2017年3月10日にオープンした「嵐」は、日本初の4Dスピンコースターです。このアトラクションは、アメリカのS&Sワールドワイド社のモデルを採用しており、レールから横にはみ出した座席が走行中に前後に回転します。乗客の重量バランスによって回転数が変化し、最高点34m、全長310m、最高速度65km/h、最大勾配90°、最大加速度3.0Gといった迫力ある体験が楽しめます。総工費は8億円で、定員は8人(2列×2人×2列×5両)です。

コークスクリュー

「コークスクリュー」は、1978年7月2日に営業を開始したナガシマスパーランド初期の絶叫マシンです。ワインの栓抜きを模した360度ひねりのダブルコークスクリューが特徴で、アメリカのArrow社によって制作されました。2011年9月19日に一旦営業を終了しましたが、2012年3月17日に移設して営業を再開し、スクリュー部分を450mから390mに短縮しました。

ファミリー向け施設

名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク

ナガシマスパーランドのメインゲート向かって左側の旧駐車場部分には、2010年4月23日に「名古屋アンパンマンこどもミュージアム&パーク」がオープンしました。この施設は、中京テレビと長島観光開発、株式会社アンパンマンチルドレンスミュージアムの共同出資で設置され、アンパンマンのショーやアトラクション、関連グッズのショップや飲食店が揃っています。横浜アンパンマンこどもミュージアムに続く国内2か所目の施設として、家族連れに人気です。

宿泊施設と温泉施設

ホテル花水木

「ホテル花水木」は、純和風の高級リゾートホテルで、伊勢湾の美しい景色を楽しめます。ディナーショーや宴会などのイベントも開催されており、特別なひとときを過ごすことができます。

ガーデンホテルオリーブ

「ガーデンホテルオリーブ」は、和室を主体としたホテルで、バイキング形式の食事が人気です。ファミリーやグループでの利用に適しており、リラックスした滞在が楽しめます。

ホテルナガシマ

「ホテルナガシマ」は、全室洋室のホテルで、部屋風呂には天然温泉が使用されています。快適な設備と温泉を満喫しながら、リゾート気分を味わうことができます。

湯あみの島

「湯あみの島」は、長島温泉を利用した露天風呂を中心とした温泉テーマパークです。大広間ステージでは歌手のコンサートなども行われ、訪れる人々にリラクゼーションとエンターテインメントを提供しています。

これらの宿泊施設は連絡通路でつながっており、宿泊者専用のナガシマスパーランド入場ゲートも設けられています。また、宿泊者は「湯あみの島」「ナガシマスパーランド」「なばなの里」への入場が無料になる特典や無料送迎サービスを利用することができます。

ショッピングとその他の施設

三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島

ナガシマスパーランドの駐車場内には、国内最大級のアウトレットモールである「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島」があります。ここでは、240以上の店舗が並び、ファッション、アクセサリー、グルメなど多彩なショッピングを楽しむことができます。

なばなの里

桑名市長島町内に位置する「なばなの里」は、四季折々の花が咲き誇るテーマパークです。ベゴニアガーデンや足湯、地ビールが有名で、特にウィンターイルミネーションは日本最大級の規模を誇り、多くの観光客が訪れます。

ナガシマカントリークラブ

ナガシマリゾートには、三重県いなべ市に位置する「ナガシマカントリークラブ」も含まれており、ゴルフ愛好者にとっての理想的な施設となっています。

ナガシマリゾートは、ナガシマスパーランドを中心に、これらの施設が一体となって構成されており、訪れる人々に多彩な楽しみ方を提供しています。

Information

名称
ナガシマスパーランド
Nagashima Spa Land
リンク
公式サイト
住所
三重県桑名市長島町浦安333
電話番号
0594-45-1111
アクセス

桑名駅からバスで20分 *終点下車
東名阪自動車道長島ICから車で20分
伊勢湾岸自動車道湾岸長島ICから *すぐ

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