世界で唯一の野生のニホンザルが温泉で入浴を楽しむ姿を間近で観察できる施設。
志賀高原を源とする横湯川の渓谷にある地獄谷温泉の一番奥にあり、100頭以上のサルの群れが付近に生息している。
寒い時にサルが専用の露天風呂につかり体を温めるユーモラスな光景が特に人気。
サルの仲間の多くは熱帯・亜熱帯地域に生息しており、冬場に温泉に入るニホンザルの姿は海外でスノーモンキー(snow monkey)と呼ばれ非常に有名。
海外のメディアで紹介されることもしばしばあり、不便な道のりにもかかわらず国外から多くの観光客が訪れている。
猿と人間の共生を観光客に見せることを徹底して、半野生状態であるため、サルは観光客に無関心で怖がらない。
営業時間内であっても公苑に現れないこともある。
標高850メートル、1メートルを越える積雪があり、厳冬期は最低気温が-10℃を下回る厳しい環境で、100度近い源泉により絶えず噴煙が上がることから「地獄谷」という名がついた。
公苑は野生動物の生息環境(山奥)に位置していて、山道を30分ほど歩く必要がある。
公苑の手前には100度近い源泉を吹き上げる渋の地獄谷噴泉がある。
夏季(4月~10月頃)8:30~17:00頃
冬季(11月~3月頃)9:00~16:00頃
なし
大人 800円
小人 400円
信州中野ICから車で20分[15km] → 下車徒歩30分
長野電鉄長野線湯田中駅からバスで15分 → 徒歩30分