勝連半島と平安座島を繋ぐ5.2キロの道路です。海の中を堤防の上に造られた土手道が伸び、橋ではなく船舶航行のための橋1か所と潮流確保のための水路2か所が設置されています。
この道路は直線的な線形を持ち、4車線で、沖縄の代表的なシンボルロードにもなっています。
産業道路として建設されましたが、現在ではレジャースポットとしても人気があります。
この海中道路は、堤防の上に築かれているため、橋とは違い、目線とほぼ同じ高さで海を見渡すことができます。
そして、その両側には美しいエメラルドグリーンの遠浅の海が広がっています。
沖縄本島からこの道路を走って平安座島、宮城島、伊計島へ渡るルートは、人気のドライブコースとなっています。
そして、道路の中間地点にある海の駅「あやはし館」は、駐車場、トイレ、道路情報室などを備えたロードパークです。
施設には、レストランやシャワー設備も完備されており、海のレジャーにも利用できます。
さらに、海の文化資料館や直売店もあり、直売店ではイグサで編んだムシロや手工芸品、沖縄のお土産なども販売されています。
この海中道路は、1971年に着工され、翌年に2車線の道路として開通しました。1999年に4車線化が完了し、道路の中ほどにロードパークが完成しました。そして、海水の循環のために掛かっていた橋も長いものに掛け替えられました。
那覇バスターミナルからバスで140分