白糸を無数に垂らしたように幾条もの清水が流れ落ちる滝。
駐車場から清流の湯川に沿った遊歩道を150メートル歩くと、緩やかなカーブを描きながら70メートルもの幅で、水がベールのように流れ落ちる美しい景色が現われる。
上流に川が存在せず、浅間山の伏流水が岩盤の間から湧き出して滝となっているため、概ね流量は一定で雨の後でも水が濁らず、千曲川の支流のひとつである湯川へ流れ出る。
標高1260メートルに位置し、落差は3メートル余り。
浅間山に降った雨が6年かけて地下水として湧水となり流れ出ているといわれていて、岩肌から水が染み出ている様子が身近に観察できる。
周囲を覆う木立との対比も美しく、春は新緑、夏は陽光、秋は紅葉、冬は雪景色と四季折々の風情があり、軽井沢を代表する観光地の一つとなっている。
有料道路「白糸ハイランドウェイ」の道沿い
軽井沢駅から草軽交通の路線バスで25分 下車徒歩5分