日の出の1時間前から営業しており、朝焼けの中での入浴もできる山間の温泉入浴施設。
2つの露天風呂があり「あっちの湯」「こっちの湯」というユニークなネーミング。
右手に「こっちの湯」、左手奥に「あっちの湯」があり、入りたいほうを自由に選ぶ。それぞれ男女別の内湯と露天風呂あり。
掛け流しの天然温泉で、こっちの湯とあっちの湯でそれぞれ別の源泉を使用している。
どちらも標高約700メートルの場所にあり、温泉からの眺望が抜群で、連日多くの観光客や登山客で賑わう。
いずれも眼下には甲府の街が広がり、あっちの湯では左手に富士山と右手に大菩薩嶺、こっちの湯からは正面に富士山を望む。
夜には空一面に星が瞬き、その美しさは星空が天井のよう。
こっちの湯
スタッフによる手づくりの建物で、木造りと岩造りの風情ある雰囲気。
山頂から正面に富士山を望む。
泉質はアルカリ性単純温泉。
あっちの湯
広さが「こっちの湯」の2倍。
日の出の1時間前から営業を開始するため、湯船に浸かりながら日の出を見るために多くの客が訪れる。
泉質はアルカリ性単純温泉(低張性アルカリ性温泉)。
PH10.1の強アルカリでお肌すべすべ、湯冷めしにくく、柔かい手触り。
ほったらかし
もともと老人ホームの設備とする予定で温泉を掘ったが、老人ホームの計画が白紙となったため、温泉だけが残ってしまった。
そこで手づくりで「こっちの湯」をつくり、サービスはないけれど、素晴らしい景色と温泉を勝手に楽しんでもらおうと“ほったらかし”温泉と名付けられた。
拡大中
自然の立地のままは変わらず、「あっちの湯」ができて、木のぬくもりある休憩所や食事処もあり、施設が充実している。
日の出1時間前~22時 (最終受付21時半)
年中無休
入浴料 (一風呂)
大人 800円
小人400円(0歳~小学6年生まで)
山梨市駅→タクシーで10分