古宇利大橋は、沖縄のアダムとイブ伝説が伝えられる「恋の島」として有名な離島、古宇利島と屋我地島をつなぐ海上橋で、全長1,960メートルにも及びます。
屋我地島は本部半島と橋でつながっているため、那覇から車で行くことができます。
橋を渡ると、まるで海の上を走っているかのような気分になることでしょう。
2005年に開通し、開通当時は日本国内の離島架橋の中で最長の無料橋でした。
現在は宮古島と伊良部島を結ぶ伊良部大橋に次いで、沖縄県内で通行無料の橋としては2番目に長い橋となっています。
橋の両側にはエメラルドグリーンの海が広がり、絶景のドライブコースとしても人気です。
古宇利大橋を渡ってすぐ左手には、古宇利ビーチや地元の特産品が楽しめる古宇利ふれあい広場があり、観光客でにぎわっています。
なお、この橋は沖縄県内で2番目に長い橋ですが、風速20mを超えると安全確保のために橋のたもとのゲートを閉鎖して通行規制が行われることもあるようです。
屋我地島側には南詰展望所があり、草が茂る緑の小さな小島、カエル島と古宇利大橋、碧い海の景色を海岸か眺められます。
古宇利大橋は、開通後すぐにドラマや映画の撮影などに使用され、その美しい風景が注目を集めました。
また、夜間には男柱のスリット部に埋め込まれた緑色の照明が、神秘的な空間を演出しています。
古宇利島に伝わる人類発祥伝説にちなんで、男柱と女柱で構成されている親柱も見どころの一つです。
沖縄自動車道許田ICから国道58号を北上、県道110号から屋我地島へ入り古宇利大橋へ
許田ICから約26km、車で約40分