日産スカイラインのCMで一躍有名に
このポプラの木が広く知られるようになったきっかけは、1972年に日産スカイラインのCM「地図のない旅」編のロケーション撮影に使われたことです。
CMには美瑛の丘陵地帯とともにこの木が登場し、その印象的な風景が多くの人の記憶に残りました。CM放送後に観光名所として知られるようになり、出演者の役名にちなんで「ケンとメリーの木」と呼ばれるようになりました。
美瑛を象徴する丘の風景
美瑛には、広大な農地と緩やかな丘が織りなす「パッチワークの丘」と呼ばれる美しい景観が広がっています。
その中でも、農地の中に1本だけ立つケンとメリーの木は、シンプルでありながら印象的な風景をつくり出しています。広い空と丘陵地帯を背景にした姿は、美瑛らしい雄大な景色を感じさせてくれます。
四季によって変わる美しい表情
ケンとメリーの木は、季節によって周囲の景色が大きく変化します。
春には新緑が芽吹き、夏には緑豊かな農地の中にポプラが立つ爽やかな風景が広がります。秋には色づいた大地が美しく、冬には雪原の中に佇む木が幻想的な姿を見せます。
季節や天候、時間帯によって異なる表情を楽しめるため、写真撮影にも適したスポットです。
大切に守られている1本の木
ケンとメリーの木は私有地内にあるため、訪れる際には周囲の農地や土地に立ち入らないなど、マナーを守って見学することが大切です。
撮影スポットには、この木の名称の由来や、長い年月を重ねた老木を大切にしてほしいという趣旨の案内が掲示されています。美瑛の美しい景観とともに、地域の大切な風景として丁寧に見守られている木です。
美瑛の丘を巡るドライブにもおすすめ
ケンとメリーの木の周辺には、美瑛を代表する丘の風景や観光スポットが点在しています。四季彩の丘や青い池、白金温泉などと組み合わせれば、美瑛の自然をより深く楽しめます。
広大な農地の中を走るドライブでは、観光名所だけでなく、道路沿いに広がる何気ない丘の風景も楽しめます。季節ごとに変化する美瑛の景観を眺めながら、ゆっくり巡るのもおすすめです。
美瑛の自然と歴史を感じる風景
ケンとメリーの木は、1本のポプラがつくり出す素朴な美しさと、1970年代のCMによって生まれた物語をあわせ持つ観光スポットです。
広々とした丘陵地帯の中に立つ姿を眺めれば、美瑛ならではの雄大な自然を感じることができます。美瑛を訪れた際には、周辺の丘の風景とともに、この印象的な1本の木を訪ねてみてはいかがでしょうか。