ベネッセハウスと同じく建築家・安藤忠雄氏が設計。建築そのものが芸術作品となっている。
クロード・モネの「睡蓮」と、直島に長くかかわってきた現代を代表する美術作家ジェームズ・タレルとウォルター・デ・マリアの作品が永久設置されている。
地中美術館(ちちゅうびじゅつかん)は、香川県直島町に位置する現代アートの美術館で、1992年に開館しました。この美術館は、世界的に有名な建築家安藤忠雄氏によって設計され、その独自の建築スタイルと自然との調和が高く評価されています。地中美術館は、地中に埋め込まれたような形状の建物で、周囲の自然環境と一体となったデザインが特徴です。
地中美術館の建築デザインは、安藤忠雄氏の「地中の美」という理念に基づいています。建物は地面に埋め込まれたように見え、周囲の自然と調和した静かな存在感を持っています。美術館の外観は、コンクリートのシンプルな壁面と大きなガラス窓が特徴で、内部の展示空間が自然光に包まれるように設計されています。また、屋根には緑が植えられ、自然と共生する設計が施されています。
地中美術館は、主に現代アートを中心に展示しており、特に著名なアーティストの作品が多く収蔵されています。美術館のコレクションには、草間彌生氏、ジェームズ・タレル氏、アンディ・ウォーホル氏など、世界的に有名なアーティストの作品が含まれています。特に、草間彌生氏の「南瓜」シリーズやジェームズ・タレル氏の光のインスタレーションなど、独創的な作品が展示されており、訪れる人々に強い印象を与えています。
地中美術館へのアクセスは、香川県高松市からフェリーで直島に渡り、そこからバスやタクシーで約10分の距離です。また、直島内にはレンタサイクルのサービスもあり、島内を自転車で移動しながら観光することも可能です。美術館内には、展示室のほかにカフェやミュージアムショップがあり、作品鑑賞の合間にリラックスすることができます。
地中美術館が位置する直島町には、他にも多くの観光スポットがあります。例えば、「ベネッセハウス」や「家プロジェクト」といった、現代アートと建築が融合した施設が点在しています。また、「直島銭湯・温泉」では、アートとリラクゼーションが楽しめる入浴体験ができます。直島町を訪れる際には、これらのスポットも合わせて観光することで、より豊かな体験が得られるでしょう。
地中美術館を訪れる際は、事前にチケットを予約することをお勧めします。特に繁忙期には混雑することがあるため、予約をしておくことでスムーズに入館することができます。また、美術館内では展示品の撮影が禁止されている場合があるので、ルールを守りながら鑑賞してください。直島の自然や他のアート施設との組み合わせで、充実した旅行を楽しんでください。
地中美術館は、その独自の建築デザインと現代アートの展示で、多くのアートファンや観光客に愛される美術館です。安藤忠雄氏の設計による地中の美が感じられるこの場所では、世界的なアーティストの作品を楽しむことができ、訪れる人々に深い感動を提供します。直島町の他の観光スポットと合わせて訪れることで、より充実したアート体験が可能です。
3月~9月 10:00~18:00
10月~2月 10:00~17:00
月曜日 ※祝日の場合開館、翌日休館
2,100円
※15歳以下無料
宮浦港からバスで15分 *つつじ荘バス停下車無料シャトルバスに乗り換えて約10分