竹富島は、八重山諸島に位置する小さな島で、周囲は約9kmです。石垣島から高速船で10分ほどでアクセスでき、美しいコバルトブルーの海と白い砂浜に囲まれています。
島の集落には、沖縄の古来からの風景が残り、白い砂が敷き詰められた道と赤瓦の木造民家があります。
この街並み全体が、重要伝統的建造物群保存地区に指定されており、赤い屋根とシーサーなど、沖縄の原風景が今も残っています。
竹富島の民家は、石垣に囲まれているため、軒から下の部分は目立ちません。よって、民家の屋根が集落景観の大切な要素となります。
竹富島の場合、民家の屋根の大半は赤瓦葺きで、雌瓦と雄瓦をかぶせ、漆喰で固めています。これは、この地方の風土条件の下で発展したもので、強風で瓦が飛ぶことを防ぐためです。
瓦の赤褐色と漆喰の白色のコントラストが鮮やかで、上には魔除けの獅子「シーサー」が置かれます。
島民たちは伝統的な暮らしを守り、600年以上にわたる奉納芸能も今も続いています。
竹富島はサンゴ礁が広がり、多くの美しいビーチや世界的に有名なダイビングスポットがあります。
また、「西桟橋」から見るサンセットも美しい景色として知られています。
竹富島は、ドラマ「つるかめ助産院〜南の島から〜」のロケ地としても有名です。
石垣港離島ターミナルから高速船で10分
港から集落行き・ビーチ行きバスが運行しています